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1.  キャッツ 《ネタバレ》 
小生ヘビーなキャッツファンであり、今回の映画については興味深く観た。 映画化するにあたりオリジナルストーリーを持ってくるのかと思いきや、曲順や大きなストーリーとしては舞台版とほぼ同じ。 ただ、各キャラクターの性格付けや楽曲の仕様などはけっこうな変更が加えられており、個人的にはそれがうまく作用したとは感じれなった。  まず、キャッツという作品の大きなテーマとして「猫はプライドがあり、気高い生き物」ということを言っているわけであり、それが最後に唄う「猫は犬にあらず」という歌詞に集約されている。 リーダーのマンカストラップはもとより、グリザベラ、バストファージョーンズ、じいさん猫のガス、泥棒猫のマンゴジェリーや凶悪猫マキャヴィティに至るまで登場する猫にはすべからく気高さがある。 しかし、この映画では最初に出てくるガンビーキャットがいきなり下品だ。股を開いてボリボリ掻いたり、しまいには〇〇を食べる。 バストファージョーンズの歌では皆で残飯を漁っている。これらの描写はキャッツの世界観と真逆であり、なぜわざわざこんなシーンを入れたのか正直信じられない。 ラムタムタガーもまったく色気が無くただのお調子者、メス猫にモテる要素も感じられずミスキャスト。グリザベラも同じ。落ちぶれた美人猫には到底見えない。そしてタガーとグリザベラの見た目が似ており、これが続けて登場するのも大きなマイナスポイント。 これはまず歌手ありきで作ってしまっている弊害かと思われる。ミュージカルなので縛りも多かろうと思うが、アメリカならもっと人材いるだろう。  後、電車好きでひょうきんなスキンブルシャンクスがシブいタップダンサーになっていたが、これはまあ許せるか。 線路でタップダンスするというアイデアが捨てれなかったんでしょう。(そのおかげでガンビーのタップシーンはカットされたが)  グロールタイガーがマキャヴィティの手下になってたりデュトロノミー以外にも何匹かの猫がさらわれてきたりだとかストーリを無理やり作ろうとしてるのはわかるが、明らかに幼稚。もう少し工夫できなかったか。 ミストフェリーズよりマキャヴィティの方がよほどマジカルキャットだし。  「一年に一度天上に昇って生まれ変わる猫を決める、そして誰もがその座を求める」というよくわからない設定であるがゆえに、複雑なこと考えることなく歌や踊りを楽しめるというというのがキャッツの一番の魅力だと思う。 それをあえて映画化するということははっきり言ってナンセンスの極み。魅力にあふれた歌や踊りを削り、妙な設定を加え、こねくりまわした挙句がこの結果ではそりゃ酷評されるのも無理はないぞ。 ただキャッツという素晴らしいミュージカルを多くの人に知ってもらうきっかけを作った点は評価。
[映画館(字幕)] 6点(2020-02-14 05:05:24)(良:1票)
2.  パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト
駄作。 脈絡も必然性もなにもない単なるドタバタコメディ。 こんな愚作に付き合わされたジョニーデップらが不憫。 音楽や題材やキャスティングなど、映画界を代表するシリーズになりえる要素が豊富にもかかわらず、こんな低クォリティなものに仕上げた製作陣は総辞職すべき。
[DVD(字幕)] 3点(2019-10-02 16:17:54)
3.  アラジン(2019) 《ネタバレ》 
