1. 呪呪呪 死者をあやつるもの
《ネタバレ》 韓国ドラマ「謗法 運命を変える方法」のその後を描いた映画です。ドラマがめっちゃ面白くってハマったので、ドラマ見終わってまだ旬 なうちに鑑賞しました。なのでスムーズにドラマから繋がりを感じられました。 一番最初に投稿された方も述べているように多分ドラマを観ていなくても十二分には楽しめるかとは思います。思いますがやっぱりドラマを観てからの方がより一層楽しめもします。それぞれのキャラ達の関係性を理解した上で観ることでより深い楽しさを得られます。 「謗法 運命を変える方法」の時はまだ幼さが感じられたチョン・ジソちゃんが、めっちゃ大人の色気を醸し出しちゃっててセクシー女優に!たった3年でこうも変わるとは...おじさんビックリ!! エンドロール後に登場する人物もまたドラマの中で重要な役割をしていた人で、まだ続編あるのか分からないけれどすごく興味が湧きました。「先生」て台詞...まさかあの人なのか!? 製薬会社に大量のゾンビが襲いに来るシーンは本当に圧巻でした。とにかく韓国エンタメ力の底力をこれでもかと見せつけられました。ほんとすごい。すごすぎます。 呪術師(謗法師)のソジンの登場が結構後半で、活躍シーンが少なかったのが残念でした。 [インターネット(字幕)] 6点(2025-01-12 22:33:54) |
2. シビル・ウォー アメリカ最後の日
《ネタバレ》 観る前に思っていたのは、なぜ内戦になったのか?その根底な部分を歴史や政治などを交えながら紐解いていく、そんなドキュメンタリータッチな映画かと思ってました。ところがいざ観てみたら、一人の半人前な報道カメラマンの女の子が、幾多の修羅場をくぐり抜けて、いっぱしの報道カメラマンへと成長する物語だったとは・・・いや~思ってたのとは違いましたが、これはこれでなかなか見応えがありました。 私が撃たれたらその瞬間を撮る?て問いかけたその半人前のカメラマンが、憧れだった先輩カメラマンが撃たれた瞬間、躊躇なくシャッターを切り続けるまでに成長しちゃう、それほどまでに過酷な世界での対応力、順応力のすごさがこの映画の本性だったんですね。恐ろしい映画です。 実際問題もしも本当に内戦が起きた場合、まず株価は暴落しますよね。次に産業の停止。法や秩序の崩壊。日常生活が機能しなくなり、略奪や暴力。でもそんな中でも人間らしさを失いたくないという集団も。この映画ではその二つを見せてくれてるのがリアリティがあってぞっとしました。内戦=戦争でありつつも、「ウオーキングデッド」さながらの無秩序な暴力な世界もあって、むしろ兵士どうしの戦場よりもそっちの方が怖かったです。銃社会だからこその恐怖ですね。 ただ一つ気になったのは、そこまでアメリカの軍の現状を知らないので何とも言えないんですが、大統領サイドの正規軍、圧倒的に強そうなイメージなんですけど、説明ないけど反乱して離脱した兵や隊もあった、て勝手に補足すればいいのかな?こういうところを事細かに描いてたら3時間近くいっちゃうかも(汗) 最後に、射殺した大統領を囲んで笑顔な兵士たちの写真でエンドロールを迎えますが、この写真をキッカケに半人前だった女の子は一躍トップ報道カメラマンへとなっていくんでしょうね。そしてまた次世代の若手カメラマンが現れて・・・。歴史は繰り返す。そういうことかな。 「アメリカの内戦」そのものは結局はただの「舞台」でしかなかったわけで、その点ではそれが見たかったのに!てなるのはやむなしですね。まあでも私自身は1本の映画としては良かったと思えたのでこの点数にしました。あしからず。 [インターネット(字幕)] 6点(2024-12-12 15:50:49) |
3. グラディエーターII 英雄を呼ぶ声
