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たきたてさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2293
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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21.  アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ2 《ネタバレ》 
 前作よりグロと過激さが増した復讐サスペンス第2弾。  主演の女優が前作よりかはかわいい。これ大事。  被害者から加害者へ。その変貌を遂げるプロセスが見所のひとつ。前作に比べると丁寧にその過程が描かれています。ただしそのぶん尺が長くなってしまい、途中でだれる部分がないわけでもないですが、許容範囲。  助かったと思いきや、だまされて再び監禁場所へ。そのときの絶望が凄い。  そして大男出現。ヒロインを更に拷問。それだけでは終わらず、イヴァンから殴打の嵐。  挙句、箱につめられ、埋められ、こんなん引田天功でもない限り絶対脱出不可能じゃん、と思っていたらまさかの生還。  そして地下サバイバル。復活。逆襲。完璧な流れです。  序盤で、ヒロインに密かな恋心を抱いていそうな男性が助けに来たのに、その直後に刺殺されちゃう。  主人公を疑う刑事から救い出してくれた親切な女性が、まさかのレイプファミリーの一員。  この上げて落とすっていうのが単純ながらも効果てきめんで、緩急のついたストーリー展開が巧みです。  前作同様、復讐の際のヒロインの台詞がスカッとします。  大変陰惨な映画であることは間違いありません。ですが『ファ○ーゲーム』や『○イオレンス・○イク』みたいな終始救いようの無い映画よりかは余程健全だと思います。
[DVD(字幕)] 7点(2021-04-09 02:13:45)
22.  アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ 《ネタバレ》 
 ホラーというよりサスペンス。  そして甘美なカタルシスを得られる復讐もの。  まあつっこみどころはいろいろあります。  山奥、すっぱだかで川に転落。1ヶ月もどーやって生き延びたのか。衣類はどーやって調達したのか。細かい説明は一切無し。ある意味気持ちが良いほど開き直っています。そもそもこんな山奥女一人で宿泊先に鍵もかけないってどーゆー防犯意識なんでしょう。  で、見所はやはり後半。  過激な映像ばかりに目がいきがちですが、台詞の応酬が結構面白い。  主人公が男達から言われた暴言の数々をそっくりそのまま引用するのが爽快。  『もうやめてくれ』と懇願されたら『私もそう言ったわ』と冷たく言い放つ。  『娘に罪はないだろう』と言われたら『私もよ』と言い返す。  主人公の言い分はすべて正論。男達に言い逃れる術はなし。そして振り下ろされる正義の鉄槌。  ちょっともったいなかったのは、男達が互いの末路を見届けられなかったこと。  拷問を受け、苦しみながら死んでいく仲間を見て、次は自分の番かと恐れおののく。自分がやってしまったことを心の底から後悔する男たちが涙を流しながら命乞いをするシーンでもあれば、より良かったかもしれないです。  結構厳しめの評価がつけられているようですが、これはリメイクものの運命。  私はオリジナル版が未見なので、純粋にこの映画単体で楽しむことができました。
[DVD(字幕)] 7点(2021-04-02 12:14:34)
23.  アジョシ 《ネタバレ》 
 韓国版レオンのような映画。  こーゆーシチュエーションぐっときます。  ありきたりだけど、世捨て人のような主人公が実は昔特殊部隊のトップだったみたいな設定大好きです。子供心をくすぐられます。私にとってこーゆー映画はヒーロー映画と同じです。  とは言え、内容は麻薬密売に臓器売買、それに少年少女を巻き込んでいるわけですから、暗く陰惨。人間の負の部分をこれでもかってくらい描ききっています。  主人公が愛する妻と、そのお腹に宿したまだ見ぬわが子を殺されるという過去を背負っているのがまた辛い。  少女も結局は母親を殺され、おそらくテシクはしばらく刑務所から帰ってこられないだろうから天涯孤独。  決してハッピーエンドとは言い難い結末ですが、少女が無事だったのは不幸中の幸い。  韓国映画はストーリーやディテールが雑なイメージがあったのですが、とても丁寧に作られていて大変見応えのある映画でした。  特にアクションはスピード感に加え韓国映画特有の痛さも表現されていて、一見の価値アリです。
