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1.  オール・ユー・ニード・イズ・キル 《ネタバレ》 
T・クルーズという人は「ハリウッドは"今まで誰も作ってない様な 映画”を、作っていかないと駄目なんだ」という危機感を、 人一倍持っているらしい。どっかに書いてあった。 日本発の奇怪な物語に、すぐさま注目するのもそれ故だろう。 何度もループする特殊なタイム・トラベル。この映画のおかげで、 改めて「人生は、ぶっつけ本番1度きり」という現実を考える。 やり直しが出来ないからこそ、人生は面白い&しんどい。 それにしても、なぜラストでトムは言わないんだ?。 「ハロー(はじめまして)、ローズ…」。微笑んでる場合か?。 その台詞は検討しなかったのだろうか?。あまりにベタだから?。 それ言わないと、あそこでミドルネーム教えて貰った意味が無いのでは?。 エンドロールの間、ずっと頭の中で「い、言わねーの?!」のループ状態。 マトリックスのウォシャ姉弟が「自分たちが先に映画化したかった!」と、 悔しがってそうな映画だった。 どうでもいい事だけど「安全装置、解除しました!」の音声が、 車のCMで見掛ける「赤ちゃん、やめました!」に似ていて面白かった。
[映画館(字幕)] 8点(2014-07-19 03:39:14)
2.  ゼロ・グラビティ 《ネタバレ》 
間違いなく最高傑作。素晴らしい。 ストーリー、キャスト、音楽と音響、3Dの必然性…。どれも完璧だった。どんな状況にあっても、生きよう、生きるんだ。 なんて芯のある主題だろう。主役二人に促される様に「意志」を「言葉」にする事の重要性を感じる。 従来SFパニック物になりがちな宇宙空間の物語で、こんなに泣くとは…。 些細な疑問点はある。軌道上のデブリ問題は、既に指摘されているのに、スパイ衛星とは言えロシアが爆破処理を選択するだろうか?。 ジョージを手放すシーンだが、あの場合、既に運動エネルギーは消滅しつつあると思うのだが…。 本当に「手放す必要性」があっただろうか?。しかし、それら小さな疑問を押しのける様に、この映画の素晴らしさが迫って来る。 ラストで彼女が立ち上がる。全身で重力を感じながら。それを見終わった時、自分の中に「地上で生きている喜び」と、 この映画の「製作者たちへの感謝」が溢れて来た。素晴らしい映画を、ありがとう。
[映画館(字幕)] 9点(2013-12-14 22:03:08)(良:2票)
3.  ワン・デイ 23年のラブストーリー 《ネタバレ》 
アンちゃん可愛いから褒めたいのだけど、難しい…。 毎年その日に会い続けるけど結ばれない二人を描かねばならない。 だから、それぞれ遠回りをしないとストーリーにならない。 そんな訳で、男はあんな方向へ。しかし、男の遠回りを描けば描くほど、 「そんな男どこがいいの?感」が高まる。見栄っ張り、薬、酒、軽い下半身。 エマがジャズ男を振って(?)「やっぱり忘れられないの!」と抱き付いても、 決定的場面なのに共感出来ない。そいつ中身無いじゃん?顔だけやんけ!。 フランス女と結婚するとスゲー可愛い娘が生まれるな…とか、 二人とも若い頃の映像、ちゃんと若く見えるな。アレってメイクで?…とか、 余計な事を考えつつも、ラストの「歩道の上のキスシーン」が美しかった。 まるで絵葉書の様。エンドロールで流れる挿入歌。英語の歌なのに、 なぜかダッサく聴こえる。すみません。 これほど「なんじゃこりゃ?」と思った挿入歌は、初めて。 こういう変化球じゃなくて、アンちゃんの直球ラブストーリーが観たいッス。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2013-10-21 02:41:19)
4.  だれもがクジラを愛してる。 《ネタバレ》 
当初は、関わる多くの人に別の思惑がある。 選挙での好感度、会社の評判、軍の予算、視聴率、 キャスターとしての実績、捕獲して食べたいけど我慢するか…、 ソ連には頼みたくないなあ…、鯨の声よりガンズが聴きてぇ!。 しかし、事が進行するに従って、それぞれの心情や行動が 「この鯨たちが生き伸びて欲しい」という"本来の理由”に結実して行く。 時に「2番目の理由」で行動してもいいじゃないか、人間だもの。 バンバンも生きていた!という(ありがちな)感動のフィナーレかと予感したが、 そうはならなかった。史実に基づいている物語の強さがあると思う。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-10-21 02:32:13)
5.  ハングリー・ラビット 《ネタバレ》 
