Menu
 > レビュワー
 > envy さんの口コミ一覧。21ページ目
envyさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1281
性別

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748
>> カレンダー表示
>> 通常表示
401.  ALI アリ
まるでドキュメンタリーのようでした。映画としたら最初から最後まで惹き込まれてしまうような魅力はありません。何か「インサイダー」と似たものを感じた。「インサイダー」は堪能できたんですよ、何が違うんだろう。マイケル・マンはアリという人を結構厳しい目で描いたんじゃないかな、なんてことも思いました。 そういえば観ました、アントニオ猪木との試合。もうその日は日本中が注目したんじゃなかったかなぁ、でも期待だけさせて何もなく終わったのを憶えています、猪木さんはずっとリングに座り込んでいました。 「猪木ボンバイエ」ってアリからきてるんだ、ひとつ物知りになった気分です。 でもウィル・スミスのチャーミングさとアリのインタビューでのウィットに富むコメントはいいですね、そしてマイケル・マンの映画はほんとに音楽がいい。 とにかくやっぱり闘う男はカッコイイ、男の特権だと思うのよ、惚れちゃうもん。 でもこういう男に惚れた女は大変なんですよねぇ。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-05-15 20:41:50)
402.  ザ・ローリング・ストーンズ/シャイン・ア・ライト
ストーンズの大ファン、ひとすじというわけではないけど、とにかくカッコイイ。 中学生の頃から知っていたけど、ステージでのミック・ジャガーの身のこなしって全然変わらないですね、キース・リチャーズのギターを弾く姿は世界一カッコイイ。 昔から変わらないでいてくれるストーンズ、ほんとにカッコイイ。まさに説明不要の世界最強オヤジたち。 彼らの音楽ってなんとなくジャズ?ブルース?黒人音楽の匂いがする曲が多くないですか?違うのかな?ストーンズの曲はすーっと体に入ってきます。 時々挟み込まれる過去の映像も興味深い、牧師とか法務省のお役人とか4人くらいずらっとならんでミックにインタビューって映像には笑った。過去映像の選び方がまたいいんですよ。 監督のスコセッシも彼らと同じくらいの年齢ですよね、3~4回結婚、離婚を繰り返し、50代で子供作っちゃったんじゃなかったっけ、記憶違いだったかな?? スコセッシもいい勝負ですよね、この人もまた世界最強オヤジだ。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2010-05-06 20:55:08)
403.  ブレイブハート 《ネタバレ》 
メル・ギブソンらしい映画ですね、苦手な俳優なので積極的に監督、主演作は観ないほうです。最愛の家族が殺されるとか拷問とかがほんとに好きな人ですね、彼の作品はこういう部分の描写、表現がヘンな想像しちゃうほどマジ過ぎで、ねっとりしつこく濃いのがどうも私にはあいません。 歴史スペクタクルの大娯楽作。だからいいんです、フランスから嫁いだ王女サマとくっついても。娯楽作にはなくてはならないシチュエーションです。痛い痛い痛すぎるシーンばっかり、馬たちが気の毒になるくらい痛いシーンの中で唯一ホッとできるもの。 あんなきれいな王女サマに惚れられたら大抵の男はそれに応えるでしょ、いえいえ、応えなきゃ男じゃないわよ。英雄イロを好むです。しかも敵の嫁さんですよ、男にしたらめちゃくちゃいい気分じゃないですか?違うのかな? 死にかけてる王の耳元で王女が囁く真実。このオチには参りました、してやったりですよ、まったく。予想もつかない方法で復讐してしまいました。 たぶん、メル・ギブソンにとっての理想の男「男たるものこうあるべき」みたいなヒーローを演じたかったんでしょうね、それに共感する男性も多いんでしょうね。 「ラ・ブーム」で日本でもアイドルになったソフィー・マルソー、本作を観てこんなステキな女優になったんだとそれが感動でした。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2010-05-05 20:47:56)
