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Oliasさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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341.  太陽の季節
導入部から、まさに若き日の長門裕之兄貴の強力な躍動!と期待が高まるのだが、その後が意外なほど失速していく。いろんなやりとりがチマチマしていて青春ならではの暴走感や突き抜け感がないのですが、つまりは主人公が口先だけでしか行動していないことに集約されるのでしょう。したがって、突然ラストにああいうシーンがあっても、あまり説得力がないのです。ただし、そんな中でも、南田洋子さんの凜として落ち着いた気品は実に貴重。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2019-11-15 04:06:42)
342.  眠狂四郎 殺法帖
何というか、とにかく全体的に活気がないというか、各キャラクターが言われたとおりに動いて終わっているだけというか・・・。登場人物の設定も特に何かうまくできているように思えないし、これが第1作目で、その後のシリーズ化の皮切りになったというのが逆に驚きです。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2019-11-11 21:41:09)
343.  小林多喜二
昭和一桁日本の黒歴史の1つとして間違いないのがこの小林多喜二の最期(拷問死)なのだが、その多喜二の伝記映画ともなれば、思わず見る側も居住まいを正してしまう。ところが、序盤からいきなりナレーションの横内正が(もしかしたら主人公以上に)画面に出まくって、カメラ目線で喋る喋る。何とも驚異のメタ構成であり、伝記映画というよりは半ドキュメンタリーみたいな感じである。おまけにそのナレーションはかなりしつこいし、芝居部分でも、そこはいらんだろというシーンが、実際のところいくつもある。それでもなお作品が心に残るものとなっているのは、山本圭先生と中野良子様というキャスティングが絶妙なのと、そして何より、とにかく多喜二の人生と存在を後世に伝えたいという制作者のまっすぐな執念が、作品全体から噴出しているからなのです。
[DVD(邦画)] 7点(2019-11-08 01:33:46)
344.  十三人の刺客(1963) 《ネタバレ》 
これはMVPは内田良平先生です。敵方にそのような優れた切れ者がいてこそ、それに対峙する主役側も輝くというもの。その頭脳戦の衝突は、「何も起こらなかった」河渡りのシーンで美しく結実しています。その後の行列の進行経路をめぐる策謀の競り合いもスリリング。それと比べると、肝心のクライマックスのバトルは今ひとつという気もしますが、ここは、これでもかとばかりに映し出される裏路地や閉塞柵の美術的価値を堪能しましょう。ラストは、任務を無事全うしてめでたしめでたしになるのかと思いきや、突然荒涼感と不条理感が吹き荒れる締め方なのですが、これも不思議な余韻を残していますね。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2019-09-16 17:13:55)
345.  溺れるナイフ
全体が支離滅裂。基本的な人格設定ができていないのに趣向だけはあれこれ入れ込もうとするものだから、こうなります。役者の演技にも、指導がきちんとついていません。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2019-09-06 01:01:20)
346.  愛のお荷物
出生が増えすぎてさあどうしましょう、なんて今ではまったく考えられない問題意識の作品(しかも子供を「お荷物」!)。しかしそれはそれとして、次々に予想に反して懐胎が発覚する、というのは、大いなる洗練されたコメディの予感がするのだが、その美味しい設定を生かしきれていない。みんなが同じような会話で同じような芝居しかしていないので、結局は単なる水増し設定にしかなっていないのです。冒頭、10分にわたって国会質疑シーンを延々と映す堂々たる自信ぶり(レイアウトとかが今と一緒なのはちょっとびっくり)なんかには、なかなか期待が持てたのですが。
[DVD(邦画)] 4点(2019-09-04 00:11:05)
347.  野火(2014)
意図的にやっているのかもしれないけど、背景の風景や映像が綺麗すぎるのは、やはりどうにも気になります。そこで戦闘が行われたという気がせず、主人公以下数名だけが脈絡なく突然放り込まれただけのように見えるので、肝心の心理描写に説得性がないのです。あと、全体的にみんな最後の方まで動きが元気なので、そもそも飢餓状態にも見えないのだな。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2019-08-22 01:40:05)
348.  瀬降り物語
