61. ジョン・ウィック:パラベラム
「マトリックス」かと思う位銃火器が豊富。聖域(?)と呼ばれるホテル内で繰り広げられるアクションが凄い。 「ガンだ、ガンをどっさり寄越せ!」と叫ぶキアヌ・リーブス。大量のガンを装着して次々にやってくる敵を殺しまくります。とにかくどのアクションをとって観てもしつこいぐらいに繰り返すのが本作の特徴。ことアクションに関しては物足りないという事はないのでその点は保証いたします。 ただ、あまりにアクションシーンに時間を割きすぎたのかストーリーなんて殆ど無いようなものだった(笑)それくらいアクション満載な映画! [映画館(字幕)] 8点(2019-10-04 21:02:54) |
62. マローボーン家の掟
何かこの家には掟が色々有って、それを破ると大変な事になるというのが基本なんだけど、しかし重要なのはそこでは無くて、色々と予想外な展開もありつつ実はヒューマンドラマで、単なるホラーじゃないのが意外性あって良かった。洋画特有の無意味な恐怖演出もあまり無くて、意味が分かると怖い系の恐怖なのでこれは好きなホラーだった。あんまり書くとネタバレになりそうなのでこの辺で。 [ブルーレイ(字幕)] 8点(2019-10-03 07:34:01) |
63. ワイルド・スピード/SKY MISSION
車って空を飛ぶ物だったんだ…。 ストーリーがどうでもよくなるくらいとにかくアクションの連続で思考を停止させてくる。 飛行機から車でダイブ→崖から車でダイブ→超高層ビルから車でダイブ お前ら、なんで生きてるの!? [インターネット(字幕)] 8点(2019-08-05 23:31:58) |
64. トイ・ストーリー3
《ネタバレ》 遊んで貰えずに既に数年経過しているという衝撃的なオープニングから始まり、オモチャ達にとってはこれでもかと苦難の連続が待ち受けている。前2作のような夢のあるワクワクするような展開とはうって変わり、とにかく観ていて辛くなるようなお話だった。 オモチャの世界でも格差があったり、悪いオモチャも居たりという光景はあまり見たくなかったが、ちゃんと悪い奴らにもそれなりの理由があって、単純に勧善懲悪ものにしないところがこの作品の良いところだと思う。 ラストのアンディとウッディ達の別れのシーンは泣けた。 とにかくこの映画を見たら気軽に皆オモチャを捨てられなくなるんじゃないかなぁと思った。 [地上波(吹替)] 8点(2019-07-10 21:44:20) |
65. トイ・ストーリー2
1作目でおもちゃ達の日常を描き、2作目においては彼らのバックボーンやおもちゃとしてどうあるべきかという葛藤を描くというより深みのある物語となっている。おもちゃが外の世界へ飛び出し冒険を繰り広げるというのも見所だ。続編としてはこれ以上ないくらいよく練られていてとても楽しめた。 [映画館(吹替)] 8点(2019-07-06 20:16:29) |
66. チャイルド・プレイ(1988)
《ネタバレ》 子供の頃怖すぎて観れなかったが、大人になって観てみるとあまり怖くない。 というのも、チャッキーというものが得体の知れない悪魔みたいな存在なのかと思っていたら、元は人間だった魂が宿っているということがわかったためである。 結局人形ではあるけど考えている事は人間なのでそんなに怖くない。 しかし、CGが無い時代だからこそチャッキーを動かす事に苦心の痕が見られて、カット割りの細かさとか苦労したんだなという事が伺い知れた。 でも全体的にテンポが良く、笑えるシーンも多くて面白かった。 ただ、一つだけツッコミさせて! チャッキーが部屋にガスを充満させ、そこへやって来た男がドアを開けるや否や銃を発砲するシーンである。標的も居ないのに開けてすぐ撃つとか馬鹿すぎる。臭いで気付けよ! [DVD(字幕)] 8点(2019-06-16 21:36:18) |
67. ゴジラ キング・オブ・モンスターズ
相変わらず画面が暗いなぁ。まぁギドラ自体がハリケーンを引き連れているから仕方ないのかもしれないけど、明るい真っ昼間の中での闘いとかも観たかったですよ。 あと、人間ドラマなんかもわちゃわちゃしていて全然面白くなかったんだけども、怪獣達のバトルに関しては文句なしの迫力でぃしたよ! 特にモスラが良かった。繭から孵った時の羽のデカさにビックリしたし、眩いばかりの輝きを放っていてほんと神々しくて良かった。ちゃんとモスラのテーマも流れるし。 キングギドラもでかくて凶暴なんだけど、口から舌をチロチロ出して地面を舐めてるシーンがあって、なんか可愛い♪って思っちゃった。 あとはやっぱりキングオブモンスターズである我らがゴジラ。 その圧倒的な強さにシビれましたね。 日本版のゴジラシリーズへのリスペクトが随所に見受けられたので全体的には好印象。 [映画館(吹替)] 8点(2019-05-31 21:39:52) |
68. 燃えよドラゴン
