1. イン・アメリカ 三つの小さな願いごと
《ネタバレ》 この内容を評価していいものなのだろうか。 息子を失った悲しみを新しい命によって埋めるような、この内容を。 第一あの程度の生活力しかない両親が目の前にいる二人の娘の幸せを考えず、孕ませてしまう無責任ぶりも責められるようなことではないのでしょうか。生活は厳しいけど家族みんなで助け合ってます、なんて内容で家族愛を謳ってる大家族もののテレビ特番がよくありますけど、自分には無責任な親の醜態にしかうつらないのと同じで、なんとも腹立たしい内容だった。 [DVD(吹替)] 0点(2008-01-26 22:54:00) |
2. 生きていた信長 完全版
アイデア披露だけの内容。 しかもそのアイデアの解釈が曖昧(タイムトラベルうんぬんなんでしょうが・・・)。 [DVD(邦画)] 0点(2008-01-10 03:51:44) |
3. インビジブル・ウェーブ
《ネタバレ》 この短編文芸作品的内容をこうもダラダラした描写で2時間近い作品にしてしまう客への配慮一切無視の姿勢はある意味すごい。 半分以上過ぎるまで何の説明もないままダラダラと何やら移動している主人公を見せているだけなんて・・・。 無味乾燥した描写・演出そのものが、彼の内面にある空洞を表現するための手段であったというのなら、何となく納得。ただ、客は退屈でしょうから有効な手段とは思えないですが。 個人的にエンディングは、埠頭に佇むキョウジ。背後からリザードが現れ、彼を殺しに来たのを臭わせる。キョウジはやっと死ぬキッカケができたと笑みを浮かべて自らの銃をこめかみに構える。END、て感じがよかったな~。 まあ、こんな抽象的にみせて語るより彼の人物設定を具体的に掘り下げていれば、この内容でもより深くて、より有意義なテーマを打ち出せたと思う。 [DVD(字幕)] 4点(2008-01-03 03:49:59) |
4. インビジブル(2000)
単なるホラー作品になっちゃってるのが情けない。 [地上波(吹替)] 4点(2007-12-05 04:56:49) |
5. インテリア
覚悟のないままに家族を作り、互いに傷付けることしか出来なかった一家の悲劇。 意味深いですが、かなり退屈な作り。 [DVD(字幕)] 4点(2007-11-30 06:07:12) |
6. インファナル・アフェア 終極無間
《ネタバレ》 更に披露される裏側をみせてラウの話に決着をつけただけですからね。 しかも、対決ってもんでもなく、披露しただけの内容じゃ・・・。 一作目以降は蛇足だったね。 ファン・サービスとして世界観を広げただけに終始。 [地上波(字幕)] 2点(2007-11-23 07:31:52) |
7. インファナル・アフェア 無間序曲
誰の物語と言えるほどの構成はなく前作の第一幕的内容に終始。 故に単品としての評価はしづらい。 ヤンとラウの見た目がなんとなく似ているので、理解しながら観るのが面倒だった。 [地上波(吹替)] 3点(2007-11-16 13:43:31) |
8. インファナル・アフェア
《ネタバレ》 よく出来ているし、単純に楽しめたのですが、同じく潜入していた第三者によって対決の決着がついてしまうのはちょっと拍子抜け。 あんまりマフィア側の奴に感情移入はしないと思うので、結果に唖然とするのみで終わるのも残念。もう一歩踏み込んだドラマ設定が施されていればよかったような・・・。 因に若き日のそれぞれを別の役者が演じていたので序盤はわかりづらかった。 [地上波(字幕)] 8点(2007-11-16 09:47:56) |
9. インサイダー
《ネタバレ》 構成はしっかりと施されており、その展開も面白い。 ただ、ワイガイドの扱いがどうにも釈然としない。 彼の動機がないままに進むからだ。 ワイガイドのにわかな正義感とバーグマンの巧みな誘導で事が進んだという線でみせていれば問題なかったと思う。 それに、そもそもこれはバーグマンの物語だ。 ワイガイドをラッセル・クロウなんてメジャーな役者に振るべきではないし、あそこまでクローズアップすべきではない。 あくまで巻き込まれた軽率な告発者としての存在でよかったのでは。 実話ものとしての配慮なのかな? [ビデオ(字幕)] 8点(2007-11-09 07:39:54) |
