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rhforeverさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 826
性別 男性
自己紹介  好きな女優が大勢いて、その女優が出演してる映画はどうしても評価が甘く成りがちですw
 逆にロマンス物なんかでヒロインが好みじゃないと厳しく成りがちなのは、自分でも困ったものだと思っています。w
たまに2ch用語が出て、ご不快の方もいるかと思いますが、ご容赦を。
 あとですます調と、た、だ調が混在しますが気分次第です。

2016年3月 ブルーレイでマイインターン鑑賞中、ふと気づいたこと。自分にとっていい映画の必要条件は 面白いこと 好きな女優の魅力が十分出てること。

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161.  刑事コロンボ/第三の終章<TVM> 《ネタバレ》 
 いやあ、面白かった。今のところ自分の中ではコロンボの中でのベストです。自分的には、犯人が優れていればいるほど面白いんで、この入念なアリバイ工作しびれました。ただ、その完璧主義が、鍵とか原稿とか、そこまでやらなくてもいいことまでやってしまって残念ですw 上記に書いた通り、アリバイ工作はほぼ完璧だと思う。普通のアリバイ工作では逆に疑いを招くこともあり、そうかと言って本当にアリバイがないのはどうしようもない。で、泥酔を装い自分には記憶がないふりをし、第三者(しかも自分に敵意を持った第三者にアリバイを証言させる。これほど優れたアリバイ工作は他に類を見ないと思う。  しかし、他がかなりお粗末。まず問題の鍵、実行犯がちゃんと扉は開いていたと言ってるんですよね、それを聞き逃すなんて間抜けにもほどがある。それと彼にとって一番避けなければならないのは実行犯と自分とのつながりを知られないこと。  わざわざ住所録に自分の名前を書いたり、あげくはいんちきな脅迫話、偽の梗概 間抜けにもほどがある。ただ単に爆殺しておけば、監視カメラもないこの時代に、実行犯と彼を結びつけるものは何もなかっただろうに。  というわけで減点。まあ捨てはしないけど
[DVD(吹替)] 6点(2012-05-14 09:42:40)
162.  刑事コロンボ/溶ける糸<TVM> 《ネタバレ》 
 犯人の発想はよかったんだけれど、あまりに実行方法がぎこちなく稚拙で面白くなかったので、こんな評判のいい話なのに意外でした。  そもそもあの手術にあの看護婦を立ち会わせたのがうかつ。(日本とアメリカの制度の違いはわからないけれど、現に気があってないのは、はっきりしてるからいくらでも忌避できたと思う。そしてなんと言っても「溶ける糸」のゾンザイな扱い。いわば殺人に使用する凶器の残りをあんなところに置いておくとか。全く「論理的」じゃありません。  やはりコロンボは犯人により完璧さを求めてしまいます。
[DVD(吹替)] 6点(2012-04-30 11:36:58)
163.  刑事コロンボ/殺人処方箋<TVM> 《ネタバレ》 
犯人のトリックやコロンボのはめ方は、いい味出してるんですけどね。 途中で、何の確証もない女性に迫る強引さがちょっといやだなあ。 考えてみれば、殺人犯の共犯なんですが、ルックスいい女優さんが演じ照るからと言って、可哀そうになるのも馬鹿な話で。(逆に、年上妻にまったく同情感じないのは、自分ながら人間としてどうよと)
[DVD(吹替)] 6点(2012-03-19 15:20:43)
164.  完全なる報復 《ネタバレ》 
