1. FLY!/フライ!
《ネタバレ》 ファミリー映画として完璧だなと思いました。 まさしく定番どストライクな王道ストーリーなんですけど、こういう作品は定期的に作られるべきですね。 個人的には、あのおチビちゃんがすごく好きでした。 落ち込んでるお兄ちゃんにハグで元気づけしようとしたり、どうして美味しい鳥に生まれてきちゃったのと叫んだり 行動がいちいち可愛くてかつ笑えるんですよね。 観終わればとても良い気分、カタルシスを感じさせてくれました。 [インターネット(吹替)] 8点(2025-01-12 13:52:10)(良:1票) |
2. ブロブ/宇宙からの不明物体
《ネタバレ》 得体の知れない、スライムみたいな物体が地球に飛来し、人々を襲うSFパニック映画。 人間が火のスライムに襲われるシーンはどれも忘れがたく、酸でも出してるからなのかえげつないことになります。 本作は特殊メイクと美術さん、そしてスライムの動きを担当したVFXの人たちの努力の賜物と言っていいでしょう (終盤のミニチュア感だけは少々残念だが)。 大人だけでなく、いたいけな子供までスライムの犠牲にしちゃうのが特筆すべき点。 そして防護服姿の組織のヴィジュアルもイカしてます。 このような印象的なシーンの連続がティーンエイジャーたちの魅力と相まって不思議な持ち味を醸し出しています。 ローパジェット感が楽しい、まさに80年代らしい映画。 [インターネット(字幕)] 7点(2024-12-23 15:48:03) |
3. ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ
《ネタバレ》 暗がりのラストラン内でレトロなライトやビームに照らされながらマスコットたちが残虐行為を行うヴィジュアルは好きですけど、 うさぎさんの中身は生身の父親で、あとは幽霊?主人公が夢によって少しずつ確信に迫っていく下りであるとか、 まぁ都合がいい話と言えばそれまでですけど。キャラものとホラーの掛け合わせは昔はよくありましたけど 最近はあまり観ないので、懐かしさと新鮮さを両方感じる作品ではありました。 元ネタのゲームはまだやったことないけども、プレイしたことあるならばもっと楽しめるのかもしれませんね。 [インターネット(字幕)] 5点(2024-09-05 11:17:51) |
4. ブルー・マインド
《ネタバレ》 少女から大人へと変化していく時の心と体の不安定さと言いますか、 いろんな火遊びしてみたいっていう気持ちもわかるしそれに対する嫌悪感もわかるし、 等身大の女の子の揺れ動く様子が描かれていたなと思って拝見してたんですけど、 まぁそれ故に人魚になっていくというファンタジー要素は果たして必要なんだろうかというのが感想です。 助けてくれたあの女の子、ええ子ちゃんやったね。 [インターネット(字幕)] 5点(2024-08-28 11:33:35) |
5. ブラック・デーモン 絶体絶命
《ネタバレ》 下の方のおっしゃる通り。 家族愛、環境破壊、古代神、メガロドン、色々と詰め込んでなんだかよくわからない、面白味のない話になってましたね。 パッケージを見てサスペンスフルなサメ映画を期待すると完全に肩しかしになってしまいます。 メガロドンの出番は本当に少なく、しかもCG臭さが滲み出てる。 致命的なのはそのメガロドンも一瞬一瞬登場するのみで、人間との格闘であるとか、 地上施設へのアタックとか、そういうハラハラさせるようなシチュエーションが皆無なんですよね。 低予算でやれることは限られていたからだとは思いますが、娯楽映画としては至らない点が多いですね。 [インターネット(字幕)] 3点(2024-08-21 09:07:54) |
6. フェイブルマンズ
《ネタバレ》 細かいセリフの一つ一つは脚色ですが、一つ一つのエピソードはどれも実話だそうです。 こういう自伝的な作品は独りよがりになりがちであったりしますが、本作は一つの映画としてちゃんと楽しく見ることができます。 特に、お母さんが浮気してるのではという疑いを撮影したネガから発見する件は秀逸。 そのお母さん役のミシェル・ウィリアムズが大御所のような堂々とした演技で素晴らしかったです。 いじめっ子と和解する展開もなんだか映画としては型破りな感じがして、そこが現実味があってよかったです。 ラストのジョンフォード監督のくだり。地平線が真ん中だとつまんないだろって。 こうすりゃ面白くなるだろってレクチャー受けて、最後のショットがその通り訂正して締めるのなんて小気味良いです。 [DVD(字幕)] 7点(2023-09-14 18:20:17) |
7. FALL/フォール
《ネタバレ》 これは高所恐怖症の方は見れない作品でしょうねぇ。 高いところは割と好きな自分でも、下半身がヒュンヒュンしっぱなしでした。 序盤の彼氏さんが崖から落下するCGがしょぼすぎるのが難点ですが、 タワーでのシーンは全体としてそれほど酷くもなく高所感はしっかり出ていたと思います。 女友達との関係とか、ハゲタカであったりスマホであったりドローンであったりと、 この隔離された狭い空間でいろんな要素を盛り込んで尺を作っていきます。 最後まで飽きることはなかった。佳作。 [DVD(字幕)] 6点(2023-06-22 17:52:17) |