10. イーハトーブ幻想 KENjIの春
《ネタバレ》 まず宮沢賢治なる人物とその作品群を知っていなければ通用しない内容なのでかなりの減点。 父親からの非難、妹の死、友人の心変わりなどを経て、彼が理想主義へと傾倒し、頑なになっていく過程を知ることは出来るものの、やはり元々ある程度知っているから流れを点描されるだけのような展開でも納得できたんだと思う。 しかし、主義主張はどうであれ、何かを求める姿勢には胸を熱くさせるものがある。 生きることは欲することだ。 その態度が理想的だからなんでしょうね。 [DVD(邦画)] 3点(2007-11-08 09:53:39) |
11. インストール
まずこの演出がまずい。 内容へ意識を向けさせないような軽さと粗さ。 確か原作では良質な少女漫画ぐらいの印象を受けたと思うのですが・・・(それ自体も随分前なので定かではありませんが)。 やはり、リアルな女子高生の描写があってこそ成立する内容なのでは? [地上波(邦画)] 1点(2007-11-05 05:22:32) |
12. イノセントワールド
結局「人のフリ見て~」てことなんでしょうが・・・病んだ人達の吹き溜まりを見せているだけの内容になり、終いには何やら各々解決に至る的な顛末を辿る。 どうしてそんなことになるの? 妙にダラダラと冗長ですし。 [DVD(邦画)] 0点(2007-10-23 13:20:38) |
13. いとこのビニー
《ネタバレ》 シチュエーションは秀逸。 以降の展開を及第点としても、あからさまに解決の為に用意されたキャラクターになってしまうビニーの恋人の扱いは如何なものか。 それに開廷とともにそれなりの仕事を始めるビニーの変化が腑に落ちないし、この手の話で2時間近い尺になってしまうのも頂けない。 細かいコメディーエピソードで尺を食うより、プロット上で笑わせてくれ。 [DVD(吹替)] 6点(2007-10-21 22:14:43) |
14. 1980(イチキューハチマル)
漠然と人間模様を描くだけで芸も内容もない。 [DVD(邦画)] 0点(2007-10-16 10:36:19) |
15. イン・ザ・プール
劇場で観ていたはずが、面白くなかった記憶だけを残してすっかり忘れてしまっていた。 三木聡は昔から好きなのですが、映画となると内容を求めてしまうので、どうにも受け付けない。 まあ、この原作の時点で内容は期待してなかったけど。 [映画館(邦画)] 1点(2007-10-05 07:11:53) |
16. インディ・ジョーンズ/最後の聖戦
《ネタバレ》 争奪戦の流れはやはり優秀なのですが、ラストの危機的状況もやはり超常的な力で処理される。 「レイダース」が4点だったので、父子の確執ドラマが加わった分プラス1の5点。 [地上波(吹替)] 5点(2007-07-29 20:01:19) |
17. インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説
すっかり単なるアトラクション・ムービーになってしまっている。 [地上波(吹替)] 2点(2007-07-29 19:56:41) |
18. 犬猫
結局同族嫌悪なんでしょうね。 完全に嫌いにも好きにもなれない二人。 特に何が起こるという内容じゃないけど、こんなにも心地よく観れるのはやっぱり気まずい関係の面白さだろうね(きっと誰もが経験してる空気)。 文芸作品、明らかに邦画だね~。 [映画館(邦画)] 8点(2007-07-13 02:39:50) |
19. インソムニア
型通りの堅実な作り。 濃霧による視界不良、不眠症による意識混濁といったシチュエーションの使用はテーマにも繋がり「うまい」の一言。 [DVD(吹替)] 7点(2007-03-26 12:02:03) |
20. イノセンス
軸である事件への興味を持続させるのを放棄する内容で、物語としては明らかな失敗。 前作はかなりうまい具合に事件とテーマを絡めていたし、何より最低限商業作品として内容を理解させようとする努力を感じるのだが、今作はどうしちゃったんでしょう。 哲学談義をしたいならしたいで構いませんが、物語に仕上げて欲しい。 [試写会(邦画)] 0点(2007-03-20 06:09:16) |