1. 仕掛人・藤枝梅安
《ネタバレ》 それぞれ個別の案件に見えた仕掛けや登場人物が最終的に全部縦横に関係性があるってえ寸法だ。そりゃあさすがにつながり過ぎだぜ。日本のシナリオ界は、どんな映画でも登場人物やエピソードが余すところなく全て結びついていなければいけないと言う規則でも出来たのだろうか。繋がり過ぎていてなんだか気持ち悪いくらいだ。そういう細かな熱意は不要な映画だと思うのだが。とにかくスカッとすればいいのだよスカッと。 [インターネット(邦画)] 5点(2025-02-15 16:11:18) |
2. 正体
《ネタバレ》 人を感動させる駒を全部揃えてみました、どうだ泣け。役者、人柄やシチュエーションの設定、音楽、展開等駒が過不足なく行儀よくお辞儀しながら入って来て一例して出ていく様子。感動する映画の作り方がうまい事は分かった。スーツ姿でしか登場しない山田孝之だがすごく体を鍛え上げているのがわかった。なぜなん。田中哲司がぱっとしない役なので仕方ないかもしれないが大根役者に見えて仕方なかった。 [映画館(邦画)] 6点(2024-12-15 14:37:26) |
3. シビル・ウォー アメリカ最後の日
《ネタバレ》 臨場感が凄い。力の理不尽さを痛感。アメリカですらこうなる恐れがある。どこに住もうと庶民にとって平穏な生活はたまたまなのかもしれない。 [インターネット(字幕)] 6点(2024-12-08 18:31:26) |
4. シン・仮面ライダー
《ネタバレ》 あまりいい所がなく結局いいな懐かしいなと思ったのは効果音だけだった。経緯、設定、スペックにこだわり過ぎたし説明も長い。なんだっていいのに。もっと悪の結社に専念してほしかった。いちいち流暢な英語の発音にこだわる演出も違和感。誰も望んでいない事に力を注ぎ誰も楽しめない映画になった。飛翔シーンのCGがダサい。いかにもCG。そしてなぜかCGのくせに視点の縦横な移動がぎこちないもんだから空中間・躍動感の気持ち良さが感じられないという残念な始末になっている。 [インターネット(邦画)] 5点(2024-12-07 19:51:37)(良:1票) |
5. ジガルタンダ・ダブルX
《ネタバレ》 暴れん坊のジャイアンが皆を幸せにする事に目覚めて行く話。無抵抗主義の話。RRRを観た事があると似てるなと思ってしまう。要は亜流のRRRだ。感動シーンはあるのだが、どうでもよいシーンも多め。特に最初の地元やくざの超わがままなジャイアン的ノリのエピソードの積み重ねはうざったい。 [映画館(字幕)] 6点(2024-10-25 18:49:27) |
6. シャレード(1963)
《ネタバレ》 そんなに濃い内容じゃないがその割にちと長い。コメディ要素を少しまぶしているせいで主人公を取り巻く男たちがちぐはぐというか、憎み合ってるんだか仲良しなんだか、微妙なやりとりの焦点が合ってない感じ。細かい事を気にしなければいいんでしょうが。役者たちはビッグネームばかりで豪華です。 [DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2024-09-16 21:06:37) |
7. 人生劇場 飛車角と吉良常
《ネタバレ》 いやーびっくり。予想だにしなかったことだが、驚くほどつまらなかった。役者は有名どころが揃っているのだが、いかんせん話がつまらない。かろうじて良い点を挙げるとすれば藤純子のしなる色気ぐらいか。 [DVD(邦画)] 3点(2024-09-07 12:33:47) |
8. シークレット・サンシャイン
《ネタバレ》 母子家庭の母が主人公だが、母の心が揺れ動く様子が激しくて、見ているこちら側が転げ落ちそうになる。心痛が大きいのは分かるがそれをあたかも接近レンズで映し取っているような展開ゆえに、どうにも揺れ幅が大きくて、つかみ所がなくなる。映画の視点というか核が一個しかないもんだからそれを叩いて伸ばして叩いて伸ばして一本の映画にしましたって感じ。見ていて疲れが大きくて感動には至りませんでした。 [DVD(字幕)] 5点(2024-04-02 11:09:18) |
9. シン・ウルトラマン
《ネタバレ》 ウルトラマンという素材を使って好きなようにやってくれました。シン・ゴジラの残り香を強く感じた。連作とも言えそうだ。なぜかCGがしょぼい。またCGによる機械的なものの構造が全てシンメトリー過ぎるのが気になった。鑑賞する前に色々批判の声が入っていたが、その割に面白かった。 [DVD(邦画)] 6点(2024-03-20 18:36:59) |
