1. スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け
《ネタバレ》 最終3部作を通して感じたのは、何より”キャラの薄さ”です。 とりわけカイロ・レンの残念さ加減は最後まで引きずりました。 ストーリーは全体を通して、かなり”元祖”の遺産に頼っており、 本作単独でみれば至って”普通”でした これは褒め言葉です。 私はスターウオーズにはそれほど思い入れがありませんが、 そんな私にしても”元祖”はやはり偉大です。 あまりにも偉大なシリーズを普通に締めくくることがいかに難しいことか! 決着シーンがアベンジャーズシリーズのそれと被っていたように感じたのは気のせいでしょう・・・? とにもかくにも2019年ともにサラバ!そして、ありがとう [映画館(字幕)] 7点(2019-12-25 22:06:22) |
2. スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム
《ネタバレ》 この作品を単体で考えれば、そこそこな出来なのは致し方ないでしょう。 シリーズの流れでみれば、アベンジャーズ激戦のクールダウン、そして、フェイズ4への橋渡しという役割を担っているのですから・・・ その割には、全体としてバランスよくまとまっていたと思います。 ただ、ヴィランがしょぼくなるのは当然にしても、アレの乱発は流石にやりすぎでやや興醒めでした。 最近大激戦が続いていたシリーズからすると、この青春仕立てのストーリーはオーソドックスなのにどこか新鮮でホットします。 お約束のエンドロール後も健在で、これまたホッとしました。 そもそもアベンジャーズの世界において、スパイダーマンは場違いなほど弱い部類ですし、キャプテンのようなリーダーシップもありません。 次作にて、この頼りない存在が果たしてどうなるにかによって、この作品の価値も変わってくるのではないかと思います。 作風的には仮にデッドプールと共演しても違和感なく馴染めそうですし、色々な展開が期待できそうです。 いや~若いって素晴らしい [映画館(吹替)] 7点(2019-07-04 20:47:26)(良:1票) |
3. SCOOP!
《ネタバレ》 あのクライマックスはなかなか意外性があったと思います。 そこまで持っていく過程は実に強引で不自然です。 しかしながら、そこそこのインパクトを残したあのシーン・・・あそこで終わっていいのではなかったか? そのあとが長い長い・・・あまりにベタな引っ張り方でものすごく普通に終了してしまったのが残念です。 とはいえ天下のフクヤマです。 ここは色々考えず素直に乗っかって、レオン風味のスタイリッシュ・ザ・フクヤマ 楽しみましょう♪ [DVD(邦画)] 7点(2017-04-09 21:23:51) |
4. スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師
"量産"し始めたところからドン引き・・・残虐とかグロ以前の問題。 [DVD(字幕)] 3点(2015-04-04 17:47:45) |
5. スターシップ・トゥルーパーズ
まったく期待していなかったのですが、まさか私の心にスターウォーズ、スタートレックに劣らない爪痕を残すとは思いませんでした。 まさに3大「スター」シネマ(←???)に恥じない大健闘だったと思います。 一言でいうと悪趣味なアホバカ映画であります。 私には壮大なブラックコメディにしか見えませんでしたが、これを作った監督さんはやりたい放題でさぞご満悦でしょう。 ここまで惨いのにここまで緊張感や悲壮感の感じられない戦闘シーンも珍しい。わざとそのように作っているんでしょうけど。 軍への皮肉とかそういったメッセージ的なものも感じ取れたわけですが、それを整理する前に、とりあえずラスト付近の攻防で吐き気が止まら…(放送禁止) [DVD(字幕)] 5点(2014-08-17 22:46:52) |
6. 推理作家ポー 最期の5日間
《ネタバレ》 最初にポーが犯人扱いされるわけですが、よくあれで逮捕できたな…という強引な流れ。 そして、ポー自身が捜査協力する過程がさらに強引だったように思います。 その辺の強引な中身を猟奇的殺人の描写で強引に押し切ったような印象です。 真犯人は物足りないし、毒を飲む流れも強引でしたし、あら捜しはいけないですが毒が効きだしてから動けすぎではないかと… 元祖推理小説作家の時代ですから、あまり細かいことを気にしてはいけないですけどね。 [DVD(字幕)] 5点(2014-08-16 23:48:43) |
7. スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ
かなり興味津々で始まったのです。 これほど贅沢な布陣にもかかわらずB級臭いやC級臭が漂うという稀に見る個性的な雰囲気・・・注目せずにはいられませんでした。 それなのに、どこかテンポが悪く乗り切れない。一言でいうとツマラナイ。 結局は著名監督のお遊びなのか、悪ふさげなのか、色物企画で終わってしまった感じです。 いや、悪ふざけというほど弾けてすらいません。 スキヤキというよりは弱火のゴタ煮。 どうせなら最後はカメハメ波使うとか、いきなり背中からバズーカ出すくらいの思い切りが欲しかったです。 [DVD(字幕)] 2点(2014-08-11 07:16:44) |
8. 300 <スリーハンドレッド>
《ネタバレ》 ほぼインパクト勝負。 スロー展開が多いので、2時間弱の上映時間とはいえ実質的な内容は乏しいと言わざるを得ません。 PVかゲームの世界を見ているかのような感覚になり、敵がどんどんモンスター化していくのには萎えました。 こういう設定での悲壮感の出し方は邦画の時代劇のほうが得意なように思います。 続編ありきで終わったのは中途半端な印象ですが、映像に関してはもうお腹一杯なので、続編ではもうひ工夫何かがないと苦しいかと思います。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2014-06-08 23:29:05) |
9. スリーデイズ
ストーリーは標準的なものだと思いますが、存分にハラハラドキドキを味わえたことで本作の狙いの半分以上は満たされたのではないかと思います。 とにかくラッセル・クロウが暑苦しい!必死過ぎる!見ててシンドイ!…これでスリルが倍増してた感があります(一応、褒め言葉です)。 [DVD(字幕)] 7点(2014-03-08 18:07:55) |
10. スイミング・プール
何やら非現実的な描写やサラの嫉妬心が感じ取れるシーンが多かったため、オチについてはそれほど驚きはありませんでした。 と言うよりも、オチ自体の曖昧さが驚きを小さくしてしまったのかもしれません。 そもそもどんでん返しがメインの作品だと思われますので、ラストにそれほど驚けなかったのはマイナス要素。 後から色々辻褄を考えさせられましたが、答えを見つけたところでそれほど深いものはないと思います。 [DVD(字幕)] 4点(2013-12-23 18:01:22) |
11. スタンド・バイ・ミー
《ネタバレ》 エピローグがすべてと言っても過言ではないと思いました。 道中これといった出来事が起こるわけではなく、これだけなら単なる青少年向け映画だと思います。 ところがラストわずか5分が作品全体の印象をガラリと変えました。これは30代40代になってから見るのが味わい深いかもしれません。 「エピローグ→エンディング」の流れは10回ほど繰り返し見てしまいました。 [DVD(字幕)] 7点(2013-12-22 19:58:01) |
12. スマグラー おまえの未来を運べ
かなり見る人を選ぶ作品ではないかと思います。 選ぶといっても3、4人に1人という次元でなく3、40人に1人くらいという印象でしたが。 私はその1人ではありませんでしたので、まったくの置いてけぼりでした。 おそらく妻夫木さんのパッケージで、若干気の利いたコメディ要素があることを期待してしまったためです。 そうです、私が悪いんです。 [DVD(邦画)] 3点(2013-10-30 07:06:31) |
13. スクールウォーズ HERO
《ネタバレ》 まずは、山下真司が一生イメージを消せなくなってしまった伝説のドラマを映画化した勇気に敬意を表したいと思います。 当然ながらハードルは相当高く上げて鑑賞したわけですが、照英がはまり役だったこともあり(ちょっと気持ち悪いんですが)、それなりに健闘していたと思います。 ただ、箇所箇所ではいいシーンもあれど、全体的には粗っぽい作りなので大甘に採点してこの点数。 もともとテレビでは半年かけて様々な事件がおきた重厚な内容だっただけに、映画の2時間ではあまりに短い。 後半になってようやく「109対0」が出てきたときに嫌な予感がしましたが、最後は流すように終わってしまったのが残念です。 [DVD(邦画)] 5点(2013-10-21 23:46:10) |
14. スター・トレック(2009)
《ネタバレ》 これまでのスタートレックはまったくの未見で予備知識なしでした。 このため、冒頭から敵の攻撃の背景がわからず戸惑ってしまいました。 そして、その原因が逆恨みということを知ってビックリ仰天。 たかだか逆恨みで、宇宙空間を舞台とした時空を飛び越えるほどの壮大な大喧嘩!になるとは、もはやスケールが小さいんだか大きいんだか・・・ 印象的だったのは、主人公がとにかく”崖っぷち”に強い! [ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-09-16 21:58:20)(笑:1票) |
15. スクール・オブ・ロック
