1. ダークナイト(2008)
《ネタバレ》 ジョーカーのナース姿やタイヤがデカいバイクにバットマンらしさを感じたけど、その他の部分についてはいわゆるヒーローの孤独を謳うだけのありふれた感。バットマンの飛び方はすごくいいし、心の弱みをついてくるジョーカーの戦略もよい。何が足りないって、熱さが足りない。 [映画館(字幕)] 5点(2008-09-27 13:24:20)(良:2票) |
2. 大停電の夜に
ちょっと洒落た大人向けのおとぎ話って感じか。井川遥と原田知世と、見た目そんなに年の差はないように見える。 [DVD(邦画)] 6点(2007-03-25 21:21:14) |
3. 旅の重さ
淡白に楽しむべきロードムービーなのか。いまいち意味が分からんかった。この切羽詰った題名は好きだけど。 [DVD(字幕)] 5点(2005-11-05 05:21:38) |
4. 大福星
《ネタバレ》 馬鹿路線を突っ走ってるようで何気にアクションがいい感じ。お化け屋敷の演出が特によかった。 [地上波(字幕)] 6点(2005-10-23 06:10:55) |
5. 誰も知らない(2004)
《ネタバレ》 自然な演出にしようとしているのが手に取るようで、逆にわざとらしい。子供たちの演技は皆見事だけど、所詮大人が考えた話じゃないか。ってのはひねくれすぎか。妹の手が気持ち悪かったのが・・・って気持ちは痛いほど分かる。カンヌ男優賞の彼は目がきれいだ。 [ビデオ(字幕)] 6点(2005-04-24 03:02:05) |
6. 太陽を盗んだ男
これが夢だった。この沢田研二になるのが夢だった。この映画はすべてをかなえてくれた。 9点(2004-12-02 09:49:05) |
7. ダンス・ウィズ・ウルブズ
なんの罪もない馬を殺すなっちゅうの。まぁそれはさておき、映画としては長すぎる。もっとすっきりまとめて欲しい。インディアンとの交流ってあまりピンと来ないんだよな。歴史の知識があれば楽しめたかもしれない。 5点(2004-05-19 00:17:33) |
8. 第十七捕虜収容所
妙に明るい収容所だな。こんな収容所なら入ってもいいな。なんてことは無い。しかしずっとウィリアムホールデンが犯人だと思ってた。見終わった後も…。すなわち俳優を間違えてたわけで…。なんとなくだが、暴力脱獄のハッピーエンド版のように感じた。 6点(2004-05-17 07:56:57) |
9. 断崖
《ネタバレ》 いわくつきの結末だけど、これがいいと思う。こんなに優しい奥さんをねぇ…。ってな感じに、あんまり暗くなるのも嫌だし。まぁそれにしてもフォンテインの可愛らしいこと。ケイリーグラントの胸に抱かれる姿がほんと猿みたいで愛しい。映画の楽しみの一つは、こういう現実にありえないような美男美女のカップルが見られることだ。うん。 7点(2004-05-12 06:36:23) |
10. ダミー
ミラジョボはぷっつんした役柄が似合うのかも。自分にないものをたくさん持っている人で、観るたびにどんどん憧れの念が強くなる。ストーリーは陳腐の一言だが、ギンギラメイクで歌って踊る負け犬のミラジョボは必見。 5点(2004-03-29 10:00:41) |
11. ダンサー・イン・ザ・ダーク
重くて暗い映画。たとえどんなに悲しい映画でも、感動できたり、反発できたり、何かしらエネルギーをくれるものだが、この映画はエネルギーをすべて奪って行き、なお、エネルギー源もつぶされた。普段はスタッフロールは見ないがこれは動く気力がなくなりただボーっと最後まで見てしまった。あまりの影響力に、最悪だなと思う反面、すごい映画なんだなとも思う。まぁ結局ビョークの歌声のすばらしさに魅せられて5回くらいみてしまったんだが・・・。暗い現実とは逆に妄想の中の明るい音楽、明るい笑顔、明るい踊り。人間が内に秘めるものの大きさを感じさせてくれた。 10点(2004-03-12 20:56:55)(良:1票) |
12. タワーリング・インフェルノ
パニック映画なんだけど、ど派手な音や映像技術だけに頼っていない。むしろ淡々としていて、じわりじわりと迫り来る火事の恐怖がよく伝わる。死を目前にした人々の哀愁や緊張感などの描写は最近のパニック映画をはるかに超えてると思う。オムニバス的な楽しみ方ができるのも良い。 6点(2004-03-12 20:49:37) |
