121. マトリックス リローデッド
この映画は高速道路のシーンのみ。高速道路でのスピード感とその迫力は絶賛できる。今まで見た中で、最高級のカーチェイス。あとはいらない、てゆーか2と3で1本にまとめられる。ネオとトリニティは何回Hしとんじゃ!盛りのついた動物でもあるまいし、アレには幻滅した。ラブシーンや踊りのシーンなど、とにかく無駄が多いという印象。もちろん、ストーリーも分からんかった。 5点(2004-03-04 00:19:25) |
122. マトリックス
公開当時の予告編の衝撃を思い出す。「何だ、この映像は!」と唸ったことが記憶に新しい。CGとワイヤーアクションを駆使したプロモーションビデオのような映像の羅列に、違和感は隠せず、あまり好きになれなかった。話もようイミ分からんし。ただ、映像の技術やセンスに関しては、かなりエポックメイキング的な役割も果たしたので、その点は高く評価されていい。 7点(2004-03-04 00:14:08) |
123. パール・ハーバー
自分は軍事に明るくないので、戦争描写は不問。ツッコミどころは多いだろな、と思いながら観ていたけど。全体的には、まぁまぁだが無駄に長い気がする。ラストの出撃エピソードの蛇足感が否めない。その辺が勿体ないと言えば勿体ない。もっとコンパクトにまとめて欲しかった。それにしても、ダース・ベイダーみたく日本軍登場のたびに流れる悪役用BGMには笑うしかない。ジョシュー・ハートネットには昔のトム・クルーズに似た雰囲気を感じた。 5点(2004-03-02 23:51:18) |
124. M:I-2
アクション満載で確かに面白かった。が、ジョン・ウー独特の演出は…うーん、どうなんだろ。クドイような気がするし、イーサンのカッコよさが強調され過ぎて鼻につく。外連味を狙い過ぎで嫌味だ。トム製作の映画だし仕方ないか。でも、毎回違う監督で撮るという趣向はいいかも。 6点(2004-03-02 23:26:23) |
125. ミッション:インポッシブル
ストーリーはベタなパターンだったけど、スリルやアクションは一級品として楽しめる。イーサンの動きがキビキビしていて、素直にカッコイイ。トム・クルーズ健在を見せつけた。テーマ曲は未だにテレビでよく聴く定番のBGMだから、このシリーズの偉大さも分かるというもの。機会があれば、元祖のテレビシリーズを観てみたいものだ。 7点(2004-03-02 23:11:30) |
126. ホーム・アローン
今となっては、1と2の違いが思い出せん。が、とにかく楽しかったという印象は強烈。それで十分か。 7点(2004-03-02 22:22:49) |
127. フラッシュダンス
もうそんなに昔の映画になっちゃったのか、という印象。公開から20年経って最近よ~やく観た。この映画は長い間観ていなかったけど、主題歌『ホワット・ア・フィーリング』は青春時代にプレイバックできる思い出の1曲。イントロ聴いたらもう鳥肌モノ。以前、踊った後のバレリーナの息づかいの荒さを間近で聞いたことがあるのだが、優雅で華麗な踊りに隠れたその激しさに感動した覚えがある。そんなことを思い出した。アレックスや劇中で踊ったダンサーの息づかいが聞こえてきそうだった。それにしても、18歳の女の子と離婚歴のある男性のカップルか…。自分にも希望あるかな? 6点(2004-03-02 18:53:02) |
128. ドライビング Miss デイジー
淡々として、なんと慎ましやかな映画だろ。老いという逃れられない現実が、デイジーとホークの心の交流を通じて終始優しいタッチで描かれている。特に最後のシーンでは、ささやかな感動に包まれ思わず涙がこぼれてきた。お年寄りと向き合う姿勢について、素晴らしい説得力を持った映画だ。ジェシカ・タンディとモーガン・フリーマンの歳を重ねていく演技もさすがの一言。 7点(2004-03-01 01:29:56) |
129. 12モンキーズ
狂気を醸し出すようなブラピの演技が良かった。「ブラピやるじゃん!」と思わず見直した。冒頭の音楽も印象的で、一発で覚えてしまった。今でも時々テレビから流れるので、耳馴染みの曲といえるのではないだろうか。物語中の謎をさんざん煽っといて、あまりにあっけないオチという展開も、その落差を楽しむ余裕を持ちたいところ。 6点(2004-02-28 23:29:26) |
130. アマデウス
十数年前、大学生の頃に観た。それまでの伝記で読んだ、自分の持っていたイメージと全く違うモーツァルト像に、ある種カルチャーショックを受けた。がさつで天真爛漫なキャラは脳裏に焼き付けられ今も忘れられない。楽曲はもちろん、衣装や主役2人の演技も素晴らしく、目と耳を奪われ続けた160分だった。 7点(2004-02-28 22:53:39) |
131. クール・ランニング
