1. パッセンジャーズ
《ネタバレ》 ○終盤のネタばらしで「この手の映画」として受け入れられるかにかかっているような作品。○事故後に関わった人物が自分の人生で役割を演じた人物であるところはややご都合主義か。○役者陣はある好演。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-03-26 20:10:53) |
2. カオス(2005)
《ネタバレ》 ○いわゆる量産タイプの映画。おそらく似たような映画はいくつか見てきたであろう(はっきりとは思い出せないが)。○ジェイソン・ステイサムがこういう頭の切れたような役柄を演じているのに多少驚いた。○確かにいくつか伏線は張られていたがやや強引。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-03-12 23:11:20) |
3. 2012(2009)
《ネタバレ》 ○映画館で観れば、体験型のディザスタームービーだったのだろう。CGは凄かった。○一方でストーリーが陳腐で、面白味に欠ける。○群衆劇にもかかわらず、人物設定がありきたり。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2018-02-14 10:50:43) |
4. 複製された男
《ネタバレ》 ○非常に考察のしがいのある映画なんだが、蜘蛛のところだけは調べないと分からない。観客の一体何人が意味を理解できたというのか。○隠喩や暗示は好きだが、もう少し分かりやすく見せるのも監督たちの仕事だろう。 [DVD(字幕)] 6点(2017-10-13 08:34:17) |
5. アメリカン・サイコ
《ネタバレ》 ○クリスチャン・ベールの演技に引き込まれ、最後まで鑑賞できた。○現実味のあるなしにかかわらず殺しのシーン(探偵などの関連シーン含む)はすべて妄想だろう。○同僚が新しい名刺を出す度にやめろと思ってしまう。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-09-07 10:29:53) |
6. 冷たい月を抱く女
《ネタバレ》 ○そこまでして金を手に入れたい理由がわからん。そこに尽きる。○偽装工作もいい加減で、あっさり見つかるだろうに。○配役は良かった。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2017-09-07 10:21:15) |
7. JUNO/ジュノ
《ネタバレ》 ○突然子供のできた主人公は、周りの支援にこそ恵まれたが、父親になる存在がいないに等しかった。それをマークに重ねたが、その彼が一番子供で、彼女の理想像が一気に崩壊する。○そこから父親に当たるポーリーとくっつくのはやや強引だが、良い流れだった。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-09-03 15:45:23) |
8. メッセージ
《ネタバレ》 ○他の言語を理解する=思考も変化する、というのが受け入れられるか否かで評価は変わるだろう。理解するにつれて徐々に増えてくるフラッシュバック(正確には違うが)が良い伏線となっている。○イアンとの間に子供をもうけるが子供は若くして病死する、それをイアンに言って別れることになる、でもその運命を受け入れて(ヘプタポッド語の理解ではもうすでに決まっていることなのでやや違うが)、それでも子供を作って生きていく。○昨年個人的に評価1位だった「ボーダーライン」の監督であり期待したが、その期待を凌駕する作品だった。音楽も中毒性がある。 [映画館(字幕)] 10点(2017-06-04 12:30:32) |
9. ルーム
《ネタバレ》 ○部屋から出るまでの前半と、監禁生活から脱した後半とで大きく印象の異なる映画。前半終了時点にクライマックスを置いていないところが良い。○子供の適応力の高さと大人のその難しさ。○ドラマとして終わり方もきれいだった。 [映画館(字幕)] 8点(2016-05-11 20:54:18) |
10. 300 <スリーハンドレッド>
《ネタバレ》 ○アクションシーンがひたすら同じことの繰り返しで、300人で多勢をやっつけた感がまるでない。主人公たちがあまりに無敵すぎるし、相手が弱すぎる。○CGの多用も冷める。 [CS・衛星(字幕)] 2点(2015-10-25 20:33:58) |
11. バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
《ネタバレ》 ○俳優マイケル・キートンのキャリアになぞらえた設定が良く、そのマイケル・キートンの程よい枯れ具合が絶妙だった。○終盤の実弾入りの銃へのすり替えの伏線から見事な裏切り。ラストはいまいちだったが。○また、場面が途切れないことを売りにしていたが、割と真っ暗になるシーンが切り替わっているんだろうなと観客に変な気を使わせた。こういうのはこだわったワンシーンでやるべき。○最後に、エドワード・ノートンの素晴らしさを再確認。最近はおとなしい印象だったが、見事だった。もう少し作品に出てくれないかな。 [映画館(字幕)] 8点(2015-10-25 20:21:21) |
12. チョコレート(2001)