面白いか面白くないかと聞かれたら前者だが、アニメの方が良かったかなというのが率直な感想。  以下その理由 〇主役二人はよかったが、ジャファー役が貫録なければ狡猾さもなくただただ普通の人。 魔人化しても凄みが感じられず対決シーンが盛り上がらず。キャスティングの謎。 そう言えばジャファー用のランプは都合よくそこにあったの?魔人になったからランプも新たに生まれたのか? 〇サルやオウムが生々しくて愛着持てず。むしろ怖い。 〇ジニーの魔術披露場面も、CG凄いのなという感じで観てしまう。アラジンのダンスシーンもよく練習したなあと。 〇その割に魔法の絨毯で二人で飛ぶシーンは退屈。アニメ版のコミカル要素は無くとも、もっと感動的な映像にできたのでは。  音楽面について言うと、ウィルスミスが崩して唄い過ぎ。聴きたいメロディのところでセリフのように喋られるとストレスなる。 後、前の人も書いてるけど、ジャスミンの書き下ろし曲が無理やり入れた感が強く違和感半端ない。 レットイットゴーみたいな曲にしたかったのかもだが、あの場面であの歌は大袈裟過ぎるな。  ジニーが侍女とできちゃう設定も冒頭のシーン作りたいがための無理やり感あるけど、まああれはありか。  これら以外は良かった。もちろん音楽も。
[映画館(字幕)] 7点(2019-06-26 01:31:16)(良:1票)
4.  戦火の馬 《ネタバレ》 
外国のおとぎ話を観ているような印象。 馬好きの人にはどうかわからないけど、特に大きな感動も得られず。 戦争は不毛だなとか人間のエゴでいいように利用される馬が気の毒、という薄っぺらい感想に。  過度に馬を擬人化したりするところと脱走した兄弟を射殺するシーンが個人的にNG。 そして、射殺した後馬を探さずに帰ったのが不可解。  製作がスピルバーグとかジョン・ウィリアムズとか本当なのかな。
[DVD(字幕)] 6点(2018-10-30 13:22:51)
5.  リメンバー・ミー(2017) 《ネタバレ》 
そんなに話題になってなかったのでリアルタイムでは観ておらず、主題歌を演奏する機会があったのでDVDを借りて観てみた。 っておいおい、これすごくいい映画じゃないの。 トレーラーを観た感じではコミカル要素の強い映画かと思っていたが、こんな泣けるストーリーだったとは。  末代にわたって音楽を禁止する一族や死者の国での姿がガイコツというところはかなり思い切った設定で、一歩間違えれば観客の興味を遠ざけてしまいそうだが、それを観ている内に自然にそして愛らしくさえ感じさせてくれるピクサーの器と力量に脱帽。  多くのレビューにあるように先の読めてしまう展開といえばそうなのだが、それでいて最後には大きな感動を呼び起こすことができるってすごいことよ。それにいきつくまでのシーンがいかに丁寧に、計算されて作られていることがわかる。 もっと沢山の世界中の人たちに観て欲しい映画。  ああ、これからリメンバーミー演奏するたびに泣いてしまいそう。  デラクルスがクズ過ぎたのがちょっと残念。偽物であったとはいえミゲルを音楽に導いた人でもあったので、もうちょっといいヤツであってほしかった。(あの最期を迎えさせるためにクズにするしかなかったんだろうなあ)
[DVD(字幕)] 9点(2018-10-12 03:55:04)(良:1票)
6.  セッション 《ネタバレ》 
大声を出したり暴力をふるったり威圧的な態度で恐怖を与えることが指導だと言えるのか。 それで生徒の才能を伸ばす結果に繋がったにしても、必ずどこかで歪みが生じる。 彼の指導を受けたプレイヤーが心の病となり自殺したというエピソードが示すように、否定的に描かれている。 が、映画全体を観て結局のところ何が言いたいのかが分からない。  大学を追われた仕返しをするためにわざわざバンドのドラマーをすげ替え、主人公に恥をかかせるというシーンはあまりにも非現実で正視できない。観客や他のメンバーに対し失礼極まりないし、そんな人間が音楽をやる資格などない。 その後のドラムソロシーンもは?という印象。こんなものは音楽じゃない。二人でどっかの倉庫でやれよ。  インパクトはあるが、なんら感動も得ず胸糞が悪い。
[インターネット(字幕)] 2点(2018-08-27 19:33:11)
7.  ジュラシック・ワールド/炎の王国 《ネタバレ》 