元ネタとなった素材がスバラシイ!まさに映画向きな、脚色しやすい実話といえる。作品全体を包む何とも言えない陽気な雰囲気がたまらなくイイ。ギャグが大袈裟に誇張された場面も目立つが、それもご愛嬌。こんな娯楽作品が出来て嬉しい。ネタを提供してくれたジャマイカチームに感謝感謝。 7点(2004-02-28 22:18:39) |
132. メジャーリーグ
チームメイトのキャラはいささかコミック的すぎるけれど、みんな魅力的で活き活きと映る。陳腐な感動と分かっていても雰囲気に呑まれてついつい応援してしまう。何度観てもシビレる。好きだなぁ、この映画。でも、2と3はいらなかった。 8点(2004-02-28 21:27:24) |
133. ダイ・ハード
この作品の登場をもって、対テロリスト映画のスタイルが確立した。その後に雨後のタケノコの如く類似作品が続出したことを見ても、影響力の大きさを物語っている。とにかく、設定の勝利といえる。スリルやアクションなど、この映画の肝となる面白味が一つの舞台に集約し、まるで美味しさが密封された料理のよう。決して高級料理ではないのだけれど、大衆料理屋の極上メニューといった感じ。妻への思いや巡査との奇妙な友情、ウザい記者などのエピソードを折り混ぜることにより、見事に本編を飽きさせない。個人的にはアラン・リックマンのクールな悪役ぶりがすごく気に入っている。 9点(2004-02-24 23:26:03) |
134. ブレイブハート
何はともあれ壮大なスケールに圧倒された。存分に見応えはあったし、心に響くものもあった。が、ラストでも涙には至らず。チョット残念。メル・ギブソンが製作・監督・主演とこなしただけあって、この映画に込めた熱い思いをビンビン感じることができる。戦いのシーンでは何千人を前に演説するウォレスだが、後ろの兵士まで声は届かねェだろ!とツッコミを入れてしまった。 7点(2004-02-24 22:53:13) |
135. めぐり逢えたら
確かにロマンチックな映画ではあるけど、メグ・ライアンなしでは成立し得ないので、作品として弱さを感じる。映画の中で揶揄されているようなモテない中年女性には夢すら持てない内容。メグの容姿があってこその運命の出会いでしょ。ラストの、結局すれ違いかと思わせといて…の演出は心憎いばかり。あ~あ、自分にも運命の出会いってないかなぁ。ないよなぁ。 5点(2004-02-08 00:48:31) |
136. スピード(1994)
このネタで2時間のアクション映画にどう仕上げたのか興味津々で、観るのが凄く楽しみだった。エレベーター、バス、地下鉄と緊迫の舞台が次々と展開していくのも見応え十分。アイデアの勝利に加えてキャラが見事に活きており、特にサンドラ・ブロックはブレイクするに相応しい魅力を存分に発揮している。 7点(2004-02-06 23:26:46) |
137. エレファント・マン
観たのはもう十数年前だが、ジョン・メリック…この名前を今でもフツーに覚えているということは、自分にとってこの映画がいかにショッキングであったかを物語っている。寒々しいモノクロのトーンに漂う悲しい雰囲気は忘れられない。マクロの視点では黒煙や汚水に象徴される産業の発展の中で、人間が人間として大切なものを見失っていく時代を背景に描き、ミクロの視点ではメリックを囲む人々の優しさと残酷さをオーバーラップさせて描く。“異端のもの”を突きつけられた時を考えると、その自問自答に答えが見つからない。メリックは、「可哀想」とか「不憫」といった感情を超越した存在として、監督の真実を問う姿勢がズッシリと心に響く。ちなみに、私も(?)長い間ホラー映画と勘違いしており、主人公は殺人鬼だと思っていた…。すごく純粋な人だった…。 ゴメンナサイ。 8点(2004-02-06 22:53:23) |
138. プリティ・ウーマン
うーむ、入り込めん。リチャード・ギアの紳士ぶりも、ジュリア・ロバーツのキュートぶりも、なんかウソっぽく見える。了見の狭い男のヤッカミかもしれません。でも、馴染めません。実際そのテの女性ってもっと殺伐(金目当てってコト)としているのでは?と気になって気になってお話どころじゃなかった。 4点(2004-02-04 00:54:33) |
139. ネバーエンディング・ストーリー
公開当時は中学生だったが馴染めなかった。やはり、このテのファンタジーは小学生までか。物語には入り込めなかったのに、リマールの主題歌は大好きだった。今でもイントロ聴くと懐かしさに鳥肌が立つ。 4点(2004-02-01 22:47:42) |
140. 恋におちて
ニューヨーク、クリスマス、偶然の出会い、美しいメロディ。描こうと思えば不倫もキレイに描けるもんだ。当事者同士の苦悩に思いを巡らせてみても独身の自分には自ずと限界が…。それにしても、2人が全っ然人目を忍ぶ素振りがないのは何で?駅でも堂々とキスしちゃってるし、フランクの最寄り駅まで一緒に帰るし。修羅場が描かれていないので、大人のメルヘンの域を出ていない。とはいえ、表情で勝負できる2人の演技力はさすがの一言で絶賛したい。 6点(2004-02-01 22:28:02) |