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プロフィール
コメント数 1988
性別 男性
ホームページ http://urabe65.kan-be.com/
年齢 59歳

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1.  2つ目の窓 《ネタバレ》 
河瀨直美監督は素晴らしい。若者の愛の営みをこうも清々しく描けるのは、やはり女性監督だからだろう。実は最初に観た時は神さまのことや刺青のことで、素直に映画を呑み込めなかった。しかし、素直な創りであることが分かって、観た2度目の鑑賞では、そのすべてが美しい映画体験に魅了されてしまった。河瀬監督の作品はどれも素晴らしい。どの作品もドキュメンタリー的手法なので、感情移入がちょっと難しいが、いつもその登場人物たちは清々しい。この作品も何度も鑑賞したい作品だ。
[DVD(邦画)] 9点(2015-06-21 13:32:28)
2.  無頼漢(1970) 《ネタバレ》 
いやぁいいね!篠田時代劇! 「おりん」「写楽」「満開の桜」につづいて、この作品を観ました♪  もうね、タイトルからして、捻りなんだよね。 無頼漢って、丹波哲郎だったってとこがね。 普通、仲代って思うでしょ?  しかも話のベースが山中さんの傑作「河内山宗俊」なんだよね~ 時代劇にあまり詳しくない人は、こっちを先に観ることをおススメします。 どういう人かって分かる方が、話も面白くなるから・・ (ネットで無料で観られますよ)  黙阿弥の原作がどの部分かも興味あるね。 古典を広げると、ここまで芳醇な世界が広がるんだね。 面白いです♪
[DVD(邦画)] 8点(2023-01-22 18:45:04)
3.  FAKE 《ネタバレ》 
耳の悪い人は、きれいに喋れない。それが頭にあったもんだから、映画冒頭は佐村河内氏の人とのやりとりが気持ち悪かった。 だって滑舌いいんだもん、彼は!この嘘つき野郎と思いだすと止まらない。 で、始まって何分かして観るのを止めてしまった。  時間を置いて、せっかくだからちゃんと観ようと思い、また観始めた。  某テレビ局のいかがわしい営業マンが画面に出てきてから、氏のしゃべりが気にならなくなり出した。 そりゃ嘘つきだらけだもんね、世の中は・・。持ち上げられなきゃ叩かれることもないだろうに・・。 障害者の友だちが氏を訪問してくるあたりから、もう好きでも嫌いでもなくなりだし、でラストのクライマックスである。  もうやられました。このラストの曲が氏の曲なら、俺ももっと聞きたいよと思い、某レンタル屋に行ったところ、 なんと無い!新垣氏のはあるのに・・。ショックだわぁ・・。youtubeで聞くことにしよっと。 ヤラセとの解釈も成り立つ。そこは観る人次第ですね。うん!この映画は面白い!  耳が聞こえなくても作曲はできるってホントなんだね。ベートーベンもそうだし・・。 やはり本物ってこんな苦労もするんだなと思いました。
[DVD(邦画)] 8点(2018-02-18 00:06:20)
4.  腑抜けども、悲しみの愛を見せろ 《ネタバレ》 
面白かった!妹がいつ爆発するのか?それとも姉が自分からダメになっていくのか?待子さんが代わりに爆発してくれるのか?この超ジコチューな女性にはものすごく腹がたった。それくらい佐藤江梨子が名演だったってことでしょうね。出てくる女性、全員素晴らしい!妹もスッピン美人だと思うし、待子さんなんて男の理想像ですよ。こんな素敵な奥さん、いない!最後の姉妹喧嘩はやったーって感じでした。でも郵便局で働いてた経験からいうと、こんな事は不可能です。しょっちゅう、ロッカー検査がありますから。それにしても、この感動、久しぶり!この監督の次回作に期待!
