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koshiさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 530
性別 男性
ホームページ http://blog.goo.ne.jp/fw14b_2005/
自己紹介 すっかり放置プレイ続行中でございます。
そこそこ映画見てはいるんですけどね・・・。
Review書いていない作品も貯まったしなぁ・・・。

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1.  007/ダイ・アナザー・デイ 《ネタバレ》 
私も30年来のファンで,番外編2作も含めシリーズすべて見てきましたが,シリーズ全体を俯瞰してみるとやはり時代と共に変化してきたものの多いことに改めて気づかされます。洒落た身のこなしと気の利いた気障な科白といったものを現代のボンドに求めることは酷なのかもしれないし,シリーズ最大の特徴と言うかウリだった荒唐無稽な設定とド派手なアクションは,CG等撮影技術の長足の進歩によって,何も本シリーズを見なくても,他にいくらでもそれらがより効果的に使われた作品があることでしょう。何よりも,かつて(と言っても私の場合,さすがにリアルで接したのはムーアのボンドからですが)胸躍る思いで新作のボンドに対していたわくわくするような期待感も,もはや過去のものとなってしまったことが何よりも残念でなりません。冒頭の北朝鮮侵入と抑留~捕虜交換の場面なんか(私もロビンソン・クルーソーかと思ってしまった),昨今の国際情勢を考えるとあまりに生々しすぎて(東西冷戦下でもここまでリアルじゃなかった)007らしさが感じられなかったし,英国諜報部全体を敵に回してしまうという設定に関しても同様。後半のグリーンランドのシーンも皆さんが仰るようにCGの多用によって却って臨場感が希薄なものになってしまったような気がしてなりません。毎度お約束にしてお楽しみのボンドガールに関しては,個人的にハル・ベリーは好みじゃなく,敵のボンドガールの方が○。最後の北朝鮮上空で,本当にフェラーリ246とランボルギーニ・カウンタック(ディアブロ?)本当に壊していたみたいなので,実に勿体なし。と言うことで,前作の「ワールド・イズ・ノット・イナフ」よりも印象に残らず,シリーズ全体でも下位の作品となってしまったことが実に残念です。次作に期待できそうもない気持ちにさせられたことが一番辛いです・・。
5点(2004-01-04 13:28:29)
2.  たそがれ清兵衛
藤沢周平の作品によく登場する「海坂藩」とは,彼の故郷鶴岡,即ち庄内藩のことですが,個人的にその隣町生まれである私にとって,ついつい手前勝手な感情移入と愛着をもって彼の諸作品に対してきました。そうした意味でも映像化された本作に対する期待は大きかったですし,逆に多くの人たちに賞賛されている本作に対して「どれほどのもんか見てやろうじゃねえか」みたいないつもの天の邪鬼も頭をもたげていました。いろいろ突っ込んでみると,まず登場人物の庄内弁ですが,残念ながらかなりイントネーションの違いが散見され,東北=ズーズー弁といった偏見を助長するような結果となりそうなのが残念でした(尤も,山形は県が3つあるような地勢なので,秋田に近い庄内弁は訛が強いのですが・・)。あと,あのお城はどこで撮ったのか(エンドロールを見落としてしまったので・・),鶴岡の城は典型的な平城なのにどう見ても平山城に見えてしまうし,月代ぼうぼうの清兵衛の風貌も侍らしくはない。その他↓皆さんがご指摘のことを私も感じました。ただ,藤沢文学の根底にあるのが,最終的に本作のような人間肯定の理念であるならば,本作は原作の味わいを妙に歪曲させず,且つ無用に声高になることもなく,あくまでも淡々とした筆致で,それでいて十分なテンションを保ちながら,あたかも60年代の時代劇を彷彿させるようなくすんだ色合いのトーンとカメラワークをもってして,それを十分に感じさせるものとなっていたと思います。ピューリタンでストイックな清兵衛の生き方には賛否両論あるでしょうが,私としては自分とは正反対であることを棚上げしても是としたいものです。真田広之と宮沢りえの共演て,平成3年の某大河ドラマ以来ではないか,と思いますが,すごくしっくりいっている感じでしたし,脇を固める役者たちも(方言に注文をしつつも)子役を含めて熱演だったと思います。少なくとも,「助太刀屋助六」や黒澤の遺稿とも云うべき「雨あがる」などと比しても,こちらの圧勝だと思います。見事な出羽富士や月山の撮影ポイントは羽黒町か三川町でしょうか。郷愁を無性にかき立てられます。
8点(2003-08-31 22:34:56)(良:1票)
3.  ダーク・ブルー 《ネタバレ》 