《ネタバレ》 ○終始重苦しい雰囲気。仕事とはいえ自分の夫の死刑執行をした男性と妙な縁から関係を持ったがそれに気づいたときどんな感情だったのだろうか。それを黙っていたことに腹を立て何か企てるかと思ったエンディングは意外だった。○ハル・ベリー含め演者の演技が素晴らしかった。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-10-24 21:17:40) |
13. カポーティ
《ネタバレ》 ○予備知識なしで多少冗長なテンポだったため、少し見るのがつらくなったところもあったが、フィリップ・シーモア・ホフマンのさすがの存在感に圧倒された。○その存在感故なのかは分からないが、死刑囚との会話がいまいち。実際にその俳優のせいなのか死刑囚自体のせいなのか不明だが。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-05-17 16:35:03) |
14. 陰謀のスプレマシー
《ネタバレ》 ○某アクション映画シリーズの焼き直しといった印象が強い。○テンポよくそれなりに楽しめるが、アクションシーンも割と地味。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-02-12 21:55:33) |
15. 遊星からの物体X ファーストコンタクト
《ネタバレ》 ○何となく見ていられる面白さはあるものの、はっきりとした主役を据えることによって、彼女が最後まで生き残るのがわかってしまう。この手の映画は主役扱いをせめて5人くらい据えた方が面白いのになと。○エイリアン側も描き方が中途半端な割に、人間側からの目線が適当なんだな。想像の範囲を超えない考え方というか。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2014-10-20 22:53:59) |
16. トゥルース 闇の告発
《ネタバレ》 ○豪華キャストによる実話戦争サスペンス。○最近何かと話題の多い東欧の現状を知る上で良い作品だと思う。○実話ものらしいが、終盤の展開がいかにも作り物っぽくて残念(そこも実話なら失礼)。序盤意味ありげに出てきたベネディクト君は終盤どこへやら。○ちょっと気の強い女性というデビュー当初のレイチェル・ワイズも真の太い女性を演じさせたら様になるな。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-10-20 22:20:39) |
17. オール・ユー・ニード・イズ・キル
《ネタバレ》 ○トムは一体いつまでこの手の映画に出るんだろうか。感心させられる。○死んだら最後にセーブしたポイントに戻るあの感覚を味わえる。といっても他にも似たような設定はいくらでもあるが。○トムとリタだけ死んでも戻れるところや、その設定が壊れるところなど都合のいいところはかなり気になるが、終盤の展開は少し残念。 [映画館(字幕)] 7点(2014-08-16 21:38:51) |
18. ボーン・レガシー
《ネタバレ》 ○好きなシリーズとあり、当日レイトショーにて早速観賞。○ジェレミ・レナーだがまあ良かったと思う。MIシリーズでもスパイ役しているし違和感なしだが、風貌がダニエル・クレイグに似ており、おまけに役名もジェームズと来ておりにやりとさせられた。○共演のエドワード・ノートンは好きな俳優で配役から頭脳戦を期待したが残念ながら全くだった。○話もただ薬を取りに行くという地味な展開。前作までのかき回している感がそれほど感じられない。前作のボーン、パメラ、ノアヴォーゼンの三者構造がいかに良かったか感じさせられた。○アクションは前作のオマージュを入れつつも大規模なもので満足。○監督、キャスト、音楽など結構な入れ替えで臨んだ新シリーズだがまずまずの船出では。次回作に期待。 [映画館(字幕)] 6点(2012-09-29 02:26:48) |
19. 第9地区
《ネタバレ》 ○なんか惜しい作品だな。及第点は与えられるんだが、あとひと押し。○まず何の説明もなくいきなり宇宙船があるというインパクト。ドキュメンタリー風語り口調が間に挟んであるのも先への期待感を膨らませる。ただ、空に浮かぶ宇宙船はインデペンデンス・デイそのもの。同じ過ぎてびっくり。○エイリアンもとことん気持ち悪く作ってあるのこそ評価できるが、オリジナリティがあまりない。○その後の展開としてエイリアンに冒され、エイリアンの仲間になって、ブツを取り戻すべくアジトへという流れが普通すぎた。その構造を壊すべくナイジェリアマフィアとの3者構造にしているがあまり功を奏している感はない。○舞台と皮肉を拝借した娯楽作だが、メッセージ性も娯楽性も及第点どまり。確かに面白いが、もっとオリジナリティがあったり、破壊的な展開があれば良かったはず。 [DVD(字幕)] 6点(2011-08-17 22:24:19) |
20. ボーン・コレクター
《ネタバレ》 ○非常に後味の悪い映画。セルマを殺すなんて許せなかった。○効果的な伏線もなく、辛うじて覚えている程度の人間が犯人で、動機があからさまにとって付けてあり、接着部分があまりにも不自然。○デンゼル・ワシントンは動きまわろうが、じっとしていようがさすが。存在感を存分に見せ付けている。○アンジェリーナ・ジョリーは意図的なキャスティングにしても飾りのような存在でしかなかった。 [DVD(字幕)] 3点(2009-11-29 23:23:34) |