山野を流浪しながら生活する山の民を描いた作品。と、題材はとてつもなく魅力的ですし、大自然の風景を駆使し、山中生活もきちんと描いている導入部では期待が高まるのです。ところが、中盤以降が着実に失速していて・・・原因はいろいろ考えられるのですが、一番の理由は、登場人物の言動が結局はその辺の街中の人たちと一緒で、長年の山間生活が個人の内部にどのように根付き、どのように表れるのか、という点に踏み込まれていないこと。そして、その状態で進行しているので、最後の収め方のところなどはほとんどグシャグシャになっています。あと、女優4人を脱がせているのも、何かあったらとりあえず脱がせました、という感じで、必然性や敬意が感じられません。
[DVD(邦画)] 5点(2019-07-08 01:24:40)
349.  ザ・テンプターズ 涙のあとに微笑みを 《ネタバレ》 
GS映画のいろいろの中で、これはテンプターズ(もしかして、ショーケンの初主演映画は、これだということになるのか?)。ただ、まあ、脚本がとにかく滅茶苦茶というか適当というか・・・母親(新珠三千代)とのあれこれをどうこうしているのは、「おかあさん」を歌わせるためだし、なぜかペットに鳩がいてそれが死ぬというのも、「神様お願い」を歌わせるためだというのがミエミエ。歌わせるのは別に歌うシーンを入れればいいわけで、そのために脚本そのものを曲げる必要は全然ないのです。あと見所はデビュー当時のショーケンなのですが、演技は素人以下のレベルである上に大してイケメンでもなく、このどこに後の名優の素質が埋もれていたのか、しみじみ不思議です。
[DVD(邦画)] 4点(2019-05-15 21:49:52)
350.  虹の中のレモン
ヴィレッジ・シンガーズの主演作第2弾。ただ今回は、ひたすら青春一直線だった前作と少し違い、ヒロインが孤児の世話をしていたりとか、竹脇無我と加東大介の親子対立問題が絡んだりとかがあったりして、微妙に作品に暗い影が漂っており、それがGSパワーも削ぐ結果となっている。大体、竹脇先生の場合、気合を入れれば入れるほど一気に作品をシリアスに塗り替えてしまうので、それと爽やかヴィレッジが合うわけがないのです。しかも、竹脇先生と中山仁の共演シーンなどでは、とたんに画面にまともな演技的雰囲気が満載になってしまうのが、逆に笑えてしまうので困ります。あと、GS映画恒例の?ヘルプ出演は、パープル・シャドウズです。
[DVD(邦画)] 5点(2019-05-15 21:35:05)
351.  進め!ジャガーズ 敵前上陸 《ネタバレ》 
GSの映画のいろいろの中で、これはジャガーズ。しかし、何かこれは、妙に凄い。一応、ヴォーカルの岡本信ちゃんが何者かに狙われるという設定なのだが、そもそも何で狙われるのかがさっぱり分からない。そして、次から次へと意味不明なキャラクターが自信満々に登場する。その中で、信ちゃんの棒読みナヨナヨ演技(←褒め言葉)は、一貫して存分に楽しめる。そして最後は、舞台はなぜか硫黄島へ(もしかして、イーストウッドが硫黄島二部作を作るまで、「硫黄島を舞台とした映画」は、この作品しか存在しなかったのでは・・・)。そこでなぜか登場する、旧日本軍の残留兵(ちなみにこの作品の時点で、まだ小野田さんも横井さんも発見されてないですよね?)。何かもう、すべてが濃すぎというか、凄すぎです。
[DVD(邦画)] 6点(2019-05-11 13:39:02)
352.  小さなスナック
GS映画のいろいろの中で、これはパープル・シャドウズ。なんですが、ほとんどは藤岡と奈々ちゃんのやりとりばかりであって、実はシャドウズがいてもいなくても何の影響もない!にもかかわらず途中ではゲスト的にヴィレッジ・シンガーズまで登場するというこの無駄さ!!で、内容なんですけど、これが見事なほど何もないです。シーンの前後のつながりがどうとかその意味がとかいう前に、まず、各シーンがシーンとして成り立っていません。GSには甘い私でも、これはつまらなかったと言わざるをえない。
[DVD(邦画)] 3点(2019-05-10 00:13:06)
353.  思い出の指輪 《ネタバレ》 
GSグループをフューチャーした映画の一つ、これはヴィレッジ・シンガーズです。といいながら中盤までは、「選考委員会」とやらの女子学生視点だけで進められ、メンバーは大して出てこないどころか、ヒロインの尾崎奈々も出てこない。半分くらいから、まあ期待したとおりの展開になります。もしかして、制作側はメンバーの演技がよほど不安だったのか?とも思いましたが、素人感はあるものの、そこそこ無難に乗り切っています。というわけで、まさにGS作品ならではのコンパクトにまとまった青春映画でした。スパイダースの援護登場は、まあそんなもんかという感じですが、「ケメ子の歌」のザ・ダーツの登場にはびっくり(一瞬だけですが)。
[DVD(邦画)] 6点(2019-05-01 21:31:16)
354.  この世界の片隅に(2016)
何と意外にあまり面白くなかった。とにかく一つ一つのシーンがぶつ切りで、しかもつなぎの脈絡もあまり考えられていないため、ただ時が過ぎているようにしか見えないのです。あえて戦争だ戦争だと強調しない描写をしたかった意図は分からなくもないですが、それならその中で主人公あるいは登場人物は何がしたかったのかというと、特に何も見当たりません。つまり、全体が一つのファンタジーのようにも見えてしまうのです。
[DVD(邦画)] 4点(2019-04-13 01:07:06)
