61. バッドボーイズ2バッド
あまりにもひどかった前作よりはまし。しかし、マーティン・ローレンスの空回り+足引っ張りぶりは前作以上。キャラ勝負のはずの作品に、何であんなのがいるの? [DVD(字幕)] 4点(2006-05-08 00:28:47) |
62. バガー・ヴァンスの伝説
《ネタバレ》 途中で「まさかこの試合を延々と最後までやって、それでおしまいってんじゃないだろうな」と思ってたら、本当にそうだったとは・・・。結局、コースを回っているのをカメラが延々と追いかけているだけであって、これほど図柄的に面白くないスポーツものというのも珍しいです。それと肝心のバガー・ヴァンスという人が、どうみても適当にその場の思いつきを喋っているだけであって、これのどこが「伝説」なんでしょうか(ウィル・スミスに合っていないことはもちろんです)。点数は色彩と風景の美しさに対して。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-01-29 03:32:18) |
63. パイラン
《ネタバレ》 田舎の海辺の町の寒々とした光景がよく似合っている、切ないラブロマンスの秀作。ゴミ溜めのような(物質的にも精神的にも)生活を送っていた下っ端ヤクザが、顔も見ていない、すでに生きてもいない相手との関係を通じて段々と変わっていく過程が良い。チェ・ミンシクの演技は、挫折と敗北を繰り返してきた駄目人間を全身のオーラで表現していて、なかなか見事。また、写真、歯ブラシ、戸籍謄本といった小道具もなかなか効果的に機能している。難点としては、前半のチンピラ生活の描写がやたら長いことで、あれは15分もあれば表現可能だと思う。また、ヒロインが主人公に会いに行く場面はちょっと唐突(かえって、顔を合わせないことによって発生する切なさを減殺している)。 [DVD(字幕)] 8点(2006-01-29 03:20:20) |
64. ハリー・ポッターと秘密の部屋
1つ1つのシークエンスが不必要に長すぎ。よって、どんなに視覚効果や美術関係で贅をこらしても、ダラダラした印象しか残らない。中身のなさは否めない話なのだから、もっと凝縮した表現を心がけるべきでは? [ブルーレイ(字幕)] 4点(2005-12-03 21:28:48) |
65. バンディッツ(2001)
もっと軽快に進むべき話だと思うが、主役にあんな3人を持ってきてしまうと、妙に重厚で真面目な作品になってしまい、本来の内容と実際の雰囲気が遊離してしまっている。 [DVD(字幕)] 4点(2005-06-11 02:17:54) |
66. バトルフィールド・アース
《ネタバレ》 人間様を容赦なく奴隷扱いして、どこまでも解放してくれない、被虐趣味の極致のような作品です。はっきりいってアホな内容なんですが、アホもここまで金かけて徹底すれば立派です。そんな中で、トラボルタの異様に楽しそうな表情が不気味。君はもしかして、内心では自分以外の人間はみんなゴミだとか思ってはいないか。●ところでこの作品、ラストで中途半端にトラボルタとウィテカーが生き残っています。まさかまさかとは思うが、もしかして、続編とか作るつもりだったんじゃないだろうな・・・。 [DVD(字幕)] 3点(2005-03-22 02:12:00)(笑:1票) |
67. ハイ・フィデリティ
ストーリーはあってないようなものですが、とにかく主人公のオタク人格の表現が楽しい。カメラ目線をこれだけ全面展開して、しかもそれがずばり成功している作品って、ほかにはないのでは?こういう主人公は、見ているだけで楽しいのだから、話の筋なんかは割とどうでもいいのです。それと、ジャック・ブラックのはまり役ぶりには大笑い。こういう中古盤屋の店員は、現実にも、たくさん存在します。オタク万歳! [ブルーレイ(字幕)] 7点(2005-03-22 00:42:10) |
68. ハリウッド・ゲーム
誰が何をしたい話なのかほとんど表現されていない上に、「これは予算足りなかったんだな」とすぐに分かるシーンが満載なのが悲しい。役者たちの、手抜きとしか思えない演技水準の低さにもびっくり。 1点(2005-02-05 01:54:39) |
69. パーフェクト ストーム