《ネタバレ》 前評判が良かったのでちょっと期待しちゃいましたね。たしかに悪くはなかったんだけど、そこまで言うほどのものかとも。約2時間30分と長い上映時間にも関わらず飽きることなく最後まで観れたことは評価したい。そして映像は圧倒的で文句のつけようはないし、役者さんたちもみな素晴らしかった。特にデンゼル・ワシントンのひょうひょうとしたあの感じはさすがでした。ただなんていうか、クライマックスが近付くにつれて段々と尻つぼみしていく話そのものが、なんか面白みに欠けるというかスケールダウンしていくというか、とにかくもっと最後は大軍勢同士の激しい戦いで幕を下ろして欲しかったかな。ちょっと肩透かし感は否めなかったです。 そもそも前作の主人公のマキシマスと先の皇帝の長女との間にいつの間に子供なんていたんだ?前作にルシウスがマキシマスの子供だって分かるようなそんなシーンあったのか?...う~む...。それにマキシマスが前作で非道な皇帝を倒したのになんで息子を逃がさなきゃ行けないのかもちょっと説明不足。逃がさなきゃいけない経緯がよくわからなかった。なんであのまま皇帝の座につかせなかったのかも...。 次から次へと名のある人物、将軍や皇帝が殺されていっちゃうから、その時点で全体的に重みのない軽い感じになってしまっているようにも思える。で、元凶の大本であったデンゼル・ワシントンが警護もなにもなしで一人で一目散に逃げ出して行くからもうめっちゃ小者に見えちゃって、もう小者に成り下がってしまった奴を倒してもそこまで高揚感が湧き上がってこないんです。やっぱりラスボスは手強くてやっとの思いで倒してこそなんじゃないかな。まあ彼の最終目的は皇帝になることではなくローマを没落させることだったから、一人で逃げるのはわかるとしても、あそこまで綿密に事を遂行してきた慎重派がいくら予想外の出来事が起きたからって取り乱しすぎじゃないのかと。自分の味方となってくれる兵がいるのになんでわざわざリスクの高い1対1を選ぶのか?あれは完全に物語を終わらせるために選ばれた「演出」でしかなく、それが見えちゃうのがちょっと残念でした。 あとグラディエーターたちの指導員であり教育係みたいな彼。彼って別にそこまで憎たらしいわけでもなかったし、普通に任務を遂行してただけなのに、最後にあんな殺されかたされるなんてちょっとあんまりだよ~でした。 これは蛇足なんですが、劇中に「三途の川」と表現される場面があって、あれ?「三途の川」て仏教じゃないのか?なぜローマに?と思って鑑賞後に調べてみたら、「ステュクス川」という呼称で、あの世とこの世を渡っている川とされているそうです。宗教が違っても同じような思想なのが感慨深いです。 最後に総評として、何だかんだとダメ出し的なことも言ってはきたけれど、まあそれでも娯楽作品として気楽に観れるし映画ならではの迫力もあってまあまあではありました。はい。 [映画館(字幕)] 6点(2024-11-17 21:14:00) |
4. FALL/フォール
《ネタバレ》 めちゃくちゃ高所恐怖症なのに観てしまった!! いや~も~怖い怖い怖い!高い高い高い!マジでやめてーー!の連続でした。これ映画館で観てたらヤバかったかも...チビっちゃいそうで...(;´∀`) にしてもま~よく撮影したもんだよな~どう見てもCGに見えないからどうやって撮影したのか調べちゃいましたよ。そしたら高さ600mの絶壁の頂上に、高さ30mの塔の上の部分だけを実際に組み立てて撮影したそうで、さらにスタントも役者さん本人がやられたそうで、マジ頭が下がります。だからこその臨場感ハンパなかったです。 ハンターが実は死んでいて幻覚を見ていたっていうやつ、「海底47m」やん!て突っ込んでしまったけど、製作者一緒だったのね。 ハゲワシを捕まえて殺して食べちゃうシーン。「コナン・ザ・グレート」を思い出しちゃいました(笑)それともしかしたらこのハゲワシ、ハンター食べてたやつかも...て想像したらゲッ!てなった。 とにかくあの手この手で生き残ろうとするアイデアはなかなか面白かったし、高所の恐怖とあちらの治安の悪さもめっちゃ体現できた。でもなんだかんだで一番ビビったの、トラックと追突しそうになったシーンだったけど...。 ※これ見て電球のソケット外して充電した人、何人いるのかな?(笑) [インターネット(字幕)] 6点(2024-09-29 14:50:12) |