極秘私刑集団による自転車操業。不思議なストーリー。 他の方の御指摘通り、尾行程度ならまだしも、素人が最終処理を 実行するって言うのは難しい。すぐ何処かで破綻しそう。 実際には、素人による失敗の尻拭いやら証拠隠滅で手間が掛かり過ぎるだろう。 それならプロ集団の自分たちだけで片付けた方が…という発想になるはず。 しかし、「主人公が巻き込まれて翻弄される」ってのが主題なので、 単に金を貰って処刑する集団だと映画にならない。 そもそも「後で“ちょっと”手伝って貰うくらいサ」がプンプン臭う。 その手の詐欺に引っ掛からない為の教訓になる…かも。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-10-11 13:40:57)(良:1票)
6.  ママの遺したラヴソング 《ネタバレ》 
冒頭から流れる「歌」がシブくていい。 様々な場面で「文学界の偉人たちによる名文句」が語られる。 「実は、あなたがパパだったのね」の流れは、のんびり進む。 映像と歌と気の利いた引用を楽しむ映画だと思う。 だからこそ「引用ばっかりじゃなくて、自分の言葉で語れ!」のシーンが印象的。 いい事、言うなあ。S・ヨハンソンの美しさといったら…、すさまじい。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-10-11 13:37:45)
7.  アンノウン(2011) 《ネタバレ》 
本編を観ながらドキドキし、観終わった後に込み上げて来る妙な「笑い」。 そんな風に2度楽しめる不思議な映画。 暗殺集団のリーダーがカバンの紛失に気付かない。そんなバカな!。 相棒に連絡もせず、慌てて空港へ向かうが事故で川へダイブ。 頭を打って自力で車外へ逃げ出せない。蘇生するけど記憶喪失…。 Aチームの夫役と「オレが、オレが!」でハモってる。まるでコント。 いろいろあって、秘密警察の爺さんが服毒自殺。あれは名演技だった。 「あんた達からは逃げられないからな」死して語らずだぜぇ?。 いや~、ド素人女の注射とタクシーにアッサリ負ける集団ですぜ。 爺さん、死ななくて良かったのに…。あんたの方が、よほどスゴ腕。 納得出来ない理由で爆弾解除に戻る妻役。そんなプロ居るか?。 爆弾なんて、もう放っておけばいいのに…。 鏡が割れないわ!手も届かないっ…どかーん!。すっごいギャグ。 「こんな暗殺計画考えたの誰だー!、…オ、オレぇ?!!!」 超ド級ドジ・リーダーなのに「お前を殺す方法は忘れてないぜぇ~」、 もう、カッコいいのかギャグなのか分からん!。最後の列車シーン。 髪がチリチリになってススだらけのリズがホラー&ギャグ状態で 出て来そうだった。「あんた達~、逃がさないわよ~」と。 本当の題名は「暴走リーダーと愉快な仲間たち」で、どう?。 ああ、楽しかった。 
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-10-11 13:33:49)(笑:2票)
8.  ハンガー・ゲーム 《ネタバレ》 
冒頭の「妹の代わりに私が出ます!」のシーンが良かった。 壮絶な殺し合いのハズが、血しぶきが飛ぶ様な描写は割と少ない。それでもR-12。 ハチで死んだり、毒の実で死んだり、暗闇の中トラに食われたり…。 人工の火の玉・ハチ・トラを出す位なら、全員アバター対決でも良かった様な気もする。 実際には死んだりしない娯楽大会で、勝敗の結果、負けた地域は配給少な目で 勝った地域は褒美が出るよ…とか。それなら貧困層の暴動抑制に少しは役立つかも。 彼女を見付ける為に敵チームと同行させられていたピーター。 カットニス発見の時点で殺されてしまうのでは?。用済みじゃないの?。 黒人ルーちゃんの地域は「代わりにオレが!」って誰も言わなかったのか?。 「あの時、パン投げてごめん」の謝罪はいいけど、なんで投げたの?。 まさか理由って雨だけ?。母(?)の視線を気にするピーターだったが、理由は何?。 「彼女に近づいてはならん!」っていう深い事情があるのか不明。 バトルのラスト「二人で一緒に?」「信じて!」森に詳しい彼女なので、 「アレに似てるけど食べても死なない木の実」なのかと思った。 例えば「数分だけ気を失う実」で支配層全員を欺く…のかと思ったら違った。 あっけなく実況が「もういいです。二人勝者で!」。マジで?。 長い割に不明点が多い。続編も、やっぱり観るだろうな。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-09-17 23:09:36)(笑:2票) (良:1票)
9.  猿の惑星:創世記(ジェネシス) 《ネタバレ》 
