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タケノコさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 575
性別 男性
年齢 50歳
自己紹介 管理人さま、レビュアーのみなさま、いつもお世話になっております。

タケノコと申します。

みなさまのレビューをとても楽しみにしています。
( まるで映画のように、感動し、笑い、ときに泣きます )

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41.  ウルフ・オブ・ウォールストリート
すまん。 ディカプリオ渾身の180分より、M・マコノヒーのたった数分の方がはるかに強烈だったわ。彼 (マーク・ハンナ) のスピンオフ映画、やらないかな? (^w^)
[DVD(字幕)] 6点(2020-01-31 18:12:50)
42.  プリズナーズ 《ネタバレ》 
なんせ、ウルヴァリンとナイトクローラーだからね。相手が悪かったね。 犯人たちはご愁傷様。
[DVD(字幕)] 7点(2020-01-31 18:09:48)(笑:1票)
43.  π(パイ) 《ネタバレ》 
これは、モノクロの終末的な映像のなか、無機質で閉鎖感が漂う街に住む、悲壮感漂う辛気臭い男が、意味不明な数字の謎に取り憑かれて、自らドリルで穴を開けて砕け散るという、とても救いのない物語です。雰囲気はまるで、リンチの「イレイザーヘッド」を彷彿させます。かなり影響受けてますよね。一見、とてもミステリアスなストーリーですが、要するには "中毒性あるもの" とその依存症 (中毒者) の恐怖を描いた物語と思います。この数学の謎を薬物やギャンブルの依存症に置き換えるとわかりやすいかな? だから本格的な数学の謎解きを期待しても肩透かしを食らうし、数学の描写もそこまでのリアリティはありません。(サスペンスの要素としての数学、なんです) そしてこの映画に夢や希望はいっさいありません。ただ、逆説的にそれを提示はしています。爺さんの台詞が全て意味深で、特にアルキメデスのエピソードが面白いです。彼は歴史の偉人に対して、その功績や閃きに触れることなく、「最も大切なのは妻の存在だ」と言いました。もちろんこれは、マックスに遠回しに提言しています。彼は隣人の女性の好意、つまり目の前にある幸せに目もくれず、答えのないもの (=叶わない夢) を追い求めて砕け散った。本作は極めて作家性が高くカルト映画のにおいが漂いますが、もっと身近な小さな幸せに目を向けよう、という等身大で普遍的なヒューマンドラマである、と断言します。
[DVD(字幕)] 6点(2019-12-07 23:03:01)
44.  ゾンビランド:ダブルタップ 《ネタバレ》 
前作から10年、、ゾンビの進化よりも、アビゲイルちゃんの劣化の方が強烈だった・・(泣) そして、昔からよく似ていると思っていたが、エマ・ストーンのマイケル・ジャクソン化もますます気になる。 よし、前作はビル・マーレイ宅、今回はエルヴィス宅、そして次作はマイケル・ジャクソン宅「ネバーランド」で決まりかな? (^w^)
[映画館(字幕)] 7点(2019-12-04 11:27:15)
45.  アダムス・ファミリー(1991)
これ、ティム・バートン監督の映画ですか?(笑) でもティム・バートン監督は人間よりの目線によって異形を描くことに執着しますが、こちらはあくまで怪物目線。そして彼らは人間たちの視線を全く気にしません。そこが決定的に違うところ。まさにアダムス・ファミリーによるアダムス・ファミリーのための映画、なんです。個人的には、コメディとしてはそれほど笑えませんでしたが、ここまで独自の世界観 (雰囲気) を作り込めるのはすごいと思うし、視覚的にはわりと楽しめました。特にモーティシアとウェンズデーによるゴス系ファッションは雰囲気抜群で素敵でした。反対に残念なのはおばあちゃん。一人だけありがちなんですよね。年老いた魔女と言うよりは、これでは市川崑監督の金田一シリーズに出てくる老婆にしか見えなかったです。今にも、「これは村に伝わる祟りじゃあ~~」とか言い出しそうで。 (俺だけか?)
