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Oliasさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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321.  落葉とくちづけ
ヴィレッジ・シンガーズ主演作の第3弾。しかし、駆け込みで作った感満載なくらい、前2作に比べると内容がしょぼくて・・・大体、ヒロインのはずの姉妹に向けた(ヴィレッジ側の)視点がぶれぶれで、制作側は何をさせたいのかが分からないし、終盤の継ぎ接ぎの適当さ加減は、脚本家が締切に追われて2時間くらいで書いたんじゃないかと思ってしまうくらいです。役者陣もどうやっていいのか困っているのがありありですが、唯一しっかりはじけている香山美子は、後の開花の萌芽を見せつけてくれます。ヘルプゲストはオックスです。
[DVD(邦画)] 3点(2020-05-06 21:13:06)
322.  男はつらいよ 望郷篇 《ネタバレ》 
これはもう完全に「さくらの物語」ですね。最初に寅に説教をかまし、寅が就職活動(?)をするとなれば本人以上に真剣に悩み、それなのに寅から理不尽に逆上されてもそれに怒るでもなく、最後に旅立つ寅を一人で見送る。後のさくらの立ち位置がここで完成されています。第1作のラストと並んで、これがあったからこそ後の長期シリーズ化につながった、ともいえるかもしれません。●長山藍子姉は出番遅いんだけど、あのミニスカワンピと浴衣の可愛さですべて許す。●それとびっくりしたのは杉山とく子小母さんの、まるでとらやの一員であるかのような作品世界へのはまりっぷり。と思ったらテレビ版ではおばちゃん役だったんだそうで、そりゃそうだ。●ラストにマドンナがとらや(の関係者)を訪れる、という王道パターンも、ここで確立されています。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2020-05-04 01:22:46)
323.  新・男はつらいよ 《ネタバレ》 
ものすごく今さらなんだけど、このシリーズって、寅さんがあれやこれやあってマドンナに失恋する話と思ってたんだけど、スタートはあくまでもとらやファミリーの人情譚であって、マドンナはあくまでも媒介またはゲストだったんですね。特にこの作品は、おいちゃんとおばちゃんのフューチャー度が異様に高い(博&さくらと比べてもはるかに出番が多い)。●とはいえ、ここでの小巻ちゃんはさすがに出番少なすぎというか、内面描写がなさすぎかと。前半のハワイ騒動にやたら演出の気合が入っていたため、さらに霞むことになってしまいました。●こういう作品のこういう役柄でも、三島雅夫のジジイは、画面に登場するたびに、何かよからぬことを考えていそうというか、小巻ちゃんに何かしそうというか、そういうオーラ満載ですね(←褒めてます)。●再見して、ラストの寅の旅立ちシーンの丁寧さに驚いた。襖の向こうでの語り、ひっそり店内に座っている寅の一瞬のカット、そして倒れている自転車と車輪の回転。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2020-04-26 00:17:33)
324.  犬神家の一族(2006) 《ネタバレ》 
オリジナルの方は、後半はグシャグシャだったとはいえ途中まではあの「犬神家」の世界をそれなりに頑張って抽出していた。それから30年も経って、こんな単なる劣化コピーを出すことのどこに意義があるのだろうか。内容もさることながら、そもそもそのような制作者としての志の欠如に対しては、腹立たしさを禁じ得ない。●仮面のネタばらしという一番美味しいカードを途中で切ってしまうとか、それに伴って湖の例のポーズも三種の神器すらも意味がなくなってしまうとか、犯人には原作にあった誇り高さがまったくないとか、終盤の事件解明に至る流れはわざとつまらなく変更しているとしか思えないとか、この辺はオリジナルもそうだったっけ?何でそんなところまでわざわざコピーするの?制作者は本気でそれが良いことだと思っていたの?●で、事件がどうのこうのよりもよほどミステリーとサスペンスを感じたのは、30年経ってまったく変わっていない、時空を完全に超越している大滝秀治神官でした。