[DVD(吹替)] 7点(2021-03-28 15:48:03)(良:1票)
24.  アントマン&ワスプ 《ネタバレ》 
 おお、ステイ・ホーム。序盤は、最近ニュースで見た『おうちでディズニー』を思い出します。  さてさて、序盤から期待させてくれるアントマン。『アイアンマン』『スパイダーマン』そしてこの『アントマン』は、他のヒーローたちに比べるとユーモア指数が高いので妻もお気に入り。スコット・ラングのキャラもさることながら、ルイスのキャラが今作でも光っています。  ルイスのアテレコはもはやシリーズのお約束。今回のは特に面白かったです。プラス自白剤。これから拷問を受けるかもしれないってのに、自白剤に目をキラキラさせるルイス。裏社会の人間も、ルイスにかかるとただのコメディ要員になっちゃいます。  ヒーローものとしては、『強大な敵の不在』『アントマンのスーツの不具合』などの理由により、いまひとつな印象を受けます。ゴースト=エイヴァは倒すべき相手ではなく、救うべき相手ですしね。  それでも前作同様、大きくなったり小さくなったりのスピード感あるバトルは健在なので、概ね満足。ホープの母親も救い出し、エイヴァも助かる。スコットはホープとヨリを戻し、みんな仲良くハッピーエンド。めでたしめでたし。この後味の良さこそアントマン。かと思いきや、エンドロール中にとんでもないことが。ああ、だからアントマンはあの戦いに参加していなかったのね。身内のことで忙しかったから。なるほどー。って、あんなところに取り残されて、アントマンどーなんのー。早くエンドゲームを見なければ!え?その前にキャプテン・マーベルを見ないといけないって?まじかー。こーゆー段取りがこのシリーズの長所であり短所だよなー。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-06-08 04:07:51)
25.  アバウト・タイム 愛おしい時間について 《ネタバレ》 
 優しさと可笑しさに包まれた映画。ただ優しすぎて、タイムトラベル設定がなければ、何も見所がないかもしれません。  当初の予想とは違い、思っていたより長い年月の作品。エピソードが多くて、ちょっと散漫になっちゃったかな。個人的にはラブコメ1本で見せてくれたほうが気分が乗れます。もちろん、この映画が面白い作品であることは間違いありません。  やたらとひねった設定にされがちなタイムトラベルもの。オチも悲恋だったり切ないものが多い気がします。そんななか、ある意味革命的なこの作品。ひねりなし。深い考証もなし。  ルール①『タイムトラベルは過去に戻れるだけ。未来には行けない。』  ルール②『過去に戻って過去を改変したのち、過去に戻る前の現在の時間のところには帰ってこれる。』  ルール③『子供が生まれてから過去に戻っちゃうと子供が別人になってしまう。』  ルール④『手をつなぐと自分以外の人を過去に連れて行くこともできる。』  わかりやすい。そしてこの超便利な能力でやることが、父親は読書で、息子は彼女ゲット、なんとも平和なお話。  ただねえ、その彼女がレイチェル・マクアダムスだからたまらないですね。この女優さん大好きです。  失敗したらタイムトラベル。小さな修正繰り返し、ちょっとだけ良い未来にしていって、最後はメアリーを見事ゲット。メアリー、あなた騙されてますよー、って教えてあげたい。でもこの恋愛パートは凄く面白くて見入っちゃいました。  後半は、もしかすると今までの幸せが全部なくなっちゃうような嫌などんでん返しにびびりながら鑑賞。妹のくだりや父親のガンは特にドキドキしましたが、主人公が家族のために自己犠牲も厭わないような高尚な人物ではなく、奥さんと子供を優先する凡人で本当に良かった。  ルール③で子供をとるか父親をとるかの2拓を迫られるシーンで、最後に父親に会いに行くシーンは感動。  ただ、過去に戻って父親と会った後、その父親と一緒に更に過去に戻るシーンはちょっとやりすぎな気も・・・。 
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-05-12 13:17:59)(良:1票)
26.  アメイジング・スパイダーマン2 《ネタバレ》 