[DVD(字幕)] 6点(2019-11-24 18:38:01)
46.  ジョーカー 《ネタバレ》 
これは大傑作だ。でもとても反社会的で、おかしな影響受けそうなちょっと怖い映画。白状するが、彼と同じく "名もなき群衆" の一人として血が騒いだわ。 でも、この映画を観て感想を冷静にコメントしてるうちは大丈夫。ジョーカー、カッコイイ!! などと、騒いでいるうちも、まあ大丈夫だろう。そうそう、ヤツが階段を降りながら踊るシーン、、これにはカッコ良すぎて、しびれた!! ヤツと同じようにピエロのメイクしたり、笑い方を真似したり、独り部屋で鏡に映った自分に話しかけるようになったら、、これはマジであぶないかもね。 ・・って、なんかやっぱり、コメント書いてるだけでも「タクシードライバー」そっくりだ (笑) もちろん、「キング・オブ・コメディ」のリスペクトでもあるし、久しぶりにデ・ニーロが刺激的な役をやってくれて往年のファンとしては嬉しかったね。 その余韻に浸る私に向かって、会社の部下(男性・20代前半)はしれっと言ってくれた。「ホアキン・フェニックスかっこよかった!! マーレー役の人は何て言う俳優ですか!?」 ・・・。 ったく、ズッコケさせてくれるぜ。 とても時代を感じたが、、でもこれを機にあの二作を知ってくれたら、オジサンは嬉しいよ。 昔のデ・ニーロ、カッコ良すぎてちびるなよ。
[映画館(字幕)] 8点(2019-10-22 22:56:51)(良:1票)
47.  ドント・ブリーズ
このドンブリ爺さんが、イラク戦争帰りという設定が面白い。だってイラク戦争って戦闘終結宣言はあるけど、終戦宣言はまだされていないわけでしょう? だからさ、爺さん目が見えないし、きっと戦争再開と思ったんじゃない? イラク軍がここまで侵攻してきたって思ったんだよきっと。
[DVD(字幕)] 6点(2019-10-19 20:59:01)
48.  いまを生きる 《ネタバレ》 
本来、学校の先生は形式通りのステレオタイプが理想的だけど、本作のように勉強しかとりえがないエリート養成学校のお坊ちゃんたちには、キーティングのように型破りな教師の方が面白いかもしれませんね。だって、学校を卒業した後の途方もなく長い人生で重要になってくるのは、勉強以外のことだから。・・って、それは学校の教壇で教えられるようなことじゃないから、キーティング、その人そのものが、彼らにとって良き人生の教科書なんだよね。彼自身が、それをわかってる。 そうそう、忘れてはならないのが、本作の映像美。校舎内の光と影、色づく木々を照らす陽光、池の水面に映る風景、、それはまさに、芸術性の高いものでした。実は、ティーンエイジャーがごった返す学校の風景は毎度チープな演出をされがちですが、そこは手抜きをすることなく、これほど「学校」の風景を美しく撮った映画も珍しいですよ。ご存知、映像美には定評のあるピーター・ウィアー監督ならでは、ですね。 一つの大きな出来事として、ニールは死んだ。自殺とか殺されたとか、それは別にして、映画としてあるのは、死という明確な事実の提示。そもそも、原題からして死にまつわる映画です。そこから対比的に "生きること" を鮮明に描き出すなら、死の描写は絶対に避けて通れない。 必死に生きるか、必死に死ぬか。 それは、どちらも命懸けだろうけど、必死にいまを生きること (それはつまりこれからを生きていくこと) を宣誓した生徒たちの、旅立ちでも巣立ちでもなく、これは力強い「船出」の物語。 立ち上がる者、そうではない者、、そのどちらも、生きていくなら乗らざるをえない、人生という果てしなく長い航海の始まりです。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2019-10-13 12:32:47)
49.  レクイエム・フォー・ドリーム 《ネタバレ》 