[CS・衛星(邦画)] 1点(2020-04-25 01:38:29)
325.  男はつらいよ フーテンの寅 《ネタバレ》 
このシリーズの場合、お約束の恋愛沙汰以外にも突然名シーンをぶち込んでくることがあるのですが、この作品ではやはり、テキ屋の大先輩とのあのくだりでしょう。今から考えると、こんな決定的カードをこんな初期作品から切っていたのかと思いますが、当時はここまで長期シリーズとなるとは誰も思ってなかったのかもしれません。●新珠三千代が登場したときには、てっきりどこかで、寅が一席ぶっていた「酒の徳利を置いたら絶妙なタイミングで人肌温の次の徳利が出てくる」とかのアクションが出てくる(そして寅が「本当にそんなことあるのか?」と焦る)みたいなシーンがあるものと想像していたのですが。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2020-04-21 00:43:47)(良:1票)
326.  風来坊探偵 岬を渡る黒い風
風来坊探偵シリーズ第2作。今回は、馬から車には進化してます(笑)。しかし、固定した事務所まで構えていてどこが風来坊なんだという突っ込みを感じさせつつも、都合良く事件の捜査に乗り出します。共通キャラは主人公のみであるにもかかわらず、役者の多くを前作から使い回しているのも微笑ましさを醸し出しています。で、今回の弱点は、敵キャラをいろいろ重層的に設けた結果、かえって全体がごちゃごちゃしてしまっていること。凝ったつもりなのでしょうが、前作の魅力だったシンプルさがなくなってしまいました。探偵とライバルのキザな会話はしっかり前作を継承しており、こういうところは現在の脚本家も見習ってほしいものです。
[DVD(邦画)] 5点(2020-04-10 00:13:04)
327.  風来坊探偵 赤い谷の惨劇
えーと、これが深作監督のデビュー作ということになるのでしょうか?60分程度の(一応)サスペンス・アクションなのですが、内容的には、笑っちゃうほど一貫したウエスタンの翻案です。なぜか登場人物は馬か馬車で移動してます(ここはどこの国なんだ)。敵の本拠地っぽいロッジは、砂漠の中の町でよく出てくる酒場みたいな作りです。そしてここぞというところでは、任侠映画にもなかなかないくらいの仁義なき銃撃戦が炸裂します。日本映画でここまで忠実なウエスタン様式を再現した作品って、実はほかにはないんじゃないでしょうか。主演の千葉ちゃんは何とも若々しく、むしろ青春映画の主人公といった感じで、後の風格はあまり感じられません。(一応)ライバル的存在の鉄との会話も、いきなり学園モノみたいなノリで、かえって斬新です。
[DVD(邦画)] 6点(2020-04-09 00:45:52)
328.  万引き家族 《ネタバレ》 
設定とタイトルからすでに嫌な予感がしていたのですが、やっぱり、描写がどこまでも作為的で、役者以前に監督と脚本家の存在が(といっても同じ人ですが)前に出てきてしまうような感じで。「私は万引を善とも悪とも決めつけず、あくまでも客観的描写に徹しますよ~」というアピールが、かえって透けて見えてしまっているのです。それと、樹木希林と松岡茉優の役は、やっぱりいらなかったんじゃないだろうか。主役の2人の存在とはかみ合っているようでかみ合っていないし、むしろ装飾にしかなっていない。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2020-04-07 01:27:40)
329.  恋は雨上がりのように
人物造形も場面設定も台詞も、何とも説明的で、かつ作為的。ヒロインの言動は、「こうやって真っ直ぐな性格を体現していますよ」と言わんばかりなのがかえって真っ直ぐではないし、実は周囲との調和と段取りの中でしか行動していない(面白かったのは踏切手前の車中のシーンくらい)。大泉洋もほとんど口先の演技になってしまっているし、逆にいうと脚本がそのレベルにしか達していない。旧友・ちひろの登場場面のみ、妙に画面が引き締まっていた。
[ブルーレイ(邦画)] 4点(2020-03-11 02:39:20)
330.  悪魔の部屋(1982) 《ネタバレ》 
