21. ルパン三世 EPISODE:0 ファーストコンタクト<TVM>
《ネタバレ》 僕は根っからのルパンファンではないので、すんなり入り込めました。なんてったってルパンと次元が敵同士なんですよ。男の渋さ花盛りです。それはそうと、「斬鉄剣の設計図が入った筒は斬鉄剣でしか開けられない」って、じゃあその筒はどうやって作ったんだ。 8点(2004-01-22 17:36:45) |
22. 東京物語
おばあちゃん子である僕は、なんどもなんども泣きそうになり、もうやめよう、観ていられない、と何度も中断しようと思いました。日本人ってこんなに優雅で温かかったのかと思わせる主役の老夫婦と、日本人ってこの頃から醜悪で無機質なのかと思わせる当時の若者と、家族の絆って所詮こんなもんなのかと思わせる子供たちのそれぞれが心に強く響いてきました。 そして何より、二人の女性の家族観。原節子の台詞は正論だと思う。でも、僕は出来る限り「京子さん」でいたいと思った。 8点(2003-12-26 14:51:02)(良:1票) |
23. ゴジラVSデストロイア
映画館に友達といって、彼の「映画館で見るからには、一回の入場料で最低二回見るべきだ」という主張に付き合って二回見た。パンフレット買った。下敷きも買った。学校で他の友達に自慢したら、折られた。懐かしい。 8点(2003-12-06 02:00:38)(笑:4票) |
24. ドラえもん のび太と銀河超特急
映画館で見た初めての映画。でかい画面、でかい音に終始圧倒された。僕は開いた口が塞がらず、一緒に行った友達も「マジすっげぇ」を連呼。その時は売店で買ったハイチュウで黙らせたけど、一週間ぐらいこの話題ばかりされた。内容はというと、スタッフロールでのび太とドラえもんを裏山に残して走り去る汽車の姿が印象的だったこと以外は覚えてない。おまけももらった。チョロQっぽいおもちゃ。次の日学校でなくしちゃったなぁ・・・。(あのドラ映画につきもののおまけのおもちゃ、当時は彩色されてなくて、しかもなんかくさかった。今はどうなんだろ?子供に配慮したつくりになっているだろうか?さすがに確認しに行くには年をとりすぎた。) 8点(2003-11-30 12:37:27) |
25. 踊る大捜査線 THE MOVIE
新しい展開が観れたってだけでうれしかったんでこの点数。テレビ版が好きだった人にのみオススメ。 8点(2003-11-29 03:42:04) |
26. 十五才 学校Ⅳ
ゆずの「シャララン」がとてもよかった。主人公の少年に諭されたおっさんの表情が印象的だった。将来トラックの運ちゃんになるのもいいかな~なんて思った作品。「高速道路でトラック運転手の事故が多発。原因は過酷なスケジュール」ってニュースを見て180度考えが変わったけど。 8点(2003-11-09 14:59:35) |
27. 魔女の宅急便(1989)
猫を飼いたくなります。「べ。」 8点(2003-10-18 14:31:46) |
28. 耳をすませば(1995)
絵が綺麗。コンビニとか、高台から見下ろした街とか、すんごいリアル。 8点(2003-07-14 21:43:06) |
29. 火垂るの墓(1988)
今年の夏はなぜか放送されなかった。個人的に印象的だったシーンは、砂浜の死体を見せないように兄ちゃんが節子を連れてくシーン。 8点(2002-12-24 15:40:58) |
30. ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー
《ネタバレ》 自分で遊んだマリオのゲームは64まで、の私でも楽しめるのかなと不安でしたが、問題なく楽しかったです。 特に感動したのはコング軍団の中に懐かしいキャラクター達を見つけた時ですかね。令和の劇場であのカップルの姿を拝むことになるとは思ってもみませんでした。私の人生で最も長い時間操作した任天堂キャラたちだったので再会が嬉しかったです。 そんな感じで最新作に触れてないオッサン世代もニッコリできる造りになってます。というかちょくちょく挟まれる挿入歌の懐メロっぷりを見るに我々世代がメインターゲット、または同じ世代がこの映画を作ってるんじゃないかという気すらしました。現役マリオ世代の子供たちはちゃんと楽しめたんだろうか? 実写の方のレビューでも書きましたが、オーバーオールのヒゲ親父がこんなメルヘンチックな世界で戦ってるの違和感あると昔から思ってました。が、今回の映画でその辺の事情が明らかになりました。マリオブラザーズって異世界転移モノのお話だったんですね。いつものキノコ王国舞台の話もいいですが、個人的にはブルックリンで兄弟が配管工として仕事するお話も90分フルで見てみたいです。 不満…というほどのものではないですが、気になったのはたぬきマリオの描写ですね。私の記憶ではあんな不思議な飛び方はしてなかった。そしてあんなに縦横無尽に飛び回れるならゲームの中で本気を出してほしかった。つーかせっかくのたぬきなんだから地蔵プレスでマグナムキラーを叩き落せばよかったのでは?というかマグナムキラーが相手ならマントマリオも見たかった。あっちの方がヒーローっぽいし。 [映画館(吹替)] 7点(2023-05-17 19:22:32) |
31. ソナチネ(1993)
《ネタバレ》 お笑いで上り詰めた人だけあって間の取り方がすごくうまい。今にも撃ち合い始めそうな空気なのに何もなかったり、全く予想してないタイミングで人が死んだり。終始胃が痛くなるような緊張感を持って観ることができた。あといつも思うんだけど、この人の映画は「音の無いこと」自体がいろいろ仕事をしているので、自己主張の激しい音楽が多い久石譲とのタッグは本当に正しいんだろうか?お互いの持ち味を殺しあってないか?大好きな作曲家だけどこの映画では少しうっとうしく感じた。 細かい部分で印象に残ったのはこの二つ。映画全体を観た感想としては、薄ら寒い、に尽きる。監督と主演の二役ってなると、ある程度その人の願望が内容に反映されると思う。「俺少林拳の達人なー!悪党どもをバッタバッタとなぎ倒してサッカー界の伝説になる!」なら微笑ましいもんだけど、この人の場合主演をやった映画で毎回のようにこのオチだもんなぁ…。もう自分の命にすら関心を持てなくなってるんじゃないか? [DVD(邦画)] 7点(2012-10-12 23:05:22) |
32. ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序
旧版の絵を新しくしただけなのかな、と思っていたら最後の最後でちょっと違っていました。何度観てもヤシマ作戦は熱いですね。無茶な作戦立案と突貫工事、作戦開始までのそれぞれのキャラクターの過ごし方…と、わくわくする要素がたくさん詰まってました。田口トモロヲのナレーションが欲しいところです。でも話の本筋は何度も観てるのであまり重要ではなく、キャラバンを組んで進む資材搬入用の車の列や、要塞都市に突如出現する陸上競技用のトラック(“破”のシーンでしたっけ?)の方が辛抱たまらんかったです。 [DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2010-08-15 17:44:08) |
33. 電車男
《ネタバレ》 ドラマ版を先に観てから映画に入ったんですけど、映画版はドラマに比べて、なんていうか、無難?「主演:山田孝之」って時点でたとえ性犯罪者のお話だったとしてもある程度の集客は見込めるし、オタクであることを示す記号も長髪、眼鏡、シャツインなど着脱可能なものばかり。電車男がエルメスに夢中になって聞かせる話も、マトリックスの凄さ、という一般人でも比較的受け入れやすいレベル。「萌え」とか言わないし、主題歌はオレンジレンジ。子供の機嫌を損ねずに何とか叱ろうと苦労している親、みたいな印象を受けた映画でした。 よかったところは、終盤に電車男がエルメスに気持ちを伝えるために街を走るシーン。百式Tシャツに眼鏡、体の側面でだらりと下げた両手を小刻みに振るという変なフォームで走る彼の姿は、着飾って何とか隠してきた本性が丸出しの無様な姿でした。でもそれにひるむことなく、逃げずに告白しようとする電車男と、そんな彼に嫌な顔ひとつせずに向き合い、「頑張って」と声をかけて最後まで言わせようと励ますエルメス。好きな人に自分の知られたくない部分をさらして、それでも「好きだ」と自分には言えるだろうか?そして好きな相手の別の側面をみて、それが人に言えないものであっても自分は受け入れられるのだろうか?と、不覚にも感動してしまいました。リアルタイムで住人たちが二人の様子を見ているかのような、ビルの照明を使った演出もよかった。なので気になるところはあったけど点数は高め。 それにしてもCMで「初めてだったんです。人を好きになったの…。」っていうセリフが流れたときに、いくらオタクでもそれはないだろと思ったんですが、相手に気持ちを伝えなかった場合は好きになった回数にカウントされないんでしょうか?だとしたら私も人を好きになったことはないってことになってしまう…。 [DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2010-08-15 17:22:03)(良:1票) |
34. ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破