学園ものによくあるベタなストーリーで、これといった困難というほどの困難は起こりません。 内容としてもそれほど深いメッセージは感じられず、ロックとは裏腹に非常に口当たりのいい心地よい作品だと思いました。 また、メンバーが10歳だから仕方ないのですが、最後の演奏はもう少し盛り上がってほしかった。 そして欲を具体的に言えば、アンコールのラストで「ジャ~~~ン、ジャン!」の締めでエンディングの字幕へ移るくらいのメリハリ・勢いが欲しかったです。 とはいえ面白い作品だったので、日本でも狩野英孝主演のスペシャルドラマ化を希望します。 [DVD(字幕)] 6点(2013-09-08 21:31:16) |
16. ステキな金縛り ONCE IN A BLUE MOON
《ネタバレ》 三谷監督コメディとして普通に面白かったです。 大物俳優がちょい役で登場するパターンも手伝って面白さが増幅していました。 特にマジックアワー?の売れない俳優がまだやっていたことに大ウケです。 ただ、三谷監督の作品は好きなだけに、突拍子もない設定の割にストーリーが普通すぎたことは残念。 特に後半に進むにつれトーンダウンした感は否めません。 コメディとはいえ突然阿部寛が死んだ時点でドン引き。そして、最後の解決からお涙ちょうだい的な流れまでヤッツケ仕事のように感じてしまいました。 もう少し気の利いたどんでん返しでもないことには、ちょっと物足りないです。 [DVD(字幕)] 6点(2013-09-01 20:43:39) |
17. SPACE BATTLESHIP ヤマト
《ネタバレ》 人気漫画・アニメの実写化のハードルの高さは今さら言うまでもなく、そのままの視点で評価するのはあまりにも気の毒。 そんな寛大な心をもって観賞しました。 とにかく、私の投稿記録をご覧いただければわかるのですが、前に観賞した作品が作品だけに、今は何を見ても及第点なのであります(^^; 実際、通常のSF映画としてストーリーは王道でしたし無難に進んだ印象でした。 もう一歩上に行けない要因として、話の抑揚がなかったこと。 冒頭の古代守の戦死からやや軽いノリで始まり、雰囲気作りに失敗した感じです。 2時間程度に収めるのでスピーディにならざるのを得ないのはわかりますが、重要な場面にじっくり時間を使い盛上がりの演出をしてほしかったです。 全体として及第点と思われる中、敵戦闘機を艦内に回収したあたりの一連の流れが大エラー。 これ以後、無駄に戦闘能力が高く、無駄に数が多い無個性な敵兵(?)が登場しますが、非常に残念ポイントです。 う~ん、勿体無い… このマイナスポイントは、唯一のサプライズであるアナライザーでも補いきれません。 それでも、宇宙戦艦ヤマトの雰囲気は味わえました。 もともとアニメもけっこうハチャメチャでしたから。 この名作アニメに挑んだ勇気に敬礼!(ビシッ!)…次はガンダムに挑む無謀者はいないか~? [ブルーレイ(邦画)] 6点(2011-06-25 14:46:11) |
18. スナッチ
冒頭から実に軽快でおしゃれな感覚。 スピード感あふれる展開が魅力ですが、切り替えが早すぎてついていけないシーンも多い(歳はとりたくないものです^^;)。 ストーリーとしては特に中身はないと思います。 それにしても主人公(ですよね?)が目立たない。 周りの個性的なキャラクター達を立てるための、一人冷静なナレーション役といった感じでした。 あれ?主人公って、もしかしてブラピのほうなんですか? [DVD(字幕)] 6点(2010-11-24 22:24:55) |
19. スピード(1994)
《ネタバレ》 息もつかせない危機の連続というスリリングな展開。 それにも関わらず気の利いた会話が明るい雰囲気を作る。 不自然さは多々あれど、ハチャメチャな感じがいい。 これぞ優良エンターテイメント! ルパン三世実写版のようなイメージで観ていました。 惜しむらくは最後の電車パート・・・これは蛇足ではないでしょうか? それまで、機転や発想で乗り切ってきたのが良かったのに、ここでは何故か無策で運まかせ。 また、前半は安易な殺戮シーンに頼っていなかったのに、それも怪しくなり、最後は犯人が残虐死。 そして、恋愛展開シーンというベタな終わり方。 途中まで9点つけられると思っていただけに、この電車部分が惜しすぎる! [DVD(字幕)] 7点(2010-10-23 20:30:53) |
20. スター・ウォーズ/ジェダイの復讐
難しく考えて観る必要なし。もう単純明快、典型的なSF、ハッピーエンドストーリー。これまでのシリーズをうまくまとめ上げた印象です。もともと複雑な話ではないのでまとめるのは容易だと思いますが・・・大きく風呂敷を広げつつ回収しない作品よりかなりマシです。けして名作、感動作ではないでしょうけど、悲壮感もなくリラックスして楽しめる、良い意味での娯楽大作だと思います。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-08-14 18:07:17) |