1. ラザロ・エフェクト
《ネタバレ》 低予算ながらも映像はスタイリッシュで良いんでけけどねぇ。その表見方法は陳腐に尽きるなと。 死後の世界はあるのかどうかとか、そういう方向を期待してたんですけど、後半のエスパー使いになってからはついていけず。 目を真っ黒にして悪霊っぽく見せるとか実にありきたり。ラストの展開はちょっと笑っちゃった。まぁ見れなくはないので5点献上。 [インターネット(吹替)] 5点(2024-11-29 11:50:23) |
2. (r)adius ラディウス
《ネタバレ》 自分の半径15メートル以内には1位生き物はみんな死んでしまう、というこれまでにない設定に興味を惹かれ拝見。 黒く焦げたような円形の地に着くと、「これはUFOものなのかなぁ?宇宙人出てくるのかなぁ」なんて思ってたら 実は雷が落ちたことによるものだという予想外の展開。 そして、この男女は実はいい感じに出会った恋人みたいなもんだったのかなぁと思っていたらこれまた予想外の展開。 その意外性、そしてあのラストの悲しい展開もまた尾を引き、個人的にはそれなりに楽しめた作品です。 ただ雷直撃だけであんなパワーを身につけるってそこは流石に無理筋だなと思う。 [インターネット(字幕)] 6点(2024-09-04 16:55:09) |
3. RUN/ラン
《ネタバレ》 車椅子の状態で監禁というシチュエーションは「ミザリー」を思い起こさせますねぇ。 なのでどうしても比較してしまうのですが、ミザリーは結構衝撃的なシーンとかありましたけど 本作は全体的にマイルドでしたね。なので老若男女誰がみてもOKです。 逆にいうともう少し刺激的なシーンがあっても良いのかなとも思ったり。 結局のところ母親(実は違うのただけど)ですから、彼女に対してそこまで酷いことはしないだろうみたいな 安堵さがどうしてもあって、それがマイナスに響いちゃってるよなと思います。 ただ終盤の物悲しさはこの設定だからこそですね。母娘役のお二人もなかなかいい演技してたと思いますよ。 [インターネット(字幕)] 6点(2024-08-22 16:14:03) |
4. ランドシャーク/丘ジョーズの逆襲
《ネタバレ》 紛れもないZ級映画でしたね。陸に上がって襲ってくるサメちゃんがあまりに手作りすぎると言いますか、 仮装大賞ばりの代物でして、そのサメちゃんの主観視点、ショボいヒレや顔のアップ、襲われる人、飛び散る血のりのワンパターン。 お話も信じられないほどつまらないので1点にしようかとも思いましたが、フカヒレ野郎に変身するくだりだけちょっと笑ったので2点にしました。 [インターネット(字幕)] 2点(2024-06-23 15:30:57) |
5. ラストナイト・イン・ソーホー
《ネタバレ》 さすがは「ベイビー・ドライバー」の監督さんだけあって、音楽と映像の噛み合わせが抜群にいいですね。 主人公のエイローズとサンディの目眩くシンクロ映像がどれも見事で素晴らしく、 どういうふうに撮影してるのかなと考えずにはいられない。 謎の老人が悪者でないことは簡単に察したけれど、少し斜め上のオチは予想外で良かったです。 あの黒人の彼はちょっと可哀想だったけどね。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-06-07 15:00:45) |
6. ランボー/ラスト・ブラッド
《ネタバレ》 え、またやるの!?もうおじいちゃんだよ!?と思い全く期待していなかったのですが、、、 意外にも良かったです(笑)。舞台が密林でなくとも、紛れもなくランボーでしたねぇ。 娘のように守ってきたガブリエラがメキシコで失踪。捜索に向かうのですが、 当たり前のように、彼女は救われて終わると思っていたらなんともヘビーな展開に、、、。あぁランボーだもんね、 ボコボコにされるシーンも、おじいちゃん狩りを見てるようで胸が苦しかったのですが、 こういうヘビーな展開が後半になってカタルシスへと昇華してまいります。 もうね、すごすぎて思わず笑ってしまうぐらいです。 ランボーの怒りが、そのまんま殺戮の凄まじさとして勢いよく描写されていきます。 賛否あるかもしれませんが、シリーズを締めくくるに相応しい良い出来映えであったと思います。 [レーザーディスク(字幕)] 8点(2020-12-24 15:22:45) |
7. ラストレター(2020)
《ネタバレ》 良かったです。ファンタジックで、ロマンチックで、爽やか。 いつもの如くこの空気感や映像美、カメラの動きや撮り方など一目で岩井俊二の映画だなぁってわかる。 彼のこの作家性に唸らされますねぇ。 みんないい演技してたと思うけど、特に森七菜さんがすごい巧かったなと思います。とてもナチュラル。 鑑賞中ずっと学生時代のことを思い起こしてしまって、自分はあまりいい青春を過ごしてないと思ってましたが、 そういうほろ苦さこそまさに青春というものなんだなと痛感しました。 [ブルーレイ(邦画)] 7点(2020-11-04 16:07:40) |
8. ライオン・キング(2019)
《ネタバレ》 序盤から、これはBBCとかのネイチャー番組でも見てのかなと思うぐらいリアルな映像でただただ驚き。 ライオンたちをはじめとした彼らの繊細な毛質や動きも去ることながら、周囲の自然も全てCGだそうで、 もはや何でも出来ちゃうんだなぁと感心いたしました。 そのリアルすぎる動物たちが、普通にミュージカルをやり始めたにもまた驚きました(笑)。 彼らはリアルすぎるが故に、楽しそうに歌い上げる声と地味すぎる表情の動物たちのギャップには 少々違和感もありましたが、そういうのも込みで新感覚でした。 特典映像を見ると、VR装置を作って、そのVRの中で普通の映像のように構図とかを考えて撮影するという 驚異のスタイルが取られていて、今の映画製作は物凄いことになってるなと感心いたしました。 今までの作り方だと、全てがきっちりとしてしまってリアルさが出ないけど、 このやり方なら「偶然性」も取り込めるのでよりリアルな映像になるのだと語ってました。 ストーリー自体はまさにライオンキングそのもの。最近のディズニーですから妙に改変でも してるのかと思いましたが、王道スタイルを踏襲したそのままのストーリーでした。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-12-27 00:13:35) |