閉館する映画館の最後の記念上映で鑑賞。 何度もテレビなどで観たが劇場で観るのは初なのでかなりテンションが上がった。 ストーリーは単純だけど、ブルース・リーを観るための映画なので細かいツッコミは無し。 キメ顔の時にカメラがぐぐーっとズームインするところとか、ヌンチャクとか、怪鳥音とか、リーの佇まいがとにかく格好良かった。 [映画館(字幕)] 8点(2019-05-21 11:47:59) |
69. 名探偵ピカチュウ
「ポケモン」のアニメも観たことないし、ゲームもそんなにやっていないですけど、全然問題なく楽しめました。 人間とポケモンが同居する街ライムシティがとても魅力的で良かった。 ストーリーは結構単純なので子供向けかも?と思ってしまったが、全編に渡りポケモンへのリスペクトが感じられて、ポケモンが大好きな人達が作ったんだろうなぁと感じられて良かったです。 ポケモンが皆愛らしくて、ピカチュウの毛のモフモフ具合とか最高。しかも探偵?声おっさん?というのも意外で面白かったです。 [映画館(字幕)] 8点(2019-05-10 20:29:48) |
70. オーヴァーロード
全く予備知識が無い状態で鑑賞。 戦争アクション映画かと思いきや、かなりホラーテイストな内容でびっくり! 脚本はかなり大味!設定も色んなジャンルのごった煮感が凄い! でも、冒頭の降下シーンを皮切りにしっかりと観たい画を見せてくれるので細かい所はあまり気にならない、有無を言わせず画面に引きずりこまれる。 いやぁとにかくテンションの高い映画だった。 最初から最後まで極限状態で、緊張感が全く途切れないのが素晴らしい。 B級ホラー好きには絶対オススメです。 [映画館(字幕)] 8点(2019-05-10 17:58:44)(良:1票) |
71. シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
ストーリーのハチャメチャさを補って余りある程のお祭り騒ぎっぷりが楽しい。 キャプテンアメリカの映画なのにもはやアベンジャーズと言っていいぐらいヒーローが集結しているのも見物。 おまけに今作からスパイダーマン、アントマン、ブラックパンサーまで合流しているから熱い。 アベンジャーズ内で対立が起き、味方同士が戦うという展開もこれまでにない感じで新鮮。 [ブルーレイ(字幕)] 8点(2019-04-23 16:26:46) |
72. キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー
最初の方で、スーパーヒーローなのに人間と1対1のバトルで結構苦戦してるのを見て大した事ないじゃんと思ってしまったが、前言撤回。 エレベーター内での複数の敵とのバトル→高い所からガラス突き破って落下→バイクで疾走してそのままジェット機に飛び乗る。という一連のアクションを見て、やっぱりあんたは超人だよと確信。 とにかく、全編に渡ってアクション満載で楽しいし、ストーリーもサスペンスに満ちていて面白かった。 [ブルーレイ(字幕)] 8点(2019-04-22 13:36:08)(良:1票) |
73. シャザム!
シンプルに変身って楽しい。 そう思えるような楽しいヒーローものだった。 ある日突然自分が超人に変身できるようになったとしたらその力を何に使うか? 普通の14歳の少年が訳もわからずその力を身につけ、いたずらや実験などでその力を試していくという展開がとにかくくだらなくて笑えて面白かった。 やがてとんでもない事件に巻き込まれて行く事になるのだが、見た目は大人でも心は14歳のままなので敵から逃げたりする。そんな危ういヒーローだからこそ頑張れ!と応援したくなったし、その成長していく様子には感動させられた。 [映画館(字幕)] 8点(2019-04-19 20:11:37) |
74. ハンターキラー 潜航せよ
荒唐無稽!でもそこがいい! まず、凄いのはアメリカ対ロシアという構図なのだが、いくらフィクションでも露骨にロシアを悪と描くのはまずいだろうと思ったのか、敵をロシアの国防長官に絞る事でギリギリロシア側からも納得できる(?)展開となっている。 とにかく国防長官が狂ってしまい、自国の大統領を監禁してクーデターを起こし、第三次世界大戦を起こそうとしているという超設定。 で、おせっかい米軍がロシアの大統領を救出しに潜水艦でロシアに乗り込むという心踊る展開が繰り広げられるのである。 潜水艦でこの無謀なミッションを行う乗組員と艦長が主人公となる訳だが、もう次から次へとピンチに継ぐピンチで飽きさせないし、魚雷から逃げるときの緊迫感とか凄いリアルで面白かった。 いつものアメリカ最強!映画とは違い、ロシア側の事情や互いに理解を深める事で見えてくる信頼関係なども描いていて、ちゃんとロシア側にも配慮されているのでこれはロシアで公開しても大丈夫だと思った。むしろロシア人が見た方が楽しめる展開かもしれない。 [映画館(字幕)] 8点(2019-04-18 20:28:15) |
75. ハロウィン(2018)