5. マーベラス
《ネタバレ》 何か面白そうな映画ないかな~・・・と、アマゾンプライムビデオを漁っていたらたまたま見つけた作品。予告編を見たら俳優陣の豪華さにビックリ!それと「女殺し屋」ていうと個人的に大好きな「ANNA/アナ」や「The Witch/魔女」みたいのを期待しちゃう。 で見終わった感想はというと...う~む...別に悪くはないんだけどなんていうかちょっと期待値は越えられなかったかな。可もなく不可もなくで。それと話の展開がややわかりにくかった。コイツは誰で今どういう状況?とか。特にマギーQを奇襲して横腹を撃ったアイツは誰よ?どこの手の者よ?てなっちゃいました。もうちょっと全体的にクッキリハッキリとわかりやすく作ってくれてればもうちょっとは引き込まれたかも。 女殺し屋としてのマギーQさん自体は非常に格好良かっただけに、ちょ~っともったいないですね。はい。 [インターネット(字幕)] 4点(2024-03-12 06:20:48) |
6. ナイル殺人事件(2020)
《ネタバレ》 リメイク前の作品は公開当時に映画館で観ていたけど、なにせその時1回きりで40年も前のことだから、内容は完全に忘れちゃっていた。なので新鮮な気持ちで観ることができた。 ポアロの過去のシーンが描かれているけれど、はたしてそれがこの作品に必要不可欠だったのかは正直わからない。あそこを削れば上映時間も短く済むしテンポも良くなったかもしれない。ただあれがあることによって事件の謎を紐解いていく過程で、ポアロという人物の内面の葛藤を垣間見ることもできる。ポアロといえども人間であるいじょう人の持つ業や愛憎があるわけで、だからこそ登場人物たちの心理に寄り添いながら、探偵という立場での距離感で接していけるんだと。まあでもやっぱりちょ~っと、事件が起きるまでは少々退屈ではあったけど。 原作は80年も前なのに全然色褪せることのない内容なのは本当にすごい! 野暮なツッコミ。相手は名の知れた名探偵ポアロ。生かしておけばいずれ犯人にたどり着くかもしれない。だからクライマックスで銃撃戦になった時、そしてその後も、正直殺そうと思えばいくらでも殺せるチャンスありそうなものなのにな~...て思っちゃいました。野暮ですよね。すいません。(^_^;) 総評としては可もなく不可もなく、でした。 [インターネット(字幕)] 5点(2024-03-11 18:16:09) |
7. フロッグ
《ネタバレ》 なかなか面白かった。息子のコナーが犯人なんじゃないかと思わせるミスリードは秀逸。特にベッド下のカエルのマスクとか。でもそのミスリードが途中から不法侵入滞在者のアレックにかわっていくのもめっちゃ秀逸!観客を飽きさせることなく引っ張っていく演出法にはただただ敬意しかない。素晴らしい! でも2つだけ疑問が残ったのは、過去の誘拐事件で監禁場所から逃げ出した少年2人が、なんで刑事であるグレッグのことを言わなかったのか。それと現在少年たちが監禁されている森の中のトレーラーハウスの場所を、どうしてアレックは知っていてそれをスピッツ刑事に教えられたのか。たしかにアレックが直接スピッツ刑事に教えているシーンはないけれど、場所を知っていた相棒のミンディは死んでしまっていたし、アレックは撃たれても死んでなかったのでそれしかないじゃんという推理。アレックは場所を知らないし知っていてもそれは過去に逃げ出してきた場所のはずで、移動できるトレーラーハウスなんだから今はもう別の場所のはず。この2つだけはどうしても疑問が消えない。てかアレックはある意味グレッグの正体を知っていて、復讐の意味(いたずら程度だったのか?)でグレッグの家を選んでいたんだから、そんなことしないで警察になぜ話さない~~てやっぱりなっちゃう。ミンディも死なずに済んだのに...ミンディが1番可哀想...゚(゚´Д`゚)゚ まあでも2段階のミスリードや種明かし等は面白かったし楽しめたことには変わりないです。はい。 あ!最後に一言! ヘレン・ハント主演って...いやいやそこまで主演ってわけじゃなかったし...はは...w [インターネット(字幕)] 6点(2023-04-05 20:44:22) |