 題材は非常にいいと思う。告発の行方と同じで、どんな職業でも成果主義で判断されるアメリカでは、検事と言う職業も「勝った、負けた」のスポーツ感覚に支配されて、傷つけられた被害者の気持ちとかなおざりにされがちなことが理解できたし、それに対する問題提起もされた思う。  ただ、キャラクター設定やストーリーが少し残念。特に検事。他の方も指摘されてるように、成果主義的な面もあれば、主人公に少し同情を持ったりの面もあり、最初から非常にわかりづらいので、変化もわかりづらい。  それと最初から独房に穴あけておいて、出入り自由って(唖然)、普通、独房の中から囚人の姿が何時間もいなくなれば気づくって。  で、特にラストがなあ。犯人にああいう処置を行った検事の動機が分からない。復讐というほどの激しい憎しみを感じ取ることはできなかったし、じゃあ個人的な正義の執行?だったら犯人と同レベルでしょ。ところが、検事には自分自身が法を犯しているという意識は全くないし、その責任をとるつもりもないし、現にとってない。唖然としました。  最近、アメリカ映画に多いんですよね。法を守るべき人物がが私刑(リンチ)で犯人を殺してハッピーエンドってパターン。  この点では憎むべき犯人を、住民たちの私刑から守り通すのが当たり前だった昔の西部劇の保安官たちよりずいぶん道徳レベル、倫理レベルが退化してるような。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-03-17 12:07:29)(良:1票)
165.  トラ・トラ・トラ! 《ネタバレ》 
非常にまじめな映画。開戦直前の日米両国の様子を客観的に、塚、どちらかというとアメリカ側の油断、手落ちを批判する形で描いているのは好感がもてる。また、日本側の描写も、若干直訳調のセリフが気にならないといえば、嘘になるが、パールハーバーにあったような、意図的な歪曲、中傷がなかったのはやはり日米合作のかいはある。 しかし、残念だなあ、ちょっと肝心の戦闘シーンが迫力不足。あきらかにスタジオ撮影とわかるシーンも目立ったし。  この映画のストーリーとパールハーバーの撮影技術があれば、完璧な真珠湾映画になったと思う。  ところで、絶対、時間に間に合わせなければならない外交文書のタイプ打ちを指二本で打ってる姿は違和感バリバリだが、実際はもっとひどかった。同僚の送別会の宴会をやってて遅れたというのが事実。  ところがその時の担当だった外交官二人は、責任をとるどころか戦後事務次官まで出世してる。嗚呼、今も昔も、国家にどれだけ損害をもたらそうが、キャリア官僚は絶対個人的な責任を取らされないのがこの国の仕組み。  これは、永遠に変わらないんだろうか?
[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-02-15 17:23:42)
166.  ロビン・フッド(2010) 《ネタバレ》 
 マグナ・カルタを平民が作成したりとかフランス王がイギリスに侵攻したりとか(史実は逆)あいかわらず突っ込みどころの多いストーリーですが、ま、ロビンフッドそのものがフィクションですから、それほど気にもなりませんでした。  むしろ、投石器で投げられた石が爆発するような他の中世ものと比べると、随分リアルな戦闘シーンは好感が持てましたし、あるいは史実に即した王と国民との共存を求めるマグナ・カルタの内容=主人公の主張も快適でした。(従来のハリウッドものなら、いきなり王を廃止して共和制とか言いかねないですからねw)  主人公達も悪くは無かったですが、人間としては、一見馬鹿殿そのままに見えながら、国難に際してはとりあえず国民を纏め上げるジョン王とか、あるいは命をかけてまで、自分の生まれた国よりも夫の国を救うことを選ぶ王妃とか、脇役の人物像が面白かったです。  あと、マリアンが出陣してきた時、「エリザベス女王来たあああ」と突っ込んだのは私だけですか?w 平成24年再見。全体に悪くはないんだけれど、すごく面白かったり、あるいは胸を打つものが感じられなくて。主人公の戦う動機が弱いんじゃないかな。例えば、父の遺志をついで自由な国を作るために国王と戦うくらいのストーリーなら、もう少し感じるものがあったかも知れないんだけれど、自由な国を王に認めさせるために、とりあえず外国の侵略者と戦うって、なんか迂遠でいまいち盛り上がりに欠けません?