脳天を強く殴られたような強烈な映画で、その後味はともかく一度観たら死ぬまで絶対に忘れない、という意味での高評価です。確かに、薬物を打った時の創造性溢れる映像表現は面白い。でもそんなことはおまけに思えてくるほど、ストーリーそのものが放つ破壊力が凄まじい。この映画では、薬物依存者たちの物語は二つのチームに分かれます。お互いに薬物をけしかけ合って自滅した三人。孤独なゆえに依存症の蟻地獄に堕ちたサラ。その堕ち方こそ対象的でしたが、実は共通点が一つあります。彼らは、救う者がないまま、とうとう最後まで孤立無援だったということ。そもそもこの映画って、薬物依存者による破滅の物語ではなくて、薬物依存者に寄り添うべき良識ある者が誰もいないという恐怖、を描いています。絶対に堕ちるしかないという・・。だから主要な登場人物以外は人間に感情が宿っていない、というか全体的に空虚で無機質な感じがします。おばさんの集団、冷たい医者たち、ブラウン管の向う側で笑う者たち、レストランの男、、。そしてどことなく近未来的な空気があって、私は「時計じかけのオレンジ」を思い出しました。(もちろんお母さんの髪の色に電気ショックも、、) 全編通して、暗示的な海辺の風景が印象的ですが、それは夢か現実か、あるいは幻覚症状なのか、とても曖昧です。そしてその風景は、不思議と美しくなっていくように見えます。でも実は何一つ変わってはいません。それが美しく輝きを増していくように見えたのは、彼らが破滅して普遍的な正しい人生とは無縁になったから。海辺の美しい風景は、もう決して手が届かない幸せや夢の象徴だからです。
[DVD(字幕)] 8点(2019-09-29 17:51:27)
50.  知らなすぎた男 《ネタバレ》 
冒頭の空港スタッフとの全くかみ合わない会話。もちろん、 本人はかみ合ってると思っています。私的にはもう、これでつかみはOK。そして、弟宅のメイドさんをいきなり抱擁する壮絶な空気の読めなさ。色々とウォレス・リッチーという男を紹介する入り方としては上々で、巻き込まれていることに最後まで気づかない巻き込まれ役、としての資質は充分、ということを概ね理解させていただきました。 もちろん、随所で気の利いたアドリブがパッと出るのも、彼が役者志望の映画好きということで説得力を持たせています。 そしてストーリーについては、皆様が言われている通り。あり得ませんね、堂々たるコメディです (笑) 何しろ弾に当たらないし。でも極めて低確率の超偶然が何十回と続いていく展開であって、決して超常現象が起こるわけではありません。 だからこのストーリーが成立するのは確率0%ではないのが本作の面白いところ。現実でもいつか世界を悪の手から救うのは、意外とこんなヤツ、かもしれません。 さあ、みなさんも一緒に、Let's ポジティブシンキング!!
[DVD(字幕)] 6点(2019-09-29 00:01:13)
51.  エリン・ブロコビッチ 《ネタバレ》 
これは実話ベースのサクセスストーリー、つまり結末はだいたいわかっています。それでも全く退屈させないのは、やはり脚本がよくできているから。まず回想場面に頼ることなく、あくまで現在進行形で物語を語っていく点は好感が持てます。悪役ポジションのPG&E社はあまりにも巨大な組織ゆえに、弁護士同士の対決という構図にしたのはよいアイデアと思います。ちなみに、味方であるべき大手事務所の弁護士たちも、エリン目線では一方的に敵対心むき出しで、まるで悪役のようにされていて笑えました。そして視聴者を信用していて、ここは見せる、考えさせるのメリハリが効いています。一例ですが、機密文書を知る男とのBARでのやり取り。その後はどうなったか語らずとも、彼と何があったかわかりますよね。もちろん、和解金を勝ち取った裁判をバッサリ省くあたりの、潔さもいい。(結果がわかっているので、ここは省いて大正解) そして何より、エリンとエドワードの掛け合いが楽しくて、映画の一つの見どころ (笑いどころ) となっています。「弁護士は謝らない人種なの? ムカつくわ」(←序盤のエリン) 「ミスコンの女王は謝らない人種かね? ムカつくね」(←ラストのエドワード) 私、この応酬が大好きで (笑) こんなお茶目なお二人が、こんな大仕事をやってのけるという、実に爽快なサクセスストーリー。それにしても二人の会話って、往年の名画 (ラブストーリー) の空気を感じさせますね。