一つ一つのシーンに重みがない。 噴火寸前の火山の近くにいるとは思えない呑気さ、噴火から逃げてるにもかかわらず攻撃してくる恐竜、後で助けなければならないので一人だけカプセルカーに乗り込まない主人公、目の前の海に飛び込まず溶岩に飲み込まれていく恐竜、簡単に捕えられて運ばれていく恐竜など、やっすい演出のために適当に書かれたような脚本。「炎の王国」という邦訳もインパクトだけのピント外れ。  後半は恐竜映画というよりジェイソンから逃げまどうかのようなホラー映画の様相。 いくら広いとは言え、一個人の屋敷に何頭もの恐竜を運び入れてオークションするとか、設定に無理がある上延々と暗い映像が続くのに辟易。 やられそうになった時他の恐竜に助けられるというお馴染みの結末も、流石にもうちょっとヒネらないとダメだろう。  どれだけ金があっても才能がある人間が作らなければ心に響かないってことか。
[映画館(字幕)] 5点(2018-08-11 02:36:10)(良:2票)
8.  ラ・ラ・ランド
音楽もストーリーに心には響かず。 なぜ世間の評価がここまで高いのかも不思議。自分の感性がおかしいのか。 主演女優の顔が苦手ということが響かない一番の理由かも。 苦手な顔のラブロマンスはキツい。  他にも音楽家にあるまじき気ちがいじみたクラクションの鳴らし方とか、結末の時代錯誤感などマイナス面が目に付く。 3人のルームメイトやセブの姉も中途半端な存在意義しかなく、入れる必要性あるのかと思ってしまう。 無名の女優の一人芝居に客が入るわけないし、それでショックを受けるのも無理がある。 結末も含めあまりに脚本が安易で雑な気がしてならない、いくらミュージカルとは言えこれでは感動を覚えない。
[映画館(字幕)] 5点(2017-04-06 18:47:48)
9.  ズートピア 《ネタバレ》 
面白かった。CGの動物たちが愛らしい。人間の描画で感じられる何とも言えない「気持ち悪さ」が動物にはないなあ。 子供時代のジュディがスキップでピョンピョンスキップする様など可愛くてずっと見ていたいぐらい。 そのように、画面に映っている全ての生き物の表情仕草に徹底的にこだわり、それでいて自然に見せていることに驚異。 うさぎ村からジュディが旅立ち、人口が一人減るところがどんどん増えていってるなど細かなネタも随所にあり、もう一度観たいと思わせる。  肉食動物が他の動物を捕食せずにすむようになったことによりズートピアが誕生した、という前提があるのだと思うがそれについての説明はなく、釈然としない部分はある。キツネのニックがブルーベリーを食べるシーンに暗示されているのかも。  テーマとかメッセージとか謎解きとかより、伏線の置き方回収が秀逸だったり全編に感じるサービス精神が、娯楽映画はこうでなかったらと唸らされる。日本人には作れないだろうなあとも。  ニンジンレコーダーのくだりはちょっと多過ぎかな。ラストの効果が弱まった感。
[映画館(吹替)] 8点(2016-05-28 13:59:57)
10.  ベイマックス 《ネタバレ》 
微妙というか、残念というか…。 お兄さんが死ぬまでの部分は良かったが、ヒロが発明したマイクロボットが凄過ぎて引いてしまった。 そこからはアイアンマンとファンタスティック4みたいな展開。 なんしかヒロが天才過ぎて現実味が無くベイマックスの存在価値も感じられない。 車で逃げるシーンも無理があるなあ。娘の仇をうつのが目的ならあそこまでヒロや教え子を執拗に追う必要もなかろう。 ベイマックスの質感やコミカルなシーンはとっても良いだけに、もっと違った方向性のストーリーが個人的には良かったな。 日本のこともリスペクトしてるのか揶揄してるのか微妙な感じ。 
[映画館(字幕)] 6点(2014-12-24 01:32:55)
11.  アナと雪の女王 《ネタバレ》 
映像は何度も観たいと思えるぐらい素晴らしい。 が、脚本がそれに追いついてないという印象。 エルサの幽閉もクリストフが山に来たのもオラフの登場の仕方もトロルのキャラ付けも、やや無理を感じてしまう。 そういう所が気になってもう一つストーリーに入り込めず。  いくつかの劇中歌も、曲自体はいいと思うがこの映画のこの場面にベストマッチしてるかというとそうでもない。何とも言えない違和感がある。  まあでも、最後まで観た感想としては素敵な作品だと思います。  アナとハンスのデュエットの曲が好きだったのに、ハンスのせいで台無し。 凍ってしまったアナがハンスに斬られた時に砕け散ってしまうと思ってドキドキした。  