情念的にも、ちょっとマリアンのお父さんが殺されたくらいでは、やはりまだまだ物足りないし(言ったらなんだけれどもともと老い先短そうだしw、だいたい自分からかかってったわけだし) まあ、この製作者が出鱈目な設定で映画作るのには今更呆れもしませんが、一介の石工が自分で近代的な人権思想を生み出し、息子がその実現のために戦うって、人を感動させるためにはあまりに薄っぺらじゃありませんか? それからクライマックスの戦闘シーンも、なんでイングランド軍が勝ったかよくわからないままに、勢いで勝ってしまう面白みのないものでした。(しかし、前が開く上陸用舟艇風の船には爆笑でしたね。あれといい、あるいは海底に沈んでいく兵士たちといい、今のハリウッドには上陸戦を描写するときは必ずプライベートライアンをパクらなければならないという不文律があるんでしょうか?w)
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-12-31 12:15:00)
167.  タイタニックの最期 《ネタバレ》 
 自分はこちらの方が好きですね。人間がはるかに上品で。生命の危機に瀕した際の乗客たちの行動を「不自然」ととるか「上品」ととるかでこの映画の評価がきまるようで。 (ただ、妻が最悪でしたね。ほとんどビッチそのもので。自分の不実な行為をを逆手にとって父子の間を引き裂こうとする。で、その結果、父親が息子に冷たくすると非難する。 上品ぶってはいるけれど、なかなかこういう自己中な存在も珍しい)
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-12-10 15:40:46)
168.  北京の55日 《ネタバレ》 
 平成24年10月7日全面改訂。とにかく扱ってる題材はいいのに、台本がつまらない。これだけ大きな歴史的事件として、あるいは絶望的な状況で戦い抜いた少数の人々の姿を描くなど、いくらでも描き方があったのに、実際には凡百の恋愛ものが多くのウェイトを占め、少なくとも「義和団事件」を扱った映画として期待されるものは満たしていないと思う。  是非、リメイク希望。(できたら、日本資本で。冒頭で最近の暴動、破壊行動の実写でも入れれば、100年たってもほとんど進歩の見られない民度の低さとか、あるいは清朝とあまり変わらない現政権の夜郎自大ぶりとか、下手な広告よりよほど効果があると思われw)
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-12-01 11:32:51)
169.  ロード・オブ・ザ・リング 《ネタバレ》 
 2020年2月12日 実質的には初投稿 徐々に盛り上がっていって、3部作としては最高の仕上がりになってるから、今まで気が付かなかったが、 この作品単体としては(特にストーリーを熟知していると)案外面白くない。数回眠りかかった。 大ピンチに陥っても、結局切り抜けると分かってると観てて緊張感ないし、 別離や「死」もどうせ再会したり、実は死んでなかったということがあらかじめ分かってるとね。 ガンダルフが「死んで」皆が悲しんでいても、「いや、その人どっかの男塾塾長と一緒で絶対死にませんから」と突っ込みたくなる。 あと、やっぱり原作読んでない人間には、若干不親切な映画。 例えば、フロドはまあ、形式的な主人公だし、サムもまあ役に立ってないこともないから許す。でも残り二人のホビットは何なんだ? 単なるお荷物。あれがすんなり旅の仲間に受け入れられる意味がわからない。 味方の強者3人がほとんど呂布 関羽 張飛レベルで強いのに対して、敵側の強者が案外弱いのもつまらない。 ナズグルの無能さには呆れる。まあ、5騎がかりで実質一人に撃退されるのは、相手が最強メンバーの一人アラゴルンだからしょうがないとは言え、 (それでも、どこが「恐るべき力から「人間の男に殺すことは不可能」」なんじゃいとは言いたいけどね) すぐ目の真下、木の根っこに隠れてるホビットが見つけられないとか、走ってる相手を馬で追いかけて取り逃がすとか、川岸で舟に乗られたらわずか数メートルでも呆然と見送るとか。 