[DVD(字幕)] 7点(2019-09-24 23:35:35)
52.  ゴールド/金塊の行方 《ネタバレ》 
ジャングルの奥地に眠る金塊を探して、掘り当てたら億万長者、外れたら借金王、、まさに博打のような生き方です。臭い言い方ですが、この映画には夢とロマンがある。そして、いつものことながらマシュー・マコノヒーの役作りがすごい。体重なんて、ダラス・バイヤーズクラブの倍はあるんじゃなかろうか?(笑) Goldに魅せられて、Goldに憑かれて、Goldに人生を捧げた男の栄枯盛衰を全身全霊で演じていたように思う。点数については、内容と言うよりは視覚的な部分が期待外れだったためです。この表題だと、僕はジャングルの金脈発掘の場面がメインであると思っていたし、何よりザックザックの "金塊の山" を心のどこかで期待していました。たった一瞬でも、ケニー・ウェルスが途方もない金塊の山に埋もれて、狂喜乱舞している場面 (絵) が見たかったという思いがあります。株とか投資といったマネーゲームは別の映画で足りるし、この映画でどうしても見たかったものではありません。役者と雰囲気は上質なだけに、惜しい映画という感想です。
[DVD(字幕)] 5点(2019-09-14 19:30:50)
53.  トイ・ストーリー4 《ネタバレ》 
まず感じたのは、シリーズの中では圧倒的にロケーションが素晴らしい。古き良き遊園地にアンティークショップ「セカンド・チャンス」、このレトロでノスタルジックなロケーションをおもちゃたちが所狭しと走り回る光景は、否応なしに心躍ります。だから視覚的にはシリーズ最高ではないでしょうか。しかし内容としては、このサイトのレビュアーさんの投稿を読んで、鑑賞中に感じていた違和感がスッキリしました。確かに、このシリーズは人間とおもちゃの関係 (ルール) があってこそ。何だかウッディたち、飼い主の手を自ら離れた野良犬、、いや野良おもちゃになっちゃいましたね。トイ・ストーリーであることのポリシー (こだわり) を簡単に捨てたことは残念。しかしそれ以上に残念なのは、、名作「トイ・ストーリー3」が本作の登場によって色褪せたこと。続編がないこと、いや、ないと思っていたからこそ、あの終わり方は最高の結末でした。ボニーとおもちゃたちの、短いが幸せであろう "これから" を想像してワクワクしたもんだ。 (それがあっという間に飽きられて、フォーキーってねぇ・・) これからはもう、大好きな「トイ・ストーリー3」を観直しても、ラストの感動はもうない、これが続きではきっと素直に感動できない。
[映画館(字幕)] 7点(2019-07-26 21:47:42)(良:2票)
54.  きっと、星のせいじゃない。 《ネタバレ》 
個人的に想像していた展開と大きく違うことが二つありました。一つは、ガス (A・エルゴート) が死んだこと。予告編から、彼女が亡くなるストーリーと勝手に思っていたので、これは予想外でした。もう一つは、作家 (W・デフォー) に会いに行くエピソード。きっと作家は良識人で、遠路はるばる会いにきた二人を温かく迎える展開だろう、と想像していたので、彼のぞんざいな出迎えには驚きました。さすがは変人W・デフォー、でも彼の存在が良くも悪くもこの映画を引き締めています。彼の存在がなければ、きっとありがちなお涙頂戴の難病モノになっていたのでは? S・ウッドリーは超美人ではありませんが、個性的で光る存在感がありました。逆にA・エルゴートは確かにイケメンですが、個性がないかな。むしろ、友人のサングラス君の方がインパクトありました。 「きっと、星のせいじゃない。」 残念な邦題が多い中で、これはひねりが効いていて、うまい邦題。そして何より、死の恐怖を隠して、あえて明るく振る舞う二人の心境がとても伝わってきて、心を打たれます。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2019-07-10 22:42:19)