404.  地獄の黙示録
何回も観てる、でもコッポラが何をしたかったのかは未だにわからないというのが正直な感想です。聞くところによるとコッポラもマーティン・シーンも撮影中正気じゃなかったみたいです。 アメリカにとってベトナム戦争というのは、どうしようもないくらいの恥部で、後世に語り継がれつづける醜態、失敗の代表だと思うし、戦争ですよ?どうあがいたって芸術作品になどできないのです。だいたい戦争の狂気はわざわざ映画で教えられる必要はないと思うけど。 カーツ大佐とかサーフィンとかプレイメイトとか「ひゃ~何だこれ」っていうのを次から次へとみせてもらいましたが、「だからなんだ」としか思えなかったです。 ベトナムへの言い訳はもううんざりです。原爆ふたつも落とされた国はどうすればいいのさ。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2010-05-03 19:50:37)(良:1票)
405.  ラブ・フィールド
劇場未公開だったからか、映画自体知ってる人も少ないと思うけど本作でミシェル・ファイファーがアカデミー主演女優賞にノミネートされたことを知っていたので、衛星で放送された時に録画までして観ましたよ。彼女のファンなら必見だと思う。 性差別、人種差別がどうこうじゃなくそれはあくまでも背景で、そういう差別が今よりはるかに強かった頃に、それまでは「これが幸福、正しい、普通」とされていたことの矛盾に気づき、現状から脱皮するというのがテーマだと思う。これは時代がかわっても女性のみならず普遍的なテーマですよね。 個人的にレネーちゃんの「ベティ・サイズモア」と被るんですよ。ミシェルはかなりの話題、注目作にオファーされていたらしいけどそっちを蹴って本作を選んだと何かで読んだ記憶がある、相手役は最初、デンゼル・ワシントンが候補だったらしいけど「キャラクターが弱い、自分には合わない」とかなんとかで断ったそうです。 まあ、そのおかげでデンゼル・ワシントンに勝るとも劣らないデニス・ヘイスバートという黒人俳優を知ることができました。 コレは女性映画の隠れた佳作と私は思ってます。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-05-01 20:13:53)
406.  デュプリシティ ~スパイは、スパイに嘘をつく~ 《ネタバレ》 
オープニングのおっさん二人の取っ組み合いは最高、予備知識全くなしで観ました。ジュリア・ロバーツが出てればシリアス路線であるはずない、しかし相手役は骨太なクライヴ・オーウェン、取っ組み合いのポール・ジアマッティとトム・ウィルキンソンはコメディもイケるし・・・予測不可能でしたが、観ていくうちに思ったけどコレって主演二人の設定からして完全にギャグでしょ。 ジュリアといえばラブコメ、オーウェンといえばスパイとか犯罪映画が印象的で、そういった映画へのオマージュ、パロディともとれるし、皮肉ったコメディにも思える。なかなかイキな映画だと思った。 脇役も名前は知らなくてもそれぞれキチンと識別できるという個性のある俳優たちで、その点は手抜かりなしという感じだけれども、現在と過去が入り乱れるところなんですが、ちょっと戻る回数が多すぎです。ローマとNYのデパートで同じこと繰り返してるのには混乱気味になりました。 思いもしなかった方向から矢が飛んできたようなオチもいいし、ナゾの新製品はちょっと意地悪く、これもギャグっぽい。 日本もアンチエイジング商品が氾濫し、健康産業界は凄いことになっていると思われる今だからこその映画かな?ところで40代になったとはいえ、ジュリアの顔、表情がなんだか不自然で気になりました、少し年上のクライヴ・オーウェンは気にならなかったのに。 んーやはり、年取ると女は劣化したと言われ、男は渋くなったと言ってもらえるのか・・・なんか悔しいけど羨ましいワ、アンチエイジング、やらないよりやったほうがいいに決まってるわよネ。   監督のトニー・ギルロイの経歴を見た、ジェイソン・ボーンシリーズの脚本を手掛けているじゃないですか!!その他のも「あ~」と納得。本作は「パロディ」と勝手に決めました。ブラック・コメディですね。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-04-28 13:38:56)