世紀が替わった今,このような戦争映画が制作されたこと自体が驚きである。「空軍大戦略」のエンドロールを見ると,本国の航空兵以外にも,祖国を追われた国々の兵たちが言うなれば義勇兵としてRAFに志願し,ナチス相手に戦ったことが記されていたが,チェコは隣国のポーランドと共に真っ先にナチスに蹂躙されたため,参加した兵も多かったのであろう。戦争映画の中でも,空ものは桁違いに金がかかるし,現存する飛行可能な航空機も限られてくる。Me109eが「空軍・・」や「メンフィス・ベル」と同様にスペイン製のイスパノエンジン装備であるのは当たり前だし,英軍のスピットファイアも排気管が片側6つのMk.9を1940当時のダーク・グリーンとダーク・アースに塗り分けて似せただけ,と思っていたら,何と見て驚いたことに,排気管片側3つのMk.1(外観だとほぼ同じMk.2か?)が動いている!!!CGは空戦時だけだと思うし,いったいどっから手に入れてきたのか,とにかく感心してしまった。英とチェコの合作とのことだが,安易に妥協せず,しっかりとした考証を進めた点で,評価したいと思う。戦局の進行とお決まりの色恋を輻輳させるのは定番だろうが,戦後の共産主義政権による米英軍協力者の監禁まで出るに及んで,救いのない結末が十二分に予想され,さらにはそれに拍車をかけるように,復員したフランタを待っていたのは,愛した女性まで他の男のものに,という現実だった。作品自体はそれで終結だが,そこからさらなる辛苦が,と思うとやりきれない気持ちにさせられた。ま,戦争映画とは見た後に気が重くなるべき代物だけに,それだけで単純に評価云々に結びつくものではないが,悪夢のような大戦終結後も,「プラハの春」を始めとする東欧諸国の共産主義化はやはり暗黒の時代であったことを改めて実感した。最後に,関係ないけど先日「私は平和主義者なので,普段戦争映画は絶対見ない」と公衆メディアの前で仰ったおすぎさん,戦争映画が好きな私は好戦主義者なのでしょうか。このように史実を踏まえた戦争映画は,戦争のなんたるかを正しく我々に訴えかけてくれると思うのですが・・。
8点(2003-08-17 22:15:24)
4.  ダンボ(1941)
あはは,私も「1941」で将軍が涙流して感動して,「映画館を守れ。何故かって?決まっているだろう。感動する映画をやっているからだ。」のシーンで爆笑したもんです(何のReviewじゃ・・)。個人的には,前半の母親象さんとのやりとりが好きで,いつもほろりとさせられ,何とも優しい気持ちにさせられます(そん時だけだとしても・・)。息子が3歳の頃見せたらえらく気に入って,その結果ディズニーランドでは回転効率の極めて悪い「ダンボ」に乗るため,長時間待つハメになってしまいました(因みに未だ乗っていません)。長編アニメーションの草分けとして,当時エポックメーキングな作品であったかということと,何よりも開戦の年に敵国でこのような作品を作っていたことに驚きを禁じません。すべてのアニメーションの原点はここにあったのです。「白雪姫」の項でも書いたけど,これを見ずしてディズニーとアニメを語るべからず。
10点(2002-11-03 22:09:21)(良:1票)
5.  Wの悲劇
見終わったときは,ゾクソクっとしました。薬師丸ひろ子の最高の作品ですね。角川がまだこうした作品を撮れてた時代の産物。
7点(2002-04-13 11:01:58)
6.  007/ドクター・ノオ
記念すべきシリーズ第一作。後の,洒落っ気とか助平ったらしさとは違って,この当時のボンドからは,何となく冷酷な諜報部員,といったイメージが浮かび上がってくるのが,大変興味深い。当時,こうした作品は例がなかったであろうし,人気を博したのも首肯できる,というものだ。
7点(2002-04-13 10:58:00)
7.  ダイ・ハード
初めて見たとき,その痛快なアクションシーンの連続に,えらく興奮しました。2,3と回数を重ねるごとに新鮮みを失っていくのはやむを得ないのでしょう。
8点(2002-04-13 10:48:58)
8.  大魔神逆襲
私が初めて見たのは封切りの数年後だったが,第一作の後,間髪を置かずに作られたようだ。私も一作目との相違を余り感じなかったが,最終的に大魔人は子どもたちの味方,ということでやはり救われた思いがした。そうじゃなかったら怖くて怖くて・・・。
7点(2002-02-16 15:40:08)
9.  ダイ・ハード2
ストーリーに動きがあってアクションもド派手。見せ場にも事欠かないが,少々はしゃぎすぎか。くるくる回って飛んでってもしっかり生きてるし,飛行機の主翼から吹っ飛んでも大丈夫。ま,楽しめたからいいか。
7点(2002-02-16 15:35:05)
10.  ダーティハリー
クリント・イーストウッドの名を知ったのは,多分本作以前では「ローハイド」だったと思う。(多分,オン・エアじゃなく再放送だった。さすがに・・・)西部劇に出ていた渋いおっさんが,44マグナムを引っさげて,敢然と悪に立ち向かう姿に,えらく感心したものである。思えば,続編も幾つか作られたようだが,イーストウッドの作品中でも,完成度といい,アクションシーンといい,今なおピカイチと思う。特に,自らメガホンを振るうイーストウッドの作品に懐疑的にならざるを得ない(「スペース・カウボーイ」にしても「ファイヤー・フォックス」にしても)私としては・・・。
8点(2002-02-16 15:26:26)
11.  タッチ3 君が通り過ぎたあとに
↓【ガーフィールド】さんに同感。私も原作読みましたが,この柏葉はいけません!これじゃ・・・。