55.  アバウト・シュミット 《ネタバレ》 
J・ニコルソンが「普通の中年」になりきっていて、カッコーもシャイニングも、一度だってちらつかせないところはさすが。 (顔も体型も当時の面影ないから当たり前、とは言わないで (笑) ) 映画としては、各人のスピーチがよいアクセントになっています。冒頭にある、後任のクソ面白くないスピーチと友人の白々しいスピーチ。彼らの心がこもっていないスピーチが伏線的にあるからこそ、最後のJ・ニコルソンのスピーチが心に強く響きます。 (個人的には結婚式のスピーチは半分アドリブと思っています) "ドア" や "時計" といった小道具の使い方も効果的でした。会社を去るとき、家に帰るとき。誰かを迎えるとき、誰かに迎えられるとき。それぞれ、ドアが開くことによって目まぐるしく展開 (人生) は変わり、時計の秒針をさり気なく映すことによって、彼の人生に関係なく時は過ぎ行くことを印象付けています。気になった点。娘婿の家族たちのキャラがよくわからないのは仕方ないとしても、娘と旦那の馴れ初めくらいは会話の中でほしいところ。ベッドに横たわるJ・ニコルソンにキャシー・ベイツの姿は、まるでミザリーのようで笑えるが、おっぱいはいらない。最後、多くを失った彼の心を浄化したのは、家族でも同僚でもなく、皮肉にもはるか遠く顔も知らないアフリカの子、そして彼が書いた絵ということ。ここまできてやっと、"About Schmidt" という題名を不意に思い出して、家族とは一体なんだろう? と僕は考えてしまいます。
[DVD(字幕)] 7点(2019-06-25 00:04:51)
56.  ゴジラ キング・オブ・モンスターズ 《ネタバレ》 
とても楽しかったです。我らが日本のゴジラが時代を越えてハリウッドでも大いにリスペクトされていることは、やはり嬉しく思います。最初にキングギドラと対峙した場面は鳥肌が立ったし、最後に怪獣たちがゴジラにひれ伏す演出とかサイコーでしたね。 (題名は伊達じゃなかった!) そして、、モスラは可愛い! なぜかセクシーなんだよな~ 不思議 (笑) この迫力は大スクリーンで観て本当によかったと思う。でも気になった点もいくつか。それは大体、人間たちが関わる部分です。怪獣が暴れる場面 (映画の大部分ですが) 、展開もカットも忙しくて、誰が今どこにいるのか、人間たちの位置関係に全くついていけない。サリー・ホーキンスさんはいつ誰にやられて死んだの? そして特定の人間とその家族を延々とフォーカスするのは毎回どうかと? この状況下ですからね、、生と死と人生のドラマ、みんなありますよ。て言うか、仕事の現場に家庭のいざこざ持ち込みすぎでしょ、この人たちは。冷静に振り返ってみると、むしろ被害拡大させてた気がしますよ。
[映画館(字幕)] 7点(2019-06-13 17:26:56)
57.  アメリカン・アニマルズ 《ネタバレ》 
映画の売りである、事件の当事者たち本人に語らせる手法は確かに斬新で面白い。でもそんなのどうでもよくなるほど、「アメリカの鳥類」強奪ミッションが笑えました。その手際の良さはオーシャンズ11やレザボアドッグスのようにスマートでクール、、ではもちろんありません (笑) 計画性なし、行き当たりばったり、挙句の果てに仲間割れ。でも彼らはいたって真剣そのものだから、そのギャップに爆笑しました。本作は冒頭で "実話に基づいた" ではなく "実話" と強調しておきながら、終盤ではウォーレンのオランダ遠征には架空の登場人物がいたことを仄めかしています。確かに、出来事として記録された事件一つ一つは真実として、語られたことが全て本心なのか真実かは本人以外わかりませんよね。例えば、突如として道に現れたあの "鳥" はとても意味深な場面ですが、そもそもこれは果たして現実なのかと? だから、なぜ本作は大金やダイヤモンド泥棒のお話ではなく、オーデュボンの画集「アメリカの鳥類」なのか、そこには意味があると思います。確かに彼とその本は実在します。でも本に描かれている"鳥"となれば話は別です。実はその鳥が全て本当に実在したかどうかは、オーデュボンのみぞ知る、なんです。だって誰も自分の目で実際に見たわけじゃないでしょう? つまりこの映画、実話 (真実) を売りにしていることはタテマエで、ホンネとしては自分の目で見たことだけを信じよ、と挑発的に言っている気がします。
