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眉山さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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41.  バルカン超特急(1938)
まさか80年も昔の映画で笑えるとは。銃撃戦の最中の「真実を話すわ」「今かよ」(意訳)などというやりとりが秀逸。最初のホテルのシーンでは乱雑な印象しかなかったし、事件が起きるまで長いので不安になりなすが、そこから先は謎解きが興味をつなぎます。いろんな意味で「音楽」の使い方がすばらしい。それに一部の黒幕が操るのではなく、人それぞれの事情が絡み合って物語が進行するというのも、なかなか見事です。実は容赦なく人が死んでいく殺伐とした話でもありますが、コメディの要素が勝ります。 それからヒロインの女優さん、ものすごく美人だと思います。笑いも美人も普遍的なものなんだなと再認識できました。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2020-01-26 10:13:29)
42.  パーフェクト・ワールド
私には合いませんでした。時代のせいもありますが、とにもかくにもチェーンスモーカーなのが気に入らない。しかも至近距離に子供がいるのに。その無神経さだけで、主人公には早々に嫌悪感が募るのみ。 だいたい、子供がなぜ主人公になついたのか、そのプロセスがよくわかりません。宗教的戒律を無視させることを「自由」だと考えているとすれば、ずいぶん浅薄で傲慢な発想でしょう。イスラム教徒に向かって「本当は豚肉食いたいんだろ?」と言っているようなものです。そういうアメリカンな自由主義観が、いかにもイーストウッド的ではありますが。 それに主人公がやっているのは、行く先々で善良な市民を騙し、脅し、カネやモノを奪っているだけ。自称善良な小市民の私としては、共感のしようがありません。 そして終盤のクドいことクドいこと。「はよ撃ち殺さんかい」と、自称善良な小市民の私は願うばかりでした。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2020-01-19 02:50:16)
43.  遥かなる大地へ
19世紀末のアイルランドだのアメリカだのと言われても、あまり興味ないよなぁと思いつつ見始めたのですが、あっさり引き込まれました。終始ものすごく過酷な話のはずなのに、ユーモアが散りばめられていて暗くならないところがいい。ニコール・キッドマンによる女性目線のエロもすばらしい。物語は突然終わり、〝その後〟の話がいっさい描かれていませんが、薄々想像させるあたりもいいですね。 余談ながら、アメリカで登場するボスが、吉田鋼太郎にしか見えません。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2019-12-02 23:00:36)
44.  ハートブレイク・リッジ/勝利の戦場
いちいち小賢しいセリフ回しが鼻につきます。終盤の唐突な戦闘シーンも、無理やり感が漂います。だいたいイーストウッドの「アウトロー風でありながら国家に忠誠を誓う海兵隊軍曹」というキャラ自体、分裂気味というか、美味しいとこ取りというか。 要するに「カッコいいオレ」を撮りたかったのでしょう。典型的日本人の私から見ると、中高年でなおこの旺盛な自己顕示欲は羨ましくもあり、ちょっと冷ややかに見たくもあります。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2019-10-12 21:10:40)
45.  バットマン ビギンズ 《ネタバレ》 
バットマンがウルトラマンのような異星人ではなく、仮面ライダーのような人造人間でもなく、鍛え上げた生身の人間+科学技術の粋を集めたウェア等で成り立っているという設定がいい。いかにもアメリカ的合理主義な感じです。 それと、マイケル・ケインとモーガン・フリーマンの老人コンビがいい味を出しています。さながら「水戸黄門」における助さん格さんのよう。ただし「水戸黄門」は権威ある老人を屈強な若者2人が支えるという構図ですが、この作品は正義に燃える若者を老人2人が支えるという構図。どちらがイノベーティブな社会かは、一目瞭然でしょう。 というわけで、良かれ悪しかれアメリカの旺盛なエネルギーを体現したような作品です。そういえばケンワタナベも出ていましたが、傀儡にすぎないというのがなんとも…。
[インターネット(字幕)] 7点(2019-07-13 02:28:29)
46.  パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト
これは失敗作でしょう。セリフにやたらと「悪魔的」だの「反社会的」だのと散りばめていますが、肝心の主人公の言動からそれが伝わってきません。本当に狂気なのか計算づくなのか、天才なのかズボラな女たらしなのか、どうも描き切れていない感じ。終盤になって急に純愛話になりますが、薄味です。 まあ主人公を演じたのは稀代のバイオリニストらしいので、その演奏を聞けただけでもプラスと捉えておきましょう。
