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161.  トゥルー・グリット 《ネタバレ》 
リメイクなんですね、西部劇は好んで観るほうじゃないんですけど、コーエン兄弟ですし、キャストもいいなと鑑賞。 西部劇が得意じゃない理由は馬が可哀想で見てられないんだと再確認、苦しそうな表情と倒れこむ姿が今もいちばん思い出されます。 正統派って感じですが、コーエン兄弟らしいなと思える演出も所々あって「クスリ」と笑えるユーモアもあるのがいい。 減らず口のマティはわりと好きです、彼女の存在があったから最後まで観られたんだと思います。 復讐を果たせたのに毒蛇、14歳の女の子に厳しいなあと感じる展開なんですが、それもあるからこそ骨太な映画と感じられるのかも。 ジェフ・ブリッジス、マット・デイモン、ジョシュ・ブローリン3人ともいいキャラなんですが、最も印象的だったのは バリー・ペッパー演じるネッドなんですよね、私。ラストのマティの凛とした後ろ姿が良かったです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-03-26 16:56:18)
162.  ジーサンズ はじめての強盗 《ネタバレ》 
面白かったですよ、特に憎まれ口の言い合い。ああいう事が言い合えるって信頼関係あってのことですしね。 「ラストベガス」と同じく御高齢オスカー俳優集結の上、クリストファー・ロイドにアン・マーグレットも登場してる。 監督のザック・ブラフといえば「終わりで始まりの4日間」もよかったなぁ。  出てくる人が全ていい人たちで、不愉快な人物がひとりも出てこないというのがこういうコメディのいいところだと思うんですよね、ダイナーのウェイトレスのキャラまでしっかり際立たせてあるし退屈しないんです。 決行前夜に観てる映画が「狼たちの午後」だもの、これにいちばん笑いました。 マット・ディロンもダメ男役が板について久しいですね、どんな役でもなんだか憎めないんですよね。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-03-25 14:42:07)
163.  ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー 《ネタバレ》 
サリンジャー役の俳優さん、子役で何かに出てた?観てる間それがずっと気になってました。 「ライ麦畑でつかまえて」はタイトルだけは昔から知ってます、なぜか惹きつけられるタイトルです。 サリンジャーはどうも難しい人らしいというのもなんとなく知っていました。 その程度の知識しかないのでどのエピソードも興味深く割と面白く観られました。ただサリンジャーという人を深く掘り下げた濃厚な映画というわけではないと思います。 ウーナっていうのはチャップリンの奥さんのあのウーナなんですね、そういう繋がりもあったことを知ることができました。 サリンジャーもチャップリンと同じく自分よりかなり若ーーーい女性がお好きだったのですね。 隠遁生活を選び、出版もやめたということがなんとなくわかる。そして91歳まで生きたとは、、、大往生ですな。 しかしやっぱりケヴィン・スペイシーは上手いわぁ、演技に見惚れてしまいます。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-03-22 20:14:30)
164.  ゼア・ウィル・ビー・ブラッド 《ネタバレ》 
なんか作風がガラッと変わったのね。 「マグノリア」がこの監督のピークだったように思うのですけど、個人的には「ブギーナイツ」がいちばん好きです。 ダニエル・デイ・ルイスの演技は完璧だと思います。名優と言われる男優なら一度は演じる役柄という感じ。 演技は凄いんだけど映画としてはどこといって面白くないです。 タイトルは旧約聖書からの引用らしいけどだからナニ?って感じだし、この時代じゃないといけなかったのかしら?  結局、粗野な強欲石油王とインチキ預言者の積年の恨みと確執、その結末じゃないですかね。 でもダニエル・プレインヴューは表には出さないし自覚があるのかもどうかわからないんですが、自分のことを恥じている部分があるんじゃないかなんていうものを感じる。自分との葛藤に負けた人といったらいいのか・・・だから自ら終わらせることに? はっきりわかったことはこの監督はやはり取り留めもない群像劇の方が上手いってことかな。 マンネリを恐れて変化を試みたんですかね。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-03-18 17:09:22)
165.  ロブスター 《ネタバレ》 
大まかなプロットは「籠の中の乙女」と同じだと思う。長女がまた出てる、オリヴィア・コールマンはこの頃から出てるんですね。 なんといますか、前作が認められたってことでパワーアップしてるなと。ヘンタイ自慢してるようにも思えるんですが、 この当時って監督の母国、ギリシャが危機に陥ってたんじゃないか?破産だとかなんとか。で、国民が怒ってた、今も? そういうものが反映しているようにも思えます。が、何回も途中で観るのをやめようかと迷いながら鑑賞しました。 はっきり言いまして、悪趣味過ぎ、悪ノリし過ぎでしょ。これというメッセージ性も感じませんし、気の利いたユーモアも感じません。 どっちにいこうが自由は無いわけで、動物になれば鬱憤晴らしの標的になるという救いのないループ状態。 提示されるルールはどれも極端に偏っていて、秩序の無い混沌とした世界です。 無抵抗な動物を殺すということになんの意味があるのか、「籠の中の乙女」では猫だった。 本作ではオープニングにいきなりですし、おとなしい犬(兄)を長時間いたぶり、なぶり殺しにする。これだけはどーもこーもない、絶対に許せません。弱いものいじめの他に何かあるわけでもなく、今さら映画で見せて何がしたいのかさっぱりわかりません。 「女王陛下のお気に入り」ではかなり大人しくなった印象ですが、なにしろイングランド王室ですから好き勝手ができなかっただけなんじゃないかと思えてきた次第です。この後、この監督はどの道へ行くのか興味はあります。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2020-03-14 15:06:28)
166.  トランボ/ハリウッドに最も嫌われた男 《ネタバレ》 
エリア・カザン、ウォルト・ディズニーなど告げ口した側のことは知っていましたが、 「ハリウッド・テン」のことは殆ど知りませんでした。 題材の割には社会派映画のような深刻さも重さもないし、登場人物が混乱することもなく エンターテイメントとして観られました。 ヘレン・ミレンが憎ったらしく演じた女優でゴシップコラムニストがやけに印象に残る。 ジョン・グッドマンがバット振り回すとこはスカッとする。 ダルトン・トランボという人物をどう見せるか、これがこの映画のキモですかね。はい、大変好感を持ちました。 自分が脚本を手掛けた映画を家族と一緒に観ながら観客が笑ったりして楽しんでいるのを嬉しそうにしているトランボの表情が良いですね。 「ローマの休日」にこんな事情があったなんて・・・初めて知った次第です。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-03-12 23:49:38)
167.  マリアンヌ
内容としては戦時中の悲恋ものということで特に目新しさはないし、あの空襲の最中の出産も 少々やりすぎとは思ったんですけど、映画としての面白さやクオリティの高さよりも、 戦争がなければ起こらなかった悲劇なんだという思いの方が強く、そんなふうに心が痛み、 こんな悲劇はもうたくさんだよねと感じることのできる映画であるということを評価したいと思います。 クラシカルな雰囲気で映像もカメラワークもよく、映画として安定感があり最初からすーっと入り込めます。 ブラピはやっぱりかっこいい、手榴弾で装甲車を爆破するシーンは華麗だったなあ。 なんといってもマリオン・コティヤールが上手い、娘に手紙を書いてるシーンは泣けてしまいました。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2020-03-10 23:27:02)
168.  奇人たちの晩餐会 USA