[映画館(字幕)] 7点(2019-05-26 23:00:59)
58.  旅するジーンズと16歳の夏 《ネタバレ》 
当時、僕は4人の女子を見て、A・タンブリンが最も個性的でうまいし、一番長く (映画界で) 残ると思った。 で、B・ライヴリーはキレイなだけやし真っ先に消えるな・・と予想した。 そして現在、、見事にハズレましたね (笑) 本作はもう少し評価が高くても良さそうだが、やはり美女二人がイケメンとうまくやる展開が女子たちの反感を買っているように思われる。 なので、ティビーとカルメンがイケメンとよろしくやるよう、役をシャッフルしても面白そうだが?  (一例) リーナがカルメン家へ ← 〇 これはいけそう。 ティビーのギリシャ編 ← △ ヲタクに海は似合わないか? ブリジットがスーパーでバイト!? ← × ない。彼女がバイトするならコンパニオンでしょう。 残るカルメン、、イケメンとうまくイケるか? ← ×× ない。恋愛以前にサッカーできる気が全くしない。  他、何パターンか試行錯誤してシミュレーションするも、シャッフルはするべきではない、という結論に至りました・・。 はい、本作はとてもよく考えられた完璧なキャスティングでございます。
[DVD(字幕)] 6点(2019-05-05 10:24:45)
59.  さらば冬のかもめ 《ネタバレ》 
彼ら三人が護送の過程で意気投合したというよりは、バダスキーが初めから一方的にメドウズに好感を持っているように見えました。実はそれについて、興味深い場面があります。物語中盤あたり、メドウズの故郷に三人が立ち寄る場面。実家に向かう列車の中、雑談でメドウズは蒸発した父親がいることを告白します。その時、何気に見落としがちですが、バダスキーの表情が (明らかに) 変わったことを見逃せません。いつでも陽気な彼がこの時だけは感傷的な表情をしていたのがとても印象的でした。本作ではバダスキーの家族について語られてはいませんが、彼も息子と別れた過去があり、思うにメドウズに息子の面影を重ねていたのではないかな。上官と部下の関係であり護送する者とされる者、でもそれ以上にお互いに父と息子の面影を追い求めた者同士、と考えればさらに心温まる物語になりますね。思えば、過去の名作においてJ・ニコルソンは悲惨な最後を迎える役が多かった。結局はメドウズを投獄したため必ずしもハッピーエンドとは言い難いが、(あの) J・ニコルソンが生き残ったというだけで、なぜかほっと一安心する終わり方でありました。
[DVD(字幕)] 7点(2019-02-10 14:59:41)
60.  ジャンゴ 繋がれざる者 《ネタバレ》 
歴史が裁けなかった巨悪をタランティーノが映画で成敗します・・! シリーズ第2弾。本作はC・ヴァルツが圧倒的に楽しい。膨大な台詞もなんのその、スラスラと流暢に自らの言葉のように溢れだす姿は観ていて本当に楽しい。そんな愉快な彼をいつまでも観ていたかったのに、、、一番楽しいキャラの途中離脱はやはり残念、無念。後半、J・フォックスも孤軍奮闘で頑張っているが、如何せん口数が少なすぎてタランティーノ映画の主演向きじゃない気がします。やはりこの監督の映画では、ガンアクションよりも言葉遊びを楽しみたい! と改めて思ったのでした。KKKの描き方は面白いと思う。彼らをここまでコケにして茶化した描き方をしたのは、映画史上でもタランティーノが初めてでは?
[DVD(字幕)] 6点(2019-01-16 21:39:33)
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