やってることは雑魚レベル。  さんざん貶したが、これも自分的には実質的な主人公、ヒロインと考えているアラゴルンとアルウェンの出番が少ないからかもしれない。 二人の恋愛シーンは、アラゴルンがだんだん王の後継者としての自覚を持っていくところは面白かった。 それとリブ・タイラーが実に綺麗。本当にエルフに相応しい。非常に劣化が早かった彼女としてはほとんど全盛期じゃないだろうか。 ケイト・ブランシェットもエリザベスのガリガリおばさんの印象が強い自分的には、とても綺麗で意外だった。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-11-17 14:44:18)
170.  ロッキー 《ネタバレ》 
 それまで全く芽が出なかったボクサーが、本当に稀有のチャンスを与えられて発奮し、 前近代的なトレーナーのもとでありきたりなトレーニングを重ねれば、恋人への愛情に基づく精神力に支えられて、世界チャンピオンとほぼ互角に戦うことができる。  アメリカ人も結構、精神主義が好きですね。(実際はボクシングほど科学が取り入れられてるスポーツも無いんだが)  筋が完全に頭に入ってると、無教養なことを逆に居直ってるロッキー、エイドリアンの陰気さ、内気さ、そしてたまらないポーリーの下品さ(こいつの後年の行動をしってるだけに余計)、ほとんど魅力を感じるキャラクターが出てこない映画は自分には苦痛でした。(実は、今回全話見直すつもりだったんだけれど、2のCM撮影に失敗するあたりで、 うんざり感一杯で中止しました)
[DVD(吹替)] 6点(2011-09-05 18:54:49)
171.  ジェニファーズ・ボディ 《ネタバレ》 
 実は、あにやんさんのレビューを読んで膝を手で打ちました。自分も似たようなことを考えたから。ただ、自分はジェニファーは架空の存在とは思わない。ニーディの中で、だんだん存在がゆがめられていって最後は殺された哀れな被害者と。  一人の女性がだんだん妄想にとらわれ狂気に取り付かれていく映画ととらえたら、なかなか上質なんだが……。そう解釈するには、あまりにニーディ視線を離れた客観的な描写が少なすぎる。ということは深読みなのかな。  とすると、ネットで調べた(爆笑)儀式にで悪魔を呼び寄せようとするバンド、悪魔の解説が事細かに載っている学校の図書館の本、そして全くその通りに行動する悪魔に取り付かれた少女。一言で言えば、アメリカ人って…… 進化論を否定するような非科学的な政治風潮が強まった結果がこれか?(っていうのは冗談ですが) 馬鹿らしいという言葉しか出てきませんでした。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-08-13 18:51:20)
172.  アイアンマン2 《ネタバレ》 
 前作と比較されてる方が多いようだが、実は前作を見ていない(塚、あまり食欲も無かった。)じゃ、なんでわざわざ「2」を見たかと言うと、当然(何が?w)スカーレット・ヨハンソン目当て。というような人間には十分以上に堪能できました、特に格闘シーンとか。(ッてなにか根本的に間違ってる気もしますがw)  正直、アイアンマンに対する世論の変化の描き方の雑さとか、最後の戦闘シーンであれだけ大勢いる一般人が誰一人死ぬどころか、怪我さえしないご都合主義とか、つくりのいい加減さは目につきますが、所詮はアメコミ原作の馬鹿映画なんだから、これくらい突き抜けてくれた方が気楽に見れて面白い。  あと、主人公の家のガジェットがなかなか凝ってて楽しめましたね、なんかバベル2世のコンピュータみたいって言うと年がもろバレw
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-06-13 12:20:22)
173.  戦争と平和(1956) 《ネタバレ》 
