Menu
 > レビュワー
 > 野良狼 さんの口コミ一覧
野良狼さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 27
性別

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  インフェルノ(2016) 《ネタバレ》 
前2作は原作を読んでから映画を観るとより楽しめると思うが、今作はそうではない。原作から改変されている所が多すぎ、全く別物になっており、しかもその殆どが改悪と感じられる物で、がっかり感が半端ない。原作ではSRSがWHOサイドだというのは後半になるまで隠され、大機構の部隊だと読者に思い込ませる憎いトリックがあるが、映画ではそんな物は取っ払われ、正義感に溢れ聡明であった隊長はつまらない小悪党として描かれ、思慮深い人物であった大機構の総監も滑稽な殺人者となっている。そして原作ではテロを止める為に最後奔走し、更生の機会も与えられたシエナが映画ではただのゾブリストの狂信者で最後はテロを成し遂げる為に爆死する始末。シエナがラングドンに抱いていた淡い愛情と心の葛藤も無き物とされ、その代わりにシンスキーがラングドンの元カノ?という設定に。ゾブリストが原作では人を殺さずDNAのみを改変し人類全体の不妊率を高めるというエレガントな手法を取り、しかも宣告した日には既に世界中にウイルスが拡散済みというあっと驚く展開もあったのだが、映画では殺人ウイルスの拡散を直前に食い止めて終わるというただのありきたりな結末に。つまりはインフェルノという原作の魅力たらん部分を根こそぎ取り去ってしまったような作品となってしまっている。ロン・ハワードはそこまで愚かな監督だったのだろうか?いや、そんなはずはない。とするともっと何か大きな力が働いたのか。とにかく残念である。あとトム・ハンクスは老いをカバーする為にもう少しシェイプアップして撮影に臨んで欲しかった。
[映画館(字幕)] 4点(2016-10-31 02:02:02)
2.  GODZILLA ゴジラ(2014) 《ネタバレ》 
まず、ゴジラ映画なのに肝心のゴジラの登場シーンが少なすぎ。映画中盤まで、あんまり感情移入もできない人間ドラマを見せられる。中盤になってやっと怪獣が出てくるが、でかいだけであんまりパッとしないデザイン。(え、あれってギャオスだったの?絶句)それが街を破壊し、そこへ唐突に現れたゴジラがちょこちょこっとバトルしどこかへ行ってしまう。バトルシーンも全部夜で、暗い中黒い怪獣が戦っているから何がなんだかわからない。ジュラシックパークの頃なら、CGの粗さを見せない為にわざと夜のシーンを多くしたりといった事があったが、これだけ技術が発達した今ならもっと堂々と迫力ある真昼のバトルシーンを見せて欲しい。最後にまたゴジラが現れちょこちょこっとバトルして怪獣をやっつけ去っていく。渡辺謙以外、聞いた事もない俳優ばかりで華もなし。ゴジラ自体の造形は前作に比べはるかに良かっただけに残念。いろいろ消化不良な映画でした。
[映画館(字幕)] 5点(2014-07-17 17:58:09)(良:1票)
3.  アメイジング・スパイダーマン2 《ネタバレ》 
アンドリュー・ガーフィールド、前作から2年しか経っていないのにこんなに老けるかな。前作ではイケメン高校生を見事に演じきっていたけれど今作では普通の30親父の見た目になりかなり違和感が。次回作は10年後とかの設定にしないともう無理かもしれません。それに比べてエマ・ストーンは変わらず可愛い。彼女がいなかったら今シリーズは本当にダメだったろうと思う。くっついたりひっついたりのまあ陳腐な恋模様も彼女の笑顔のお陰で観られた。それがあんな悲しい結末になるなんて。ハリウッドの大人の事情かと思ったら原作がそうなんですね。でもやっぱり凹みます。はぁ~。のっけからピーターの老けっぷりにドン引きして最後はグウェンの死にショックを受け、肩を落として映画館を後にする事となったので評価は7点です。でもね、映像は素晴らしかったと思いますよ。3Dが生きる演出も充分にありました。特に最初のオープニングとエレクトロとの戦いのシーン。圧巻の映像に鳥肌が立ちました。できることならIMAXで観てください。ストップモーションを多用したアクションシーンの演出もそれなりに新鮮味があり面白かった。ハリーはちょっとキャラが弱かったかな。次回作を撮るならヒロインは恐らくMJになるんでしょうが、グウェンにそっくりの子って設定でまたエマ・ストーンを使ってくれませんかね。そうしたらアンドリュー・ガーフィールドがいくら老けてもまた観ます。