《ネタバレ》 肝心の部分はひたすら雨・風・波が襲ってきて、みんなで必死に耐えているだけで、何とも単調。ただ、何も考えずひたすらそれに立ち向かい続ける男達の行動は、潔くて良かった。 [DVD(字幕)] 6点(2004-12-09 01:33:28) |
70. パニック・ルーム
《ネタバレ》 例えば携帯電話を取りに行くくだりのような、あるいは警官とのやりとりのような、単純な中にも双方の思惑と作戦があるようなところが光っているわけです。終盤はいつものような銃頼み&肉弾戦になってしまったのは残念でした。それと、ルーム自体には(備品など含めて)もっといろいろ仕掛けがあるのかと思っていたのですが・・・。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2004-10-25 03:59:02) |
71. バイオハザード(2001)
肝心のゾンビの攻撃が全部同じなので、話がいくら進んでも面白みがない。みんな演技下手だし。 4点(2004-09-05 00:06:40) |
72. ハリー・ポッターと賢者の石
長尺の割には退屈しなかったが、中身のない話を仰々しく盛り立てているため、非常に人工的な作り物の印象を受けます。見終わった後の好感度は低いです。 [ブルーレイ(字幕)] 4点(2004-06-27 02:14:55) |
73. はつ恋(2000)
かなり期待外れでした。田中麗奈のボソボソ大根演技はもちろん、真田広之扮する母の初恋の相手も、年齢と経験から来るであろう年季や雰囲気がまったく伴っていない(つまり、「母の初恋の相手」になっていない)。大体、対面の初期段階からほいほいあんな馬鹿娘の相手をまともにしている時点で駄目です。終盤の15分の持ち直しがなかったら、救いようのない内容になっていたでしょう。 [地上波(邦画)] 4点(2004-05-10 03:37:17) |
74. ハッピー・フライト(2003)
「スチュワーデス物語」というスチュワーデスドラマの金字塔を知っている日本人に、このレベルのものを見せてはいけません。というか、グウィネスは何を考えてこんなものに出演したのだろうか。 2点(2004-05-07 20:58:25) |
75. パール・ハーバー
事前の覚悟(?)が異様に大きかったので、意外に途中までは何とか見ることができたが、終盤1時間はまったく何の意味もないし、しかもどさくさに紛れて高らかに侵略行為の讃美。やっぱり駄目じゃん。ヒロインのアホさと頭の悪さも論外です。 0点(2004-03-29 00:52:27)(良:1票) |
76. ハート・オブ・ウーマン
設定もストーリーも非常に面白いのです。で、ありえない設定なんだから、普通に個々の関係を流していくだけで十分に面白くなるのに、何がいけないかというと、女性心理がどうとか女性独自の発想がどうとかいう一般論をそのまま登場人物に声高に言わせていること(特に前半)。これで一気に興醒めします。大体、そうやってその概念をステレオタイプ化することがすでに差別だということに気がつかないのかね。まあ、後半は大分ましでした。 5点(2003-09-19 23:53:11) |
77. ハンニバル(2001)
前作の最大の見せ場だった息詰まるような心理合戦はまったくなし。ということは、当然のように前作よりはつまらないわけです。あと分からないところが(すでに指摘されていますが)、(1)冒頭の銃撃戦にはどのような意味が?(2)屈強の看守も簡単にねじ伏せるレクターが、なぜあんなにあっさり捕まる?(3)手首を切り落とすくらいだったら、手錠の鎖を切る方がはるかに簡単では? 4点(2003-03-24 01:12:52) |
78. バーティカル・リミット
突っ込みだしたらきりがないんですけどね。幸いなことに大画面と大音響で見られたし、見てる間は単純に興奮していたので、私にとっての印象はそんなに悪くないです。妹をもっと魅力ある役柄にしていたら、もう少し評判は良かったのでは?珍しく悪役になってもやっぱりヘタレで小人物なビル・パクストン(←ほめ言葉)も微笑ましい。 [映画館(字幕)] 6点(2003-01-24 21:44:52) |