 前作に引き続き、こちらでの評価があまり高くなかったので過剰な期待はせずに鑑賞。  プロローグの両親の最期。緊迫したサスペンス。およそスパイダーマンらしくない雰囲気。ちょっと期待が膨らみ始めます。そしてオープニングの『ニトロ強盗アレクセイVSスパイダーマン』でこれは前作より面白いと確信。爽快なアクション。迫力ある映像。ザッツエンターテイメント。幸先良いスタートに胸躍ります。  で、本題に入ると次第にテンションは緩やかな下降線を描きます。  まずはグウェンとの別れ。いやいや。そりゃ父親との約束はあるけれど。でもそれは前作でふっきったわけですから。こちらに持ち越すのはよしましょうや。  助けてあげた黒人設計士マックス。熱烈なスパイダーマンのファン。そんな彼がスパイダーマンに憎悪の念を燃やす。う~ん。  親友のハリー。昔を懐かしみながら、再び親交を深める二人。そんな彼が、スパイダーマンに憎悪の念を燃やす。う~ん。  どれをとっても暗いなー。もとがみんな悪い人じゃないだけに、誰が勝ってもすかっとしません。なぜこんな暗い話に・・・。まあ、いいか。せめてグウェンとハッピーエンド迎えてくれたら・・・。ってグウェン死んじゃったよ!しかも親友ハリーの手にかかって死んじゃったよ!  ハリーはブタ箱にぶち込まれた挙句、完全な悪の組織のボスに。立派になっちゃってまあ。  もっとカラっとした明るいエンターテイメント希望です。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-03-13 14:11:36)
27.  アメイジング・スパイダーマン 《ネタバレ》 
 『ちょっとイケメンすぎるなー』とか、『ベンおじさんの死がなんか軽いなー』とか、『糸は機械で出すんかい』とか、妻と一緒に文句ばかり言っていたんです。最初は。  でも中盤あたりからぐっと面白くなってきまして。コナーズ博士が変身しちゃうあたりかな。来た来たーって感じで。ちょっとだけホラー色あってかなり好みのテイストです。  前半はかなりオリジナルに近いストーリー。だからどうしてもオリジナルと比較しちゃいます。  オリジナルでは『少しずつスパイダーマンになっていく過程』が面白くて、終始ワクワクしていた記憶があります。それに対し本作は『設定』や『陰謀』の雑味が強くて、肝心のスパイダーマンへの道のりが随分あっさり描かれたように感じます。そのためでしょうか、前半は物足りなさを感じてしまい乗り切れません。  リザードが暴れだしてからは、全く新しいスパイダーマンの物語として純粋に楽しめます。そしてその躍動感あふれるスピーディなアクションは本家にひけを取らない出来栄えで、そのスピード感に酔いしれるのです。  マーベルシリーズではスパイダーマンシリーズがやっぱ一番好きかもしれない。ただアベンジャーシリーズをまだ全部見ていないので、今後どうなるかはわかりませんが。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-02-12 23:53:57)
28.  アイアンマン2 《ネタバレ》 
 『1』と同じくらい好き。ラストバトルだけでいけば前作よりちょっとだけ好きです。  アイアンマンとウォーマシンのタッグがめいいっぱい闘ってくれるシーンが楽しい。ドローンたちもやられ役としてちょうど良い。ウィップラッシュはクールなボスキャラとして合格点。まだ『2』ですから。『強すぎない』というのが大事。特にモナコでの登場シーンは最高。ワクワクさせられます。  スカーレット・ヨハンソン演じるブラック・ウィドウも最高にかっこいい。良いですね。こうやってちょっとずつキャラが増えていき、その世界が少しずつ広がっていくのがシリーズものの醍醐味。普段は黒子に徹しながら、いざというときだけ本領を発揮するブラック・ウィドウ。こーゆーキャラが特に好きです。  ストーリーをジャマしないコメディが◎。監督が必死に一人倒している間に、警備員全員が倒されちゃうシーン。世紀の大発明、芸術作品ですらある『別れた妻』。この辺りは完全につぼ。  今作ではアイアンマンのヴァージョンアップも見られます。手から出るレーザーでドローンたちを一刀両断。あつい。  ヴァージョンアップまでのプロセスも良いですね。父親のメッセージっていうのが泣かせます。模型がヒントになるっていうマンガ的発想が楽しい。  マンガと言えば、ウィップラッシュはグフ、ウォーマシンはガンキャノン、ドローンたちはその他ザコMSを連想しちゃったのは僕だけですか?