[DVD(邦画)] 8点(2008-06-18 18:30:20)
5.  PLAN 75 《ネタバレ》 
全国の満男たちが、あ然とする映画。  あのラストじゃなきゃ、いたたまれない。  ラストの車の暴走は、若者たちの「僕らはどうすればいいんだぁぁぁ」という 叫びにも似たものを感じた。 それを抑えつける警官に、少し笑った。
[DVD(邦画)] 7点(2023-05-05 01:32:09)
6.  梟の城 《ネタバレ》 
篠田時代劇!  黒澤時代劇と比べて、篠田さんは勉強をとにかくしてるから、 一本の作品にあれもこれも詰め込んでしまうんだよなぁ・・  聚楽第を画面に出した映画って、これくらいなんじゃない? ホント、野心的でさ、すごく興味深い話なんだよね。  ただドラマって詰め込み過ぎると、焦点が定まらないのも確か! でももうちょっと篠田時代劇も評価されてもいいような気がします。 一大文化を築いた時代劇娯楽映画の良さをたっぷり出してるもんね。 勿体ない気もします。
[ビデオ(邦画)] 7点(2023-02-15 11:27:16)
7.  豚と軍艦 《ネタバレ》 
変なタイトルと思ってたけど、戦後の豚のような日本人と軍艦から下りてきた米兵ってことなんだろうね。 今村昌平は、同じような映画を撮らない作家のタイプなんだね。 見直した。 エロいだけじゃない監督だった。  気づきだったのは、マンガの大友克洋がこれにかなり影響受けて、 「AKIRA」を描いたんだろうなってこと。 登場人物の絡み方や、ネオンサインなど、大友さん参考にしたんだろうねって思いました。 さらに金田くんは、長門裕之の顔かよ!って笑っちゃいました。  話をこの作品に戻すと、今村監督は、やはり後世に名が残っても不思議じゃないと思いました。 「楢山節考」以前は、あまり鑑賞してないけど、この作品の頃の今村監督の作品が、 あの人の凄さじゃないかって思いました。
[DVD(邦画)] 7点(2022-10-29 21:20:28)
8.  フラッシュバックメモリーズ 3D 《ネタバレ》 
これは珍味な傑作。  音楽の原型というか、腹に響く音楽だった。  この映画のスタッフの岩井澤さんが、 この音楽の魅力を分かりやすくアニメーションにしたのが、 「音楽」というアニメ。  こちらも必見!デス。
[DVD(邦画)] 7点(2022-05-02 01:13:51)
9.  冬の華 《ネタバレ》 
職人降旗の力技。  ゴッドファーザーとあしながおじさんを組み合わせた名作。 コッポラの名作はニーノ・ロータの音楽の中、殺戮が繰り返されるが、 本作ではクロードチアリとチャイコフスキーの音楽で盛り上げている。  高倉健が、見事はまり役。 とても心に残る佳作。
[ビデオ(邦画)] 7点(2022-02-23 17:55:32)
10.  BLUE/ブルー(2020) 《ネタバレ》 
映画好きな人間としては、ドラマ性がイマイチで残念だったですが、 ボクシングをしてる人間群像として観れば、よく出来てると思います。 男たちの詩という感じでした。  瓜ちゃん(松山ケンイチ)が、小川(東出)の試合に熱くなっているのを見て、 この人と私は縁がなかったのだと千佳ちゃんが涙を流していたのが、非常に心に刺さりました。 本当は、瓜ちゃんがこれから、どう生きるか、第2の場所で芽が出るか、 またボクシング界に何らかの形で戻ってくるか、そこまで観たかったです。  しかし人生って簡単に答え出ねえんだよ!っていうのが、メッセージだったかもしれません。
[DVD(邦画)] 7点(2022-02-19 02:47:05)
11.  Fukushima 50 《ネタバレ》 
これがつい最近のこの国での話だと思うと、 なんか涙が出てきた。  軽々しいコメントは避けますが、 この映画は、「チャイナシンドローム」より グッとくるものがありました。  原発が爆発をしなかった理由が、本当のところでは 分かってない、って言ってましたが・・(汗)
[DVD(邦画)] 7点(2020-12-12 21:56:29)
12.  笛吹川 《ネタバレ》 
武田信玄の領土の農民。 息子たちが武士になっていく。 次男は長篠の戦で、信玄側の武将がいっぱい死に、 自分らにも出世のチャンスが来たとばかりに武士になる。 が、武田側の凋落に敵側に寝返りするものが続出する中、 兄弟全員、追い詰められて、死んでしまう。  木下恵介の戦争反対の論調も確かだが、何より彼の戦時中の「陸軍」を思い出させる。 「陸軍」では田中絹代が日本軍の行進の中に息子の姿を見て、追いかける短いシーンがある。 そこがこの映画では、武士の進軍の中、母親が息子に追いすがり、行くなと訴えるシーンが 長く展開する。木下恵介は時代を変えて、この場面を描き直したかったのではないか? そんな気がした。
[DVD(邦画)] 7点(2019-11-30 18:26:23)
13.  ファースト・マン 《ネタバレ》 
期待のディミアン・チャゼル監督作。  宇宙飛行士の実話ものと言えば、「ライトスタッフ」「アポロ13」など。 (変わったとこでいえば「ロケットボーイズ」※飛行士ではない) 月面着陸が作り話だったという「カプリコン1」というサスペンスもあるが・・  この作品は、自信を失ったアメリカが月面着陸成功させたのは俺たちだ!という 意味なのでしょうか?それとも、そろそろ2人目の月面着陸を、ということだろうか? チャゼル監督得意の音楽を使えない無音の月面着陸。それが逆にいい音になってる。 彼の作品の中では、異色の一作になるかもしれないね。