[映画館(字幕)] 7点(2014-05-22 01:19:37)(良:1票)
4.  キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー
素晴らしい。生身の人間で特殊能力等は一切無し、ダサいマスクとコスチューム、武器は円盤と、マーベルヒーロー達の中では著しく力量不足の感が否めなかったキャプテン・アメリカ。仮面ライダーで言えばさしずめライダーマンといったところか。そんなキャプテン・アメリカの1作目は予想を裏切らないイマイチな出来だった。それが、である。映画は脚本が命という事をこの2作目を観て改めて感じた。2時間を超える尺でありながら最初から最後まで一切ダレる所が無く息もつかせぬスリリングな展開、カッコイイアクション。あのダサいキャプテン・アメリカが今回は全くダサく見えなかった。ヒーロー物でありながらスパイ映画の要素を取り入れたのも非常に良かったと思う。ファルコンもカッコ良かった。前作でガッカリした人も騙されたと思って観てみてください。
[映画館(字幕)] 9点(2014-04-14 22:02:40)
5.  トロン:レガシー 《ネタバレ》 
デジタル好きとしてはかなり予告編のムービーにドキドキさせられ、期待に胸を膨らませて観に行ったのですが、少々胸を膨らませ過ぎたようです。  まず、ディズニー3D!と大きく謳っていながら、2Dの部分もあり、更に3Dの部分も立体感に乏しい。デジタル世界を描いた映像で魅せようとした(最初のお城をトロン調にしてまで)映画なのだから、もっと3Dを強調して欲しかった。もっと飛び出してくればあのカッコイイ映像はもっと生きたはず。  デジタル世界での戦闘方法がディスクを投げ合うだけというのも何だかなあ。あと訳もわからず中途半端に禅とか持ち出さないで欲しいと思います。日本人はああいうのヒキます。  尺もちょっと長かった。途中で1回眠りかけたので、そういう所は省けたんじゃないかと思います。クラブのシーンは音楽も映像も格好良かった。主人公とヒロインの間にもう少しロマンチックな場面があっても良かったんじゃいだろうか。  結局、この映画からあのネオン調?のクールなビジュアルとダフトパンクの音楽を省いたら、あとは何もないウンコ映画です。だからこそ3Dはもっと思い切って欲しかったなあ。
[映画館(字幕)] 6点(2010-12-18 23:10:47)(良:1票)
6.  インセプション 《ネタバレ》 
巷で言われているようにこの映画が映画史に名を残すとすれば、それは間違いなくラストシーンによるものだろう。それまで殆ど気に留める事もなかった小さなアイテム。それがラストで素晴らしい効果を生みだす。観る者をあっと言わせた瞬間スクリーンはブラックアウト、我々の心に大きな謎を残していく演出は憎らしいほど秀逸。さて、最後はコブの夢だったとして、ではどこからが夢だったのか。或いは全てがコブ一人で見ていた夢だったのか。謎を解く鍵はきっとノーランが映画の中で残してくれているはず。そんな視点で観直すときっと2度、3度違った美味しさを味わえる映画。これだけ突飛なストーリーでありながら、破綻した部分、無駄な部分がない為、観ていてストレスは感じない。(難解ではあるけれど。。)非常によく作り込まれている映画で、脚本、映像、そして演じる俳優陣も皆個性的で素晴らしい。ただ渡辺謙の英語の発音はもう少しブラッシュアップできないものだろうか。それとも演出上わざと日本人ぽい発音にしてるのかな。渡辺謙がそこまで器用なはずはないのでたぶんただヘタなだけだと思う。頑張れ渡辺謙。
[映画館(字幕)] 8点(2010-09-02 15:40:59)
7.  トイ・ストーリー3