3点(2002-02-15 19:53:59)
12.  タッチ2 さよならの贈り物
今となっては,というか,きっと30代以上の人たちは,80年代前~中盤に,この「タッチ」なり「みゆき」といったあだち充の作品を見てきた人が多いわけでしょう。そうした人たちにとって,この原作から遊離した本作は,きっと私のように失望を覚えるんじゃないかな・・・。私の場合封切りの数年後,Bsで見たわけですが,過ぎ去った日々への郷愁も感じられず,残念でした。
3点(2002-02-15 19:50:24)
13.  007/トゥモロー・ネバー・ダイ
アクションシーンを詰め込みすぎたのか,いまいち印象に残らない作品となってしまった。ま,007に贅沢は禁物。勿論ド派手なアクションが悪い訳じゃなく,ニューボンドカーを見て,思わずBMが欲しくなってしまった。
6点(2002-02-15 19:38:55)
14.  ダイナソー
CGそんなに良かったかな・・・。私も,敢えて擬人化した恐竜を使う必要があったのか,と思います。この手の内容だったら,以前同じディズニーの実写モノでももっと良い作品があったような気がするのですが・・・。完全に期待はずれ。お猿と恐竜が同時代に居るってのも変だけど,そう言や,大昔に見た「恐竜百万年」とかいう作品では,人類が出ていたっけ。(みんな原始人と呼んで,当時-ジュラ紀-に人類が居たと信じていた。)
3点(2002-02-15 19:28:39)
15.  007/死ぬのは奴らだ
ロジャー・ムーアの007第一作目。重厚な存在感の中にタフさと助平ったらしさをにじませた前任者ショーン・コネリーとは違って,颯爽とした若々しく登場,といった感じ。(年は確かS・コネリーの方が少し若い?)私は十分に楽しめましたが,やはり皆さん,このシリーズにはそうとう手厳しい方が多いですね。私としては,以前も同シリーズのことで書いた覚えたありますが,荒唐無稽なストーリーとド派手なアクション,そして色っぽいボンドガールが必須条件だけに,これらがそろっていれば私は即○です。ただし,あのラストシーンは何を意味するのか全くわかりませんでした。それから,皆さんご指摘のP・マッカートニーとウィングスの"Live and Let Die"はすっかりアヴァンギャルドしていて私もお気に入りです。
8点(2002-01-12 13:36:49)
16.  大空港
航空パニック映画の傑作。超豪華オールスターキャストが陥りがちな散漫さが微塵もなく,皆役柄に徹しきっているのが素晴らしい。バート・ランカスターもジョージ・ケネディも実に味があって只々感服。私も,アルフレッド・ニューマンの「大空港のテーマ」が印象的でした。
8点(2002-01-11 22:03:12)
17.  007は二度死ぬ
最近新聞で読んだのですが,今から30数年前,ハワイのホテルでシャワーを浴びようとしていた丹波哲郎は,ドアがノックされたので出てみると,何とショーン・コネリーが立っていたということです。鍵をとじこんだか何かで,自分の部屋に入れなくなったので最寄りの部屋のドアをノックしたということですが,これがきっかけでこの2人の共演が成立することになったそうです。姫路城をバックに丹波の率いるニンジャ軍団(?)が手裏剣を投げていたり,日本の漁夫に化けたつもりのボンドが全くそれらしくなかったり,と結構笑える部分があって,所詮英国人の見る日本のイメージなんて・・・と思ってしまいますが,当時の東京の雰囲気が妙に懐かしかったり,プラモデルでしか知らなかったトヨタ2000GTの実際走る姿が見られたり,浜美枝さんが美しかったり・・・と見どころもいろいろとあり,シリーズ中では私のお気に入りの作品です。
8点(2001-12-29 21:30:52)(良:1票)
18.  007/消されたライセンス
皆さん賛否両論のようですが,私はやっぱりティモシー・ダルトンは駄目だなぁ。確かに,ロジャー・ムーアの後半の作品は,どれがどれか制作順も内容もごっちゃになった感じだけど,これと「リビング・ディライツ」はもう一回見ようとは思わない・・・・・。
5点(2001-12-26 00:04:31)
19.  タワーリング・インフェルノ
パニック映画の傑作。超豪華なオールスターの競演も凄いが,中でもニューマンとマックイーンの存在感!これでこそ男だよ!今時の若い俳優なんか絶対問題にならない。とにかく息をもつかせぬ緊迫感が凄い。
9点(2001-11-29 21:07:39)
20.  007/サンダーボール作戦
007シリーズって皆さん評価が厳しいようですけど,ド派手なアクションと荒唐無稽極まりないストーリー,タフで男にゃめっぽう強いが,ファッショナブルな好き者で女にやたら甘いボンド,といった要素が全てなのですから,毎度のことなかせらそれがないと始まりません。中でも本作は,米兵が大量に出てきたり,ボンドがB17とともに登場したり,とハチャメチャな内容で,私はいいなと思いますよ。
8点(2001-11-29 20:57:56)
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