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-11-30 11:45:09)(良:1票)
29.  アンダーワールド 覚醒 《ネタバレ》 
 躍動感のあるアクション。人類による粛清という緊迫したストーリー。人間社会で暗躍するライカン一族。  今までのシリーズの中で一番好きかもしれないです。8点とまではいかなくとも、7.5点くらい。  不満点は2つ。まず1つめ。ヴァンパイア一族の勢力が、あまりにも弱くなりすぎていること。あくまでヴァンパイアとライカンは対等な力関係でいてほしいという個人的わがまま。  2つめ。魅力のある『敵』がいないこと。今作でその役割を担うのが『巨大ライカン』。圧倒的なパワーに加え、『銀』が効かない無敵キャラ。なのに何故だろう。『1』のビクターやルシアン。『2』のマーカス。彼らにあった威厳みたいなものが、彼には無い。『敵』ってあらためて大事だと思いましたね。  マイケルが出てこないのも寂しい限りですが、代わりに娘のイヴ登場。  before⇒美少女。after⇒妖怪人間。大変魅力的なキャラに仕上がっていて良かったです。  また、今作のセリーンは最高に強い。無差別に人を殺しちゃうとこに、若干『あなたは主人公なんだから』と眉をひそめないわけでもないですが、良い。とにかく、強い。かっこいい。若干老けちゃったことを除いて、最高の仕上がりです。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2017-07-09 13:28:04)
30.  アクアマン 《ネタバレ》 
 最初のうちは良かったんですが、アトランティス?の世界に入ってからがちょっと中だるみしてしまいました。  海中の都市が出てきた瞬間は感動するんですけどね。  映像美だけで長時間ごり押しされちゃうと、飽きちゃう。  バトルシーンが思ったよりよくできてて、どのシーンも面白い。スピーディだし、テンポが良い。立体的で、攻撃のバリエーションも豊富。  特に中盤、ブラックマンタがオームの精鋭たちと襲ってくるシーンはお気に入りです。  逆に、ほんとは一番の見せ場になるべきアーサーと弟の対決はいまいち盛りあがりに欠ける気が・・・。  中盤と終盤で2回も対決シーンがあるんですけど、見ごたえがちょっと・・。  メラのような能力は映像映えするんですけどね。ひたすら矛でカンカンカンカンするだけじゃねぇ・・・。  アーサーが伝説のトライデントを手にしてからはもうひと盛りあがり。  海の生き物を統率して攻勢を仕掛けるラストシーンの迫力は最高。  更にはトライデントを守っていた伝説の怪物やら、海溝王国の怪物トレンチたちまで従えちゃっているのはアツすぎます。  ただ結局はトライデントの力におんぶに抱っこな感じがしないでもない。  アーサーが何かに覚醒したり、努力したりってゆうのも少し欲しかった。  幼少期に師匠から教えてもらった技を最後に披露していましたけどね。それだけじゃあ物足りないのですよ。  ビーストテイマーの能力をもう少し要所要所で発揮して、アクアマンならではの魅力を見せてほしかったかな。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2024-04-21 23:20:24)
31.  アルゴ 《ネタバレ》 
 実話に基づく衝撃的なサスペンス。  オープニングから度肝をぬかれます。まさかこんなことが本当にあったとは・・・。  大使館はその国の領土ではなく、そこはアメリカの領土なんだから、こんな簡単に侵入していいものかと驚きました。  当時の情勢とか国際ルールとかよくわからない。でもアメリカは自分の領土を不当に占拠されたわけですから、なぜ強気に出られなかったのかがよくわかりませんでした。人質を取られていたから強気に出られなかったのかな・・。  映画はかなり真面目な内容になっています。  そのぶん、娯楽性が犠牲になっていることは否めません。  なにしろ、見所がオープニングとラストの国外脱出シーンしかありません。  もちろん、ラストの国外脱出に向けての準備が着々とされるわけですから、それはそれで緊迫感があります。が、しかし、なにしろ長い。  救出に来てもらっといて、文句ばかり言う大使館職員にも好感が持てない。  それに6人は救出されたかもしんないけど、残りの大多数の職員が解放されたのは444日後だそうで・・・。史実なんだから仕方ないんでしょうけど、まだ人質が大勢残っている状況で、めでたしめでたしみたいなテレビ中継がされていたのに対し、それはどうなん?って思ってしまいました。  ただ、こういった事件を知ることができたという意味では見る価値があったかと。  もちろん映画的な盛りあがりで言えば、オープニングとラストの脱出シーンは見る価値アリかと。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2023-12-19 04:06:32)