[インターネット(字幕)] 4点(2019-05-25 01:28:08)
47.  ハンター(1980) 《ネタバレ》 
運転がド下手なマックイーンという設定が、最後まで効いています。前半はコメディの様相。理由は不明ながらひたすら仕事熱心な姿に好感が持てます。 しかし終盤、その仕事熱心ぶりも度が過ぎて、リアルに恐ろしくなります。特撮でもスタントマンでもないように見えたのですが、よくぞあんなシーンを撮ろうと思ったものです。すでに間近な死を覚悟していた人間の強み、もしくは生への執着のなせる業でしょうか。 全体的に説明不足で、例えば彼だけが時代遅れの仕事を続けられた理由も、自宅にいつも男たちがタムロしている理由も、正体不明の変質者に命を狙われる理由も、よくわかりません。しかしラスト、赤ちゃんを抱くマックイーンの笑顔を見て、結局このシーンが撮りたかったんだなということは伝わってきました。常に孤独な男を演じてきたマックイーンには似つかわしくないようにも見えましたが、なんだか生命のバトンタッチという感じで、なかなか素敵です。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2019-05-02 15:35:54)
48.  パッチ・アダムス 《ネタバレ》 
大学医学部の「道徳」の時間(なんてものがあるかどうかは知りませんが)に教材として見せられそうな作品。たしかに主人公は偉いと思いますが、とにかく「感動させよう」「泣かせよう」という演出が鼻につきます。それに、最終的にだた1人の悪玉となった学部長が気の毒で気の毒で。〝ヒューマン攻め〟はタチが悪いです。 無償の病院を設立したとのことですが、そこにはきれいごとでは済まされないしがらみや問題が多々あったはず。大学卒業後、その中で悪戦苦闘する姿をもっと見たかったかなと。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2019-03-26 01:38:12)
49.  張り込みプラス
一緒に張り込む女性検事が、観る者に現実を思い知らせます。そう、仕事で組む女性というのは、だいたいこういうレベルなんです。われわれの住む世界にはアン・ハサウェイもスカーレット・ヨハンソンもいません。しかしそんなことを再確認するために、わざわざ映画を観る必要もないわけで。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2019-01-24 00:51:07)
50.  ハドソン川の奇跡
この作品の制作が発表された当時、「バードストライクから着水までたった200秒の出来事を、どうやって映画にするんだ?」という揶揄があったと記憶しています。ひと昔前のパニック映画のように、飛び立つまでじっくり時間をかけるのかなと勝手に想像していたのですが、いい意味で裏切られました。事故自体はあっという間ですが、中身の濃い映画です。ドキュメンタリーとして見ても面白いかなと。 ふと思い出したのが、少し前に見たデンゼル・ワシントン主演の「フライト」。同じく事故もの・奇跡ものですが、展開はまったく逆です。機長も人それぞれということで。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2019-01-13 01:07:06)
51.  ハード・ウェイ(1991)
オープニングのクレジットでクリスティーナ・リッチの名を発見し、登場を楽しみに待っていたのですが、まさか子役とは…。たしかに約30年も前の作品だから仕方ないが、私の下心は急速に萎みました。マイケル・Jは相変わらずの巻き込まれ型キャラで、良かれ悪しかれ安心して見ていられます。ジェームズ・ウッズがこんなコメディもやるというのが、ちょっと驚き。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-12-23 01:02:34)
52.  張り込み(1987)
けっこうハラハラできるし、気楽に見るにはちょうどいい感じ。でもちょっと前に見たばかりなのに、どうやって解決したのかさえ覚えていません。そんな映画です。フォレスト・ウィテカーが若かったことだけ覚えています。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2018-12-06 20:53:01)
53.  バベル
言わんとしていることはなんとなくわかります。不条理というか運命のいたずらというか、妙なつながりが思わぬ事件を生むことも、なくはないでしょう。国家やメディアが大騒ぎするわりに、たった1台の救急車すらなかなか来ないというのも、さもありなんという感じです。 しかし、肝心のつながりが首の皮一枚ほどに薄いので、どうも散漫な印象です。特に日本パートなんか、中東と中米のついでに箸休めとして呼ばれた感じで、ほぼ独立したドラマと言っていいんじゃないでしょうか。こういうオムニバス映画なら、かなり前に見た「クラッシュ」のほうがずっと練られている気がします。 ただし、日本パートやエンディングで流れるピアノとストリングスの音楽が良かった。全編に渡って映像も音楽も乾いた感じですが、この曲にはしっとり湿気がありました。と思っていたら、この曲だけ坂本龍一だったんですね。さすがです。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2018-10-08 20:06:53)