人類滅亡予定ですけど、やっぱり「頑張れ!サル!」と思ってしまう不思議。 初めのうちはCGに不自然さを感じたが、そのうち脳内で妥協。 橋の上の突破作戦の際、後から駆けつけたウィルを見た時のシーザー。 今にも「あ、あんた居たのかよ!」と話し出しそうでウケました。 あの表情、すげー。他の人も書いてるけど、ゴリラ殉職シーンの金字塔。 アレを超えるゴリラは、もう現れないだろう。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-09-11 01:10:03)
10.  ドラゴン・タトゥーの女 《ネタバレ》 
「セブン」のDフィンチャー監督でしたか…。知らずに観てました。 リスベットの高い特殊能力を考えたら、ブタから暴力を受けたりしないのでは…と 思えてしまう。それは願いでもあるのだが…。ハッキングでもすれば幾らでもブタの弱点が 見付かりそうだ。そんなヤツ、最初からネタを掴んで強請っておけばいいのに。 しかし、ああいった被害に遭った事にしないと報復シーンに繋がらない。難しい所だ。 監督が撮りたいのは、あの報復シーンだろう。ブタを演じた俳優魂にも敬意を表したい。 そんなこんなで「男なんて汚らしいウンザリ→レズビアン」かと思っていたら、 ミカエルに対しては随分と積極的!。そして美しいでございます。 でも、私だったら数針縫った直後でソレは無理!。う、嬉しいけど…。 これから秘密地下室で解剖作業という時に「オリノコフロ~」いいですね。 父殺害を兄が目撃してたのか。う~む。とっとと兄も片付けてしまえば良かったのに。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-09-11 01:05:15)
11.  ダーク・シャドウ(2012) 《ネタバレ》 
男の駄目っぷりが描かれていて可笑しい。 「200年も閉じ込めやがって、許さない」と言いつつ、 迫られるとあんな事しちゃうバーナバス。懲りないねえ。 「愛とか平和とか言ってる所悪いんですけど、この後みなさんを殺さないと…」 「へ?」の流れが気に入りました。 ラストでヴィクトリアもバンパイヤとなるわけだが、 精神的にも強くなって、あそこで彼を引っ叩いてしまえばいいのに。 「そもそも、あんたが女中に手を出すからこうなったんだろがっ!」と。 二人は幸せになりましたとサ…というラストより、よっぽど良いと思うのだが。 もっとクロエちゃんが登場すればいいのにな。 かわいい顔して狼女だったなんて最高じゃありませんか。それなのにバトルシーン短過ぎ。 ボウヤの母親の霊がトドメですか…。少し呆気ない美魔女の最後でした。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-09-11 01:01:18)
12.  エデンの東(1955) 《ネタバレ》 
兄ばっかり愛されて何だよ!…という単なるフテクサレでなく、 母・父・兄・彼女との関係の中で抱く淋しさや悲しみ、嫉妬、苛立ちなど、 複雑な心理を身体全体で表現しているJディーンの演技力が素晴らしい。 しかし、(次のコメントは、お叱りを受けるかも知れないが) 「キャルの人物像は、若干の発達障害があるのでは?」と思えてしまう。 「アイ・アム・サム」ほどじゃないが、ほんの少しだけの発達遅滞。 出兵出来るほどの年齢で「父の愛が感じられない~」と嘆く姿は、 やはり不自然さを感じる。アメリカなら尚更だ。 母の愛を知らずに育ったとしても、父が厳格過ぎたとしても、 それだけで双子の弟がああなるとは思えない。 母の様子を知りたくて尾行と投石、兄と彼女の触れ合いを覗き見る目つき、 嫉妬ゆえ?突然の氷柱投げ捨て、石炭落としの窃盗、 大豆の投機話を鵜呑みにする危うさ…、様々な場面で見せる「微妙な行動」。 当時の米国社会において発達障害は、全く認識されていなかっただろう。 「お前のする事は分からん!悪い子だ」と父が嘆くのも無理は無い。 聖書朗読の際に「第8章~」「数字を省略しろと言ってるだろ!」となるが、 彼は父に反抗しているのではなく、たぶん省略が「出来ない」のだ。 ラストにおいて父から「側にいて看病してくれ」と頼まれた時に見せる彼の安堵も、 若干の障害があると仮定すると妙にしっくり来る。自分の居場所を確定して欲しいのだ。 この作品が、たまたま「そう見える」のではなく「障害を背負っている青年の複雑な葛藤」を 意図して描いたのだとしたら…。1954年に?。 それって、超先進的な傑作・問題作だったという事に…なるかな?。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-09-02 05:15:19)