32.  アフターショック 《ネタバレ》 
 最初の40分くらいがひどく退屈で、そんなに尺が必要だったのか疑問。登場人物たちに感情移入させるための40分なんでしょうけど、正直この個性的な面子なら15分~20分くらいで十分だったように思います。  こーゆー映画にしては生き残りゼロ。最後のねーちゃんも津波に飲まれて助からなかったものだと解釈します。  イーライ・ロス演じるグリンゴ、このザ・主役って感じの人が途中で消えてしまうのがかなり意外でした。  じゃあここからポヨに選手交代か?と思ったらポヨも戦線離脱・・・。全く先が読めない展開が続きます。  ザ・脇役かと思われた消防士は最後までちゃっかりいるし、しかもこいつがラスボスになったりと、先が読めないというよりやりたい放題のストーリー。純粋な災害ものとして見始めちゃったから、思わぬ展開に面喰います。  疑心暗鬼のおばさんがポヨに発砲しちゃうシーンなんかは、さもありなんって感じで好きなんですけどねー。  あまりに悲惨で悪趣味で救いがないから、少々ゲンナリしちゃいました。  もう少し救いを残してくれても良かったような・・・
[DVD(字幕)] 6点(2022-11-10 00:55:38)(良:1票)
33.  アイス・エイジ4 パイレーツ大冒険 《ネタバレ》 
 突然訪れる天変地異。  氷山や氷の塊を船にして海をさすらう。目指すは妻と娘。  今作では娘の自立や父の子離れ、真の友情などのテーマが盛り込まれています。ただ、弱い。  映画自体のノリはアトラクションムービーとなってしまっているので、中途半端なドラマは相性が悪いように思われます。やるならもっと真剣にドラマパートでうならせてくれないと、映画のテンポを損なうだけの結果になってしまいかねません。  こーゆーノリの映画にシリアスなドラマを入れるギャップは嫌いではありません。できれば笑いや映像の凄さで誤魔化さずに、丁寧にドラマ部分を掘り下げてほしかったです。  また、今作で用意されているエピソード。娘ピートとイケメンマンモス、友人ルイス(モルホグ)との三角関係。キャプテンガットとガット海賊団とのバトル。ガット海賊団シーラとディエゴの恋物語。シドの祖母の秘密の友人。そう、はっきり言ってエピソード過多。キャラもパンク状態。もともと薄味気味になりつつあったのを更に薄くしちゃって、もはやほとんど味がしなくなっちゃった感じ。何でもかんでもつめこめば良いってもんじゃないでしょ。  映像的には相変わらず高い技術のアニメーションで、見ているだけで楽しい。それは間違いありません。ですが映画として、アニメとしての面白さを問われると正直物足りません。う~ん、しばらくするとその中身のほとんどを忘れてしまいそうです。
[ブルーレイ(吹替)] 6点(2022-05-26 02:34:10)
34.  アデル/ファラオと復活の秘薬 《ネタバレ》 
 ちょっと評価が難しい映画。  教授が死んでしまう。その一方でむかつくアホ警官たちは放置。大統領も放置。犬も放置。  などなど、なげっぱなしな部分が多いので、映画としての質はそんなに高くないのかもしれないです。  ただ、翼竜が出てきたり、ミイラが歩き回ったり、こーゆーの好きなんで楽しい。  ビジュアル的に日常ではお目にかかれないものを見られるってのは、映画というコンテンツの最大の利点だと思います。  何の脈絡もなく、いきなり翼竜が目覚め、爺さんが魔法みたいなの使ってるもんだから、こいつはトンデモ映画かと思いました。  いや、ファンタジーですからトンデモ映画には違いないのですが、思っていたよりストーリーはしっかりしています。  何より主人公でありヒロインアデルの動機が単純明快でよろしい。少々高圧的で癇に障る部分が無きにしも非ずですが、『妹を助けたい』という理由で一生懸命頑張る。いいじゃないですか。応援したくなります。なんでもアリな映画だからこそ、主人公の魅力ってのが大事。  余計な説明を一切省いているため、すっきり見やすい。ただし謎は謎のまま。ほとんどのエピソードが放置プレイ状態。よってテンポが良くなってはいますが、説明不足感は否めないので一長一短といったところですか。  エジプトで出会う謎の一団なんて、結局どーゆー一団なのかわかりゃしない。植物学者の青年の恋なんて添えもの程度。  でもでも、エジプトの遺跡発掘なんかインディ・ジョーンズみたいで面白いんです。これが大事。  この映画はストーリーよりもアトラクション的な面白さを堪能するタイプかもしれませんね。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2021-04-17 03:42:26)