タイトルだけは知っていたけどオリジナルのフランス版も観たことないんです。 リメイクのコレ、監督とキャストがなかなかいいんで観てみました。すみません、まったく笑えません。 なんていうか笑いのツボが合わないんです、ていうか合う人いるんだろうか・・・ イメージとしてはもっとクラシカルな雰囲気で密室劇、舞台劇みたいなのかなと思ってたんですが全然ちがってました。 ダーラ役のルーシー・パンチという女優さん、どっかで見た記憶があったんですが、最近再見したデヴィッド・スーシェのポワロシリーズの「葬儀を終えて」でマイケル・ファスベンダーと関係もっちゃう従妹役でした。コメディエンヌへ転身ということかな? シルバニアファミリーとは言っちゃいけないとは思うんですけど、テイストとしては同じで「フール・オン・ザ・ヒル」の曲の雰囲気とよく合ってて、オープニングのクレジットのとこだけ何回も見直したり。ラストも可愛かったです。 見所はネズミということになりました。映画の中では全部ネズミのはく製ということになってる。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2020-03-10 14:23:35)
169.  リトル・ミス・サンシャイン 《ネタバレ》 
久しぶりに笑ってスカッとしていい余韻に浸れました、ロードムービーは楽しい。  一家に問題児、トラブルメーカーがひとりいるとしたらたぶんこんなタイプだよね、というのがタイプ別に ほぼ揃っているような家族。おじいちゃんがレッスンしてるダンスについて母親すら見もせず放置していたっていうのも問題のひとつだと思われるんですけどね。 トラブル頻発するけど、いざとなれば団結力をみせる家族。バラバラのようでそうじゃない、なんか好きです私。 オープニングからラストへ向けてしっかり下地ができていて、ミスコンのダンスシーンで炸裂しちゃうみたいな。 思わず笑っちゃいましたね。おじいちゃんを途中退場させるのはどうなんだと感じたけれど、あのダンスを見て納得。 オリーヴのダンスが可愛くて可愛くて、ぎこちないからこそいいんですよ。 大人顔負けに歌ったり踊ったりする子供ってなんか痛くて逆に見てられなくなるもん、私。 子供のミスコンなるものへの皮肉、一石を投じるっていうものも感じます。 家族再生と見せて実はターゲットは子供のミスコンだったりして。。。  トニ・コレットはオーストラリア時代の「ミュリエルの結婚」が初見でした、グレッグ・キニアも昔からこっちにもあっちにも出てるよ~ていう俳優で、二人ともコメディからシリアスまで幅広く演じられる、実力派の俳優としてもっと評価されてもいいのになぁ。キニアは主役クラスの女優さんに結構モテモテだったらしいです、人柄がいいんでしょうね。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2020-03-08 14:23:55)
170.  裏切りのサーカス 《ネタバレ》 
観る前からかなり期待してしまう要素が多いんですよ、この映画。 「ザ・英国俳優」といった感じのキャストですし、スパイですし。 結局2回観ることになりました。1回じゃワケがわからないという理由で。  セリフでの説明が無さすぎでして、小道具で語っている部分があるってことが2回目で気付くんです。 観てるこっちもスパイのごとく細部に目を光らせてないといけないんでしょうか? スパイの正体を薄々わかっていたなんて言うんですけど、彼らはどこらへんでそう思ったんでしょう。 その根拠の部分も特に見せ場として描かれているわけじゃないのよ、 どこと言われればサーカスメンバーのファッションかな、キャラにあったスーツや小物使いが粋でした。 難解な映画だけど疲れるってことはないんです。 何度も観て確かめたくなる映画、それに応えてくれる映画であるということが評価できると思います。 「ダウントン・アビー」のレディ・イーディスが受付事務員役なんです、1回目はココがいちばんの発見になってしまいました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-03-06 18:33:13)
171.  イナゴの日 《ネタバレ》 
ふー観なきゃよかったです。カレン・ブラックが気持ち悪い、悪ふざけが過ぎる子供も気持ち悪い。 なんだかみんなグロテスクで最初から不穏な空気が漂う。ハリウッドの内幕ものとも思えないのね。 何人もの男を翻弄する魅惑的な女にはどうしても見えないカレン・ブラック。 ただただ「どうしてそうなるの?」なんですよ。 「イナゴの日」というのは暴徒と化した群衆のことだと思うんですけどこれもピンとこない。 なんでそうなるのかっていう説得力があるようにも感じません。 ほんとに後味の悪いグロテスクな映画、怖いじゃなくて気持ち悪いのよ。 「ハリウッドの怪」「世にも怪奇なハリウッド」ていう感じ。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2020-03-03 00:01:43)
172.  女と男の観覧車 《ネタバレ》 
俳優のタイプがガラッと変わったなあ、というのがまず思ったこと。 そして映像が素晴らしい。 夕日があたってると思われるシーンが多かったけど、この部屋は元見世物小屋で 西日の強い部屋なんですね、西日って色も感触も匂いも朝日とは別物で夕暮れを鑑賞するのとも違って、西日のきつい部屋っていうのはそれだけで憂鬱になります。この部屋の状態が鋭いなと感心します。 そして目の前の観覧車。この観覧車って単純に1周するだけじゃなくて左右にも移動するの? そんなふうに動いてるシーンがあったと思う。結構怖い観覧車なんじゃない? およそ人が生活する家には見えない家で家族らしさも無い家族、気が滅入る。  ケイト・ウィンスレットの熱演を見ていたら「レボリューショナリー・ロード」「ブルー・ジャスミン」が浮かびました。 割と自己評価が高く、意識があるのか無いのかわからないけど前夫を死に追いやったことへの罪悪感で精神のバランスが崩れているようにも見えます。で、またやっちゃうんですよね。 必死にもがいて這い上がろうとするけど、ミッキーは去り、相変わらずハンプティは釣りに誘い、息子は火をつけ、義理の娘は消える。 這い上がるのはいいけどその手段が他力本願なのね、それに不倫してるうちは幸運な運命のめぐり合わせもないのがこの世の法則だと思うのよね、私。 ラストのジニーのアップを見て「この人たぶん死ぬ」なんて思いました、偶然の事故とかでいつものアレン作品のようにあっけなく。そんなふうに思えてしまうほどジニーの痛さをジワジワ感じます。 アレン作品にしては皮肉なコミカルさは薄いかな?そこだけちょっと不満です。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-02-26 13:45:52)
173.  教授のおかしな妄想殺人 《ネタバレ》 
4~5年前にウディ・アレン特集みたいなのがあって、何本か録画したまま観てなかったです、ホアキン・フェニックスが出てることも知らなかった。あのテーマ曲がいいですね「The 'In' Crowd」っていうのね。  観てるうちに「夢と犯罪」をまず思い出しました。ラストのあっけなさも似てる。 私にとってアレン作品というのは登場人物の誰にも共感するわけじゃなく、完全に傍観者として事の顛末を眺めてるという感じなんですが、不思議と退屈しないし、とにかく結末が気になって見届けるまでやめられなくなるという魔法がかかってるような映画です。そしてとにかくドライ。 教授とジルとリタの三角関係もドライ、ていうか3人とも自分の心地よさだけで、早い話すんごい自己中だと思う。 3人の中でいちばんイライラしたのはジルなんですよね、私。可愛いけどうざいの。 いちばん目がいったのはホアキンのメタボなお腹、あれも役作りだったんでしょうか? 懐中電灯と歪んだ姿のラブシーンが皮肉でしたね。 観始めた時はナレーションの意味があんまりよくわからなくて最後まで観られるか不安になったけど、ジワジワ面白くなっていきました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-02-24 15:17:15)
174.  カフェ・ソサエティ 《ネタバレ》 
オープニングのクレジット、音楽、あの独特のセリフ回しとナレーションが最初から炸裂で 息つく暇もないという相変わらずのウディ・アレン、楽しいです。 1930年代の古き良きアメリカのニューヨークとハリウッドの雰囲気がよく出ていました。  「二人のヴェロニカ」とカフェソサエティとボビー、他の人物もきちんとシニカルに描いていて ニタニタしながら観てました。ハリウッドのヴェロニカであるヴォニーは最初はただの秘書みたいな登場の仕方なんですが、だんだんUPのシーンが増えて「わぁ、すごくキレイで魅力的な子」となって気付けばキーパーソンになっている。  びっくりしたのと同時にやられたなあと感心したのはラスト。 新年のカウントダウン後のボビーの表情ね、身動きせず遠い目をしている。 過ぎた日々を思い返して、どうして今自分はココにいるのか自問自答しているようにも、 または、今手に入れているものは心から望んだものではなく、何か喪失感を抱えているようにも見える。 いつ全て失うかわからない危うさみたいなものを感じました。ココは人によっていろんな感想があると思います。 ヴォニーの諦めたような苦笑いとオーバーラップして、とても余韻の残る見事なラストでした。  考えてみれば、一般的にもこのようなことはよくありそうなことなんですが、 80歳のウディ・アレンがそれをこのようにコミカルにシニカルに描くってことが凄いです。 面白かった。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2020-02-21 13:25:35)
175.  イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密 《ネタバレ》 
とにかくベネディクト・カンバーバッチの演技に感服です。 これ悲しい映画ですね。  半世紀も最重要機密として封印されていたとはね、そりゃあそうでしょうよ。 偉業を成し遂げた天才を称えるというより、抗議の意味合いが強いのね、内容的に。 しかし戦争というのは、勝とうが負けようが知れば知るほど辛くていたたまれないことしかないんですよね。  こんな内容の映画だとは予想してなかったです、もっと早く観るべきでした。 確かホーキング博士を演じたエディ・レッドメインがオスカー主演男優賞だったんですよねー 主要部門にノミネートされててカンバーバッチもでしょ、結局脚色賞だけだもの もう5~6年前のことで今さらなんですけど、なんか悔しいなあ、 それほど映画としてもカンバーバッチの演技も素晴らしかった。傑作、秀作だと思う。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2020-02-18 21:53:09)
176.  ボーダーライン: ソルジャーズ・デイ 《ネタバレ》 
とにかくデル・トロの凄みは神々しいほどで圧巻。 でもそれを見るためって感じでストーリーはちょっとね。 あんだけ大仕掛けで人も大勢死んだ割には何がどうなったわけでもなく「え?」て感じで終わってしまいました。  こうしてみると前作のエミリー・ブラントの役割と存在がいかに貴重だったかわかるんですよ。 家族を殺されたアレハンドロと誘拐した娘を絡ませるっていうのも当然そうなるだろうってわかるし 成り行きが予想できちゃうことなのね、こんなよくある展開になるとはね。 子どもを絡ませるっていうのはお手軽過ぎです、前作のことを思うとしてほしくなかったなあ。 で、説教で終わるし、ちょっと残念でした。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-02-17 16:40:42)
177.  欲望のバージニア 《ネタバレ》 
う~~ん、トム・ハーディ目当てに観たんですけど、期待は外れてしまいました。 三男のジャックの成長モノでした。だけどその三男を演じている俳優はイマイチ好みじゃないというか 禁酒法時代、密造酒、こういう背景にあんまり馴染まないと感じました。  それにしてもトム・ハーディ、あんだけ凄みがある割にはすぐ撃たれちゃうし。 三兄弟は死なない代わりにクリケットはたぶん犠牲者になるんだろうなと予想、 そしてジャックは怒り爆発でひとりで乗り込んだのはいいけどやっぱりすぐ撃たれちゃうし。 結局地元の警官たちに助けられるという・・・ どの程度事実に忠実なのかもわからないんですが、現実はこんなもんなんでしょうかね。  俳優たちはなかなか渋いんですが、ガイ・ピアース以外は魅力を感じるほど描けてないと感じます。 ところでゲイリー・オールドマンてあれだけ?トム・ハーディと仲良しだから出ましたみたいな?  つまらなくはないけど、こういうジャンルの映画にしては感情を揺るがされないといいますか、 だから一応ハッピーエンドの映画なのに爽快感も充実感も味わえなかったです。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-02-13 17:03:20)
178.  ファイト・クラブ 《ネタバレ》 
この当時、監督は「セブン」のデヴィッド・フィンチャー、ブラピにエドワード・ノートンが出てる映画にも関わらず、20年たってやっと観ました。 観る機会は何度もあったんですが、なんで観なかったんだろう。 その理由はたぶんヘレナ・ボナム・カーターかもしれないと気付きました。 私、昔からわからないのよ、彼女の何がいいのか。 往年のと呼ばれる女優にいそうなルックスで、だからコスチュームものは良く似合うと思うんですよ。 本作でも所々で現れるんですけどアバンギャルドさがワザとらしくて好きじゃないです。  で、映画なんですが「僕」ジャックの自傷、多重人格、テロ行為の成り行きを見たわけなんですが、 そのくせ生への執着もかなりあるみたいで、あんな撃ち方したら死ぬでしょ、普通。 いや、実際は死んだのかもね。 ていうか、現実は「〇〇の会」くらいであとは妄想かもね、 例の画像が出て唐突に終了っていうのでそんな風にも思いました。  前半はかなり面白かったです、ボブがあそこまで絡んでくるとはね。 中盤あたりのタイラーとの絡みがちょっとクドイというか、流れが破綻しかけるのが気になったけど、 私これはコメディだと思います。全編通してユーモアのセンスが最高です、というか好きなタイプのジョークなんです。 気付いたらあっちにもこっちにもクラブができてるわ、行く先々に仲間はいるわ、下僕のようだわってもう笑うしかないでしょ。  「ゲーム」とタイプは似てるんですけど、かなり進化して名作と言われれる作品になったと思いました。 ブラピもかっこいいけど、エドワード・ノートンという俳優のキャラと演技が素晴らしい。 面白い映画です、手作り石鹸を見るたびに思い出しそうです。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2020-02-12 17:00:59)
179.  グッドライアー 偽りのゲーム 《ネタバレ》 
思ってたよりシリアスでした、詐欺師が返り討ちにあうんだろうというのは最初からわかるし ヘレン・ミレンも謎めいているので彼女にはいったい何があるのか、 ここがラストまでなかなか見当がつかないっていうのが興味を引く部分でしょうかね。  仲良く二人で映画を観てデートしてるんです。 「あらら、トリビアとか小ネタになりそう」と、最初はうれしく思ったんですけどね。 真実が明かされた時に「あっ、だからそうなのか」と納得。 ベティとロイの年齢を考えるとやっぱりそこかっていう感じですね。 イアン・マッケランにヘレン・ミレン、演技力は文句のつけようはありませんし、 不必要な暴力も思わせぶりな怖がらせも無し、でも適度な緊張感はあってじっくりゆっくり観られました。 ヘレン・ミレンのちょっとした表情が怖くていいです 緊迫のハラハラドキドキを期待する人には物足りないかも。
[映画館(字幕)] 7点(2020-02-11 01:23:29)(良:1票)
180.  エターナル・サンシャイン 《ネタバレ》 
これね、10代20代で観てたら忘れられない恋愛映画になったと思う。 特に振られた後なんかに観たらオイオイ泣いただろうな、遅すぎました、観るのが。  デジャブみたいなんですよね。記憶を無くしてどうなるのか、結局成長しないから同じことを繰り返すことになると思うんですよ、メアリーもそうだった。 記憶を消されない意識が働くってとこになんか笑ってしまいました、男はファイル保存、女は上書きで過去はすっぱり消すっていう例えを思い出しまして。 そしてあのテープの内容を聞いて初めてお互いの気心がしれるんですね、なんか物凄い遠回りしてる感じ。 ジョエルもクレメンタインも恋愛に限らず人付き合い、人間関係を築くのがあんまり得意じゃないんだと思います。 手の込んだ見せ方をしてるんだけど、その割に感動はしない。自分が年取ったせいですね。  しかしケイト・ウィンスレットはミスキャストのように感じるんですよ、顔立ちから体格からまったく 翳りも不安定さも感じないし、奇抜な髪の色もファッションも顔付きがキリっとし過ぎで意思が強そうで似合わない。 ジム・キャリーは神経質、エキセントリックな役柄にピタっとはまるので違和感はないです。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2020-02-10 20:17:13)
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