54.  バリー・シール/アメリカをはめた男
トム・クルーズには飛行機の操縦がよく似合います。いつものように完全無欠の正義の味方もいいですが、ふつうに慌てたり怯えたりする生身の人間で、なおかつ悪いヤツという設定も魅力的です。「タイトルに偽りあり」ですが、テンポのいい犯罪モノとして十分に堪能できました。 カネというのはなくては困るものですが、あり過ぎても困るものなんだなと妙に納得。ついには土中に埋めるしかなくなるというのが、なんともリアルです。そういえば日本でもバブル真っ盛りの頃、雑木林に札束が廃棄されるという事件がしばしばありました。いったいどんな心境で埋めたり捨てたりするのか、味わってみたいような、みたくないような。
[インターネット(字幕)] 8点(2018-09-27 01:30:55)
55.  バリー・リンドン
18世紀版「スカーフェイス」といったところでしょうか。アル・パチーノのギラギラ感からはほど遠いですが、全編に渡ってライアン・オニールの表情から滲み出る不誠実感が実にいい。またその人生を憐れむように、もしくはあざ笑うように流れる「サラバンド」が心に沁みます。 長尺な上、よかれ悪しかれ近世ヨーロッパの世界観にどっぷり浸かっているので、話の展開は遅く感じます。数日間に分けて見るのが吉か。私は4日かけました。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2018-05-26 00:20:07)
56.  パトリオット・ゲーム
タイトルから、国家の威信と権益を賭けた壮大かつ虚々実々の攻防が展開されるのかと思いきや、まったく違いました。登場人物はいずれもそれなりに愛国者なんでしょうが、本筋とはまったく関係ありません。ごく矮小的な「私怨ゲーム」という感じです。もしくはトム・クランシー版「ホーム・アローン」。 見どころは若くて細いサミュエル・ジャクソンぐらいか。こちらももう少し裏のある役どころかと期待しましたが、表だけの好青年でした。いろいろ残念です。
[インターネット(字幕)] 3点(2018-03-10 10:22:11)
57.  バトルフロント
雰囲気が暗すぎます。ジョークの1つもありません。殺伐として閉鎖的な田舎の息苦しさが伝わってくるだけ。こういうステイサム映画は、暴力ばかりがクローズアップされるため、見ていていささか辛いものがあります。 唯一の〝売り〟は「スタローン脚本」でしょうか。あの立派すぎる体躯で机に向かい、パソコンまたは手書きで脚本をカリカリ書いている姿を想像して、ようやくちょっとだけ笑えました。(実際にはせいぜいアイデアを出す程度で、書くのはゴーストみたいな人だと思いますが)
[インターネット(字幕)] 4点(2017-08-15 23:30:48)
58.  パッセンジャーズ
まったく予想外のオチに驚きました。途中から、単なる事故ものやサスペンスものではない怪しい雰囲気は漂わせていました。ストーカー男とあっさり恋愛関係になるとか、なかなか登場しない姉とか、不気味すぎるマンションのオバサンとか。ずっと雨模様なのも変。しかし私の想像力では、姉が事故の犠牲者か、または本人が事故の生存者で、精神に支障を来して妙な世界を形成しているのかなと。「シャッターアイランド」的な話かなと先読みするのが精一杯でした。 そんなチンケな想像を見事に裏切ってくれたわけで、「そんなアホな」と思う反面、案外あり得ない話ではない気もします。特にラスト付近、アン・ハサウェイの〝横向き〟の大きな瞳が印象的。勉強一筋の地味な生活で、恋愛経験も乏しいという設定が効いています。仕事も恋愛も、最後に〝夢〟を叶えたわけで、悲劇でありながら一種の爽快感に包まれるという、ちょっと不思議な印象をいただきました。
[インターネット(字幕)] 9点(2017-07-29 18:52:29)
59.  ハゲタカ 《ネタバレ》 
なかなか見応えがありました。何より、日本映画につきもののクサ~いセリフや演出が無かった点がすばらしい。全編クールな印象で、安心して見ていられました。ただし、「腐ったアメリカを買い叩く!」とか「『強欲は善』の時代は終わった」(「ウォール街」へのオマージュでしょうか)といったセリフにはややがっかり。“天才”ファンド・マネージャーなら、もっと現実を見据えているはずです。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2017-07-24 09:48:48)
60.  裸の銃を持つ男
アラファトにアミンにカダフィにホメイニにゴルバチョフ…。この冒頭の「反米会議」のシーンだけで大満足。全編を貫く悪ふざけを象徴しています。こういうバカバカしい笑いに徹した映画が作られるあたりに、逆にアメリカ映画界の奥深さを感じます。翻って日本映画の場合、「コメディ」と称される作品もありますが、気の毒なほど笑えないことが多々。文化的にまだ未熟なんですかね。
[インターネット(字幕)] 8点(2017-06-25 01:33:55)
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