35.  アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ3 《ネタバレ》 
 1作目の続編。1作目を見ていないと主人公に感情移入しづらいであろう内容。  サスペンス映画としての出来は悪くないと思います。  ですが、アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴのシリーズとしては不満が残ります。  今までとは違い、他の被害者のためにレイプ犯たちを血祭りに上げていくジェニファー。それはまるで自粛警察気取り。他の被害者達の被害映像が少しでも流れればまだ良かったかもしれない。せめて仲良くしていた友人の変わり果てた姿。無罪になって喜ぶ加害者の様子ぐらいは映しても良かったんじゃないでしょうか。  動機がいつもに比べるとちょっと弱い気がしたのですが、それでもジェニファーに正義を感じる中盤くらいまではまだ許せました。問題は終盤。もう頭がイッちゃって、狩りにもイっちゃうジェニファー。しかもその相手は無実の人間。  もちろん、シリーズものでなければ、過去のトラウマから精神が崩壊した悲劇として受け入れられたかもしれないです。実際妄想シーンで描き出されるジェニファーの暴力性。  ですが、この映画に求めるのはそれじゃない。  あくまで『やられたらやり返す。倍返しだ!』を地で行くストーリーにカタルシスを得たいのです。  う~ん。残念。  
[DVD(字幕)] 6点(2021-04-10 12:38:32)(良:1票)
36.  アメリカン・スナイパー 《ネタバレ》 
 その臨場感、緊迫感。映画としては最高の出来なのでしょう。ただ好きか嫌いかと問われれば、間違いないく嫌いなジャンル。やはり戦争映画とは相性が悪いと再認識しました。  特に、少年の足や頭をドリルで貫くシーンは一瞬ではありましたが吐き気がしました。『目を背けてはいけない。』というクリント・イーストウッドのメッセージなのかもしれませんが、不特定多数の人間が見るコンテンツにおいてここまで過激な描写が本当に必要だったのでしょうか。  戦友たちは次々とその命を散らし、最後まで救いの無い結末で物語りは幕を閉じます。実話みたいなので仕方がないのかもしれませんが・・・。どうにも気が滅入りましたね。  ただこの映画を見て、一人でも多くのアメリカ人やテロリストが、『戦争はいかん』『人の命を奪ってはいかん』と思えば、反戦映画としての価値はおおいにあるかと思います。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2020-12-29 12:51:24)
37.  アラサー女子の恋愛事情 《ネタバレ》 
 キーラ・ナイトレイもクロエ・グレース・モレッツも好きなので、二人がメインでストーリーが進んでいくだけである程度の満足感はあります。  映画としてはどーかな。まず主人公のメーガンが好きじゃないな。彼氏が良い人なだけに、ラストのあまりに身勝手な結論には怒りさえ覚えます。  おそらくテーマは少女から大人へと成長していくなかでの変化なのでしょう。  周りが大人になり、社会の一員となっていくなか、大人になれない自分との価値観のズレ。これはまさに今私が経験していること。ただ私の場合は逆で、友人が大学の頃からまったく精神的に成長していないのです。そーゆー人間は『自分』ではなく『周り』に問題があるとほざくわけです。まさにこの作品のメーガンと同じ。まあ、メーガンはまだましなほうで、私の友人は最悪なのですが・・・。  ラブストーリーとしてもいまいち。だってメーガン、ただの浮気じゃん。今の彼氏と結婚したら、昔のしがらみと永遠に離れられないから違う男に走っただけじゃんか。メーガンがフリーの身であれば、まだ素直に応援も共感もできただろうと思います。  ストーリーは起伏が少なく、笑いどころもなく、恋愛ドラマ特有のドキドキ感や多幸感もありません。かと言って深みがある音なのドラマってわけでもない。もう役者の魅力のみで成り立っています。  最語に、邦題からバリバリのコメディ連想しちゃって、このタイトルは最悪だと思いました。