8. ブレット・トレイン
《ネタバレ》 伊坂幸太郎の原作は以前に読んでいたので、この独特な世界観の映画でもすんなり飲み込んで鑑賞ができました。 もし読んでなかったらこの弾丸っぷりに少々ついていけてなかったかも。 名称とか機関車トーマスなんかは原作と同じだと思いますが、王子に関しては女の子にキャラが変更されてましたね。 初っ端からヘンテコ日本満載で、それが見ていて面白く終始ニヤニヤしながら観ちゃいました。 新幹線という狭い空間の中でのファイトシーンはそれこそジャッキー映画的でもあり、 極彩色な極小空間の中でたまに日本語喋りながらジャッキー的なアクションを見せる ブラピが見られるなんて、良い時代になりましたね。 さまざまな名曲が使われていて、そのトリッキーさにも惹かれます。 2人ほどカメオ出演してる驚きもあり、特にチャニング・テイタムがツボでした。 [映画館(字幕)] 6点(2022-09-05 19:35:42)(良:1票) |
9. ファンシー
《ネタバレ》 妙な三角関係。妙な登場人物たち。 海外の何かしらのマフィア映画みたいなのを参考にしてるのかなという気もしますが、 私には最後まで掴みどころのない作品でありました。 唯一印象に残ったのは、若い女優さんの脱ぎっぷりかな。 [インターネット(邦画)] 5点(2022-06-30 16:48:43) |
10. ブレイブ-群青戦記-
《ネタバレ》 なんの予備知識もなしに見たのですが、冒頭、高校が丸ごとタイムスリップして ゾンビ的な武士たちに生徒達が次々と襲われる展開、そしてそれぞれの部活動を生かして 戦おうとする生徒の姿に思わず失笑してしまったのですが、本作は大真面目なんですよね。 それもド直球に 感動に持っていこうとするわけです。良くも悪くも邦画らしい邦画だなと感じました。 野球部の子達が、母ちゃんの唐揚げがなんだとかうちはカツ丼だとか泣きながら 言い合うシーンもやはり失笑してしまったのですが、それでもギリ成立してるなって。 全体として、コメディになりそうなところを寸前で踏みとどまって感動に昇華させてるようなそんな作品だと思いました。 余談ですがキスのシーンはもっと本気でやってあげて欲しかったです。 [DVD(邦画)] 6点(2021-08-14 19:06:15) |
11. プラットフォーム
《ネタバレ》 娯楽作品として普通に楽しめました。 確かに、謎が解明されていないし色々と疑問もあるのですが、 あまり深く考えることなく、人間達がくりなす騒乱をただ眺めてるだけで存分に面白い。 社会の縮図とかいうよりも、単なる実験場みたいなものかな、 側から見て楽しんでいる観客がいたりして。 なかなかグロシーンやお下劣なシーンもあり、こういうとき自分だったらどうしよう、、、 と考えながら見ると尚のこと面白いです。 [インターネット(字幕)] 7点(2021-07-20 15:38:43) |
12. PROSPECT プロスペクト
《ネタバレ》 う〜ん、個人的には雰囲気だけの作品だなと思いました。 宇宙船や宇宙服や銃など、レトロそのものなデザインに女の子が聞く音楽もこれまたレトロミュージック。 懐かしい音楽と宇宙、という掛け合わせで独自のスタイルを作り上げているのは認めるのですが、 肝心のお話はつまんなかったです。 [インターネット(吹替)] 5点(2021-05-06 15:37:01) |
13. フォードvsフェラーリ
《ネタバレ》 とても面白かったです。 フォードとフェラーリでかつてこんな戦いが繰り広げられていたんですね。 おっちゃんたちの、プライドをかけたガチバトル。見ていて熱くなります。 会社としてのプライドもありますが、経営者や技術者、レーサーとしてのそれぞれのプライド、 また米国人としてのプライドもありますね。 にしても、クリスチャン・ベイルは本当に役者。カメレオン俳優の妙技です。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-06-30 18:58:45) |
14. ブライトバーン/恐怖の拡散者
《ネタバレ》 スーパーマンが悪者だったらというような設定の、ありそうでなかったホラー映画であります。 でもベースとしては親子の話で、それもちょうど思春期ぐらいの年にまで成長した男の子宇宙人ですから、 そういう意味での面白さがあります。 怖さというとそれほどではありませんが、目に突き刺さったガラスを取り除こうとするシーンがなかなかでした。 尺の短い映画でサクっとみれますが、ブランドンが人間たちにもう少しいじめられたりして より彼に強く感情移入できるような話にしていけばより良くなったと思います。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2020-03-29 20:10:44)(良:1票) |
15. ファースト・マン