10. シノーラ
《ネタバレ》 ジョー・キッド(クリント・イーストウッド)は腕は立つのだが社会のルールになじめない奴で、今日もシノーラという町の留置所にぶち込まれている。土地の権利をめぐって地元メキシコ系住民と白人権力者の抗争に巻き込まれ、始めは白人側に雇われるのだが。 相変わらずクリント・イーストウッドの渋さが際立つ映画。無敵設定なのは致し方ない。こっちもそれを期待してみている。 今週の気づいた事:教会に飾られているマリア様だかイエス様だかの絵が「絵師」の修復で一時有名になったあの絵に見えた。 [レーザーディスク(字幕なし「原語」)] 7点(2023-10-28 17:54:11) |
11. 白い馬(1952)
《ネタバレ》 退屈さはあるが、白さが際立つ美しい映画に癒されました。馬の疾走感が素晴らしい。終わり方は好きです。途中からそういう終わり方になるんだろうなと予感はありました。 [DVD(字幕)] 7点(2023-10-05 20:21:10) |
12. 驟雨
《ネタバレ》 犬も食わない話。だからこそいい。舗装されていない道、野良犬。昔の田舎を思い出す。もっと昔は東京もそうだったんだなー。 まとめ: サザエさん [インターネット(邦画)] 7点(2023-06-23 18:46:50) |
13. ジュリア
《ネタバレ》 響かなかったなあ。前半は複雑さを予感させるが、見終われば予想よりシンプルな内容だった。わくわくドキドキ感がもっとほしかった。 戦争の残酷さや殺人シーンがほぼなく、おさえ気味なのは個人的には助かった。その手の映画はそろそろ辛くなってきたので。 [DVD(字幕なし「原語」)] 5点(2023-01-12 20:01:21) |
14. シェフ 三ツ星フードトラック始めました
《ネタバレ》 シェフの成功譚。ソーシャルメディアに始まりソーシャルメディアに終わる。映画の中でSNSが上手く使われている良い例ではある。 ただフードトラック始めるまでが長い。料理は旨そう。ラテン音楽が良い。 [インターネット(字幕)] 6点(2022-07-05 14:31:35) |
15. シザーハンズ
《ネタバレ》 ほどよく短めにまとめられていながら、感動を呼ぶ、まさに勘所を押さえた名作です。悲しみと可笑しみの匙加減が素晴らしい。 少女を演じたウィノナ・ライダーもすっごいきれいで若くて良かった。 [映画館(字幕)] 10点(2022-04-16 15:49:39) |
16. 心中天網島
《ネタバレ》 今見ても新鮮で衝撃的。江戸、昭和、令和をつなぐ名作。 黒子が黒子に徹せず、なんとあの世へのいざないとして積極的に手伝う当たり超怖い。 生きていくのも義理がらみ、死んでいくのも義理がらみ。はあー現世は辛い。憎いのう、この世は。 ただ、台詞の畳み掛けが小うるさいと言うか、多過ぎ。同じ事をなん度もなん度も。はあー辛い。 [DVD(邦画)] 7点(2022-04-05 20:26:53)(良:1票) |
17. シン・ゴジラ
《ネタバレ》 ゴジラ音楽を堪能した。ゴジラの無敵の強さを堪能した。自衛隊用語を堪能した。 DNAの話は変だ。石原さとみの英語は変だ。政治とか会議の話はややうんざり。 [映画館(邦画)] 7点(2022-03-28 00:43:32) |
18. ショーシャンクの空に
期待値が大きかったせいか、評判ほどではなかった。 長いのが気になった。最後の方はもっとカットしてほしい。 [DVD(吹替)] 5点(2022-03-21 16:27:33) |
19. 正午から3時まで
《ネタバレ》 初めて出会った美しき未亡人とあっという間にベッドインしてしまう色男ぶりはまさにチャールズ・ブロンソンのイメージ通り。 さてこの後映画としてどう始末を付けるのか思いきや、とんでもない展開になり、最終的に西部劇の枠を飛び越えた形に仕上がっていてびっくり。 けっこう楽しめました。 [DVD(吹替)] 7点(2022-03-20 07:41:31) |
20. 上意討ち 拝領妻始末
《ネタバレ》 剣技はすばらしいのでしょう。内容を盛り込むことにおいて欲が深過ぎて駄作に片足を突っ込んだ。カットする勇気が必要。 話はというとこれが悲痛。悲痛過ぎていたたまれない。女性をことさらないがしろに扱うこう言う映画を作るのはやめてほしい。本当に嫌だ。 [DVD(邦画)] 4点(2022-03-20 07:23:42) |