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パセリセージさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 519
性別 男性
自己紹介 60代のおっさん

好きな言葉

期待はあらゆる苦悩のもと(シェークスピア)

人間には不幸か、貧乏か、病気が必要だ。でないと人間はすぐに思いあがる(ツルゲーネフ)

座右の銘にするのはどっちだ

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41.  男はつらいよ 花も嵐も寅次郎
沢田研二と田中裕子の結婚はこの作品の共演がきっかけなんですか。寅さんのマドンナというよりは口下手の純粋な青年のあこがれとして登場しますが、その家庭も微妙に不安定な設定で、スッキリしないままに話が進んでいきます。相変わらずスッキリしないまま旅に出る寅さん。日本人的な曖昧な態度と自己犠牲による決着のつけ方が、寂しさと心地よい余韻も残すのだが。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2006-09-12 22:36:17)
42.  雨月物語 《ネタバレ》 
確かに美しい。しかも幻想的なシーンが、人間の心の欲望の醜さを不気味に表現している。最後に主人公が帰ってきて、妻子を探して、家の中から一旦外に出て、戻ってきた時に田中絹代が囲炉裏で鍋を火にかけていたのには驚いた。このシーンが長まわしだからすごい。男の心の弱さ、女の悲しさと執念深さが伝わってきた。あの京マチ子とばあやの次第に不気味になっていく様子もなかなかだ。ところで京マチ子は最後までお面付けてたけど、この頃の素顔はどんな感じだったんだろう?
[CS・衛星(邦画)] 9点(2006-09-03 23:00:16)
43.  男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋
作品の感じとしては繊細な恋心を随所に表現した芸術的なもの。陶芸や京都、鎌倉のあじさい寺と、女性が好みの要素が多いせいかもしれない。しかしながら、寅さんらしさが少ない分、マドンナの暗さが目立ってしまっている。それが良さともいえるのだが。今後、満男の出番が多くなることを予告するものともなっている。味わい深い作品ではある。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2006-09-02 23:47:26)
44.  男はつらいよ 寅次郎紙風船
岸本加代子のエピソードが効いていて深みのある作品に仕上がっています。珍しく一歩手前まで行くのに、惜しい。が、しかし、マドンナに華がないのが気になるところかな。約束とはいえ相手の気持ちもあるしな、辛いところです。シリーズとしては余裕の展開になっている。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2006-08-27 00:29:04)
45.  男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎
ちょうど娘が受験真っ只中の頃、大阪に出張があったんで、仕事の合間に通天閣に行き、ビリケンさんに合格をお願いしました。御蔭様で合格できたと感謝しております。話が横道にそれましたが、その通天閣の通りでのシーンで、寅さんと芦屋雁之助が恋愛論を語る場面は、隠れた名シーンですね。寅さんが語る粋な気配り(だから振られる)と雁之助が説く一途な恋愛(これも問題が多い)が、両方とも説得力があるから不思議だ。この四角い顔と丸い顔が画面いっぱいに広がり、さりげなく恋愛を語るとは。迫力満点。マドンナの設定も満点。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2006-08-20 09:07:48)
46.  二十四の瞳(1954)
先生は立派な職業です。大変だろうが、やりがいもあり、誰に対しても誇れる。今は心からそう思う。実は、一時期、一流企業のほうが給料はいいのになあ、と思ったことがあった。息子よ、すまん。そんな父を許せ。
[CS・衛星(邦画)] 9点(2006-08-15 23:59:00)
47.  男はつらいよ 寅次郎かもめ歌
蘭ちゃんは、マドンナと言うにはあまりにアイドルそのまんまだし、歳がねえ。やっぱり、マドンナの娘という設定が正解ではないでしょうか。単調な展開と感じたのは、もう一つドタバタ絡みのエピソードが足りないからか。あき竹城なんか、もったいない使い方です。唯一、母親が訪ねてきた場面はさりげなく心に響く場面だった。娘の言葉は正しいんだけど、母親にも言い分はあるだろうし、電柱の陰で泣いている場面はねえ、辛いよなあ。女も。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-08-13 00:00:35)
48.  男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花
女が病気で寝込んでいたり、ましてや入院などしたら、飛んでいくのが男だ。重病でなければ、多少遅れても、みまいは必要だ。花でも持って。と、ここまでは良かったんだが。まあ、しかし、ちゃぶ台ひっくり返すリリーも魅力的だ。それくらい元気になっていれば、まあいいか。女心をわかったら、独身でいるわけない。たとえ、所帯を持っても、分かれるよなあ、この二人。こう考えると、結婚するには、勢いと、あきらめと、自制心が必要なようだ。寅と博の違いか。どっちが良いかは本人が決めることだが。しかし、リリーだったら男はみな同じ気持ちだろう。違いますか、寅さん?
[CS・衛星(字幕)] 8点(2006-08-06 00:11:28)
49.  キネマの天地
オールスターキャストで、豪華な雰囲気は出ているけど、主役が不在のような焦点を絞りきれない感は残りました。藤山寛美をもったいない使い方で活かし切れていないと感じたんですが、せめて、寅さんとの大喧嘩ぐらい設定してほしかった。さくらは相変わらずいいね。旦那も健在で息子の満男も中学生か。時々、昭和初期の時代設定かなと感じるところもあったが、高度経済成長前ならこんな時代だったんだろう。しかし、そうすると寅さんが死んでしまうのはおかしい。寅さん映画の番外編としては矛盾する。製作者の真意を知りたいところだ。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-07-30 23:39:56)
50.  妻として女として 《ネタバレ》 
森雅之のというか、成瀬作品のダメ男達の態度は妙に現実的で、心境を考えると共感してしまう。対する女性たちの強さと潔さはどうだろう。決して泣き寝入りなんかしないで、男を頼っている形はとっていても、見方によっては強さが感じられる。逃避というより割り切りに長けている。森が演じる男は、変化を恐れてずるずるとどっちつかずのまま、争いを好まずといった感じだが、確かに、男はそういう方向に行きたがる。つい反省している自分がいる。
[地上波(字幕)] 8点(2006-05-19 00:19:09)
51.  いま、会いにゆきます 《ネタバレ》 
たぶん泣くような作品じゃあないと思っていたのだが、やられた。一人で観てて良かった。最後のネタあかしなんかジーンときて、やっぱりそれでも会いに行くのか、愛の力は偉大だと思いつつも、同僚の女性が気になって。その後、また、新たに3人の生活が始まっていくのかなあ、などと変な事を考えてしまった。なかなか良い話ではある。
[地上波(字幕)] 8点(2006-04-17 00:01:40)
52.  パッチギ!
たしかに、朝鮮高校生と日本の体育会系高校生が簡単に仲良くなっては、世界に戦争なんかとっくの昔に無くなっているだろう。人にはそれぞれ譲れないものがあり、意地もプライドもある。理屈や法律では解決はしない。正悪なんてのも判断基準にもならないんだろう。愛もまたしかり。愛するのに理屈も国境もないんだ。これらは、全て人間の感情の成せる行為だ。そして、それらを人間が作った理不尽なものが複雑に邪魔をしている。勝てば、負けた相手が挑んでくる。負ければ、勝とうと挑戦する。話しても分からない相手とは、力ずくで行くしかない。あの時代の若者達の青春に、ちょっと遅れて生まれたために参加できなかった者としては、若干、憧れを持っていたんだけど、悲しい涙もあったんだと感じた。あの時代はフォークソングが似合っているなあ。
[ビデオ(字幕)] 10点(2006-03-06 00:27:31)(良:1票)
53.  男はつらいよ 噂の寅次郎
大原麗子はたしかに暗いな。影がある演技というか雰囲気というか、明るい場面が一瞬のうちにダークになってしまう。おまけに離婚、転居に無口ないとこじゃあねえ。もう一つ軸になるドタバタのエピソードがあったら違った印象なんだけどね。泉ピン子が博の父に恋をして、父もその気になり、博が大反対して大騒ぎになるとか。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-01-15 01:38:50)
54.  男はつらいよ 翔んでる寅次郎