8. ラストナイト・イン・ソーホー
《ネタバレ》 「アマプラで見ることができる《衝撃的なラスト》が待ち受けるおススメ映画15選。」という動画を見てこの映画を視聴しました。本当に衝撃的なラストでした。衝撃的というのは真相のことよりもむしろ私的には主人公の彼女が、あれだけの恐怖体験をしたにも関わらず、60年代のファッションをデザインして注目を浴びているといことでした。60年代をもう嫌いになってもおかしくないくらいの恐怖体験だったはずなのに...てなって衝撃を受けました。はい。まあある意味サンディの弔いの意味もあったのかな。 60年代のオールディーズとホラーを融合させて、恐怖映画というよりもヒューマンドラマみたく仕上げた作風には、ただただ脱帽です。まだまだアイデアの可能性を感じさせてくれた。ただちょっと中だるみを感じてしまったのが残念。それとあのお爺ちゃんをジャックだと勘違いしてしまうんだけど、彼をジャックだと観客にミスリードさせるのが弱すぎて、へ?てなってしまった。 ツッコミどころとしてはあれだけの死体を家中に隠して悪臭(殺害当時)とか大丈夫なの?とか、逆によくまあ祟られなかったもんだ、とか、当時の警察の捜査ゆるゆる~、とか、てかそもそもなんでジャックがサンディを殺そうとしたのか?とか、その辺ですかねw 主演のトーマシン・マッケンジーちゃんがとにかく美人で可愛くって、もう虜になってしまった(//∇//)マジで惚れた~...(〃▽〃) お母さんの自殺した件と彼女の悪夢が最終的にシンクロするのかと思いきやそうならなくて、じゃあ結局お母さんの自殺した設定て必要だったのってなった。自己紹介の時のちょっとしたことでしかいかされないんだもん。 [インターネット(字幕)] 5点(2023-04-03 15:26:09)(良:1票) |
9. ムーンフォール
《ネタバレ》 アマプラの定額配信でなら全然OKですね。他の方も言われてましたが、確かにこれをお金払って映画館で観ていたらなんじゃこりゃ!でしょう。 というかですねこの作品、視聴しようと思ってページ開くとめっちゃネタバレのサムネあるの何とかしてほしいです。デブメガネさんが宇宙服着てるやつですよ。一応物語の中でサプライズ的な演出になっているから、そこは観てのお楽しみで隠すべきでしょう。 [インターネット(吹替)] 5点(2022-08-04 06:42:37) |
10. スカイライン-奪還-
《ネタバレ》 前作から続けての鑑賞。なのですぐに「ん?」てなった。そう、1作目で主人公の奥さんを演じていた人が別人になってることに!まあ映画あるあるなんですけどね。ただ私自身が高齢になって記憶力が衰え始めてるんで、「ん?」てなってから自分の記憶との葛藤が激しすぎて、物語に集中できなくなっちゃうんですよ。なのでこういう役者さんの変更ってほんと、マジ勘弁して~!です(^_^;) にしてもなんなんですか!この2作目は!めーーーっちゃぶっ飛んでるじゃないですか!正直言って1作目がイマイチだったんでそんなに期待はしてなかったんです。また変に間延びしちゃうのかな~って。ところがドッコイ!今回は主人公が交代して、それも警察官という、もうその時点で前作のようなダメダメ主人公ではないし、開始早々に侵略が始まってあっという間にマザーシップの中へと。なので怒涛の展開でムダがない!父と息子との関係性も簡潔にまとめあげていて、そこの点もグッド。あとCGのクオリティもまた格段にレベルアップしている。とにかく本当に前作よりも、いや!前作とは完全に別物な仕上がりにマジで驚きました。 マザーシップが墜落したらいつの間にかアジアのどこかのお国に。そして麻薬組織と合流し・・・遺跡があって、地雷踏んじゃって、巨大モンスター同士のバトルがあって、エイリアンと格闘バトルして、赤ん坊を抱いて激しいロケして...←これ、マジでいいんか!?て焦りました( ̄▽ ̄;)んでもって手足はもぎれるしで、も~ね、ひっちゃかめっちゃかで最高かよ!でした。(*^ー゚)b こんなやりたい放題の映画久々に観ましたね。 前作がどこか消化不良だったせいか、その反動があまりにもデカすぎ。とにかくめっちゃバカバカしくて楽しめました~。 [インターネット(字幕)] 6点(2022-06-06 05:53:53) |