《ネタバレ》 リメイク?いや、オリジナルの正統な続編だ! なんと、40年の時を経てブギーマンことマイケルが復活していたとわ。 しかも、40年前の事件の被害者であるローリーがそのまま同じ役で出てくるという。 既に「ハロウィン2」という映画があるから同じ邦題は使えないジレンマよ。 本作の面白い所は、単にブギーマンが人を殺しまくるのを怖がるだけでなく、なんと言ってもローリーがブギーマンを迎え撃つという展開にある。 ローリーはなんと40年間もの間、ブギーマン再来に備えて準備していたのである。 既に孫も居るお婆ちゃんで、いつも「ブギーマンが来る」とか言っているので娘からは頭がおかしいと思われて疎遠になっており、ブギーマン対策の装備を備えたハイテク屋敷に一人で住んで、毎日トレーニングも欠かさないという。何これ完全に「ターミネーター2」じゃん! そんなお婆ちゃんとブギーマンの40年ぶりの対決が熱すぎる物語となっていて、さながらリンダハミルトンVSターミネーターを思わせる迫力だった。とにかく面白いし続編としては完璧なプロットなのではないかと思わされた。 [映画館(字幕)] 8点(2019-04-13 22:53:31)(良:1票) |
76. バンブルビー
「トランスフォーマー」シリーズにそんなに詳しくなくても楽しめる。少女と異星人(人ではない)との交流を軸にとても心温まる物語が展開されていて、フォーマット自体は実にオーソドックスでありふれたモノだけど、少女が目指しているものとか、家族の思い出とかそういう部分がとても丁寧に描かれていたので引き込まれた。 それにしてもここまでCGがリアルだと全然合成した感じがしなくて凄いなぁ。 [映画館(字幕)] 8点(2019-03-26 18:56:16)(良:1票) |
77. ブラック・クランズマン
なんか凄い映画。 いや、凄い映画としか言いようがない。 単に遠い国の出来事だから、人種差別というものに対する実体験とかもないからそう感じるのかもしれないが、このように映画を通して世界のどこかでは今もあらゆる差別が行われているという事に衝撃を受ける。 『デトロイト』という映画を観た時にも感じたような差別に対する厳しい現実と息苦しくなるような緊迫感溢れる展開で、思ったよりもかなり重い内容だった。 だが、一方でこの黒人の主人公の妙に浮いた感じの軽妙さと、アダムドライバー演じる警官とのコンビが面白く、そんなに肩肘張らずに観ることが出来た。 黒人が白人警官に銃を突き付けられながら取り調べを受ける事の恐怖は想像出来ないほどの恐怖だろうが、それを笑い飛ばせてしまう事にリー監督の懐の深さを感じさせる。 [映画館(字幕)] 8点(2019-03-24 23:06:03) |
78. 運び屋
さすがイーストウッド監督作だけあってこの映画から得られる教訓やメッセージ性は多い。 基本的には爺さんの説教めいた失敗談を延々と聞かされるようなそんな映画だったが不思議と退屈しない。 構成がシンプルで分かりやすい上にしっかりサスペンス要素が盛り込まれているからだろう。とにかくエネルギッシュなお爺ちゃんの暴れっぷりがサイコー!90歳が撮る映画じゃない。 [映画館(字幕)] 8点(2019-03-11 19:12:12) |
79. アメリカン・スリープオーバー
スリープオーバー=お泊まり会 新学期を目前に控えた夏休み。 マギーは物足りなさを感じていて“もっと楽しい何かをするべきじゃないか“そう思っていた矢先、スリープオーバーに誘われた。しかし、何か子供っぽいなと感じた彼女はより刺激を求めて年上のパーティーに乗り込む事にする。そこで出会ったのはプールで会い気になっていた彼だった。 という感じで、様々な登場人物が運命の相手を探してスリープオーバーしたり、スリープオーバーからスリープオーバーへと渡り歩いたり、一夜の冒険が群像劇スタイルで描かれる。街の至る所でスリープオーバーが開かれているというのが面白い。特に事件が起きたりするわけではないが、青春の儚さとか何処に向かうでもない鬱屈した空気とか、そういうものがとてもリアルに描写されていて引き込まれた。 [インターネット(字幕)] 8点(2019-03-09 21:22:33) |
80. グリーンブック
価値観や身分の違う二人が旅をする内に打ち解け、いつしか友情を育んで行くという王道なる展開。 おまけに白人と黒人によるコンビというのだからいかにもアカデミー向けだなと思っていたら実話だったのね。 世界的に有名なピアニストの黒人が、敢えて差別の厳しい所をツアーする意味。それが段々と明らかになるにつれ、彼の誇りや苦悩など、多少なりとも理解する事が出来たと思う。 根底に流れるテーマは重いが、基本的にはゆったり楽しめるロードムービーで、ピアノの演奏シーンなどもとても良かった。 それにしてもフライドチキンの食べたくなる映画だ。ケンタッキー州でケンタッキーフライドチキンをバケツで買い、車を運転しながら素手でチキンを貪り食い骨を車外に撒き散らすヴィゴ・モーテンセンの豪快さには笑う。マナー悪すぎだけど…。っていうかモーテンセンってこんなに肥満体型だったとわ(驚き) [映画館(字幕)] 8点(2019-03-04 20:06:29) |