407.  グッド・シェパード 《ネタバレ》 
まず次から次へと出てくる多彩なキャスト、その誰もかれもがイイ男なんですよ。ただ、息子のエドワードJRが子役からして完全なミスキャストでした。 しかし両親ともにそれほど変化してないのにいきなりでっかくなった息子が登場した時には度肝を抜かれました、反対に変化しすぎていたジョー・ペシにもびっくりした、声でわかったくらいです。 デキすぎる男の悲劇でしょうか。ハンナとかローラとか、ほんのひと時の癒しさえもぶち壊されるし。なぜそんなにこだわるのかわからなかったあのテープ、他人にはわからない何かを感じたんでしょうね、エドワードに見せたのも偶然じゃないわけで。あの手この手で失脚を狙われる、気の毒すぎです。 あっ!キャストの中で妙に浮いているミスキャストの息子、これは意図的なキャスティングだったのか?不快指数で群を抜いて目立ってたもの。 とにかく時間軸がころころと変わるのでほんのちょっとでも目を離したら何がなんだかわからなくなりそうというのがちょっと不親切かも。 あと、焦点というのか見どころ、決め手に欠ける。CIAを背景にエドワード・ウィルソンの半生を綴ったというわりには、いくら寡黙な人といえどエドワードがモノ言わなさすぎなんです、マット・デイモンがケヴィン・スペイシーみたいに表情筋や目を使った演技が上手ければよかったかな、メガネレンズの厚み変えただけじゃ無理です。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-04-24 21:14:40)
408.  結婚しない女 《ネタバレ》 
これも観たな~独身だったけれど、いちいちリアルでいちいち納得できてしまう展開でした。これは私が女だからなのか、テーマが普遍的なものだからなのか、なんでしょうかね。 でも監督も脚本も男性というのがびっくりです。 離婚後に現れた男がいろんな面でかなりポイント高く、うまくいっちゃうあたりが映画だなぁ、甘いなぁとは思うけど、あのラストシーンにもっていくには必要不可欠な展開でしょうね。 でっかい額縁を抱えて危なっかしくちょっとよろめきながら人の間をぬうようにして歩いていく、彼女の選んだ人生を象徴している良いラストシーンでした。 一緒に運んでくれる人がいないとか、しょうがないから一人で運んでいるのではない。誰かに手伝ってもらえばラクだけど、それじゃいつまでたっても成長しないしね。 「一人で運べよ」と笑顔でこたえた画家の彼氏もまた成長したといえると思う。この二人って結婚しないからもうおしまいってわけじゃなかったですよね?このままいいパートナーとして続いていくみたいに記憶してるけど、どうだったかしら?ここだけちょっとうろ覚えです。
[ビデオ(字幕)] 8点(2010-04-22 18:50:10)
409.  スリー・リバーズ
昨夜遅くにたまたま観ました。ブルース主演の本作があったことを初めて知りました。 こんなダメダメハリウッド映画は久しぶりに観ました、まったく情けない映画です。 「ダイ・ハード」でブレイクしてから「パルプフィクション」まで、なんか迷走していたかのようなブルース、これはそんなころの作品なのですね。 誰が犯人でもおかしくないような警官一族、トム・サイズモアは完全にあて馬だったのね。マイケル・マドセンみたいな、いるだけで怖いという悪人顔だ。 意表をついたつもりのいきなりの犯人登場シーンも、はぁ?あんたが「犯人です」って出てこられても困るんだけどと思いっきりシラケてしまった。 とにかく最低の脚本なんだと思うけど、これで映画つくっちゃうんだからやっぱりハリウッドってすごいわね。ラズベリー賞を意識してつくったとか?