《ネタバレ》 「みんな大人になった!」「観てて和む!」「こんな職場なら働きたい!」との前評判を頭に入れつつ観賞しましたが、まさにそのとおり。登場人物の性格がだいぶ変わっていました。 特にレイが周囲の人間に興味を持ったことが大きく、彼女が食事会開催を提案し、努力したことで人物間にいい空気が生まれていると感じました。アスカの態度の軟化や、終盤のシンジの頑張りは、彼女の変化に引きずられる形で起きたもの、と言っていいんじゃないでしょうか。 旧版と比べたら大歓迎な新劇の展開ですが、ひとつだけ、人物の掘り下げがほとんどされていないという点が気になりました(尺が足らないから、と言われればそれまでなんですが)。トウジは妹の治療費のためにパイロットになることはなく、アスカのトラウマも詳しく語られていません。加持さんに依存しまくりなミサトの姿も…と、旧版で人間関係をめちゃくちゃにした「地雷」のほとんどがスルーされ、そのせいか、うわべだけうまくいっているように見えてるだけなんじゃないか…という穿った見方もできてしまいます。奇しくも加持さんに「お互いが傷つかないで済む距離を見つけるのが大人(だっけ?)」という新しいセリフが与えられていました。人はお互いに分かり合えない、という「エヴァ」が抱える大命題に、今回のお話はケリをつけていない、と私は感じました。 レイの正体は、実はユイの…って設定が継承されているのかどうかはわかりませんが、それでもほのめかされてはいるので、今回のラストからそのまま綾波エンドへ直行…っていうのも考えにくいと思います。その辺も、熱い展開を見せたにもかかわらず次回作を安心して待っていられると言い切れない理由なんじゃないか、と思います。 [DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2010-08-12 21:27:51)(良:1票) |
35. 下妻物語
深田恭子ってバラエティー班だったんですね。盲点だった。 [地上波(字幕)] 7点(2006-05-30 15:24:50) |
36. ドラえもん のび太とふしぎ風使い
よかったよ。ゆずが。 7点(2004-02-11 15:53:05) |
37. もののけ姫
弓を射れば百発百中(首も飛ぶ)。おそらく最高級の技術で練成された刀を素手でひん曲げ、武装した屈強な男達を次々ふっ飛ばし、殺し合いをしてる人間の間に割って入って鳩尾に一撃ずつ入れて仲介。気を失った二人を抱えたまま「男達が10人がかりで開ける門」を片手で突破(力んだ拍子に血が出たが・・・)。坂道を犬の怪物と同じスピードで駆け下り、敵の弓矢を川を渡るついでにまた片手で打ち落とし、打ち落とせない毒矢はとりあえずかわす。・・・パズーを超える超人の誕生した瞬間だった。冗談はさておき映像から伝わる迫力は群を抜いている。おんなじようなテーマ、境遇のナウシカと比べて個人的にはこっちのほうが断然お勧めである。 7点(2003-11-01 01:58:27) |
38. たそがれ清兵衛
この時代侍って使い捨てだったのか・・・。この映画って中高年のサラリーマンの人達から共感を得ているらしいけど、こんな感じに扱われてるんだろうか・・・。それから、殺陣のシーンは流石に素晴らしい。真田広之がアクション俳優だったことを再認識させられた。 7点(2003-06-14 13:27:57) |
39. 黄金を抱いて翔べ
《ネタバレ》 原作小説は途中でギブアップしました。電気工事関連の専門用語と全く土地勘のない大阪という舞台が災いして情景がイメージ出来ず、さらに幸田と春樹の ┌(┌^o^)┐ な描写のおかげで読み進めるのがキツかったです。なので代わりに映画を観てみましたが、映像の力って凄いですね。とってもわかりやすかった。 金庫破りのお話でしたが、この手の話って金目当てで集まったプロのメンバーたちが軽口たたきながら華麗に計画を達成するって内容のものが主流なので、この映画の泥臭くて雑でガバガバな実行っぷりは新鮮で面白かったです。タイトルとはほぼ真逆のオチも、この幸田という投げやりで死に場所を探しているようなキャラクターの最期としてはベストだったんじゃないでしょうか。不満は妻夫木の演技だけ。ボソボソしゃべってて何言ってるのかよく聞き取れなかった。イジけた中学生にしか見えなかったぞ。 [DVD(邦画)] 6点(2018-04-25 19:06:01) |
40. 超高速!参勤交代
《ネタバレ》 タイトルのインパクトが卑怯。こんなもん一度知ってしまったらスルーするのは無理。タイトルのぶっ飛び具合から、内容も宮藤官九郎的な突き抜けたものを想像していたけど、思ったほどスピード感がないというか、なんていうか、妙におとなしくて優等生な印象を受けた。1カット2秒以内、セリフとセリフの間は3秒以上空けない!みたいな縛りを設ければタイトル通りの映画になったんじゃないですかね(適当)。 役者陣の中ではやっぱり西村雅彦の存在感が凄い。この人の演技を見てると、竹中直人の持ちネタである「笑いながらブチ切れる人」を思い出す。佐々木蔵之介が華麗な乗馬シーンを演じようが、迫真の殺陣で大立ち回りを演じようが、この人が大声をあげるだけですべてを持って行ってしまう。唯一無二の役者だと思う。いい意味でも悪い意味でも。 まあでもこの映画の最大の功績は、ジャニーズ事務所所属の売れっ子若手アイドルにM字開脚を強要した挙句、ふんどし一枚にひん剝いてそのケツをフィルムに収めたことだろう。こんな映画多分今後二度と現れねぇよ。6点。 [DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2017-06-21 15:34:59) |