11. キャッシュトラック
《ネタバレ》 何の予備知識もなく鑑賞しました。なのでしばらくの間、ジェイソン・ステイサムが何者なのかわからずに緊迫感を持てて観ることができた。正体わかってからの、とんでもない奴を敵にしてしまった襲撃犯たちが可哀想になってしまった。でもその襲撃犯の正体も、退役軍人というエキスパート集団だったから、これは面白い戦いになるぞ!とテンションアゲアゲ状態に。 全体的な映画の雰囲気が、どことなくフィルムノワールぽくって、終始流れているBGMも重く暗い。ハリウッドのお得意芸である、力技で全て終わらせるじゃなかった。で、後で知って合点がいった。元ネタがフランス映画だったのね。なるほどでした。 最終章の「肝臓、肺、膵臓、心臓」のタイトルが、あとでネタバレした時、体中に鳥肌が立ちまくりましたね。めっちゃ格好良かった。シビレた。まさにノワール。 ただ裏で手引きをしている人間が誰かてもうまるわかりだったし、あれだけ死体をあちこち置いてきて身元すぐにバレて最後まで生き残ったイーストウッドJrが、のうのうと自宅に戻ってくるってありえないっしょ!いくら偽名で借りてるとはいえ、顔で一発バレちゃうよ。頭悪すぎw 主人公の携帯の着信音が、地獄の黙示録なのがウケた。最後の場面でそれが効果発揮しまくり! 総評して主人公格好良かったし、観て損はしませんでした。十分楽しめました。 [インターネット(字幕)] 6点(2022-03-17 19:26:14) |
12. ボブという名の猫 幸せのハイタッチ
《ネタバレ》 元ネタが実話だっていうことも知らなかったし、主人公が薬物依存症だってことも知らなかった。知らないづくしで観たおかげなのかは分からないけど、とにかく素の感情で物語を受け止めることができた。それとイギリス映画はあまり観ないせいか、出演されている役者さんたちに見覚えがあまりなく、それが逆に良い意味で作品の世界をより現実味のあるものに感じさせてくれた。これらのおかげで久々に、良い映画を観た、というよりも、良いお話だった、という想いの方が大きかった。強かった。特に一番その想いが強く感じられたのは、父親が息子に謝りたいのは私の方だって言ったシーン。あそこはね、もう何ていうか父親だって一人の人間なんだし「父親」をどうやっていいのかだってそりゃあ迷ったり悩んだりもするだろうにって、たったあのワンシーンでそれが走馬灯のように過るからすごい。父親役の人もまたうまいんだもん。まいったまいった。でもやっぱり一番の名役者はボブを演じたボブ本人でしょ。とにかく表情が良い。台詞はなくてもなんか伝わってくるからね。ほんと、すごい猫ちゃんだよ。犬派だけど猫もいいな~って思えちゃったしね。 [インターネット(字幕)] 7点(2022-03-01 22:37:22) |
13. ライブリポート
まあ面白かったです。はい。アクションがずーっと続くので飽きません。ハリウッドらしさ満開です(笑) まず一般の、それも未成年者を(多分)それもひ弱な女性を、どんな危険が待ち受けてるかもわからないような単独捜査に連れていかんでしょ、常識的に。それを平然とやっちまうからねハリウッドは。まあ他にもあげたらキリがないからこの辺でやめとくけど、これじゃあネット配信者さんたちにお前らもすげぇもん配信してみろや!て挑戦状かエールか、とにかく煽っちゃってるよね。結果的に。まあでも流石に、捜査に生配信は100%ありえないとは思うけど。てかさ、なんか途中からあれ?これってターミネーター?てなっちゃいました。そういった意味では面白かったです。笑っちゃうほど。 [インターネット(字幕)] 5点(2022-02-28 23:24:36) |