13.  ローマの休日 《ネタバレ》 
「不朽の名作」とは、この作品の為にある言葉だろう。 「色褪せる事の無い」も。まあ、もともとセピアだけども。 オードリーの茶目っ気、グレゴリーの品の良さ、 ロマンス、コメディ、冒険…、それら全てのサジ加減が絶妙。 何より、単純なハッピーエンドではないラストが残す余韻が実に素晴らしい。 ラストの記者会見の際、ライター型カメラの秘密をバラすのだが この時代だからこそ「あら!それで撮ってたのね!もう!」で済む。 超望遠レンズで英王室キャサリン妃のプライバシーを侵害しまくっている 下品な現代においては「ステキなタネ明かし」にならないだろう。 お金になるだろうけどバラさない記者とカメラマン。 ずっと秘密にしましょう…という大人の判断。 洒落た言い回しで「安心して」と伝える彼の優しさ。 パパラッチのクズは、この映画を観て心を洗い直したらどう?。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-09-02 05:10:00)
14.  ロック・オブ・エイジズ 《ネタバレ》 
主役の女の子が歌い出すと安心する。 この人のボーカル素晴らしいな…と思ったら、元々歌手の方でした。 失礼ながら他の人が歌ってるシーンは、脳内が自動的に 「元歌が聴きたいよモード」になってしまう。 Tクルーズは、好演だったのでは?。彼の持つ独特なオーラが上手く作用している。 「そういう感じのロックスター、ほんとに居そう…」と思わせる。 1番驚かされたのは、てっきり90年代ヒットだと思ってた 「Extreme」の「More Than Words」がギリギリ80年代だった事。 マジで?。月日の流れは、速いっスね。 「パート2(90年代)」「パート3(00年~10年)」なんてのもイ~かも?。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-09-02 05:06:47)
15.  スミス都へ行く 《ネタバレ》 
すいぶん前、TV放送されていた本作品。 仕事から疲れて帰って来た私は、なんとなく途中から観始めた。 後半の1時間だけ鑑賞し「なんて素晴らしい映画だ!」と感激したものだった。 今回あらためて冒頭から見直したら…。あれ?なんか違う。 丁々発止な法廷モノと違って、彼の演説は基本理念の朗読。 スミスの不正をでっち上げたテイラー側の嘘をビシッと暴くわけでなく、 議会引き伸ばしの為に長々と朗読し続ける。戦法って、引き伸ばしだけなの?。 チビッ子新聞読んで支持者が集まってくれるかも知れないから?。 支持者のデモは放水などの圧力で押さえ込まれてしまった。 仮にアレが大きくなり、議事堂周辺100万人デモになっていたら…。 しかし、この映画は「民衆に支持されたからこその勝利」の形にしない。 スミスは、長時間頑張って「民主主義が大事なんだー!」と訴え気絶。 結局、ペインが「良心の呵責」を感じて諸々を自白。 なんだか「交渉人が時間掛けて説得すれば犯人も投降するサ」みたいな平和な話。 米国が、まだ「個人の良識」を信じていた時代だからだろうか。 「平凡な一般人が見事な演説」のストーリーから連想して、 チャップリンの傑作「独裁者」が観たくなって来た。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-08-25 22:07:40)
16.  スライディング・ドア 《ネタバレ》 
日本で言う所の「急がば回れ」「塞翁が馬」?。 ドアに間に合って良かったね…に思えて、そうでもない。 間に合わなくて残念でした…に思えて、そうでもない。 人生って上手く行かない事いろいろあるけど、 くじけないで頑張っていこう…と応援してくれる短めストーリー。 ショートにしたパルトロウが特に素晴らしい。 それほどの美貌でサンドイッチ屋の店員ってこたーねえべ…と思わずにいられない。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-08-23 19:21:06)
17.  評決 《ネタバレ》 