[映画館(字幕)] 7点(2014-04-14 01:15:10)
12.  モンスターズ・ユニバーシティ 《ネタバレ》 
期待にたがわぬ出来ばえ、という印象です。 ただ、自信過剰なマイクと傲慢なサリーという二人が主役のため、心からスカッとする場面があまりないような気がします。 クライマックスの人間界のシーンで集約される感じですかね。  学長は気持ち悪いだけで怖い感じがしないのが説得力薄いかな。 
[映画館(吹替)] 7点(2013-08-03 00:39:53)
13.  トランスフォーマー/リベンジ
なんか無尽蔵に金が遣えるって感じだな。 映像にここまで金かけれるんならその分脚本や演出に回した方がいいんじゃないか。  彼女は仕方ないとして、主人公の両親絡ませる必要がどこにあるか分からん。萎える。  まあしかし、ロボットには感情移入できる部分もあったし、全然面白くないわけじゃなかった。 
[地上波(吹替)] 6点(2013-03-18 02:39:09)
14.  X-MEN:ファースト・ジェネレーション 《ネタバレ》 
前作までの人間関係や謎だった部分を今作で明かす、という狙いは概ね成功していると思うが、辻褄合せに無理があるなと感じる部分も多い。  個人的には○足が手になってるだけでコンプレックスを持つメガネがビーストになるくだり○ショウが若いミュータントを仲間にしようと攻めてきた時、なびかなかった者を皆殺しにせず大人しく帰ったくだり○即興で適当なあだなを付けちゃうくだり等は安易すぎる気がした。  エリックとショウの対決の部分は、チャールズが動きを止めるのをやめたら確実にこちらがやられるであろうから、ああせざるをえないと思うが、「やめろー」と連呼するだけのあの演出では伝わらない。  まあしかし、幹となる脚本・映像はしっかりしており面白かった。 多くの人間を殺そうとしているエリックが、流れ弾が当たったチャールズに動揺するシーンは色んな意味でよかった。  主役の二人がもう少し老けた年齢設定だったらしっくりきたような気がする。
[映画館(吹替)] 7点(2011-06-27 02:00:55)
15.  第9地区 《ネタバレ》 
エイリアン映画という印象は薄い。 文化の違う人種間の諍いという設定でも成立しそう。 この手の映画でいつも感じるが、宇宙船を作れるような高度な文明を持った生物があんな原始的かつ野蛮なワケがないと思う。  司令船の燃料となる液体をかぶったら変身していくとか、まあ理屈を求めたらダメなとこだろうけどちょっと無理があり過ぎる感がある。(そのような方法で生殖しているというような伏線があったのならまだよかったが) 20年かかってあれだけ集めたというけど、地球人と協力したらもっと短期間で脱出できたでしょうにね。  個人的にはスプラッター的な部分を含め、ちょっとキツかったかな・・・
[DVD(吹替)] 6点(2011-01-15 22:50:56)
16.  アバター(2009) 《ネタバレ》 
あのアバターのシステムって、不老不死につながる言わばもう神の領域だと思うのだが、そこまで進化した人類でありながら、方や自己の利益のために旧態依然とした侵略行為を行うってところがいささかアンバランスではなかろうか。 先住民と摩擦を起こすにしてもう少し未来的な理由が欲しかった。  前半は眠くなったという意見がいくつか見受けられるが、自分はむしろ前半はワクワクして観れた。足の不自由な主人公がアバターの身体を得、ひたすら「走る」シーンは素晴らしい。これからどんなアメージングな展開になるのであろうと思っていたら、だんだん普通の映画になっていって最後はコレかよ!って感じ。
[映画館(吹替)] 6点(2010-01-19 03:48:59)(良:2票)
17.  チェンジリング(2008) 《ネタバレ》 