14. エンド・オブ・キングダム
各国の首脳陣を次々と暗殺するために、長い年月をかけて周到に準備してきたであろうテロリストさん。そのおかげあってか計画は順調に進んだ。がしかし!なぜかアメリカ大統領にだけは、その周到さをいかしきれてない。あれだけの兵力と武器がありながら・・・。てね、そんなことを言ったらこの映画自体が成立しなくなるんですけどね。最後もあっけなくやられちゃってさ。このシリーズって最初はめちゃくちゃド派手で、一体どうなっちゃうんだ!てなるのに、段々と尻つぼみになっていくんですよね。アクションシーンもそう。ラストに凄い見せ場でもあるのかと期待しちゃいますもん。まあお気楽ノーテンキ映画ですね。 もし実際にあんなことが起きたら、テロリストの潜伏を許してしまったイギリスが責任問題を問われるんですかね?わからんけど。 [インターネット(字幕)] 5点(2022-01-04 19:08:34) |
15. フィフス・エレメント
《ネタバレ》 もう20年以上昔に公開初日に観て以来の再鑑賞なのです。本当に久し振りに観た。最初に観た時は、スター・ウォーズやその他、ハリウッドのド派手なSFアクション映画みたいのを期待してたので、なんか肩透かしをくらった感じだった。ところが今回再鑑賞して、まあ自分が年取ったせいもあるのか、これはこれでいいんじゃないかって思えた。要はこの映画って、リュック・ベッソン流のフレンチなSF映画なんだなと。お洒落で陽気でおとぼけでロマンチック。ハリウッドじゃないんだよと。そう思えたらしめたもの。心ウキウキ楽しめる。いや~再鑑賞して良かった~。でもね、やっぱり、クセ、はそれなりにあるんで万人向けではないからそのへんはちょっぴり難しいかも。そのへんていうのは他人へのおすすめ具合ね。まあ点数も平均点くらいでしょ。 ゲイリー・オールドマンはなんでまた地球の破壊に手を貸そうとしてたのかな?だってさ、地球なくなったらその後どうするのよ?操られてる感じでもなかったし。そこの曖昧さが唯一気になっちゃったかなw [インターネット(字幕)] 5点(2020-07-05 23:37:38) |
16. イエスタデイ(2019)
《ネタバレ》 ビートルズを愛し、ビートルズを尊敬し、ビートルズを敬う最高のビートルズ映画! もしこれがアメリカ製作の映画だったら、欲に走った主人公に思わぬ落とし穴やハプニングが舞い込んで、どん底に落ちる。そしてそこからまた再起に向けて動き出す!みたいになってたかも。 主人公と同じようにビートルズの記憶が残っていた彼らのあの、あの対応の仕方が、彼ら(ビートルズ)の曲をこの世界に伝えてくれてありがとう、って・・・もうね、あそこ、最高すぎますよ。 ただねここまでいっておいてあれですけど、ヒットってやっぱり時代もあると思うんですよね。今ビートルズの曲があんなに熱狂的に迎えられるのか?ていうのも、寂しいけど否定はできません。むしろタバコ産業の方がウハウハでしょ。始めるのも大変そうだけどw でもね、それでもね、やっぱりこの作品好きだわ~。「愛」があるからね。 そしてエリー・・・本当、可愛い。 [DVD(字幕)] 7点(2020-06-18 00:16:10)(良:1票) |
17. トゥームレイダー
《ネタバレ》 2001年の公開当時に映画館で1度だけ鑑賞して以来の2度目の鑑賞。最後に父親と再会すること以外はほぼ忘れていたので、新鮮な気持ちで観れた。 訓練用ロボットとのOPは、一気に引き込まれて良かったが、その後冒険に出るまでがやや退屈になってしまって残念。そもそもなんで襲撃して時計を奪おうとしたのかがよくわからん。まず順序として譲って欲しいという交渉があり、それが駄目ならパートナーとなって秘密の解明に、で、それも駄目なら最終的に強奪となるのが正しい順序な気がする。まあ上映時間の関係上、端折った可能性もなきにしもあらずだけど、軽く交渉のシーンくらい入れられるでしょ。屋敷への襲撃強奪は、ちょ~っと強引すぎたかな。 