結論から言えば、今まで観たアニメ映画の中でNo.1。トトロもルパンも敵いません。文句なし。 その出来映えにあんまりびっくりしたので2回映画館に行ってしまったけれど、2回ともラストで涙が止まらず。アンディ、お願いだからもうそこで止めて。そんなこちらの心の叫びを無視するアンディがウッディを手にする時にはもうたまらず号泣。人を笑わせる事もとても難しいけれど、泣かせるという事は更に難しい。人の涙というものはそう簡単に流れるものではないから。そんな素敵な涙を流せるラストシーンに問答無用で10点。やっぱり映画ってラストが重要だなあ。 苺のクマさんは結局映画の中では最後まで改心しなかったけれど、彼も救いの無い最悪の結末を迎えた訳ではないから、あれでいいんじゃないかな。トラックの前に括り付けられての長旅は今までの悪行に対するおしおき。旅を終えればきっとあの運転手も家の中でクマさんを大事にしてくれる事だろう(たぶん)。  3Dについては、私はそもそも現在の3Dシステムという物を評価していない。なんだってあのしょぼい立体視の為にわざわざ鼻が痛くなる重いメガネをかけ、くすんだ暗い色で映画を観なきゃならないのか。これはこの映画の罪ではなく現在の3D映画全体が抱える課題。このトイ・ストーリー3を暗い3Dで観るなんてもったいない事はしてはダメ。是非2Dでその素晴らしい色づかいを堪能するべし。3Dメガネなんて使わなくても、ピクサーの計算され尽くしたCGは、あなたの脳内で勝手に3Dに変換されます。  あと、このトイ・ストーリーは素晴らしいエンターテイメント映画であると同時に最高の教育映画でもある。物の痛み、人の痛み、そして優しさと友情。夢中でスクリーンを見つめる子供達の心の中にきっと大事な物が刻み込まれるはず。この映画を観た子供達は物を粗末に扱う事はしなくなるはず(たぶん)。小さなお子さんをおもちの方は是非とも家族でこの映画を観ていただきたい。
[映画館(吹替)] 10点(2010-08-27 11:56:10)(良:2票)
8.  ハリー・ポッターと謎のプリンス 《ネタバレ》 
原作を読んでいるかいないかでやはり評価がはっきり分かれてしまう映画だと思います。原作を読んでいる人なら映画で省かれている部分も頭の中で補完しながら観る事ができますが読んでいない人だと理解しにくい所が多いかもしれません。できる事ならば人に借りてでも良いからまず映画を観る前に原作に目を通して欲しいです。さて、私の中ではこの原作の第六巻の評価はかなり高く、ラストの第七巻へと緊張感を急激に高め盛り上げていく素晴らしい内容であり、全7巻中最高傑作と言っても良いと思っています。だからこそ、2時間半という尺は非常に残念。優れた脚本で目に見える不自然さはなくよくまとめられていますがやはり物足りない。もし3時間あればもう少しエピソードを盛り込めたのにそこら辺は映画館の回転優先の大人の事情なのでしょうか。個人的に端折って欲しくなかった、端折るべきではなかったと思う部分は1.ダンブルドアがダーズリー家を訪問するシーン 2.ヴォルデモートの出生にまつわるエピソード 3.最後の生徒達一丸での戦闘シーンです。あとグレイバックが一度も狼男に変身しなかったのも少々不満です。もしこれらのシーンが入っていたら10点でした。しかしハーマイオニーは観る度に綺麗になっていきますね-。ジニーももう少し美人になっていたら良かったのですがさすがに8年前にそこまで予測してキャスティングするのは無理だったでしょうからしょうがないですね。
[映画館(字幕)] 8点(2009-08-01 03:29:58)
9.  アイアンマン 《ネタバレ》 
鉄の固まりといった感じの野暮ったいプロトタイプのアイアンマンがレッド&ゴールドの流れるようなデザインの最高にかっこいいへアイアンマンと生まれ変わるそのワクワクドキドキ感がこの映画の全て。重いテーマや緊張感とは無縁の爽快ヒーロー映画。ダークナイトとは対照的だけどこれはこれでいい。アイアンマンのデザイン、見せ方も良いしロバート・ダウニーJrも良い雰囲気を出している。(もう少し背が高い方が良いとは思うけれど)最近のアメコミヒーロー物の映画はいろいろな部分で洗練されているように感じる。ただ、最近の映画に多いけれどクレジット後にもう一シーン残すのは止めて欲しい。長ったらしいクレジットの間客を強制的に待たせる事に何の意味があるのか。自分は海外で観たのでこのシーンがある事を知らず結局観ずに出てきてしまった。(日本では字幕でお知らせがあったようだけど) ところでインクレディブル・ハルクを観ようとしている人はアイアンマンを先に観るとハルクの最後でニヤッとできる。