《ネタバレ》 客観的には6〜7点ぐらいなんだけど、ちょっとオマケして8点つけようと思います。 非常に抑えた演出で、ライアン・ゴズリングも内に秘めた表情をずっとしてて、夫婦もまた淡白で、 一つ一つのエピソードもわざとかと思うくらいさっぱりさせてる。 だから一歩間違うと退屈な映画になりかねないと思うけど、おそらくニール・アームストロングさんの人となりをリアルに描く意図としてこうなってるのかなと。 彼は自分を英雄視せず、常に周りの人のおかげで偉業がなされたと言っていたそうだから、そんな性格をシナリオに落とし込んでるのかもしれません。 本作で特筆すべきはやはりリアリズムで、宇宙へ飛び立つ船内での音、飛び交う光からの漆黒、まさにVR的な共体験が味わえました。 特に、宇宙船が途方もない勢いで回転を始め、気を失いそうになるシーンは、見てるこっちも死を覚悟する感覚を味わいました。 そして月面着陸のシーン。まだ誰も足を踏み入れたことのない地に最初の一歩を記す、その足跡の意味合いを強く感じました。 子供をなくす辛い経験から始まって、未踏の地で存在意義を見出すという感じですかね。 宇宙ものは、SFロマンな描写になりがちですが、本作はそういう訳でもなく、 外宇宙へ向かっていきながら家族とかパーソナルな、内なる心象へとオーバーラップしていて、 それによって宇宙開発の意義がより際立っているように感じました。 [ブルーレイ(字幕)] 8点(2019-08-04 20:50:01) |
16. ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生
《ネタバレ》 映像的には悪くないんですが、なんというかキャラの魅力をあまり感じない作品でしたね。 前作は普通に面白かったと思うんだけど、それは話もわかりやすくキャラクターに魅力があったからで、 本作はそれとは真逆で「壮大なサーガの始まり」みたいな作風に徹してました。 そんなわけで本作で話が終わらず、続く〜で終わるというのもちょっと残念。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2019-06-23 19:25:14) |
17. ブラジルから来た少年
《ネタバレ》 なかなか面白かったですね〜。 メンゲレ博士がヒトラー復活のために複製を何十人も作るという。 70年代ですでにクローン話を持ってくる斬新さ、ナチスというヒストリーとSFの噛み合わせ、 そしてまた終盤の展開や終わり方なんかはホラー的ですらある。 いろんな要素の組み合わせで、一つの映画としてとても面白く見ることが出来ました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-06-04 18:15:44) |
18. フィラデルフィア
《ネタバレ》 エイズを題材にしてますが、法廷では同性愛に対する話題が多く、ああ実際はそういうものなのかなあと。 特に昔ほどそういう風潮だったのかもしれませんね。 不満もないわけではないですが、いずれにせよウイズを題材にした初めての映画だということで、 そういった意味では意義は大きいと思います。 難しい役柄でしょうがトム・ハンクスは見事演じ切りました。 90年代の彼は、まさに演技派俳優としてぐんぐんと駆け上がっていった頃でしたね。 オペラで感極まりながら解説するシーンは色々と記憶に残りました。 アンドリューは理知的で控えめなキャラなので、映画としてはああいうところで魅せていく必要があったのかもしれませんね。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-02-26 18:21:50) |
19. ファントム・スレッド
《ネタバレ》 映像的には格調高く、実に見応えがありました。 ダニエル・デイ=ルイスは私は心の底からすごい俳優さんだなと思う人物の一人で、 やはり安定の演技を見せつけてくれましたが、アルマ役を演じたヴィッキー・クリープスに驚かされました。 彼を見つめるあの瞳が印象的で脳裏に焼き付いてます。 そして姉のシリル役を演じたレスリー・マンヴィルの冷たい目もまた同様に脳裏に焼き付きました。 この3人の素晴らしい演技でグイグイと引き込まれます。 ただ、この愛は私にはちょっと異形すぎてついていけず、、、(笑)。 なんちゅうこっちゃ、、、、と思わず呆れてしまいました。 いわゆる共依存関係となった二人ですが、そういえばキノコも植物と共存関係を形成して成長しますね。 何かしらメタファーのような意味合いがあるのかもしれませんね。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2018-12-24 22:21:41)(良:1票) |
20. プーと大人になった僕
《ネタバレ》 予告編見たときは、プーさんまんまぬいぐるみのやつやんと思ったんですが、 この内容ならこのぬいぐるみスタイルの方が確かに良いですね。 デイズニーアニメの見た目だとこの微妙なシリアスさが失われてしまう。 仕事ばかりしてないで休みとって家族大事にしてねって、ただそれだけの話なんですけど、 「何もしない」をやるプーさんは言ってみれば子供心そのもので、 仕事ばかりのロビンと対比させて大人の考えや生活スタイルを今一度見つめ直してみると言う、 そういう試みは成功していると思います。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2018-12-19 19:55:29) |