[DVD(字幕)] 6点(2020-09-04 01:47:26)(良:1票)
38.  あと1センチの恋 《ネタバレ》 
 いや、面白いんだけどさ。確かに面白いのだけれども。なんか気に入らないんだよね。主演の二人が。  アレックスはやたらフラフラしていて、近づいてくる人とはみんな付き合っちゃう。でもどっかロージーのことがいつも気になっていて。・・・それって付き合う相手に対してかなり失礼、というか普通にひどくないですか?  例えばベサニー。ぱっと見は派手なんですが、実は浮気もしていないし、ちゃんとアレックスだけと付き合っています。それプラス、ルックスの良さを考えればすごく良い彼女と言えます。だからアレックスは結果としてベサニーには結構ひどいことやっちゃってます。  ロージーはロージーで、好きでもない男の子供を身篭って出産。しかもアレックスには秘密。なのに、アレックスが交際相手との間に子供ができたと知るやいなやぶちぎれる。いやいや、自分勝手すぎませんか。  ロージーとアレックスは美男美女。それも『誠実そうに見える美男美女』。つまり、二人の内面や人間性ではなく、その誠実そうなルックスで、無理矢理二人の生き方に正当性があるように見せています。  実際、私も『お前らなー』って思いつつも、応援しちゃっている。  いかんいかん。目を覚ませ。みんな騙されるな。悪いやつらやで、こいつら。
[DVD(字幕)] 6点(2020-07-09 02:59:00)(笑:1票)
39.  アイアンマン3 《ネタバレ》 
 こーゆーヒーローものって、ヒーローの特殊性ってのが大事だと思います。唯一無二の存在。だから憧れる。ワクワクする。  なのに、遠隔操作はまだしも、あんなにいっぱいアイアンマンが出てきたら、ちょっとアイアンマンの価値が下がっちゃう。『ガンダム』をベースに『ジムシリーズ』を量産化したみたい。それを象徴するかのように、今回のアイアンマン、なんか脆い。ちょっと攻撃を受けたり着地に失敗しただけで、すぐにバラバラになっちゃう。なんだか、1作目で感じたアイアンマンへの羨望、期待感、ワクワク感がちょっと薄れちゃった感じです。  中盤でアイアンマンの活躍がほとんどないのもちょっとつまんないな。アイアンマンが見たいんだから、もっと出番を増やしてほしい。もっと活躍するシーンを見たいです。  テロリストのボス『マンダリン』は『キリアン』の操り人形。さらに副大統領という黒幕がもう一人。ストーリーを無理にひねりすぎちゃったせいで、映画全体のテンポを損なってはいないだろうか。  『アイアンマンがヒーローらしい活躍をして、最後は敵をバッタバッタとなぎ倒す』私がシンプルに見たかったのはそーゆー映画。長尺のわりに、爽快感やカタルシスをあんまり感じることの無いまま幕をとじます。  『薬物による強化人間』『いろんなアイアンマンシリーズのお披露目会』『飛行機から投げ出されちゃった人たちの救出』などなど、見所は確かに結構あります。エンターテイメントとしては申し分ないでしょう。でもアイアンマンに期待する内容ではなかったのが正直な感想です。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2020-01-12 01:04:27)(良:1票)
40.  悪人 《ネタバレ》 
小説で上下巻ある話を、むりやり映画にまとめてしまうとこうなってしまうんですね。というもったいない感がある映画です。小説の中では味わいのあるシーンも、その複線がカットされているために、小説を見ていない人には何のためのシーンかわからないところがたくさんあります。きっと、小説を読んでいる人とそうでない人では面白く感じる度合いに差が出てしまうでしょう。全体通すと、母親、合コン男、殺されちゃう女性、詐欺師の人たちなど、いろいろなタイプの「悪人」が出てくるのですが、社会の中では、心優しい主人公だけが「悪人」にされてしまう非常にメッセージ性の高いストーリーだと思いました。
[DVD(字幕)] 6点(2011-07-05 16:52:32)
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