13. タクシードライバー(1976)
スコセッシの最高傑作だと思う。こんなかっこいいデニーロは後にも先にも無い。すべてにおいて悲しさ、空しさが溢れ、心の穴に隙間風を吹かせる。妄想の中でしか自分を大きく見せられない苦しさはまだ自分を諦めていない証拠だと思いたい。 9点(2004-03-12 20:40:38) |
14. TAXi
そのまえにタクシーなのか?と。彼女がかわいいのがうらやましい。濃いキャラクターが多くて楽しい。カーアクションはいまいちかも。 6点(2004-03-12 20:33:32) |
15. ダウン・バイ・ロー
あっち行ったりこっち行ったり、多分、ストーリーに劇的なものを求めながら観るとイライラするだろう。自分はオープニングを観ただけでこの映画の毒におかされたので楽しく観れた。妖しくて美しい白黒の画面に、どこか寂しい音楽。多少だるいがひとつひとつのコマがきれいな絵になってるから飽きない。まさに鑑賞するための映画かも。ロベルトベニーニがおいしいとこ持っていってる。一度は別れても、結局兎を焼いているベニーニのところに戻って来たシーンが良い。 6点(2004-03-12 20:28:05) |
16. 太陽がいっぱい
やっぱりフランス映画ってだるいっすね(偏見)。なんでこんなによくできたストーリーでここまでだるくしてしまうのか理解できない。もうちょっと面白くしろよと思うんだがね。まぁ妖しい雰囲気はよく出てるけど。しかしだるさを差し引いてもまだまだ面白いというタフな映画。 6点(2004-03-12 20:22:52) |
17. タイムトラベラー/きのうから来た恋人
この映画は設定がすでにコメディなわけでして、全体を通してすべて明るく楽しいという珍しい作品。暗いシーンは1秒たりともなく、とても幸せな気分になった。この映画の一番いいところは、登場人物のキャラクターだと思う。主人公もヒロインもいいですが、すべての脇役がいい人もしくは面白い人なのが素晴らしい。お気に入りはヒロインと同居してた男の人。憎めといわれても憎めません。あんな人になりたい。(べつにホモにはなりたくないけど。) 7点(2004-03-12 20:17:17) |
18. ダイ・ハード
そりゃ名作ですわな。単純に面白いと思える作品。この映画が面白い理由の一つとして、舞台がビルという閉鎖空間にあること。そこでドキドキ、ハラハラ。そしてもう一つの理由として、ヒーローと悪役が立場が逆なところ。普通は悪役がこそこそと悪知恵をしぼって、ヒーローがそれを堂々と受けて立つものだが、これは逆。トホホ顔のちょっとやんちゃなヒーローがビルの複雑な構造を利用して、ちまちまと一人づつ始末していって、犯人たちを追い詰めて行く。これが痛快。 6点(2004-03-12 20:13:30) |
19. タイタニック(1997)
長さを感じさせない面白さがある。登場人物は元気いっぱいだが沈むというオチが分かっているだけに、前半から哀愁が漂っている。しかし美人のなれの果ては見たくないものだ。女の子は若さが一番・・・。 6点(2004-03-12 20:05:59) |
20. 第三の男
どこがどう教科書なのかよく分からない。ストーリーはそこそこ、テンポはなかなか、でも、映画の内容に対して音楽が全然合ってない。そこに妙を見出せと言われても気持ち悪いもんは気持ち悪いっちゅうねん。刺身をソースで食べるようなもんだ。キャラクターの言動も唐突で、とても作りこまれているとは思えないし、つまらないことはないけど、なぜここまで傑作と言われているのか理解に苦しんだ。が、ラストに山場がありました。なるほど、これなら有名になるのもうなづける。第三の男っていう題名から勝手にサスペンスだと思いこんでいたのがダメだったんだな。恋愛映画としてみれば、なかなかいい。自分は終わり良ければ全て良しってな考え方をするタイプなので、ラストでこの映画の評価が一変した。そういう意味でなら、これこそまさに映画の教科書と言えなくもないな、と偉そうなことを思ったりもした。 5点(2004-03-12 19:59:58)(良:1票) |