[映画館(字幕)] 8点(2008-10-01 17:54:49)
10.  バットマン(1989) 《ネタバレ》 
ダークナイトを観て感動を覚えたので、この89年のバットマンも振り返ってみたいと思う。何より記憶に残っているのは、上映の確か半年ほど前から町中に出現した広告。大きなバットマンのマークと12月2日という公開日の日付のみという、今でこそ珍しくなくなったが当時は衝撃的なティザー広告だった。そして期待を裏切らない映画の出来。ダークナイトと共通するのはジョーカーの演技あっての作品ということ。ニコルソン程の大物がこういう色物キャラを演じるのも驚きだったし見事なはじけっぷりにも驚かされた。そしてプリンスの音楽もぴったりハマっている。バットモービルも自分としてはこちらの方が好み。89年当時は本当にセンセーショナルな作品だった。
[映画館(字幕)] 8点(2008-09-24 01:42:58)
11.  ダークナイト(2008) 《ネタバレ》 
かつてこれほど悲しく、重い内容のヒーロー映画があっただろうか。 原作も知らず、何の予備知識も持たずに観た私は、めでたくハッピーエンドで終わると思ったその次の瞬間始まった悲劇のエピローグに驚き、そして最後はやり切れない思いを胸にして映画館から出た。 ただヒーロー映画が全てスカッと明るく爽快でなければならないのか、ハッピーエンドでなければならないのかと言えばそうではないという事がこの映画によって知る事ができたし、興行成績やここでの評価がそれを証明している。(それにバットポッドの登場&走行シーンなんかは最高にドキドキさせられるエンターテイメントになっているし)最後にスカッとニッコリできる映画では決してないけれど、最初から最後まで緊張感張りつめた重厚なストーリー&演出、俳優陣の演技、音楽、SFX全てにおいて素晴らしい映画だ。 しかし、本当にやり切れない悲しい気持ちになったのは、ここのサイトを見てジョーカー役のヒース・レジャーが28歳の若さで既にこの世を去っている事を知った時だった。ニコルソンのあのジョーカーが大好きで、あれを超えるジョーカーなんて無いだろうと思っていた自分を見事に裏切ってくれたこの素晴らしい演技を次作ではもう観る事ができないなんて。これこそ悲しすぎる。自らの命を削って魅せてくれた最高の演技をありがとう、ヒース。
[映画館(字幕)] 10点(2008-09-22 23:24:27)(良:11票)
12.  レッドクリフ Part I 《ネタバレ》 
中国の映画館で観ました。レイトショーでしたが満員の観客で現地では記録的な興行成績のようです。役者の降板騒動等もありましたが、それより何より三国志の「赤壁の戦い」という題材は中国の人達にとって「観なくてはならない」物のようです。日本人にとっての関ヶ原のような物なのでしょうか。ただ日本でどこまでの興行成績を上げられるかはわかりません。エイベックスが出資したそうですが吉と出るでしょうか凶と出るでしょうか。■■さて映画の方はさすが大金をかけただけあってセット、衣装共に素晴らしく三国志フリークの方なら垂涎ものの映像です。ただ軍勢のシーン等の一部のCGはチープさも感じます。あれだけのお金をかけたのなら孫権が虎を狩るシーンでCGの虎一匹くらいハリウッド並の物を作れたでしょうに。どこかから拾ってきたような虎の映像を使われては興ざめです。曹操と関羽のシーン等、映画の都合上原作と変えられている点も多く見受けられます。■■金城武はプレッシャーがあったと思いますが諸葛亮という役を見事に自分の物にしていると思います。ただネットの情報では今回彼の台詞は台湾訛りが無く“完璧な”北京語である事から恐らく全て吹き替えだろうとの事で少々残念です。トニー・レオンは好きな俳優ですが知性と力強さ、狡猾さを兼ね備えた周瑜のイメージには少し合わないような気がします。やはりチョウ・ユンファが適役だったのかも。降板してしまったのが惜しまれます。