[DVD(字幕)] 7点(2019-07-07 22:31:07)
14.  淵に立つ 《ネタバレ》 
この夫婦がなぜ結婚できたのか?とまず思った。「事件」に関わったため仮面のようになってしまった男に、ついていこうとする女性などいるはずないからだ。またこの家族に起こった悲劇の後、この奥さんが正気を保っていられたのは、プロテスタントの宗教のおかげだったはず。だからそういう面も描くと、より深みのある映画になったのではないか?ただ日本の映画は宗教をためす映画が多いよね。ちょっと前の「ゲルマニウムの夜」なんかもそうだった。外国で賞をとったらしいが、憤りを感じた外国人の方も多かったかもしれない。結局、この映画は人生の因果応報の側面を描いて終わってしまう。この主人公の男(太賀)は結局、浅野演じる男のように、一人で苦しみながら生きていくしかないんだろうなぁ・・。
[DVD(邦画)] 7点(2017-08-12 17:01:10)
15.  ふたり(1991) 《ネタバレ》 
この大林作品は、初々しい女性を描く一方、死の世界も描いている。いつからだろうか、大林監督に死の匂いがついてまわったのは・・。自分の鑑賞歴の中では「異人たちとの夏」頃からか・・。ジブリでおなじみの久石譲さんの心地よい音楽の中に身を浸していると、ジブリにはない死の世界が垣間見られるので、観てる方はドキッとして、とまどってしまう。しかし大林さんの映像は、死者の世界によく合ってますね。冒頭の第九の演奏シーンの映像は、この映画のモチーフにピッタシあってて、今思うと、統一された世界なんだなぁと大林さんに感服します。
[ビデオ(邦画)] 7点(2016-12-11 20:22:00)
16.  舟を編む 《ネタバレ》 
地味だけど、何年か一作はこういう作品がきちんと創られるべきだと思う。コツコツものをつくる大切さ、と言うか・・。派手さはないけど、こういう仕事が、この世界を支えてる。松田龍平ちゃんの役柄もピッタシ!「探偵はBARにいる」といい、最近、愛される性格のためか、良い作品に恵まれ、幸せみたいです。この調子で伸びていって欲しい。ラスト、パーティで小林薫とのツーショットで、お父さんの優作さんと小林さんの共演した森田監督の「それから」を思い出しました。映画界も変わってきてる。なんか感慨深かったです。
[DVD(邦画)] 7点(2013-11-17 01:14:40)
17.  ふがいない僕は空を見た 《ネタバレ》 
何かの力でダメになる人たちもいる。若い頃は尚更ダメになりやすい。SEXにおぼれる高校生もいるだろう。そして悩み、苦しむ時もある。それでもこの映画は、生まれてくる赤ちゃんに、ようこそこの世界に!と言って終わる。鑑賞後のさわやかさが心地よい。原田美枝子演じる助産婦さんのような真面目に、苦しくてもダメにならずに生きている、そんな市井の人たちが見守っているから、この話は破たんせずに、さわやかに終われたんだろう。「お引越し」「隠し剣」の田畑さんがあんな演技を披露するなんて・・厳しく躾けられすぎた反動かしら?日本映画界の大事な人材として、これからもまっすぐ育ってほしいなぁ。なんかその内、啖呵をきるような怖い女優に化けるんじゃないかな?それはそれで見ごたえあるけど・・・
[DVD(邦画)] 7点(2013-04-14 15:15:13)(良:1票)
18.  不連続殺人事件 《ネタバレ》 
昭和のころの男と女の情を 殺人事件の動機にしている点で文学作品なんですね。 金では愛は買えない、それがポイントの映画でした。  で、犯人はだれかとか、知的な挑戦を観客にしてるわけではなく、 だから殺されていく人物の描写などもあまり緻密に演出しない。 観てる自分は、あれ?また殺されたのって感じだ。  そもそも不連続とは、どの事件が本当の犯人の意図か、それをごまかすための連続殺人なので 「不」連続殺人というらしい。 劇中、探偵がそう言ってる。 多くの殺人の時に、奥さんがそばにいることで、殺しの本命のだんなに安心させといて、 昔の恋人と組んで、最後だんなを殺す。そういう話でした。   ラストの事件の解明は明快だった。 モヤモヤした世界に一本筋が入るような感じがした。 だから、観終わってみると、面白かったとなるんだね。
[DVD(邦画)] 6点(2019-06-30 11:14:50)
19.  武士の家計簿 《ネタバレ》 
企画としては面白いと思います。でも実在の人物だっただけに、話に制約が設けられて、自由な話運びができず、あまり盛り上がりのない映画になったと思います。そろばん侍の武器が光る瞬間があったら面白かったのではないでしょうか?例えば、帳簿の不正を一瞬で見抜くとか、経理のミスを直したため、人の命が1人救われたとか・・・この地味な話を引っ張っていった音楽がとても良かったです。 
[DVD(邦画)] 6点(2011-06-21 17:43:13)(良:1票)
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