481. カポーティ
《ネタバレ》 フィリップ・シーモア・ホフマンのカポーティは「おおっ!」という感じで面白かったけど、それに慣れてくると凡庸な作品なので辛いものがある。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-03-16 03:32:35) |
482. 世界最速のインディアン
《ネタバレ》 あまりにも話がとんとん拍子にすすんでしまうので拍子抜け。親切にしてくれる女装のフロント係、薬をわけてくれるネイティブアメリカンの男、一夜の宿と夜を提供してくれる未亡人のおばあさん、面白いキャラも多く良い雰囲気の映画なのだけど平坦さは否めず物足りなさを感じた。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-03-10 03:57:34)(良:1票) |
483. キング・オブ・コメディ(1982)
《ネタバレ》 この映画と「マルホランドドライブ」を比べると、有名になりたくて妄想する人たちの悲哀と狂気の2つのタイプの現れ方が見えて興味深かったです。わざとなのでしょうが、パプキンが何も考えずに行動しているように見えるところにはいりこめませんでした。ただ、こういう普通の人の狂気を演じたらデニーロの右に出る役者は少ないですね。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-02-26 06:55:40) |
484. ファイナル・デッドコースター
《ネタバレ》 どうしても大阪のジェットコースターの脱輪事件を思い出してしまいますが、映画自体は想像通りで意外と最後まで見てしまいました。アメリカならではの若者風俗とホラーの王道という感じです。エクスポランドの時も亡くなった人を間近で見ていた人がPDSDになってしまったように、死んでしまう人はあっけないけど見ている方、次に来るかも知れないと思う方が恐いです。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-02-04 21:35:47) |
485. ゲット・リッチ・オア・ダイ・トライン
《ネタバレ》 同様のラッパーの自伝的な映画エミネムの「8マイル」よりは面白かったけど、どうもギャングスタを必要以上にかっこよく描きすぎてるので現実味が薄く感じます。50セントが高校時代から現在までの自分を演じていますが、高校生の役は高校生らしくやろうとしているのはわかるのですが、さすがに違和感があって笑ってしまいます。テレンス・ハワードも下品に頑張ってますが、品の良さが感じられてしまい頑張って演技をしているなあと思ってしまいました。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-02-03 02:10:07) |
486. チキン・リトル
《ネタバレ》 最初の数10分、野球のシーンが終わったあたりで止めようかと思いましたが、円盤のかけらが落ちてきた後は楽しく最後まで見てしまいました。チキンリトルとガールフレンドのカップルがなんともかわいかったし、魚と宇宙人の子どもも楽しかったです。豚のキャラはチェコアニメみたいでした。カラオケ歌って踊っているところ楽しいです。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-01-20 06:22:56) |
487. 日曜日には鼠を殺せ
《ネタバレ》 この時代の映画で、この結末。少し驚きました。マヌエルの母親が死んでしまい、敵が罠をしかけている場所に飛び込んで行く理由もないのですが、「裏をかいてやる」とニヤリと不適に笑っての行動が、殺されること?なんか無駄死にのようにしか思えなかったです。理解不能でした。日本のタイトルの「日曜日には鼠を殺せ」というのも映画同様に意味不能です。鼠は誰のたとえなんでしょう? [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-01-08 01:43:05) |
488. ダ・ヴィンチ・コード
《ネタバレ》 街の景観やルーブルをはじめとする重厚な映像と、薄っぺらな人物描写が印象的な映画でした。長い小説を全部入れるのは無理なのは当然ですが、小説の面白い部分をはしょってしまってはいけなかったです。小説を読まずに映画を見た人には、面白くは感じられても(映像になって初めて、館長が面倒な死に方してるのに違和感ありありだと思ったけど)なぜ小説があれほど売れたのか、何故関連本まで読みたがる人が多かったのかは伝わらないと思います。最近のトム・ハンクスの主演作は駄目なものが多いです。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-08-11 06:10:25) |
489. トランスフォーマー
《ネタバレ》 よけいなストーリーはいれずに、CGのシーンだけで良いのではと思うくらい、ストーリーが駄目でした。人気者の女性を送るときに車が勝手にカーズの「ドライブ」♪誰が君を送るんだろう~というフレーズを流したりするような、苦手なタイプのベタベタシーンが多くてげんなりでした。もともと、自分をバカにしていた男の彼女だったのですが、その男が邪魔をするわけでもなく、いらない設定が多いです。両親がカギがかかっている主人公の部屋に入ってきたときに母親が「オナニーしていたのね」というような、意味なしで面白くもないシーンが多すぎたので、見応えのあるトランスフォーマーのCGのシーンも安っぽく感じてしまいました。残念。 [試写会(字幕)] 5点(2007-07-29 05:07:06)(良:1票) |
490. アポカリプト
《ネタバレ》 緑緑のジャングルの中で追い掛けられながら待ち伏せして殺していくシーンはバイオハザートみたいに楽しかったです。この映画と「300」を一緒に見てしまいました。どちらの映画も男性の肉体美みたいなのに圧倒されてしまい飽食気味です。男性女性問わず裸も少しならドキドキするけど、あまり大勢の裸は気持ち良くないです。 [映画館(字幕)] 5点(2007-06-19 02:30:35) |
491. 300 <スリーハンドレッド>
《ネタバレ》 独得の映像美が面白かったです。最初の子供にスパルタ教育をするシーンと、それ以降の話がちぐはぐな気がしました。マッチョな肉体美に溢れかえっていますが、マッチョが少し苦手なのできれいな映像なのに暑苦しかったです。。バトルも見ている分には楽しかったけど見終って残ったのはセピアがかった映像の美しさだけでした。 [映画館(字幕)] 5点(2007-06-19 02:26:09) |