大会社社長の御曹司夫人がある日謎の男にホテルの一室に監禁され・・・となれば、どんだけ直球のエロ作品かと思ってしまいますが、さにあらず。エロ部分以外にもきちんと目配りをした真面目な作品(!)です。まず、サブの部分が内田良平(社長)と堀内正美(御曹司)という時点で、サポートは十分(しかも、進行を邪魔しないように、最低限のカットですべてを表す周到な配慮)。また、性質上ホテルの部屋内でのシーンが続くのですが、限られた中でもカメラワークを駆使し、長回しも再三ぶち込んでくるなど、工夫が溢れています。肝心の(?)セックスシーンも数回ありますが、何というか、それぞれの意味づけであったり、登場人物の心理変化であったりといったものにも考慮がなされているのです。終盤には謎の男の背景が明かされ(この過程でのフラッシュバックインサートの効果もなかなか)、復讐の完遂というサスペンス風味に重心がスライドしていき、そしてラストシーンも、物語として着地しています。いや、ここまでいろいろ考えて作られたものとは予想していませんでした。
[DVD(邦画)] 7点(2020-03-07 23:36:39)
331.  グーグーだって猫である
導入部の時点で、陳腐な人物造形(というかそもそも造形されてない)、定まらない視点、演技になってないただの段取りアクション、安っぽい照明とカメラ、とダメ映画要素のオンパレードだったのですが、最後までそれは変わりませんでした。何がテーマだったのかもさっぱり不明です。ここまで無意味なものを撮っていて、制作者たちは途中で嫌気がささなかったのだろうか、と逆に不安になるくらいのレベルの低さでした。
[CS・衛星(邦画)] 1点(2020-03-03 00:48:19)
332.  ゆきゆきて、神軍
これは間違っても「ドキュメンタリー」ではないですよ。奥崎氏は、口では「あなたの話を聞きに来たんです」などともっともらしいことを言いながら、それに即した行動を行っていない。相手が自分の意に沿わない発言をしたら即座に全否定、ひたすら自分の見立てと見解を押しつけているだけ(それは前半に登場する遺族とやらも同様・・・って、後半に至ってはニセ遺族手配って、それだけでも全部アウトでしょ)。でもそれって、例えば警察の取調官が被疑者を恫喝して供述を誘導なり操作しようものなら、それは奥崎氏にとっては反抗と打破の対象なんだろうけど、自分もまったく同じことをしているんじゃないの?ましてや奥崎氏は、暴力と脅迫を(自分についてだけは)肯定しているわけですから。そんなわけで、客観性もなければ検証性もないので、これをドキュメンタリーとはいいません。なお、当時の日本家屋の内部(家具も含む)の数々がじっくり見られるのは興味深かったので、点数はそこに対して(「玄関の扉に普段から鍵をかけない」というのがどういうことなのか分からない人も今は多いと思いますが、こんな感じなのですよ)。
[DVD(邦画)] 2点(2020-02-26 00:41:55)
333.  現代性犯罪絶叫篇 理由なき暴行 《ネタバレ》 
タイトルからするとその部分だけがクローズアップされそうな気がするのですが、それは全体の中では一部分(むしろ終盤では、美味しそうな展開にホイホイついていったら半美人局みたいな事態に引っかかる、という場面も)。根底に流れるのは、無力感と挫折感、いや挫折ですらない、「何もすることがない」虚無感と不毛感なのです。そもそもこの3人、ほかの交友関係がまったく見当たりません。口でああだこうだ言っていようが、誰からも相手にされていません。しかもそれに自分たち自身が気づいてしまっています。そういう、社会から脱落した「行くところがない」人たちの陽のあたらない虚空を容赦なく具現化したものとして、この作品は今に至る通有性を秘めています。●ただ、二度にわたる覗きのシーン、あれはさすがに無意味に長いような気が・・・。
[DVD(邦画)] 6点(2020-02-24 23:49:52)
334.  カメラを止めるな! 《ネタバレ》 
最初の3分くらいで、「ああ長回しね。頑張るなあ」となって、その後、ところどころにある不自然な間とか不自然な会話とかは、「なるほどかえってリアリティがあって、細部までこだわってるなあ」と素直に騙されてしまいました。で、作中エンドロールの後に時制が遡って「あれれ?」となって、あとは最後まであっという間でした。こういうどうでもいいところにひたすらこだわる作品には、もちろん好感が持てます。あと、ネタの中のネタという感じなので見過ごされがちなのですが、ゾンビ映画に(角度は少し違っても)ここまで真剣に向き合う日本映画作品って、それだけでかなり貴重ではない?