トニー・レオンも今回難しい北京語の台詞が多い為一部は吹き替えになっているようです。ただ小喬役の林志玲は全て本人の声で通している為、その台湾訛りが中国本土のネットで非難囂々のようです。ちょっとそこら辺を聞き比べてみると面白いかもしれません。■■周りの俳優陣も演技派揃いですが中村獅童が出ている事は知らなかったので、「よく似た俳優が中国にもいるものだなあ」と思いながら観ていました(汗)演じているのは彼の為に設定されたオリジナルキャラだそうです。■■2時間20分という時間の中で無駄なシーンというのはあまり無いですが1つ1つのシーンが少々間延びしていたような気もします。“アクション活劇”として見た場合のテンポはいまいちだったと思います。大きな盛り上がり、ドラマチックな場面が無いまま「to be continued」となってしまった事で少々消化不良気味な後味でしたがその分続編が待ち遠しい映画です。
[映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2008-07-14 03:58:48)
13.  ランボー/最後の戦場 《ネタバレ》 
20年ぶりのランボー。アフガンの時はまだ中学生でした。そして中学生の私にとってランボーははちきれんばかりの筋肉の鎧に身を包みどんな敵をもストイックに粉砕する無敵のヒーローでした。 今ではすっかり私もおじさんになり、時の流れを痛感している中で、やはりランボーもすっかり年老いてしまっているのだろうと思いきや、さすがランボー、ミャンマーでも相変わらずの無敵ぶりを発揮してくれます。 ランボーというのは私にとっては究極の娯楽映画なので、メッセージ性が非常に強くなり残酷な描写がある事には多少の違和感も感じました。ただああいう悲惨な状況が世界にはまだまだあるという事がこの映画により世界に伝わる事は有意義な事だと思います。 ランボーの背中にあこがれた人間としてはせめて後姿だけでも上半身を見せて欲しかったです。あとマシンガン片手に走り回って欲しかった。。。スタローンは続編をまだ考えているらしいですが、個人的にはこれで完結でいいんじゃないでしょうか。それよりも新世代の肉体派アクションスターを発掘して欲しいと思います。
[映画館(字幕)] 8点(2008-05-30 21:52:22)(良:2票)
14.  ベオウルフ/呪われし勇者 《ネタバレ》 
ブルーレイディスクで観ました。 フルCGという事に拒絶反応を示す人がいますが、フルCG映画はまだまだ発展途上にありますから、多少の違和感には目をつぶり、CGもここまで来たかという技術の進歩を素直に賞賛してあげてください。 アンソニー・ホプキンスをあんなにデブにしてしまうのもCGならではの面白さですね。 ベオウルフの役者さんは知らないのですが、いまいち華がないなあという印象を受けました。あとは全裸であそこを不自然に隠すくらいなら、パンツでも掃かせておけば良いのにと思いました。不自然に隠されているのでどうしてもそこに意識がいってしまいます。 モンスターの母親の正体が最後まで不明で、退治もされなかったのが少々消化不良ではあります。でも美しいCGでした。今後のCG映画では各キャラの表情、動作、髪の毛1本1本の動き等がもっと自然になっていくことでしょう。現時点での最高のCG技術を堪能できる映画です。
[DVD(字幕)] 7点(2008-05-30 21:23:33)
15.  トランスフォーマー 《ネタバレ》 
これをブルーレイで出さないことにPS3ユーザーからは非難轟々のようですが、HD-DVDを買って観てみました。まずブルーレイのスパイダーマン3等と比べて映像が粗く感じる事に不満です。わざと粒子感を強めているのかもしれませんが、作品が作品なのですから徹底的にデジタルでクリアな映像にすべきでしょう。CGが素晴らしいだけに残念です。  ロボット達のCGはそういった物に興味が無い人でも一見の価値があります。映像技術もここまできたかという最先端のCG映像を体験することができます。程度の低い映画では往々にしてCGと実写の合成部分に違和感がありありですが、さすがにこの映画では全く違和感無しです。ロボット達がその場に実際に存在しているのだとお年寄りや子供なら信じて疑わないでしょう。