[CS・衛星(字幕)] 1点(2010-04-21 13:14:26)
410.  サイコ(1960)
何回観たかわかりません、でも放送してると終わりかけでもついつい観ちゃいます。 初見は子供だった頃、でも「シャイニング」みたいに怖くないんです。今でも怖いっていう感情は湧かないです、怖いというより興味深い(ちなみに「シャイニング」はオープニングあたりのホテルの厨房からして既にゾ~っとして怖くて怖くて未だに観れません) 子供だった頃はああなった原因がイマイチよくわからなかったです、現実に有り得ないと感じたのかもしれない。 今観ると感じることは、とても知的な映画でありながら、ノーマンは勿論だけど、マリオン姉妹とか探偵とか職質するおまわりさんとか、なんだか粘着でしつっこい人たちがいっぱい出てきて胸苦しさを感じる。しかしあの姉妹は強引で一刻ですなあ(笑) カメラワークとかライティングがいいですね、ベイツモーテルの事務所は鳥でいっぱいだ、剥製とはいえ今にも襲いかかってきそうです。半世紀も前に既にこういった題材のサスペンスがあることがもうすごい。 しかし人間っていうのはどういう生き物なんでしょうかね、余計なものを持ちすぎだと思ってしまう今日この頃です。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2010-04-18 00:14:25)
411.  恐怖のメロディ 《ネタバレ》 
初見は小学生だったかもしれない。この度20数年ぶりに真面目に再見しました。 イブリンは今まで観た女ストーカーの中で群を抜いてる、何がって怖さよりもねっとりイライラの鬱陶しさ、小賢しさ。ナイフ持って襲いかかる時のあのわけわかんない叫び声はもうホラーです。とにかくその後のストーカー女の原型となったようなイブリン、凄かったですね。 ヤバイ、怖いって思ってるのになんだかんだと相手のペースに巻き込まれ完全に拒絶しないデイヴにもイライラ。警察にも協力的じゃないし危機感もイマイチ薄いし。 これといって対策もとらずにいたらますます相手は暴走。で、最後の最後にやっとげんこつでぶん殴った。たった一発でケリがついちゃった、男の腕力には女はかないません。 ついに敵をぶん殴ったイーストウッド、よくぞここまで我慢したなんてラストシーンで思ったのでした。 まったく初監督とは思えない、安心して観ていられるし今でも充分面白い。バーでの会話、家政婦さんのキャラとかちょこっと出てくる脇役がいい。 ただトビーとの森の中のイチャイチャシーンは長すぎるし、まるで学園青春モノの初体験ラブシーンみたいで辛かったです。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2010-04-12 20:47:10)
412.  逃亡者(1993)
キンブル先生が逃げる逃げる。その逃げ方がそれぞれとてもおもしろかったですね。今見直すとトミー・リー・ジョーンズのジーンズにテーラードのジャケットという組み合わせにクスリとさせられる。93年制作だからこの時すでにこの組み合わせはどちらかといえば古かったんじゃなかろうか。それともベーシックなものとして定着してるの?トミー・リーの走り方もよかったわね。ジュリアン・ムーアがちらっと出てきてますね。彼女はけっこう前から脇役として出ているのが記憶にあるけど、いったいいつから主役をはる女優になったんだろう?私にとっては、気が付いたら主役クラスの大スターになっていた人です。  何年ぶりかでまた観たけどコレやっぱり面白い!トミー・リー・ジョーンズのアタマの柔らかい連邦保安官、部下たちとのやりとりがなんか心地いい。信頼されている上司。そして死刑判決を受けたにも関わらず、昔からキンブル先生を知っている人たちは彼に絶対の信頼を寄せている、これがすごくいいです。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2010-04-11 17:32:24)
413.  アイズ ワイド シャット
かなり前に途中まで観てつまらなくてやめた、ちょっと前にCSで何回も放送された時になんとか観られました。 ・・・正直びっくりしました。ええ、内容とかテーマの他愛の無さにです。ウィリアムって男はなに??今でいうところの草食系か??? いや~まさかキューブリックという人が夫婦間の再構築に興味があるとは思いませんでした。 こんなどうということない誰でもおぼえのあるようなことを、70歳にもなってなんでここまで面倒なことして表現しようとするのか、そのわけがわからない。結婚して10年過ぎたあたりから、私は結婚制度そのものが(特に一夫一婦制)人間にとって合ってるとは思えなくなってきているのでそう感じたのかも。 本作を観て思ったんですけど、キューブリックはエロスのない人ですね。キューブリックにとっての「ファック」ってなによ?罵り言葉としてのほうがその意味合いが強いんじゃないかとも思ってしまった。 確かに映像はきれいですね、ニューヨーク?そうは見えなかったなぁヨーロッパの街みたいだった。 印象的だったのはニコール・キッドマンの何か淡々とした冷めた演技でした。 あと、トムとニコールはこの後に離婚した、出来すぎだし・・・
[CS・衛星(字幕)] 2点(2010-04-09 21:30:53)
414.  母の眠り 《ネタバレ》 
こんな重い内容だとは思っていませんでした。娘が母を理解し家族の再生でめでたしめでたしなんて単純なものじゃないですね、専業主婦万歳でもありません。 誕生日パーティで一家が揃うシーンは何かぎこちなく噛み合ってなくて観ていてソワソワ落ち着かない、「こりゃ期待はずれだったかな?」と思ったけど進むうちに気が付いたらすっかりまとまっていた。あのぎこちなさは演技、演出だったのか、そうなら凄い。 見せ場はやっぱり死期が迫った母親が娘に諭すシーンかな、でも私が印象に残ったセリフは「無い物ねだりはダメ、今あるものを愛しなさい」じゃなかったです。 「譲歩よ~」コレでした。優秀ではあるけれど「私が私が」と視野は狭いし余裕も許容もない娘、このお母さんは家族に対して見るべきところはしっかり見ている、見逃していないんですね。 夫と娘と息子の全てを受け入れ、見返りは求めず自ら去って行ったひとりの女性の人生かな。この母親の存在、生き方を家族が受け入れるのは無くしてからなんですよね、こんなものなのかな、ちょっと虚しかったりするなぁ。 メリル・ストリープ、ウィリアム・ハートにレネーちゃん、それぞれ存在感あって良かったと思います。浮気ははたしてあったのか、なかったのか・・・それを最後まではっきりさせない、暴くことなく終わらせたとこに品性を感じました。良作だと思います。 
[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-03-25 13:15:23)(良:1票)
415.  ドリームガールズ(2006)
これミュージカルだとは観るまで知りませんでした。検索してみたらなるほどやっぱりブロードウェイの映画化だったんですね。 とにかく黒人のダイナミックでパワフルなソウルを聴く映画でした。いったいどういう声帯してるんだろ、とにかく凄いのひとことです。 きらびやかなステージシーンは最高、ここは劇場で観たかったです。ただ心情を歌い上げるシーンは歌いっぷりはいいんだけど、ちょっとしつこく感じてしまいました、重いんです。全身全霊、全力過ぎてちょっと疲れる。引きとかタメっていうのかな、陽があれば陰もあるわけで、その陰がないから平坦で奥行きが感じられなかったです。 あと楽曲の殆どがなんていうか、ちょっと違う気がするんですけど・・・個人的な好みなんですけどね。日本式に言ったら演歌入っちゃってる感じ?ひとくちにR&B、ソウルといっても色々ですね。 ところでC.C役の俳優さん、ハンサムだわ~これも検索しましたキース・ロビンソンというのね、しっかり覚えました。 
[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-03-19 18:03:51)
416.  ファクトリー・ガール
別に・・・ふーん、そうですかって感じでした。 えっと、私ギリギリアメリカでいうところのジェネレーションX世代なので60年代のことは知らないです、ただあの年代ってミュージシャンやらアーティストやら前衛的な有名どころとその仲間は軒並み酒とドラッグに溺れ、なんかやたら死んだらしいというのは知っている。これもそんな話のひとつにすぎないような気がする。チェルシーホテルってジャニス・ジョプリンが死んだ場所じゃなかったかしら。 やっぱりアンディ・ウォーホルもボブ・ディランもそれぞれ非凡な才能と実力と野心があり、それにみあった位置に君臨したわけで、イーディはそんな彼らの取り巻きのひとりにすぎなかったのかもしれない。調子いい時だけの友人、仲間っていう空虚な人間関係ね、まさに中身のないスープの缶だ。珍しいはなしじゃないです。 ただイーディの場合、生い立ちとか背景がマスコミが好み大衆の興味をそそるものだったのかもね。 ウォーホルって昔ソニーだったかな?日本のCMにも登場したんじゃなかったかなあ、だから私、知らない間におぼえた人なんだと思う。 でもつけまつげってほんっとに顔変わるね~ガイ・ピアースの化けっぷりも面白かったです。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2010-03-16 13:07:46)
417.  リアリティ・バイツ
劇場公開された頃からこの映画のことは知っていた、子育て真っ最中だった私は衛星で放送された時にビデオに録画し、家族が寝静まった深夜にワクワクしながら観賞し始めた。ウィノナが大好きだったからです。 ・・・自分なんて殆どないと言っていい子育ての現実に日々挫けそうになりながらなんとかふんばっている私にはまったく受け付けませんでした。途中で観るのやめました。 そしてあれから10数年、最後まで観るには観た。頭でっかちの自己中、厄介なめんどくさい女のあーだこーだを見せられ、嘘くさいほど理解ある男との恋愛成就でラストかいっ! 何がリアリティ・バイツなのよ、確かにいつの時代もどこにでもこういう実績も経験もないのに口だけは達者なお手上げ女は必ずいた、そこはリアリティだ。 若い頃、私にとって40代以上の人はどう逆立ちしたって太刀打ちできない完璧な大人でした、しかし今自分がその年代になってわかる、人はよほどのことがない限り基本変わりません。主人公リレイナも若いからではなくこの性質はまず変わらないでしょう。 しかしベン・スティラーにもこのような過去があったんですね。
[CS・衛星(字幕)] 1点(2010-03-15 01:34:51)
418.  3時10分、決断のとき 《ネタバレ》 
男っぽいラッセル・クロウに期待して観賞、裏切られませんでした。もう最高! クリスチャン・ベールもいつのまにこんなイイ役者になったの?イメージ変わりました。 丁寧な状況、背景説明がないからオープニングあたりはいったい何がどうなのよ?って感じだったけれど話が進むうちにきっちり見えてくる。 優等生と悪ガキが反発、対立しながらも共感していき、同じ目的に向かって突き進む、そんな感じでしょうか。二人で列車まで駆け抜けるあのシーンには鳥肌が立ちました。  ベン・ウェイド、なんて魅力的な男なんでしょう。ラッセル・クロウはこういう役を演じると魅力爆発です。 登場人物の中でいちばん人間味を感じる人物だったベン・ウェイド。逮捕されたきっかけは女っていうのがいいじゃいですか、しかも絵が上手なのよ。ダンの息子も奥さんもあっという間に彼に惹かれる。誰もかれも多かれ少なかれベン・ウェイドに魅了されちゃうんです。 この映画、何が誰が善か悪かは問題にしてないんですね、酒場ではやけに気が利いたチャーリーですが、こいつこそなんにもわかっちゃいない大馬鹿野郎でした。 滅茶苦茶かっこいい映画が観られました、満足です。
[DVD(字幕)] 9点(2010-03-14 17:37:34)
419.  スペース・カウボーイ
いいなあ、このジイさま宇宙飛行士たち。訓練中も「遠心力のおかげでシワが伸びた」とか言って笑い飛ばす。ジイさまたちの年齢を重ねた余裕もそうだけど映画自体に余裕を感じる、さすがイーストウッド。 ドナルド・サザーランドが自分で設計したジェットコースターにバナナかじりながら試乗してるシーンがよかった、他もそれぞれ俳優の持ち味を活かした登場の仕方がウレシイ。なんだかんだ言ってもジジイになっても彼らは生涯バリバリ現役のプロフェッショナルだと思うよ。 昔、猿に夢を奪われたジイさまたち、いよいよ宇宙へ出発という時はまるで子どものように嬉しそう。ちょっと悲しい、でも微笑ましい作品でした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-03-13 00:12:43)
420.  カリートの道 《ネタバレ》 
このアル・パチーノは好き。ショーン・ペンのバケっぷりといやらしさは必見であります。どうなんでしょう、ヤクザ稼業に疲れ安らぎがほしくなったのかしら。駅のシーンの緊張感、オープニングに見せられたシーンがあるから余計にハラハラするんです。 そしてペネロープ・アン・ミラーの部屋を訪ねるシーンは最高でした。「私がほしい?どう?」とでも言いたげな鏡に映る姿。しかしまた、いい位置に鏡があるのよ。あ~あ、一度はあんな誘い方してみたかったわねえ。発車寸前の列車、彼女を見つけ微笑むパチーノ。あの笑みがなんともいえない表情なんですなあ、ずーっと頭に残ってます。そして「You Are So Beautiful」ね。この曲がかなりの効果をもたらしてると思う。  「スカーフェイス」に控えめに品が、感傷情感が加わり洗練されてかえってきたみたい。 「ゴッドファーザー」「スカーフェイス」に本作と「フェイク」こうやって並べてみるとドン・コルレオーネってマフィアじゃもうホントに「神」の域ですね。
[ビデオ(字幕)] 8点(2010-03-10 15:35:33)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS