1. ビーキーパー
映画としての出来は褒められるものではないです。ですが、アクションは超一級品です。始めから終わりまで、ずーっとアクション漬け。こんな映画久しぶりです。ストーリーがもっとしっかりしていたら、『ボーン』シリーズみたいになれたかも。あの終わり方だと2作目も考えていそうなので、ぜひ期待したいです。 [映画館(字幕)] 7点(2025-02-11 20:13:00)(良:1票) 《新規》 |
2. 憐れみの3章
3話オムニバスで、出演者が同じという変わった構成の映画で、監督独特の世界観と相まって興味深く見ることができました。自身の未熟さなのか、3話の関連性が把握しきれておらず、映画のすべてを理解できたとは言いがたいです。すべて理解するために、繰り返し見たくなる映画です。 [映画館(字幕)] 7点(2024-11-02 11:52:33) |
3. 関心領域
《ネタバレ》 映画を見ていても、全然ワクワクしないし、ドキドキしないし、うっとりするような場面もありません。職業は特殊だと言えども、一般のサラリーマンにはありがちな転勤について、夫婦で話し合ったりしているだけです。普通でないことを象徴するようなシーンもなく、ただおぼろげに異変を感じさせます。すごく楽しみながら見ていたわけではないのに、スクリーンから目が離せませんでした。 [映画館(字幕)] 6点(2024-06-22 22:20:28) |
4. ネクスト・ゴール・ウィンズ
面白いんですけど、ほのぼのするんですけど、監督がそこへ残りたくなる理由が弱くないですか?そこらあたりがもう少し整理出来たら、面白かったのに。 [映画館(字幕)] 6点(2024-03-26 23:56:42) |
5. 哀れなるものたち
セクシャルすぎるかなとも思いますが、とても濃厚な時間を過ごせました。前半はエンターテイメント的でした。後半はエモーショナルな内容で、1人の女性が聡明に育っていく様を、短期間で見せてくれます。製作も兼ねえているエマ・ストーン渾身の映画ですね。 [映画館(字幕)] 8点(2024-01-28 11:51:01) |
6. ウォンカとチョコレート工場のはじまり
とても楽しく、明るい映画です。英国出身の俳優が多く、彼らの怪演が光ります。ティモシー・シャラメは適役で、まるで彼のために作られたかのような映画です。あまり規模は大きくないものの、セットやCGが丁寧に作りこまれているとことに感心します。この映画自体がスピンオフでありますが、続編ができても楽しめそうな気がします。 [映画館(字幕)] 7点(2023-12-25 22:39:04) |
7. 007/ノー・タイム・トゥ・ダイ
ダニエル・クレイグがボンドを演じるようになってから、007シリーズを見始めました。その中では最高の出来だと思います。アクションの出来栄えやドラマの部分もとても良く出来ています。前作の出演者をわざわざ本作にも登場させただけはあるな、と感じました。ダニエル・クレイグがボンド役は本作が最後と公言していたので、最後がどうなるのか興味津々でしたが、納得のストーリーでした。あれなら演じる者が交代する理由になりますね。ボンド役が新しくなり、リブートされる007が楽しみです。 [映画館(字幕)] 9点(2021-10-09 15:04:46) |
8. ベイビー・ドライバー
映画全体に散りばめられた音楽と、その音楽に合わせて展開するテンポの良さが、この映画の命であります。心地よいリズムを刻みながら、最初から最後まで物語が進んでいくところが、とても心地いいです。主人公の、”本当は善人なのに訳あって悪いことしてます”的な人物像は、ありきたりではありますが、上手く表現されて、応援したくなります。この主人公を気に入れるかで、この映画を好きになれるか違ってくるでしょう。 [映画館(字幕)] 8点(2020-07-17 22:46:45) |
9. ワイルド・ローズ
割とありきたりな展開ではありますが、それなりに楽しめました。主人公を気に入ることができるかどうかが、映画を楽しめるかの分かれ目になりそうです。ルーズで無責任な人間だと感じてしまうと、そこからは自業自得の話になってしまいそうなので、できるだけ主人公には好印象を持つようにして見た方が、楽しく映画を見られます。それと、イギリスでの物語だということを、はっきり意識しておいた方がいいでしょう。私は勘違いしていて、初めは頭の中が???でした。 [映画館(字幕)] 6点(2020-06-26 22:29:50) |
10. ティーンスピリット
なんだかぼんやりした映画でした。サクセスストーリーではないですし、青春の苦悩を扱っているわけでもありません。いろんな要素を詰め込もうとして、どっちつかずになってしまったかのようです。無駄なキャラクターが多いのも良くないですし、登場人物の関係性も深く掘り下げられていません。救いは音楽がいい事。エル・ファニングも頑張っていました。 [映画館(字幕)] 5点(2020-01-10 23:31:33) |
11. イエスタデイ(2019)
音楽の力ってすごいですね。ストーリー自体は特別に良いというほどではないのに、約2時間、楽しめるのですから。特にビートルズ・ファンでない私でも、知っている曲ばかりだったので、劇中の観客の盛り上がりなど、違和感なく楽しめました。 [映画館(字幕)] 7点(2019-11-19 17:34:17) |
12. 永遠の門 ゴッホの見た未来
主人公ゴッホがどんな状況で絵を描き続けていたかは描かれているんですけど、どう対処していたかなどがあまりうまく表現できていないと感じました。記録映画見ている感じと言えばいいのかも。有名な絵画が出てくるので、ストーリーよりも、そっちの方に興味を持っていかれます。次は何が出てくるのかな、なんて。 [映画館(字幕)] 4点(2019-11-15 22:36:39) |
13. マレフィセント2
前半は人間関係の説明や、現在の立場の説明などに費やされていて、面白みに欠けました。でも、後半になり、いろんな出来事が起こってくると、だんだんと興味を引き付けられるようになりました。1作目を見ていないと、マレフィセントとオーロラの関係性が分からないのが、残念です。もう少し演出に取り入れてほしかったと感じました。 [映画館(字幕)] 5点(2019-10-24 18:22:06) |
14. ロケットマン
何と言っても曲の良さに惹きつけられます。ただ、「マンマ・ミーア!」のような曲の使い方で、「ボヘミアン・ラプソディ」からそんなに時間が経っていないので、どうしても二番煎じ的な感じがしてしまいます。映画の作りとしては、曲の良さだけに頼っているわけではないのですが。あの派手な衣装が、どのようにして生まれてきたのか、そういった説明や演出が欲しかった。 [映画館(字幕)] 6点(2019-09-06 22:32:13) |
15. 女王陛下のお気に入り
この映画、面白いですね。一言で表すならば、「ドロドロ」がピッタリではないでしょうか。だけどあまり暗くなりすぎていないところが、また面白い。次から次へとパンチを繰り出す、ボクシングのような展開が、ワクワクさせてくれました。しかも戦っている2人が美しい。姿や立ち居振る舞いが美しいのに、やっていることがえげつなかったりするので、そこのギャップがまた面白い。カメラも魚眼レンズみたいのを使っていたりして、その効果も面白い。本当に、一見の価値ありです。 [映画館(字幕)] 8点(2019-03-22 23:06:57) |
16. バーバラと心の巨人
ここ数年、時折出てくる、子供が魔物と戦うという形で、心の葛藤を描くタイプの映画かと思います。主人公バーバラがとても頑なで、彼女を理解してあげたい、救ってあげたい、という気持ちになってきます。その代弁者がゾーイ・サルダナの役ですね。出演者たちが皆かわいらしくて、とても一生懸命に演じているのが、スクリーンから伝わってきます。ただ、エンターテイメント性を求めて鑑賞すると、ガッカリすると思いますので、見る人を選ぶ映画と言えるかもしれません。 [映画館(字幕)] 6点(2018-10-22 17:06:21) |
17. バトル・オブ・ザ・セクシーズ
こてこてのコメディかと思って見始めたので、割とシリアスで社会派的な物語だったので、驚きました。 [映画館(字幕)] 7点(2018-08-04 00:06:38) |
18. ゲティ家の身代金
人間の嫌な部分を、バナナの皮をゆっくりむいていくように、じわりじわりと見せつけられるようで、目を背けたいのに、目を逸らすことができない、そんな物語です。こういう映画は、好みがピタリと合う人にとっては、身震いするほどたまらない映画となるんじゃないでしょうか。クリストファー・プラマーは役を演じているだけなのに、プラマー自身を嫌いになりそうです。 [映画館(字幕)] 7点(2018-06-15 22:47:37) |
19. ピーターラビット
見始めでは、体を張った笑いの取り方に慣れず、なかなか笑い切れませんでした。しばらく見続けているうちに慣れてきて、楽しめるようになってきました。動物たちはおそらく全てCGで、なかなかリアルでしたが、それよりも、その動物たちと多く絡む、ドーナル・グリーソンが面白かったです。これまで見てきた映画とは違う役柄で、懐の深さを感じました。 [映画館(字幕)] 6点(2018-06-01 23:18:14) |
20. アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル
あの事件を知る年代の人にとっては、当時の出来事を思い出しながら見ると、とても興味深く感じられます。映画としてもテンポが良く、とても見やすいです。ブラックユーモアが満載で、実際の出来事を考えると、笑えない箇所もいくつもあります。実在の人物の半生とは思えないほどの、波乱万丈な物語です。 [映画館(字幕)] 8点(2018-05-25 23:20:22)(良:1票) |