石像とのバトルは、レイ・ハリーハウゼンのシンドバッドシリーズを彷彿とさせ、なかなか楽しめた。ただラスボスのでっかい石像とのバトルは、もうちょっとアイデア出して、もうちょっと見たかったな。色んな顔があるんだから、それぞれの顔で違った攻撃をするとかね。 敵側のボスの秘書くんと、ララのメカニックヲタのパートナーくんの二人。結局現地に行ってもな~んもせずに終わって、必要か?てなった。そもそもデッドゾーンで機械類使えないんだから、メカヲタくん、いらんじゃん!w 父親と再会して、その力を使ってはいけないって言われたのに、父親は復活させずに、裏切り者の元お仲間さんは生き返らせるって・・・いいのかよ!もう何でもありだなw まあ、ストーリー的にはかなり破綻しているけれども、豪華なセットと、アンジェリーナ・ジョリーの見事なボディを堪能できたので、一応平均点ということにしておきます。ただきっと、もう見返すことはないと思いますけど。(^_^;) [インターネット(字幕)] 5点(2020-06-01 12:00:48) |
18. ロスト・イン・スペース
《ネタバレ》 公開当時に劇場で観てはいたけれど、全く内容を覚えていなかったので、新鮮な気持ちで再鑑賞。 始まってすぐに宇宙空間でのバトル勃発!おお!こんなんだったっけと、ちょっと期待値は上がる。その後もテロ工作によるロボットの暴走。太陽の引力に引かれはじめて大ピンチ!亜空間ドライブで宇宙の迷子に。謎の宇宙船との遭遇。巨大なクモの襲撃。と、わりかし早い段階から畳み掛けてくる。がそれも謎の惑星に不時着するまで。不時着したあとは本当にな~んも面白くなかった。未来の息子登場もだからなに?だし。クモ人間になってたあいつも、だからなに?でしかない。そもそも宇宙船起動するのに放射線エネルギーが必要だっていってたのに、それ、けっきょく取らずに戻ってで出発!っておかしいじゃん!あと一応主人公のいた時間軸の家族はもれなく全員死亡しているんですよね。で、違う時間軸の家族と仲良くやって、そこの時間軸の自分は見殺し・・・なんかすげぇな~、よくよく考えると。とにかくネコのCGがやたらショボイのと、ヘザー・グラハムめっちゃ可愛い! [インターネット(字幕)] 3点(2020-03-31 17:14:09) |
19. マレフィセント2
《ネタバレ》 とにかくその色彩の鮮やかさにまず圧倒される。本当に美しい。ファンタジーとはまさにこれ。闇の妖精たちが暮らす洞窟の描写もまた素晴らしい。妖精たち一人一人の衣装、メイク、小道具全てが各々違っていて、その手の込みようには脱帽です。全体的に前作よりもパワーアップしていて、2作目は1作目を超えにくいという映画界のいわゆるジンクスを、見事に打ち破ってくれている。劇中内で「戦争だ!」ていう台詞を聞いた時に、「エイリアン2」が頭によぎったのは多分、私だけではないはず(笑) 個々のキャラが一本調子で奥深さがないのがやや気にはなるが、それとて単純明快に楽しめる本作において、さほど重要視することもないだろう。 もし3作目が制作されるとなると、アニメ実写化では初のロングシリーズになれるかも。オーロラと王子の子供を題材にしてとかね。あ!パイレーツはアトラクションが元ネタなので。はい。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-03-15 07:04:33) |
20. パディントン2
《ネタバレ》 安心して観てられる作品。2作目ともなると、各キャラクターの見せ場を作るのが難しくなったりすものだが、本作はそんなこともなく、ブラウン一家全員の活躍がちゃんと用意されていたことに感心した。ただちょ~っと残念だったのが、脱獄したナックルズたち囚人仲間たちの活躍が呆気なかったこと。もっと彼らなりの見せ場を期待していただけに、あれっぽっちだったのが物足りなく思えた。 看守が消灯時間前に囚人たちに、館内放送で絵本を読み聞かせているシーンが好きです。ほっこりしました。 [インターネット(字幕)] 6点(2019-11-28 20:10:26) |