今回30年ぶりに鑑賞。ニューマンの醸し出す雰囲気が素晴らしい。 ローラは、途中までマジでスパイ。黒人医師の情報を流してた様だが、 看護士情報は流さなかった。コンキャノンからお金貰った後で改心。 コンちゃん、なぜ裁判途中でローラに振り込んだ?。勝訴を確信したか?。 その後、原告に有利な看護士の証言とコピーは、証拠として却下。 改ざんの可能性があるのにオリジナル優先なんて、実際にあるだろうか?。 なんだかんだあっても評決は原告勝利。その過程は、1秒も描かれない。 長時間かけて原告不利ですよと描きつつ、最後に正義は勝つ…良かったね?。 う~む。当時は、その脚本でも良かったのかも知れないが…。 証拠不十分でも「評決」で撃ち殺してしまえって乱暴さがアメリカ的に思える。 例えば、内通者だったローラが「やっぱり、あの人たちの不正を許せない!」と味方に付く、 立場を告白しギャルビンとも和解、彼女の活躍もあって受付の看護士が見付かる、 看護士の証言で劣勢がひっくり返り勝訴!…の方が素直で良かったんじゃないか?。  ブルースW(当時28歳)が出演と書いてあったので、再確認。 KC証言の際、ドア際に立ってる裁判所職員が似ているんだが…。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-08-23 19:10:46)
18.  ワールド・ウォー Z 《ネタバレ》 
ちゃんとお金を掛けたゾンビ映画。映画館で観て正解でした。 今まで、その手の映画は「メイクした無名の俳優が頑張ってゾンビを演じてますよ感」が 漂い続けるモノばかり。「ほ~ら、それっぽく足を引き摺って歩いてるでしょ~?」…と。 この映画のZ達は、ちゃんとしてる!。とにかく、それが素晴らしい。 滑って転んで自分を誤射とか、マイクで祈りの歌を増幅させたらZが壁を突破…など、 ギャグなの?これ笑う所?とも思ったが、大災害の中で人は案外そんなかも知れない。 日本でも「地震の際、慌てた為に自分で骨折」というケースが多い。 後半は、研究所内での攻防。内線使えるなら遠くの端末をブーブー鳴らせば、 皆そっちに行ってくれるんじゃないのか?…と思ったが、それを実行すると映画にならない。 あるいは、外の駐車場の車のオーディオを鳴らしっ放しにして帰って来る…とか。 Zが、みんな研究所の外に出てくれると思うのだが。 そうそう、あっと言う間に短剣で彼女の腕を骨ごと切断。 ブラピすげー、るろうに剣心か?。
[映画館(字幕)] 7点(2013-08-15 16:15:22)
19.  007/スカイフォール 《ネタバレ》 
「あの頃、オレ頑張ったのに~」という変態マザコン男が敵。 最後まで「一緒に死んでくれよママ~」って、それこそどんな洗脳されちゃったのよ。 MI6不要論が出ている時に「この騒ぎは元諜報員が主犯」ってマズいのでは?。 返って不要論に拍車を掛けてしまう気がするのだが。 Mを庇いつつ撃たれるレイフ・ファインズが上手い!。 あんなにカッコよく撃たれる人、見た事ない。 ダニエル・クレイグ貫禄あり過ぎで50に見えるが、微妙に若い40代。 ストーリー的に「そろそろオレも引退か?」な雰囲気出してたけど、 まだまだ現役続行で行けるでしょう。 所で「本人だけを認識する銃」って不便ですよね?。 イザって時に早撃ち出来なさそう…。やっぱり出番は、あれだけでしたね。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2013-07-17 01:00:21)
20.  ボーン・レガシー 《ネタバレ》 
美形スパイがカッコよく決めまっせ…なトム様のMIと違って武骨路線。 その姿勢は素晴らしいのだが、内容がややこしい。 なんとかカムまでバレたら大変だ。で、育てた全スパイを殺してしまえ?。 データは残るから大丈夫?関わった研究所員も乱射事件で殺してしまえ?。 生き残ったシェアリングは、自殺に見せて殺してしまえ~って、無理あり過ぎ!。 実は緑を飲まなくても平気でした。でも、青は?。青を飲むとスゴいのよ!。 じゃあ、飲まなくてもいいんじゃないの?。「普通」に戻るだけでしょ?。 オレ、実はIQ低いし…。訓練が過酷で飲まないと耐えられなかった、依存症だ…。 だから、もう飲まない方がいいじゃんよ。いいえ!フィリピンで活性ウィルスを打つの!。 そうすれば、認識力も下がらない!半永久的に大丈夫よ!。 う~む。すみません、今イチ分かりにくいです。無駄にややこしい。 ウィルスという箱の中に薬が…。で、「一度具合悪くなる」ってのが分かりにくい。 大抵の主人公は、薬切れで徐々に具合が悪くなって「薬が必要だ~」になり、 ギリギリで投薬、回復、反撃…って流れだと思うのだが。 青を飲まないとこうなっちゃうよ…が充分に描かれていない気がするなあ。 それと、ラストの追いかけっこ長くないっスか?。 これから見る方は「吹き替え&字幕付き」をお勧めしますぜ。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2013-07-17 00:55:08)(良:1票)
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