[DVD(邦画)] 8点(2020-02-10 00:35:37)(良:2票)
335.  あゝひめゆりの塔 《ネタバレ》 
多分哀しい女学生の情緒一直線的描写になるんじゃないかとか、こんな重いテーマで吉永小百合はきちんと演技ができるのかとか、いろいろ危惧していたのですが、意外にきちんとした内容でした。まず、前半の青春生活のところを、明るくなりすぎない程度にきちんと押さえている。エキストラ使いまくりの運動会の「拡がり感」がよい(そして後になってみれば、「それだけの若者がここにいた」という痕跡としても機能している)。それに先だっては、なぜか登場する現代パートの渡哲也。このアバンギャルドな構成も、それほど浮いておらず、ある種の楔として残っている。中盤の卒業式や池の水浴びのシーンの焦点の絞り方もなかなかですが、この辺から、(やっぱり)何かあるたびに泣いたり叫んだりしているのは、結局最後の解散命令やお別れ会の重みを削いでいるんじゃないのかな。それと、最後に2時間ドラマのラストのごとく岸壁に立つ2人、あれはいかんでしょ。そこに行く理由がないですし、その前に絶望しきっている心理の描写があることともつながりません。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2020-01-13 02:53:14)
336.  愛と死の記録
前置きも背景も何もなしで2人が勝手に盛り上がっているので、追いかけようがないのです。途中から不協和音的音楽を延々とかぶせてくるのも、何かを狙っているのかもしれませんが、内容がついていってないので、浮きまくっています。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2020-01-10 00:49:59)
337.  若草物語(1964)
えーと、このタイトルで四姉妹が主人公なんだけど、オルコットのあれとは全然関係ない、ということでいいんですよね?で、せっかく四姉妹にしていながら、対比もなければ個性もないので、設定の意味がありません。そもそも、関西出身とかにする必要もなかったというか、その必然性も感じられないんだけどなあ。慣れない関西弁を喋らされて、芝居がぎこちなくなっているだけです。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2019-12-31 02:39:02)
338.  彼女がその名を知らない鳥たち 《ネタバレ》 
やっぱり蒼井優ちゃんは、こういう自堕落というか退廃系というか、そういう役には合わんよなー。30年くらい前だったら、桃井かおりか大竹しのぶがやっていた役ですよね。そして男性組はショーケンとか火野正平とか萩原流行とか。という具合に脳内変換しながら見ていました。オチはまあまあだったのですが、それまでのフリが弱いため効果半減です。それと、だらしなく怠惰な生活をしているという設定の割に、2人が生活している部屋の家具やら内装が妙に小綺麗なのが気になりました。「汚し」ができる美術スタッフはいなかったのか?
[ブルーレイ(邦画)] 3点(2019-12-21 01:13:02)
339.  格闘技世界一 四角いジャングル
この大きく出たタイトルからして、どこまで話を広げるのか、あるいは逆に狭く深く突っ込むのかが興味津々だったのですが、意外なほど中途半端。いろんな格闘技のいろんなシーンをとりあえず持ってきて、まとめて並べただけです。また、それがどこにどういう影響を与えたとか、その背景にはこういうことがという突っ込みとかも特になされていません。●メインはやっぱり猪木なんですが、その猪木の強さを引き出した二大功労者であるタイガー・ジェット・シンとアンドレ・ザ・ジャイアントにきちんとスポットを当てている点は評価したい。●相撲もちょっとだけ出てきますが、当時の力士の標準体格からすると、やっぱりジェシー高見山ってとてつもない存在だったんですね。あと、「長岡」時代の朝潮が出てくるのは、貴重かも。
[DVD(邦画)] 5点(2019-12-01 01:13:11)
340.  眠狂四郎 勝負 《ネタバレ》 
狂四郎のキャラは前作に引き続き今ひとつなのだが、この作品は脇役がとにかく楽しい。前半の不穏な雰囲気から後半の美しさへの変化が見事な藤村志保様(銭湯のくだりは名シーンだと思う)をはじめ、はじける若さが眩しい高田美和(後半出番がないのが残念)、悪役ながら最後はしおらしくなる久保菜穂子と、女優陣が特に充実。また、加藤嘉が全編にわたってこれだけ喋りまくるのも珍しいのではないか?というわけで、孤高の剣士の活躍譚というよりも、むしろ「狂四郎と愉快な仲間たち」と言った方がしっくりくる作品です。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2019-11-22 21:45:55)
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