355.  母と暮せば 《ネタバレ》 
脚本がこの二人のタッグという時点で、陳腐な説明台詞オンパレードになるのは想定内だったのですが、中途半端で聞くに堪えない九州弁が、さらに輪をかけてしまっている(方言指導の人、これで名前をクレジットされて大丈夫なの?)。息子の幽霊が出てきて元カノの行方が母共々気になる、という設定が導入部で完了したのは分かったけど、その後はどこかで物語が次のステージに行くのかと思っていたら、何と最後までその一本だけで押し切ったのにもびっくりした。それだったら、100分以下でまとまる話ではない?唯一光っていたのは、おじさんが母親に迫っている場面で、後ろでやきもきしてあれこれする息子のアクションだけでした。もちろん、台詞がないからこそまともになっているのです。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2019-04-12 01:34:20)(良:1票)
356.  君の名は。(2016) 《ネタバレ》 
導入部はよくある入れ替わり系だと思いながら見ていて、舞台が高山に移ってからは、巧妙に過去の謎解きの方に重心をスライドしていて、なるほどと思いました。で、一番優れているのは、せっかくの再会を容赦なく断ち切ったどころか、その出会った記憶や動機すら消し去っているところです。これにより、いなくなった相手への思慕の切なさをパワーアップさせると同時に、全体を現在視点から再構築すると、いろいろな矛盾や不整合もそうではなくなるという機能も発揮されているのです。したがって、ラストの再会には一気に興醒め。また、うるさいだけで邪魔な挿入曲群は、全部カットすべきでした。
[ブルーレイ(邦画)] 6点(2019-04-08 00:41:14)
357.  女子ーズ 《ネタバレ》 
いや、予想外に面白かったですよ、これは。勝因は、怪人との対決シーンを、きちんと戦隊モノの作法を踏まえて撮っていること(それぞれちゃんと名前がついているとか、毎回同じ場所に登場するとかいう生真面目さも含む)。一方で、「もともとやる気なく引っ張られている素人集団」という設定があるため、サシの格闘アクションがなくても気にならない。そして、だからこそ、そこでガールズトークをごちゃごちゃ始めたりとかいう型外しの部分が生きるのです。さらに、その辺を前面に押し出しているため、私生活部分の、例えばレッドの会社部分の描写の陳腐さなんかも、マイナスが少なくて済んでいます。何気なく見始めましたが、最後までがあっという間でした。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2019-04-07 02:15:58)(良:1票)
358.  ザ・スパイダース にっぽん親不孝時代
今までの主演作は日活だったのが今作は東宝になって、また、メンバーも本人役としての登場ではなく(一応)それぞれに作品内の役がついている。なんだけど、もうこれが圧倒的につまらないレベルです。あれだけ面白かった「ゴーゴー・向う見ず作戦」から作を追うごとに下降していって、ついに底まで落ちています。グータラな主人公連がある日謎の勢力に巻き込まれて・・・みたいな話なのですが、とにかく、全体が最初から崩壊しているというか、何の話がしたいのか分からないというか。まあでも、1年で主演作を4本も作っていたら、最後の方はそりゃそうなりますよね。あと、68年の終わりといえばグループの人気にもだんだんと陰りが出てきた頃で、その辺のテンションの低さもそのまま表れています。
[DVD(邦画)] 3点(2019-04-03 01:54:14)
359.  テルマエ・ロマエ 《ネタバレ》 
いかにも「洋画の吹き替え版」っぽく作っているのがよく分かる導入部で、ああ気合入れて頑張ってるなあ、と思うわけです。台詞の組み立てが未熟なのとか、ギャグ(タイムスリップギャップ)以外の部分が結局は凡庸なのとかは目をつぶるとして。で、何がいいかというと、風呂に対する制作者の愛情が最初から最後まで満ち満ちているという点なのです。いろんなタイプの風呂を、とにかく作る。見せる。組み込む。タイムスリップ上の諸問題も何となく風呂が解決、さらには戦闘や歴史すら風呂が解決。だから、きちんと一本の筋が通っているのです。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2019-03-30 00:16:15)
360.  小さいおうち 《ネタバレ》 
平松恵美子という人と組んでいる山田洋次の脚本は、どれもこれもどうしようもなく最低レベルなんだけど、何で山田洋次はこの人と組み続けるんだろう?●それを演技とか撮影技術でカバーできればまだいいんだけど、役者に演技指導をつけた形跡はないし、カメラも照明も美術も平坦で何の工夫もないし、そもそも制作側にやる気があったのかどうかすら疑問。●唯一、「帯が逆」のシーンだけは光っていましたが、回想で出発時のシーンをわざわざ入れてしまうのが無粋だし、それをいちいち解説してしまうナレーションでさらにぶち壊し。
[CS・衛星(邦画)] 1点(2019-03-22 00:24:44)
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