古きアメリカの警察の腐敗をテーマにした映画やドラマはよく観るが、ここまで抑止が効かないものかと半信半疑になる。  年の近い子供を見つけ、それを捜索願の出てる子供に仕立て上げ無理やり母親に返すという警察の行為がまず理解できない。最初は警察も本当の息子だと思っていたのか? わずか半年足らず振りに会った我が子を母親が認識できないなど到底考えられないし、それを全く聞き入れないという警部の態度も一人の人間としてありえないと思う。警察の威信や面子を守るためと言ってもあまりに現実離れしているのではないか。そんな感じでやや斜めから観ていたが、アンジェリーナジョリィの演技にも引き込まれ、先の読めない展開にドキドキしながら観賞した。最近観た映画では久しぶりに。 しかし、多くの人も感じているように一番引っ掛かったのは、別人を装って赤の他人と暮らしたり学校へ行ったりする子供。動機も理由も最後まで釈然としない。年端のゆかぬ小学生がそんな生活できるワケないと思う。 後、個人的には後半の冗長感は否めない。 犯人に面会したり死刑執行のシークエンスは不要ではないか。 犯行動機や少年たちに対してどこまで凄惨なことをしたのかの詳しい説明もなしにあそこまで生々しい死刑場面を見せられるのはバランスが悪く気分も悪く感じられた。 全くの脚色なしに事実だけを記録したドキュメンタリーを見てみたいと思った。  エンドロール中、子供が生きてると信じて死ぬまで探し続ける人生と、死んでいると分かって気持ちを切り替えて歩み出せる人生とどちらが幸せだったろうか、とういうことを考えた。
[DVD(字幕)] 7点(2009-07-28 23:44:00)
18.  ダークナイト(2008) 《ネタバレ》 
腕力はなくとも人の心理を狡猾に弄ぶジョーカーのキャラ設定はいい。 しかし、病院や二隻の船に大量の爆弾を仕込むとか、あまりにも現実的じゃなさ過ぎて引く。 デントを英雄に仕立てようとしたり、バットマン自らが汚名をかぶるなども話をドラマチックにしたいがための無理矢理感が否めない。 大人なんだからもっとうまいことやれる方法は考えられるだろう。  バットマン時のウィスパーボイスも耳障りだし別にそこまでしなくていいんじゃないかと、そんなことばかり考えながら観てしまった。
[DVD(字幕)] 7点(2009-07-19 00:38:27)
19.  スピード・レーサー 《ネタバレ》 
予想を遥かに超える前衛的(?)な映像。 映画として良いか悪いかは別にして、あのブッ飛んだ映像は新鮮で楽しめた。 前の人のレビューにもあるけど、ストーリー展開のスピード感が乏しく、観終わった後の爽快感に欠けるかな。 設定がごちゃごちゃしてたり、マシンアクションも同じようなパターンが多く見られたりするのがその一因かも。 もっと割愛できる部分は割愛して、えっもう終わり!?って思わせるぐらいで丁度じゃないのかなこの手の映画は。2時間超えは明らかに長過ぎる。  あと最近字幕を読むのが面倒なので吹き替えで観ることが多いのだけど、素人ジャリタレの吹き替えだけは勘弁して欲しいわ。
[DVD(吹替)] 7点(2009-02-25 02:15:31)
20.  ハプニング 《ネタバレ》 
大風呂敷を広げたはいいが、収拾が付かなくなった感じ。 映画で人が殺されるシーンというのはいくらでもあるが、自殺というのあまり無い。それだけにあれだけの様々な自殺の映像を見せられるというのはかなり衝撃的でその狙いはバッチリ当たっている。が、それだけだ。 センセーションルな導入の後、展開はどんどんショボくなってゆき、最期は有耶無耶の内に終わってしまう。まさに竜頭蛇尾。 『植物が原因だ』と中盤で解明され、それで皆納得してるのに何故か自然一杯の場所を選んで逃げる人々。 このような現象はピークに達すれば急激に終息すると言ってたのに、最後に我慢できずに外に飛び出す倦怠期夫婦。 本当に怖いのはウィルスとかじゃなく人間の猜疑心とか言うけど、他人の家に「開けろ入れろ」ってしつこくドア蹴ったりしてたら射殺されても仕方ないぞ。  主役二人も魅力は薄く、途中で「お前らは別に死んでもいいよ」と思ってしまった。 そんな映画無いわ。
[DVD(吹替)] 4点(2009-02-09 22:42:27)
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