492. ロッキー・ザ・ファイナル
最初から「ロッキー」シリーズを見ていますが、毎回、見た直後は感動しているのですが、もう一度見たいという気になれず、大まかなストーリーも最初の以外は忘れてしまっています。ファイナルも、たぶんそうなるような気がします。ただビル・コンティのテーマソングはいつ聞いても血が騒ぎます。 [映画館(字幕)] 5点(2007-05-14 03:28:24) |
493. THE SALTON SEA ソルトン・シー
ハードボイルドなストーリーですが、半熟卵のような映画でした。面白くなる要素をたくさん持っているのですが、半端な感じは否めません。この役を演じるにはヴァル・キルマーは健康的すぎるような気がしました。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-04-03 16:41:58) |
494. 野生のエルザ
《ネタバレ》 この映画くらい子供の時に見たのと今見るので感じ方が違うのも珍しいです。子供の頃に見れば野生に帰れて良かったね、ですむのかも知れないけど、今は色々と考えてしまいます。動物園の動物をかわいそうだと言い切っているけど、家猫より野良猫の方がしあわせに決まっていると言うようなものです。どちらが幸せかは決してわからないことです。出てくるライオンたちがかわいくて、特に大きくなって動物園に移動させられる3匹が、それぞれ猫のように運ばれるシーンは思わず顔がほころびました。その後、作者はライオンに殺された風に装われて地元の人に殺されてしまいましたが、その話に関しても色々と隠されていることがありそうです。。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-02-08 15:57:36) |
495. マシニスト
《ネタバレ》 不眠症になったクリスチャン・ベールが不可思議な出来事に巻き込まれていくのですが、ラスト近くのカフェでのシーンなどを見ると世の中にこういう被害妄想的な人って少なくない気がします。こういう人は現実で目の当たりにする方が怖ろしいので、わざわざ映画の中でまで見ていたくないなあと思いました。妄想が「マルホランドドライブ」レベルまで行くと天晴れなのですが、なんとも中途半端でした。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-02-05 09:47:15) |
496. メリンダとメリンダ
《ネタバレ》 自分の中でのウディ・アレンの映画は、口の端が上がってしまうような皮肉たっぷりセリフと、思わずほころんでしまうようなやりとり、そして街の映像、音楽の4つの要素が魅力だと思うのだけど、この映画は最初の二つがなかったです。同じストーリーを悲劇と喜劇で交差させて、その中でさらに映画を作る話を織り込んでいます。登場人物にも魅力を感じるキャラが少なかったので5点どまりです。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-01-27 03:10:51) |
497. レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語
《ネタバレ》 オープニングとエンドロールのアニメがとても面白かったです。ジム・キャリーは好きなんですが、彼のコメディはワンパターンで面白くないです。メリル・ストリープは、とても面白かったです。彼女はコメディのセンスもありますね。ストーリーはどうでもいい感じでしたが、独得の映像は雰囲気があって好きです。あと、こういう映画だと赤ちゃん?(まだ言葉をしゃべれない次女)が活躍するのが多いのですが、この赤ちゃんは、ときどき毒舌を吐くのと、何にでもかみつく癖があるだけで役にたちません。だけど、そこが何ともかわいくてめちゃくちゃ気に入ってしまいした。関係ないけど長女は体操のボギンスカヤに似ているなあと思いました。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-01-26 18:33:07) |
498. クリスティーン
《ネタバレ》 うだつのあがらない男性の復讐話なので「キャリー」の男性版を期待していたのですが、キャリーと違って主人公に微塵もいじらしさが感じられず、なんでもドラえもんに助けてもらっているのび太みたいでがっかりでした。ただ車が生きているように映像化されていたのところは、さすがジョン・カーペンター監督。そこだけは面白かったです。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-01-22 03:36:03) |
499. 幸せのちから
《ネタバレ》 ウイル・スミスがプロデューサーも兼ねているので力が入っている感動作なのだけど、なにか足りない。学歴もなくお金もない状態から努力して証券会社の社員にまでなる事実に基づくサクセスストーリー。子供に対するやさしさが伝わってくるのはいいのだけど、他の人たちに対する対応が好きになれない。奥さんが愛想を尽かして出ていってしまうのだけど、彼のために大切な息子を引き取らなかったのかなと勘ぐってしまう。その方がやさしく感じる。世の中には主役と脇役が決まっていると思ってしまう映画。あまり好きじゃない。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-01-16 22:30:30) |
500. 愛についてのキンゼイ・レポート
《ネタバレ》 キンゼイレポートは知っていたけどキンゼイ博士のことは何も知らなかったので勉強になった。キンゼイの妻役のクララ・マクミレンがいい味を出していた。キンゼイが男にも興味を持ってセックスしてしまったときに怒ったのに、その男と自分もセックスして大喜びするなんて・・・なんか考えてしまう。キンゼイ一家が食事をしながらあからさまなセックス話をするのを見て、むかしのTVドラマ「光る海」や、サザエさんのセックスパロディを見たときと同じ居心地の悪さを憶えてしまった。年を重ねても家族で大らかに話すセックスの話は違和感を感じてしまう。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-01-13 02:36:17) |