「結局、本当に愛し愛される人は、ずっと自分の身近にいて見守ってくれてきた人だった」というような、今時少女漫画でも恥ずかしくて取り扱わないようなコテコテのテーマを表現するために、ナポレオンのロシア侵略と敗退、メモ取りながらじゃないと絶対分からなくなるような複雑な人間関係、3時間半の長尺が使われたわけで……。  最初の一時間ぐらいでそのテーマの見当がついた自分には疲労感以外何も残りませんでした。  ヘップバーンは綺麗だったんですけどね。 あと、貴族とし当然の責務の軍務にもつかず、おそらく一生涯労働をすることもない人間に多少でも感情移入しろといわれても、そりゃ無理だって。  本来、原作がある映画の場合、きちんと原作を読んで批判すべきなんですが、この作品ばかりは勘弁して!(悲鳴)知ってます、ロシア文学って登場人物が出てくるたびに名前変えてくるって(やれ、父称だなんだって)
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-05-09 11:12:21)
174.  50歳の恋愛白書 《ネタバレ》 
 こんな少し生活に疲れた地味目の女優さんにすごく惹かれたのが自分でも不思議だった。いくつになっても綺麗な人は綺麗ですね。それから内面描写がすごく丁寧で分かりやすかった。  しかし……、いくら分かりやすいと言っても、特にわれわれ日本人が素直にそのまま、普遍的なものとして受け入れてはならない映画だと思う。  なぜなら、登場人物のみならず製作者自体があまりにも「薬物中毒」というものに対する感覚が磨耗していて、ありきたりのものとして描きすぎだから。(別に、アメリカ映画では、これに限ったわけじゃありませんが)  だからこそ、われわれ日本人が見るときには、くどくなるけど作り手が意識していない、薬物中毒の恐ろしさ、特に本人のみならず家族の人生まで歪める恐ろしさをしっかり認識しながら見る映画だと思う。  しかし、アメリカ大丈夫か?国内に何百万人もあの母親みたいな人間を抱えて。恐らく、何百回となく銃の乱射事件が起きても、銃の保持を禁じられないのと、全く同じ理由で薬物の販売をきちんと取り締まれないんだろうが。  世界を主導する国の内情に恐ろしさを感じる。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-05-02 11:24:08)(良:1票)
175.  パットン大戦車軍団 《ネタバレ》 
 戦争映画としておかしな点は少なかったけれど、その反面見るべきものもあまり無かったですね。まず相当お金をかけている割には本格的な戦闘シーンは冒頭のアフリカのみ。あとはパットンが「行け行けどんどん」と声をかけていると、指揮下の部隊が進軍してそれで終わりとかなりあっさりしたものだったので、派手戦争を映画を期待対していた自分としてはすこしつまらなかったです。  あと、どこが名将なのかまるでわからなかったなあ。というか、補給を計算しないで、部隊止まらせちゃうとかどっちかというと凡将ですよね。日本軍によくいた突撃一本やりの。ノルマンディに反対してカレー上陸を主張したりとか、バルジの戦いのドイツ軍攻勢を当初軽視したりとか欠点ばかり目立って。もう少しどこが優れているか分かる映画だ思ってました。  まあ、緻密に戦史どおりであること、ドイツ人がきちんとドイツ語を話している等、 真面目に作られた映画であることは間違いないですけど、面白みには少し欠ける映画でした。  ちょっとセルDVD購入は失敗だったかな
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2011-02-05 16:57:22)
176.  ライラの冒険/黄金の羅針盤 《ネタバレ》 