桃井かおりの気持ちはわかります。結婚だけでなく、人生の岐路に立った時には、踏ん切りがつかない、不安で悩ましい気分になると思うよ。普通は、周りの目を気にして流されていくんだけど、勇気ある青年は格闘するんだろうな。20代とはそういう時期なのかもしれませんね。そこそこ楽しめました。布施と桃井の二人は当時の若者代表なのかもしれないが、若干、ミスキャスト気味な感じは残るなあ。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-01-14 22:02:54)
55.  男はつらいよ 寅次郎春の夢
さくらはどう感じたんだろう。外国人に真顔で愛を告白され、戸惑いながらも、NOと言い、夫を愛してるとも言った。親切にしてやったのを勘違いされたわけでもなく、寅さんが恋をするのとも若干違う。このアメリカ人の唐突の告白で、我々も改めて、彼女が日本女性の理想像であることに気づく。失恋した二人組みを見送る彼女の微妙な表情が素晴らしい。満男が遊ぶ土手に座りながら、見上げる空には飛行機が去っていく。彼が乗っているなどと知る由もないが。女として嬉しくない訳ではないのだろうが、夫や子に言える話ではない。ずっと胸にしまっておく事だ。これは、さくらのための作品だ。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2006-01-08 00:11:05)(良:3票)
56.  無法松の一生(1958)
よく九州出身の上司が酒の席で歌っていた。色々な恋愛があるんだろうが、純粋で己の立場をわきまえた日本的な美的センスが感じられる。三船の演技は秀逸ですね。確かに、松の気持ちを考えずいいように使っていた未亡人を、現代の我々としては若干不満に感じるところですが、当時としては、夫を早く亡くして再婚もせず気丈に生きていく上では当然で、彼女を責めるわけにはいかないだろうな。貯金通帳は泣かせる。泣き崩れる彼女の涙に、松の気持ちも報われたと思うべきだろう。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-12-23 23:55:39)
57.  残菊物語(1939)
映画という芸術に対するひとつの回答があるような作品です。ひとつは、やはり構図ですね。例えば絵画における構図を思い浮かべると良いのかもしれない。名画が名画として成立しているのは画家が描き出す構図空間の見事さによります。映画でも同じです。主役、脇役、背景をどのように配置するかで全てが決まってしまう。そして、もうひとつが空間と観客の一体感です。例えば舞台演劇における役者と観客の一体感が良い例です。舞台では、常に観客が現実に起こっている状況の目撃者になっています。これを映画で実現するには長まわし以外にありません。空間が移動し役者が現実の時間と同時進行で動く状況が続けば、観客は今起こっている目撃者としての立場から、見事に中に入っていけるわけです。というわけで、すごい作品です。音声が聞き取りづらい点があったが、親切に字幕入りだった。って、英語の字幕じゃわかんないだろう。
[映画館(字幕)] 10点(2005-12-04 22:32:42)(良:2票)
58.  男はつらいよ 寅次郎頑張れ!
寅さん現役引退か。と思いきや見事に復帰。それにしてもガス爆発とは思い切ったものだ。しかし、あの場面でタバコ吸うか?というか、その前に、死に場所くらい考えろよ青年。こじんまりしているが、なかなかまとまっている印象です。階段を下りていく寅さんの後姿がたまらない。さくらはどんな気持ちで見てたのだろう。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-12-04 14:50:40)
59.  男はつらいよ 寅次郎と殿様
アラカンは確かに演技がかった殿様らしい態度が板についている。マドンナは寅さんと結婚しそうにないタイプだし、いくら殿様の希望といってもね。リリーみたいな女じゃないと振られ甲斐がない。満男君、早く大きくなってくれ。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-11-30 21:53:24)
60.  男はつらいよ 寅次郎純情詩集
京マチ子さんの存在が利いています。世間知らずのお嬢様育ちで、不本意な結婚、離婚、入院と波乱に満ちた人生が紹介される。そんな人生と対照的な性格の明るさが周りから浮いているんだけど、余命いくばくもないと分かる途中から、妙にあわれで、哀愁を誘う。彼女を気遣う寅さんの奮闘振りが泣かせる。題名にぴったりの作品だ。
[地上波(字幕)] 7点(2005-11-21 11:47:37)
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