CGやロボットアニメが好きな人なら感動すら覚えるはずです。そして是非このクオリティでガンダムを撮って欲しいと願うことでしょう。  CG以外の部分は残念ながら賞賛できるレベルではありません。ストーリーのチープさ、俳優陣のしょぼさを救っているのは皮肉にもCGのロボット達の演技です。ロボット達の”体を張った”アクションとドラマのおかげで何とか映画に感情移入することができます。それだけ制作陣もCG部分に力を入れて作ったということでしょうか。サムが家で眼鏡を探す場面等、必要以上にダラダラしたシーンがあるのも気になります。戦闘シーンでは、あれだけ高性能なロボット達が肉弾戦ばかりなのももう少し何か飛び道具があるだろと突っ込みたくなります。  オートボット達が地球に残ったのは、恐らく続編を考えてのことなのでしょう。ただこのまま続編を作ったら今度は大コケしそうな気がします。
[DVD(字幕)] 7点(2008-01-05 23:07:54)(良:1票)
16.  JM
先に原作を読んだのですが、原作は素晴らしいと思いました。 当時としては非常に斬新なアイディアのストーリーで、世界観もサイバー好きの私にはたまらないものでした。 ただこの映画は時間の制約もあってか原作の魅力の半分も引き出せていません。ただ手を抜いているのではなく、キアヌやたけし等俳優陣も含め彼らなりに頑張っているとは思います。私としてはそれほど酷い映画とは思いません。 しかし当時はパソコンもそれほど普及しておらず、原作も読んでいない人には少々難易度が高すぎたのかもしれません。そして今となっては映像がチープです。 今の映像技術で優れた制作陣、俳優陣によってもう1度この原作がリメイクされれば今度は素晴らしい映画に仕上がるかもしれません。
[DVD(字幕)] 6点(2007-09-17 00:42:11)
17.  ラッシュアワー3 《ネタバレ》 
ジャッキーは頑張っているけどアクロバティックなアクションはさすがに減りましたね。 でもこのままアクションは続けていって欲しいです。 せっかくパリでロケをするのなら、路地でのカーチェイス等ではなくもっとパリの風景を楽しめるようなシーンが欲しかったと思います。 でもエッフェル塔でのシーンはスタントを使っていないそうで(当然命綱はあるんでしょうが)素直に凄いと思いました。 クリス・タッカーはこの映画全体に明るさを出す為に欠かせないですね。 真田広之、工藤夕貴共に、非常にやつれてふけた感じで映っていたのが残念です。もう少し見栄え良くメイクできなかったのでしょうか。
[映画館(字幕)] 6点(2007-08-27 18:53:40)
18.  ターミネーター2 《ネタバレ》 
高校生の時に初めて映画館で観てとてつもない衝撃を受けた、 これまでの人生で最高の映画。もちろんDVDでも何回も観ました。 コンピューターグラフィックスが作り出す映像の無限の可能性を この映画ではっきりと感じ取りました。 自分が現在コンピュータ関連の仕事をするようになったのもこの映画に 感銘を受けた事がきっかけです。 ガンズ・アンド・ローゼスの音楽もバッチリはまっているし、 シュワちゃんのアクション、演技も二重丸。 そして何より、ストーリーが秀逸。ラストに甦ったシュワちゃんが 登ってくる時には嬉しさで心臓がバクバク、そして最後の 親指を立てるシーンでは涙ボロボロ。本当に最高です。
[映画館(字幕)] 10点(2007-08-02 02:56:47)(良:1票)
19.  ダイ・ハード4.0 《ネタバレ》 
ブルース・ウィリスももう良い歳なので心配していましたが、結構体を張って 頑張ってましたね。戦闘機とのシーンなんかはさすがにオイオイとツッコミを 入れたくなりますが、全体的にはよくまとまってたんじゃないでしょうか。 敵の各キャラはいまいちキャラが立っていなくて物足りなさが残りました。 あのアクロバティックなお兄ちゃんは訳のわからない内にミンチになっちゃいましたし。。 ラストは結構良かったです。
[映画館(字幕)] 7点(2007-08-01 23:28:35)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS