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トントさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1991
性別 男性
ホームページ http://urabe65.kan-be.com/
年齢 59歳

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1.  共喰い 《ネタバレ》 
神話的意味付けがありそうですね。  ただの色欲話ではない。 前に観た寺山修司の「さらば箱舟」を思い出しました。 手足を縛って、子供が生まれて、平成になるとこなんか・・
[DVD(邦画)] 7点(2023-07-24 23:56:14)
2.  時をかける少女(1983) 《ネタバレ》 
これは封切り当時観た時は、正直、良さが分からなかった。 変な演出だなくらいしか思わなかった。  が、大林作品を多く観ていくうちに、大林マジックにも慣れ、 40年経って再鑑賞。 驚いた。 こんなに天才ぶりを発揮していた作品だったのか!?と・・  周りの多くの映画青年が、この映画に影響受けていることも改めて分かった。 自分の凡才ぶりにも気づかされた(笑)  でも、何より、この人の天才さを早いうちに気づいて、どんどん その才能を伸ばした業界の人たちの慧眼ぶりに驚いた。
[DVD(邦画)] 7点(2023-02-03 08:43:45)(良:1票)
3.  どら平太 《ネタバレ》 
夕方、テレビでやってる勧善懲悪時代劇を 豪華な顔ぶれで脚本にした感じの出来です。  陽キャラの役所広司がやれば、こんなラストになるよね。 この市川崑とのタッグが名作テレビ時代劇「盤獄の一生」につながるんでしょうね。 僕的には、役所広司は浪人の方が似合ってる気がします。  とにかく上意を捏造したとあっちゃ、武士道も何も、宇崎竜童の切腹も 説得力がなくなります。 まぁ娯楽時代劇の贅沢な味付け版という感じでしょうか・・
[DVD(邦画)] 7点(2023-01-29 20:13:22)
4.  峠 最後のサムライ 《ネタバレ》 
う~ん・・  判官びいきなとこも、日本人だからあるけど、 戦場のシーンで活躍するとこが少なく、ただ名言をはくシーンが多いので、 ちょっと異質な時代劇かな?  でも松たか子との芸者遊びのシーンなど、いい場面もあった。  ただ前作の「蜩ノ記」みたいな岡田くんみたいな濃いキャラで、側にいる若侍がいると もっと良かったと思うが? でもこの主人公、知る人ぞ知る方らしい・・ う~ん、遊び人みたいな気質もあるし、もっとワルっぽい役者でも良かったんじゃないかなぁ。 役所さんは「蜩」の役所さんが印象に残ってて・・  でも小泉さんの映画、好きです! 確かな質感がカッコイイ!
[DVD(邦画)] 7点(2022-11-06 00:00:58)
5.  とんび 《ネタバレ》 
社会派で腕を振るう瀬々監督、 ヒューマンドラマとしては「糸」につづく作品です。  阿部寛と薬師丸ひろ子の演技が光ります。  そして「アンダードック」から若手のホープになりうる逸材と 僕が勝手に思ってる、北村匠海のさわやかな好演がいいです。  令和の時代だから、浮かび上がる昭和の個性。 改めて、「情」の分かりやすい時代だったと思いました。
[DVD(邦画)] 7点(2022-10-08 22:25:19)
6.  土俵祭 《ネタバレ》 
一見、いい話だが、「?」となる部分もある。 黒澤明脚本なのだが、自分では監督したくなかったのだろう・・  戦前から映画を撮り続けてた黒澤にしてみれば、 大事な女と契らずに出世していく、この千恵蔵演じる力士、竜吉。  戦後の日本映画が荒れはじめた、その分かりやすいポイントと言える作品。 (終戦前の作品だが)この頃から日本はあちこちで欺瞞を抱え始めたのだろう。
[DVD(邦画)] 6点(2022-08-07 18:22:30)
7.  TOKYO FIST 東京フィスト 《ネタバレ》 
塚本監督の「鉄男」は、まだ観てないが、 やはり、漫画家の大友さんの影響を受けてる気がする。 血がドバーッと出るあたり。  でも、男と女の関係に肉薄する辺りは、 塚本監督の真骨頂。 「6月の蛇」といい、「斬」といい、 男の哀しさで、観てて、心臓がドキドキする。
[DVD(邦画)] 7点(2022-05-05 23:28:28)
8.  ドライブ・マイ・カー 《ネタバレ》 
興味深いですね。 何故「ワーニャ伯父さん」なのかが、よく分からなかったです。 あの話は見せ場が多いから、劇中劇に使ったのかなぁ?  確かに、車の中での話は面白く、喪失と再生をうたった映画として、 興味深かったのですが、「ワーニャ伯父さん」との統一性が見えずに残念。 死と生(セックスの中も含めて)がよく描かれてたのですが、 それなら「ワーニャ伯父さん」よりもいい戯曲があったんじゃないか?と 演劇をよく知らない僕は思ったのでした(汗)  全編にわたる棒読みセリフが、森田芳光や山田太一を思わさせて、新鮮でした。
[DVD(邦画)] 8点(2022-03-06 00:27:53)
9.  トリガール! 《ネタバレ》 
面白かった。  娯楽映画も進化してるんですね。 飽きさせない展開、個性の強いヒロイン、気持ちのいいBGM。  楽しませてもらいました。
[DVD(邦画)] 7点(2021-10-03 11:14:20)
10.  東京ゴッドファーザーズ 《ネタバレ》 
コロナ禍のなかのクリスマスイブ。 選んだ一本はこの映画! 再見であるが、今回の方が感動した。  ホームレスがクリスマスに子どもを授かる! どこかで見たような、それでいて見たことない設定。 東京を舞台に、あれよこれやの大騒ぎ。 でもドタバタの中に、ホロリとくる場面もあり、 この頃のアニメって本当に人材揃ってたなぁ・・ (今監督が亡くなられましたね、もっと作品観たかったです・・)  涙とアクションと絵のセンスと、ぎっしり詰まった一本でした。 3人のホームレスに祝福あれ♪ エンディングのムーンライダースの「第九」もカッコいい!
[ビデオ(邦画)] 8点(2020-12-24 23:22:05)
11.  トキワ荘の青春 《ネタバレ》 
NHKの「わが青春のトキワ荘」を見ていると、誰が誰か分かりやすく、 この作品のテーマも読みやすい。 というか、市川準は、漫画にそれほど愛情を持っていると思えず、 いつもの市川節ならば、もう前述のNHK特集を見ればいいわけで、あまり制作の意図が読めない。  本木くんの映画と思えば、すっきりはするが・・ 長回しというか、淡々と情景を撮るというか、長いCM(昭和に流行った感じの)のようである、 市川節では、この素材はもったいなさすぎである。  でも自分を殺さず、時流に取り残されていく作家の話としては、 見応えがありました。
[ビデオ(邦画)] 7点(2020-07-24 14:30:30)
12.  どん底(1957) 《ネタバレ》 
黒澤さんはホント、一流の不良でもあるんだな~  物語の構成が相変わらず凄い。 前半、長屋からほとんどカメラは出ることなく、 登場人物の紹介をしてしまう。これが絶妙!  そして後半、次々不幸が出てくるんだけど、 したり顔のおじいさんが、サッと逃げるとこが面白い。  ラスト、長屋の連中の酒飲んでの乱痴気騒ぎ。 これが囃しになってて、見応えある。  黒澤さん、凄いっす!
[DVD(邦画)] 8点(2020-05-29 12:51:29)
13.  止められるか、俺たちを 《ネタバレ》 
若松監督の作品は数本しか観てないが、異質な監督だとは思ってた。 こんな人だったんですね。納得したような気も・・  井浦新がこれからも増々面白い何かをしてくれそうで期待がもてそう♪ ※めぐみちゃん考 彼女の母親は2度離婚し、父親にも会ってないめぐみちゃんは、 幼稚園の頃、おばあちゃんに育てられ、母親が時々会いに来るという環境で育つ。 カメラマンの彼には、父親を求めたのかもしれない。 子どもができた時、若松から離れ、カメラマンと家族を持つこともできたかもしれない。 しかし、若松の下にいて、彼との対決をしなければ、彼女は自由になれない。 若松が憎く、また愛していたのかもしれない。 彼女は、性に悶える映画を撮り続ける若松に、そのことにこだわるあまり、 生を軽んじている彼に、自分の死をもって、対決したのかもしれない。 僕は、その後の若松からどんな映画が生まれるかを描写しなければ、 この映画は完結しないと思う。  結局、エネルギーの塊の若松を越えることなどできないのだと言ってる感じがする。
[DVD(邦画)] 7点(2020-01-11 19:26:49)
14.  戸田家の兄妹 《ネタバレ》 
今、戦前の映画に興味をもって観ているが、 小津安二郎が国策映画を撮ったから、あのような 独特の小津映画ができたのかなと思っていたが、その仮説が 見事に間違いと気づかされた一本。  国策映画の創られてた頃のこの作品に もう小津安二郎は自分のスタイルを完成させていた。 この映画がそれで、東京物語を思わせるようなストーリー。 でもちょっと後半のあのお兄さんの説教は 勝手だなと思わせる。 説教を垂れる映画は多いが、その大半はうなづけるもの。 勝手な理屈の説教を垂れる映画も珍しい。 小津さんはでもそんな勝手な人間を愛らしく描く。 凄いです。
[ビデオ(邦画)] 7点(2019-10-16 11:14:34)
15.  Dolls ドールズ(2002) 《ネタバレ》 
幸せ薄いカップルを三組、人形浄瑠璃の悲恋もの「冥途の飛脚」(※自分はよく知らない話です) とかぶせて、現代アートとたけしさんのセンスがブレンドされ、 不思議な映画になっている。  最後の崖にひっかかって陽がさしてるシーンが美しかった。 菅野美穂の最後の方のネックレスを持っての表情が次々変わるシーンが 印象的。 きれいな映像と、それに似合わぬ暴力的なシーンもあり、 そこを久石さんの音楽がつないでるといった感じか。
[ビデオ(邦画)] 7点(2018-08-26 17:53:53)
16.  東京兄妹 《ネタバレ》 
東京下町の人情劇である。東京にも地元民はいる。その静かな佇まいを市川準は淡々と描く。およそ華やかな都会の一面とは無縁の生活。地元に根ざした兄妹の生活に危うさはまるでない。「翔んだカップル」のような年頃の男女が一つ屋根の下で暮らす、ワクワクドキドキ感もない。地元民には性のときめきは似つかわしくない。ただ普段の生活とそこに流れる細やかな人情があるのみだ。そこにチンピラ風の男が出入りして妹に近づく。しかし地元民の重い存在感は、彼を死なせてしまう。そしてまた二人の静かな生活が戻ってくる。しかしもう以前の兄妹ではない。男を知った妹とはもう以前の生活は送れない。そして兄が家に帰るのをためらう。映画はそこで終わる。ここが市川準である。あまり深くは掘り下げない。ただ品よく映画をまとめて終わる。物足りなさはあるものの人情映画の名作だと思います。
[ビデオ(邦画)] 8点(2017-03-20 13:16:03)
17.  東京マリーゴールド 《ネタバレ》 
味の素のほんだし40周年に創られた、映画の形をしたCMである。何の?と言われると、市川準得意の都会「東京」論というしかない。相変わらず彼独特の写真のような構図の映像で、役者に感情移入しづらい。そんな演出であるのに、市川準は女性映画を撮り続ける。元々、都会と女性映画は相性がいい。家族と切り離された一人暮らしの女性の自分を保っている仕草は、美といえる。危なかっしさと安定感のせめぎあいが美を呼ぶのだ。この映画の田中麗奈は設定では母親との同居であるが、彼女の表情は女性一人暮らしのそれである。市川準も計算してのことだと思う。話はそれといって目新しさはない。女性の勝利で映画は終わる。しかし劇中のCMはよく出来ている。案外、このCMから逆算して創られたのかもしれないですね(笑)
[ビデオ(邦画)] 6点(2017-03-20 12:48:38)
18.  TOMORROW 明日 《ネタバレ》 
映画雑誌の編集長だけある、分かりやすくて丁寧な演出。日々の愛おしい生活が、原爆を落とされたその真下の生活圏にもあったということを丁寧に丁寧に描写する。それだけにラストの原爆雲には、絶望しかなかった。召集令状に抱き合って泣く二人の若い恋人たち。原爆の落ちたその日に生を受けた赤ちゃんとそれを祝福する人たち。そしてその前日に人生に希望を誓う結婚をする一組の若夫婦。たった一つの結婚式の出席者のエピソードだけでもこれだけ愛おしい生活に満ち満ちている。このような見えない糸で緻密に織り込まれた生活圏に、黒い穴がぽっかりと空いてしまった。原爆という新爆弾のためである。この映画の後も遺された市井の生活は続いていく。戦争とは、その生活の糸を無残にも切り散らばめる行為なのだ。政治を動かす人たちは、この事実を頭に叩き込んでほしい。
[ビデオ(邦画)] 8点(2017-03-19 23:17:29)
19.  どついたるねん 《ネタバレ》 
テレビで赤井さんの特集があったので、興味を持ち、鑑賞。良かった。何よりこの主人公の生き様が、リングの上で現れてて、ボクシング映画として中々一角を占めるような出来栄えの感じがした。どついて、なんぼ。人生に向かっていく彼の姿勢に、自分も励まされた。
[ビデオ(邦画)] 8点(2016-07-01 09:23:25)
20.  東京夜曲 《ネタバレ》 
市川準って何故だか昔、すごい魅力を感じてた。なんだか感情移入をたやすくさせぬ洗練さといったとこか。もう監督も亡くなってしまった。(早かったなぁ・・)東京地元民の話を観てみたいと思い、この映画を選んだ。さびれゆく商店街の人の感情の流れ。でもタミさんって地方の(岡山?の)人だったんだね。地方から出てきて、東京の地元の男性ときちんとしてから、帰って行った。それまで、そこに踏みとどまった女性らしい生き様。桃井かおりの疲れ切った表情が長いこと頭から離れなかった。「ねぇお茶漬け食べてかない?」なんてあんな表情で言われたら、俺どうしよう?(笑)
[ビデオ(邦画)] 6点(2016-01-30 23:16:29)
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