 原作未読で勝手な想像なんだけど、おそらくきちんとした世界観を持ったちゃんとしたファンタジーなんだろうことはうかがえる。  けれどこの映画だけではあまりに、説明不足。大雑把な世界の枠組みが最初に説明されるだけで、あとは教権 ジプシャン、熊、さまざまな部族が、次から次へと知っているのが当たり前みたいな感じで登場する。よほどあちらでは有名な小説で知ってるのが当たり前なんだろうか。そのわりには、あちらでもヒットしてないが。  しかし、考えてみれば不幸な映画で、原作がもっとよく知られていて、きちんとした続編が作られていたら全然評価は変わっていたかもしれない。   例えば、ハリー・ポッターの賢者の石が、たとえ原作読んでなくてもある程度の基礎知識がわかるほどの有名作品じゃなくて、しかもあれ一作で打ち切られたとしたら、どうだっただろう。  随分綺麗な魔女だなと思ったら、カジノロワイヤルに出てた女優さんでした。  アスリエル卿と直接の接点が無かったのが少し残念な。もしかして続編ができていたら、 あったのかもしれませんね。
[DVD(字幕)] 6点(2010-12-04 15:23:00)
177.  M★A★S★H/マッシュ
 決してユーモアとか悪ふざけは嫌いじゃないんだけど、TPOをわきまえない、不必要な面白くない悪ふざけは嫌いですね。例えば、病院に出頭するのに、ゴルフの格好をして現れ、きちんと身分を示さずに押し通る、何が面白い?何の意味がある?  あと、全編を通じて流れる有能な人間は、仕事さえ出来れば後は何をやってもいいんだ、無能な人間が邪魔するなっていう、ありがちな傲慢さがずっと鼻につきました。  反戦映画、戦争批判だから素晴らしいといご意見が多いようですが、少なくともあの戦争に関しては、金一族が朝鮮全土を支配することを防いだという点で充分、大義、意義がある戦争だと、しみじみ感じられる、おりしも平成22年11月24日でした。  あの戦争が無くて、対馬の沖にあの一族が支配する国があったら、どれほど恐ろしい事態になっていたかぐらいの想像力は持っていただきたいものです。
[DVD(字幕)] 6点(2010-11-24 10:34:59)
178.  スターリングラード(2001) 《ネタバレ》 
 何かリアルなところとそうじゃないところが入り混じった不思議な感触の映画でした。 そもそもソ連がスターリングラードの戦いで勝利したのは、敵を逆包囲した大規模な電撃作戦と、その間ドイツ軍をひきつけ続けたスターリングラード守備部隊の見事な対戦車戦闘によるものであるんだけれど、この映画見ただけではそういったことは全くわからず、何か主人公が狙撃でドイツ兵を大勢殺して、それに奮起したろくろく小銃も持たなきゃ、統制も取れていないさながら群集のようなソ連軍が立ち上がったら、それで優秀な機甲部隊を持ったドイツ軍が負けていったみたいな、無茶苦茶な印象を与えかねない映画です。 塚、そもそもそういった意味でのリアルさを描写するつもりは製作者に無かったんでしょう。(普通に考えて狙撃銃でドイツ軍の重戦車撃破できないしw)  ただ、描かれる場面、場面がとても迫力があってリアルだったことは、否定できません。最初の列車から降りて見た戦場の光景、荒れ果てた都市へのドイツの爆撃、いずれも今まで見たことの無いようなスケールでワクワクしました。(それだから、こそ大規模な戦争を一対一の争いに矮小化されたのは、残念でしたが) レイチェル・ワイズ、見るたびに全然魅力が違う、不思議な女優です。この映画では、とても素敵でした。平成24年9月5日追記 大好きなラマンの監督をあまり貶したくないんだけれど、誰でも得意、不得意があるのは当たり前ですよね。それでもほんの少しでもスターリングラード戦の様相、あるいはもっと言うなら近代戦というものを勉強してから脚本書いてほしかったと思います。まず酷いと思ったのが冒頭の戦闘シーン、あり得ません。終始ドイツが攻める側で、市内のソ連軍は逆包囲のために守るというのが実際の様相です。守る側のソ連があんな無謀な突撃を行ったらどうなったでしょうか?後方には数名の督戦隊しかいないのに、その時点で戦線崩壊でソ連側の戦略崩壊です。あと市内の爆撃も酷かったなあ。ドイツ軍だって空軍力に余力があるわけじゃないのに、瓦礫の山を爆撃してどうなる、全くの小道具でしたね。例えてみれば203高地を舞台にハリウッドが映画を作り、無謀な突撃と狙撃兵の活躍のみに触れて、28センチ砲のことは完全無視、そんな映画です。これは
[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-11-20 16:11:12)
179.  アラモ(1960) 《ネタバレ》 
 少し、テキサス独立戦争、それから米墨戦争について調べてみました。先入観では、アメリカの移民が他国に浸透し現地政府(メキシコ)といざこざを起こし、それを口実にアメリカ軍が進軍、そし併合という単純な図式を考えてたんですが、そもそもメキシコ側がアメリカ人移民を招致した経緯があったり、メキシコ政府が非常に混乱していたりという面もあって、それほど単純なものでもないことがわかりました。(塚、根本に遡れば、アングロサクソンにもスペイン人にも無縁のネイティブアメリカンの土地なんだし)  ただメキシコ側にしてみれば、固有の領土の3分の1を奪われた戦争である事実だけは、間違いの無いわけで。それをこんな「正義対悪」「自由対圧政」みたいな歴史観がアメリカで伝統的なものになっても、異論を言えないのはかなり気の毒な気がします。  以前聞いたことがあるんですけど、historyというのは、his story つまり誰かにとって都合のいい物語なんだそうです。で、この事件のように二つの国が関係ある場合は、当然勝った方、力の強い方の物語がそのまま歴史として定着するんだなと、非常にわかりやすい映画でした。  なんて理屈を考えなきゃ、最後の迫力ある戦闘シーンや、男3人の微妙な関係とか充分楽しめる映画なんでしょうが、自分には無理でした。 
[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-11-11 17:17:31)
180.  タイタニック(1997) 《ネタバレ》 
 最初にすごく無粋なことをひとつ。ローズが救命艇から飛び戻らなかったらジャックの生存の確率ってかなり高かったのでは?かなり機敏なので、その後も最善の行動を取っているわけだし、二人連れよりも自分ひとりの方が……。銃で追っかけまわされたのも相当ロスだったし。  自分、性格的にかなり問題があるヒロインでも、ルックス・スタイルが好みだったら、普通受け入れるんですけど、ローズだけは駄目ですね。最初からラストまで、これほど反感しか感じないヒロインも珍しい。  まだ若い頃はいいんですよ。まだまだ人生の経験少ないんだから、すごく衝動的なことも、貧乏だとか実生活の苦しさを全然わかってないくせに知ったような口をきくことも、当時の通念からすれば性道徳が緩すぎるのも全然OK。  ただそれから80年後がね……。 ほぼ、彼女の妄想にしか過ぎないとはいえ、自分たちのために見張りの氷山の発見が遅れたことに対する自責000000000000000000000000000000。 他にも、百年も生きていて、自分が戻らなければジャック生きていたとか一瞬でも考えなかったんだろうか?  自分にとってかけがえの無い思い出を蘇らせてくれた宝探しの人々への感謝の気持ちは?  よくありがちなんですよね、こういう人間って。自分と自分の愛する人間しか、最初から視野にない、関心が全く無い。  ローズを除いた全ての部分。(海の上を進んでいく明るい船、沈み行く船、舟が沈んでいく中で現れる様々な人間性。特に成金のおばさんが好きですね。ジャックも好きです) 大好きな映画ですので、このヒロインの人物像がとても残念です。  平成24年3月17日追記 実は今日、ある方のレビューをずっと読んでいて、この作品にぶち当たり、この作品がフェミニズムに迎合し、立脚したものであることを教えていただき、思わず膝をたたきました。あと、自分がとことんフェミニズム嫌いなことも改めて認識できたのも感謝です。
[DVD(吹替)] 6点(2010-11-08 21:17:43)
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