141. インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説
《ネタバレ》 さすが名作であって、今見ても面白さが変わらない。脇役のショート・ラウンドを演じるキー・ホイ・クァンが素晴らしい演技をしています。モーラ・ラム演じるアムリッシュ・プリの威圧感と恐怖が滲み出ていました。心臓の抜き出すシーンもインパクトがありますが、やはり蟲地獄の洞窟が一番のトラウマポイント。リアルにグロテスクで、食事中とかに観ると食欲がかなり失せるでしょう。アクションは現実味がないですが、アドベンチャー大作と割り切って観れば気にならない。トロッコアクションや吊り橋での最終決戦など見所満載。余談ですが、王子が使用していた、藁人形欲しいです。利用価値がありそう。 [地上波(吹替)] 7点(2010-10-25 00:12:42) |
142. ハムナプトラ3/呪われた皇帝の秘宝
《ネタバレ》 ブレンダン・フレイザーと言えば、このシリーズ。普通にお金が掛かっている感があり、アドベンチャーとしては楽しめる一作です。前作とかは特に見なくても問題なし。泥人形を次々とパリパリ壊していく感が、すごく楽しそう☆圧倒的な皇帝の強さですが、肉弾戦になると主人公が対等に戦えているありえなさ。全体的にアクション満載で気軽に楽しめます。続編はもう製作しないのかな?? [地上波(吹替)] 7点(2010-10-23 21:17:25) |
143. シャッター アイランド
《ネタバレ》 お決まりのタブーなラストではありましたが、雰囲気は良かったです。レオナルド・ディカプリオが役にあっていましたし、ベン・キングズレーやジョン・キャロル・リンチ、ジャッキー・アール・ヘイリー、マックス・フォン・シドーと癖のある面々が揃っています。ドロレス役のミシェル・ウィリアムズも綺麗でした。映画を良く観る人ならオチがすぐに判ってしまって、白けるかも知れないが、一見さんなら楽しめるかも。暗闇の精神病院(C塔)なんかはリアルに不気味。いかれた精神病患者目線で描かれており、現実での患者さんも、あ~いう妄想世界で見えているのかな??ラストの意味ありげな台詞はどっちにでも取れますね。結局、嫁さんが子供3人を殺した動機は何だったんだろう。 [DVD(字幕)] 7点(2010-10-10 02:14:25) |
144. ガールフレンズ<OV>
《ネタバレ》 となくタイトルとパッケージで借りました。「ゴッシプ・ガール」に乗っかったB級映画です。それにしては、綺麗に纏っており、好感がもてる内容。「友達とは何か?」を子供達に教える教育映画としても使えそうです。知り合いの我が儘な女の子が顔もキャラもマシーそっくりで、性格が顔にでてくるようですね。ってことは、エリザベス・マクラフリンの私生活も演じた通りなのかも知れないですね。クリスや恋人のフォーンが若干放置状態で広げなかったのは、もったいない。B級映画としては合格点。うわべだけの友達は、些細な事で縁が切れそうです。友達の数よりも一生の親友を作ることが大事という事ですな。余談ですが、他人のブログを乗っ取って、友達を離れさす姑息な手段をしたクレアが許せない。ここで、彼女に感情移入出来なくなった人が大半かと・・・。その上、一時的とはいえ性格まで変わってしまうとはね。 [DVD(字幕)] 7点(2010-09-03 23:47:25) |
145. ショーツ 魔法の石大作戦
《ネタバレ》 ロバート・ロドリゲスなのに、劇場未公開なのには驚きです。簡単に言えば「スパイ・キッズ」のノリです。時間軸をずらしていたり、得意のCGで仕上げています。自分の息子も出演させていますけど、意外と脇役でしたね。ヘルベチカ・ブラック役のジョリー・ヴァニエはインパクトがあって良かったです。冒頭からのマバタキ我慢対決は、かなり無理がありますね(笑)ストーリーは「ドラえもん」のように、何でもアリな感じです。スペアポケットと同様に、何でも出来る魔法の石を手に入れながら、要領の悪い願い事ばかりしています。子供に見せたら、喜んでくれそうな内容なので、ファミリーで鑑賞するのがベスト☆★ [DVD(字幕)] 7点(2010-08-23 23:50:41) |
146. エクトプラズム 怨霊の棲む家
《ネタバレ》 実話というのが蛇足ですが、作品としてはそこそこ完成されています。前半はあまり盛り上がらず、テンション下がっていましたが、ジョナの遺灰を発見してからの展開は楽しめました。あそこで終わっていたら駄作だけど、しつこくストーリーを繋げたのが良かったのでしょう。文字が刻み込まれた包帯人間がごろごろ掘り出されるシーンは、画としては非常に不気味で恐怖感がでました。海外ドラマが中心のカイル・ガルナーは良い演技をしており、適任だと思います。イライアス・コティーズも不気味な神父の役に入り込んでいて良かったです。アマンダ・クルーはせっかくの若女なんだから、絶叫シーンをもっと与えても良かったのでは?と言っても、あんまりホラーだからと言って、お色気シーンを詰め込むと安っぽくなってしまいますけどね。最後に、マットの病気まで治ってしまうオチには納得いきません。傷も恐らく一生残るでしょう。 [DVD(字幕)] 7点(2010-08-12 23:54:17) |
147. プライベート・ライアン
《ネタバレ》 オマハビーチのシーンが全てであり、それ以降は理解の出来ない指令の為にバタバタと人が死んでいく不条理な話になります。ほんと上陸シーンは圧巻で、射撃の練習かのように狙い撃ちされて、ゴミのように散っていきます。無謀な作戦であり、命を粗末にしすぎる駄作戦。それにライアンを助けて国へ返そうとする指令ですが、言うまでも無く他のメンバーの命を危険にさらしてまで遂行する理由も無く、結果犠牲があまりにも大きすぎます。もちろん、感情移入はできないし、薄っぺらい感動映画になっているように感じます。俳優人は豪華ですが、あまりキャラを掘り下げていないので、誰が誰だか判りません。上陸シーンだけを評価して、この点数です。 [DVD(字幕)] 7点(2010-08-08 16:40:56) |
148. プラトーン
《ネタバレ》 ウィレム・デフォーが非常に良い演技をしています。バーンズ軍曹に銃口を向けられた時の満面の笑みと両手を広げて最期を迎える名シーンは非常に印象的。個人的にはフォレスト・ウィッテカーも好きです。終始、汗と血と肉の焼けた異臭が画面を越えてきそうな重たい映画です。ベトナム戦争映画としては、非常にリアリティがあり、勉強にもなります。これを観ても戦争がなくならない世界はどうかしています。底辺の人達が国を救っているというのも感慨深い。戦争の中では、バーンズ軍曹のような冷徹な精神を持っていないと、地獄から生きて帰れない。戦地に限ってはバーンズ軍曹を一概には否定できないのだろう。ただ、バーンズ軍曹は俗世界で生きるには、苦労しそう。それに何かと俳優人が豪華ですね。若かりし、ジョニー・デップなんかも参戦していますし。戦争の現場の雰囲気を手っ取り早く知りたい方はどうぞ!! [DVD(字幕)] 7点(2010-08-08 06:59:43) |
149. シャーロック・ホームズ(2009)
《ネタバレ》 名作の地味な探偵ものにアクションを注ぎ込むなんてタブーと思っていましたが、そこそこ楽しめました。ただ、テンポはいまいち。ロバート・ダウニー・Jrは苦手な俳優だけど、ジュード・ロウでカバーされました。レイチェル・マクアダムスはもう少し上手い使い方をして欲しかったです。格闘家ロバート・メイレット演じるドレジャーが結構、好きです。「007」シリーズのジョーズを思い出すほど、愛嬌のあるキャラです。個人的に頭脳を活かした分析とスローモーションを起用したホームズの戦闘シーンはハマりましたね。それにしてもレンタル開始が早いですね。続編も製作されそうな感じがプンプンします。 [DVD(字幕)] 7点(2010-08-07 16:43:17) |
150. インセプション
《ネタバレ》 これは2回目に挑戦すると、すごく楽しめそうな作品。エレン・ペイジやキリアン・マーフィという、私の好きなキャストが出ているのも嬉しいところ。ジョセフ・ゴードンのホテルでのぐるぐるアクションが見所。話は複雑で映画館で観ている過半数のミーハーな人達は、恐らく話の流れに付いていけないでしょう。ラストは想像に任せますという形式ですが、私はバッド・エンドに感じました。心地よい世界を創造できるという美味しさから、抜け出せなかったのでしょうね。階層のジャンプ手段等はかなり強引な設定で付いていけませんが、雰囲気はなかなか良かったです。エレン・ペイジのファンの方はは必見。 [映画館(字幕)] 7点(2010-08-03 01:51:21) |
151. イングロリアス・バスターズ
《ネタバレ》 内容よりテーマソングのチョイスが一番評価できます。おまけの「国家の誇り」も楽しめました。 クリストフ・ヴァルツの一人勝ち映画のようですね。デコに鉤十字を彫るシーンも結構好き。全体的に考えるとテンポは今ひとつ良くなくて、中だるみしています。それと登場人物を把握しづらくて、疲れました。面白くなかったらお金を返しますという宣伝をしていましたが、話が難しいので、映画慣れしていない人が鑑賞すると付いていけないでしょう。 [DVD(字幕)] 7点(2010-07-31 22:12:59) |
152. シンドラーのリスト
《ネタバレ》 ポーランドのアウシュビッツ強制収容所に行く予定なので、勉強として鑑賞しました。 中身は濃く、リアルに阻害されていたユダヤ人達を表現しています。無修正の裸体や問答無用に暴行するドイツ兵・・・人権なんてあったものじゃないですね。特に人間味がなく、気に食わないだけで、人を殺すアーモン・ゲート少尉の鬼の恐怖感がよく伝わりました。リーアム・ニーソンやベン・キングズレーの演技もレベルが高く、映画としては質が高いですね。それに3時間半に及ぶ、上映時間にも飽きがこなく集中して観てしまいました。ちょっと終盤あたりは善人過ぎるような気がしましたが、実際にそういう偉業を成し遂げ、生き残りの証言から製作されている映画なので事実なのだろう。ぜひ、映画を鑑賞し終えましたら、特典の生存者の声を観て下さい。当時の異常な社会がひしひしと伝わってきますので・・・。 [DVD(字幕)] 7点(2010-07-25 20:49:17) |
153. スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
《ネタバレ》 アナキンがダースベイダーに落ちる過程が、すごくリアルです。旧三部作を未見なので、繋がり具合は解りませんが、続きが気になるのでDVDを借りて観てみたいですね。それにしても、アナキンは闇に落ちてからの方がカッコイイ!!前作までは憎たらしいだけの青二歳だったのに・・・。ヨーダやメイス、オビ=ワン・ケノービ等は、戦闘力が高くてカッコイイのに、他のジュダイの掘り下げが、非常に少ないので勿体無いですね。R2-D2は相変わらず、頭の切り替え能力が高くて、頼もしい。ジャー・ジャー・ビンクスに関しては、もう必要のないキャラになっているように感じる。本作の見所はやはりラストのオビ=ワン・ケノービとアナキンの一騎打ち。ライトセーバーの風を切る音が心地よかったです。個人的にはオビ=ワン・ケノービが、グリーヴァス将軍の四刀流ライトセーバー相手に戦うシーンも好き。 [DVD(字幕)] 7点(2010-07-19 02:00:11)(良:1票) |
154. スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃
《ネタバレ》 後半のクローン戦争やヨーダとドゥークー伯爵との一騎打ち等、非常に見所が多く楽しめました。ただ、いかんせん繋ぎのストーリーという感じで、ラストに少々消化不良。もっと爽快感のある終わり方が良かったですね。アナキン・スカイウォーカーの憎たらしさにイラつき、アミダラの美しさに癒される、そんな映画です。クローンの親であるジャンゴ・フェットはもう少し掘り下げても良かったかなと思います。全体的に娯楽映画としてはよく出来ており、続きが見たくなります。ここまで観たら、3を見ない訳にはいきませんな。 [DVD(字幕)] 7点(2010-07-18 22:32:39) |
155. ヴァン・ヘルシング
《ネタバレ》 色物対決なんで、こんなもんでしょうね。ケイト・ベッキンセールは、ちょっと苦手な女優さんで好みではないですね。リチャード・ロクスバーグは存在感が薄かったです。CGだらけの作品ですけども、女ドラキュラ達はリアルで良かったです。「ブレイド」のように、武器をあまり活かしきれていなかったように思えます。もっと、ぐしゃぐしゃと爽快感のある仕上がりにすれば面白かったかも知れないです。それか、本来の地味な設定で製作するしかないですね。暇潰しにはなります。 [地上波(吹替)] 7点(2010-07-10 19:09:09) |
156. デッドフォール
《ネタバレ》 古臭いアクション映画ですけど、私は結構好きですね。スタローンとラッセルの筋肉コンビは面白い。ラッセルの女装が見所で、思わず吹いてしまいましたね。俳優魂なのか、プライドがないのか分からないですね。終盤は爆発シーンが多くて、迫力があります。ボス役のジャック・パランスはあまり動かないので印象が薄いです。それよりもポニーテールのブライオン・ジェームズの方が頭に残ります。007のQを意識しているのか、秘密兵器が出てきます。それにしても、チープで見た目も性能も駄目駄目でした・・・。全体的に淡白かも知れないですけど、テンポが良くて飽きないので、オススメです。 [地上波(吹替)] 7点(2010-06-19 17:17:58) |
157. レスラー
《ネタバレ》 不器用に生きるプロレスラーの一生を描いています。俳優として落ちぶれていたミッキー・ロックが息を吹き返したかのように良い演技をしています。決して、ハッピーエンドではありませんが、プロレスラーとしては良い人生だったと思います。仲間に悪い人が居ないのにも好感がもてますし、キャシディとも良い関係でしたね。でも、ラストはキャシディも素直になっていたし、無理しなくても良かったのにと悔やまれる。ミッキー・ロックのゴツゴツした体とボコボコの顔、それに老いぼれた姿が揃って、素晴らしい貫禄。ミッキー・ロック以外にこの役をこなせる人はそうは居ないでしょう。 [DVD(字幕)] 7点(2010-05-09 17:32:12) |
158. ニュームーン/トワイライト・サーガ
《ネタバレ》 ミーハーな映画ですが、続編が出たので鑑賞。キャラクターのヴィジュアルが綺麗で、ストーリーも女性向けな作りになっています。ダコタ・ファニングやジェイミー・キャンベル・バウアー等、人気のある方も出演しており、ファンには堪らない一作でしょうね。カレンファミリーはあまり出てきませんが、人間寄りのアシュリー・グリーン演じるアリスは活躍します。個人的に自己中心的なキャラばかりで、感情移入はあまりできないし、少女漫画のようなくっついたり、離れたりの関係は見ていて飽きてきます。ヴォルトゥーリ家の不気味さは結構好きなので、続編での動きを期待しています。キラユーテ族は正直、どうでも良いです(笑)世界観は十分に分かったので、そろそろエクリプスで綺麗に纏めて欲しいものです。 [DVD(字幕)] 7点(2010-05-05 22:28:53) |
159. ミュータント・クロニクルズ
《ネタバレ》 終盤に盛り上げたので、この点数。しかし、キャラクターの設定が弱い上に、画面が暗くアクションシーンも何をしているのか分からない。ジョン・マルコヴィッチには気付かなかったが、ロン・パールマンやデヴォン・青木などの個性波も出演しています。2707年という飛び抜けた年代の割りには、それをまったく感じない世界観は駄目!!こてこてCGで、手抜きB級映画って感じが強く出ており、受け付けない人も多いかと・・・。ミュータントは「バイオ・ハザード」並におっかなく、強いです。ただ、選ばれた人間側も強すぎて、人間味がありません。細かい突っ込み所を気にせず、ダークゲーム的な雰囲気を楽しめる人ならば、オススメできますね。 [DVD(字幕)] 7点(2010-05-05 03:27:43) |
160. リーサル・ウェポン4
《ネタバレ》 冒頭のターミネーターは良かったです。カーアクションは「スピード」を思わせる感じでスピード感があったと思う。でも、ジェット・リーは思ったより動きませんでしたね。と言うよりもこのシリーズに馴染んでいない気がする。笑いの殿堂クリス・ロックも出番が少なめだし、レネ・ルッソも妊娠中という設定なのでアクションがほとんどない。エンドロール前に急に真面目になってしまったレオのも違和感ありますが、たまには良いでしょう。ラストの水中マシンガンは好きなシーン。このシリーズはボスの倒し方がカッコイイです。シリーズを通しては笑い所やテンポ等、前二作に劣っていると思います。最期は家族写真で完結っぽく締めくくられていますが、続編が製作されるなら期待したいです。 [地上波(吹替)] 7点(2010-02-11 12:44:38) |