9. ラ・ヨローナ ~泣く女~
《ネタバレ》 ジェームズ・ワンつながりで、アナベルがカメオ出演してたのにはニヤリとしました。 メキシコやヒスパニックではヨローナというのは有名なんだそうで、悲しい過去を持つ女の怨霊。 初めて知って興味深かったですが、そう言う女の幽霊さんも十字架で退治するのはなんだか違和感も少しありました。 ヨローナの登場シーンはどれも趣向凝らしていて良かったです。 そこまで怖くはありませんが、ホラーとしてはまあ佳作かな。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2019-10-19 22:46:46) |
10. ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー
《ネタバレ》 サリンジャーは有名な作家さんとしては名前知ってましたが、人となりについては全然知識がなかったので興味深かったです。 彼の小説を読んだことない人でもそれなりに楽しめるし、読んだ人ならなおさら楽しめると思います。 恋人がチャップリンと結婚したり、戦争から帰って東洋思想や仏教などから心の平穏を得ようとする経緯等々、、、。 なぜ彼は早くから出版を辞めて孤独な生活を選んだのか、なんとなく理解できるような気もします。 特に出版社の要求が個人的には驚きで、もっとこう書き換えろとか大胆なんですよね。 それをサリンジャーはずっと断り続ける。今でもこんな感じなんでしょうか?作家さんは何かと大変ですね。 [DVD(字幕)] 6点(2019-09-17 20:35:13) |
11. ラビリンス/魔王の迷宮
《ネタバレ》 摩訶不思議、奇想天外なファンタジー映画。 もちろん、いま観れば特殊効果に荒さはありますが、当時はCGなんてないわけですからね。 それを考えると実によくできてると思います。特にクリーチャーたちの動きや表情など、とても活き活きしてましたね。 終盤の、エッシャーの絵をモチーフにしたであろう映像もボウイのPVみたいで印象的だった。 ただ、一番印象に残ったのはボウイのピチピチスパッツだったかもしれません、、。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-02-04 21:04:45) |
12. ララミーから来た男
《ネタバレ》 なかなか面白かったです。 善人である主人公がしっかりと仇を打ち、真相も究明されるのはセオリー通りで楽しいわけですが、 勧善懲悪な話では決してなく、どの人物もそれぞれ抱えているものがあって、それが物語に深みを持たせてて良いわけです。 ワグマンの、出来の悪い息子とデイブと頼りにしているヴィク。ヴィクとデイブもまた互いに思うところあり。 ワグマンとケイトの関係。それから、バーバラとロックハートのなんとも言えない関係性。 普通なら、どっちかがキスして結末みたいな流れかと思いますがそういうこともせず、ヴィクの恋人でもあったわけですから ああなるんでしょうけど、まあとにかくそれぞれの気持ちに思いを馳せることができて面白い。 ヴィクだって正当防衛なとこあったし、そこまで悪い奴でもないんですもんね。 そんなに派手なシーンはないけれども、物語性がしっかりしてて見応えのある作品でした。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-10-23 20:57:22) |
13. ランペイジ 巨獣大乱闘
《ネタバレ》 これは巨獣、怪獣好きの人にはぴったりの作品だと思います。 もちろん、キングコングやゴジラなどの怪獣映画とヴィジュアル的にかぶるところがあり、 巨大ワニはやはりハリウッドゴジラ的だしジョージはキングコング的なんですけど、 ものすごく巨大化つその暴れっぷりは見ていて気持ちが良く、 あの巨大ワニに一人立ち向かっていくロック様はほんますごいなと感心しちゃいました(笑)。 羽付きの巨大オオカミは目新しかったですね。あのワンシーンだけのためにある羽なのでしょう。 とてもわかりやすい話で、主軸はやはりデイビズとジョージの友情。 最後の死んだふりにはやられました。7点献上。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2018-10-07 19:25:56) |
14. ライフ(2017)
《ネタバレ》 火星から発見された未知の生物がどんどんと成長。黒人博士の手に襲いかかり、手袋を突き破り脱出。 クルーが火炎攻撃を行うも体内に入り殺されるあの一連のシーンは素晴らしかったですね。 本作で一番のピークはそこだったかなと。その後は、ただただ逃げるだけ。 あのタコ型宇宙人が無敵すぎちゃって、それで感傷に走る以外ない展開はちょっと残念。 展開そのものはエイリアンでそこにリアルさを加味した現代的なホラーSFなんだけど、 もっと手に汗握る要素や目新しさも欲しかったかも。まぁあのオチは意外ではありましたが(笑)。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2017-12-14 21:54:34) |
15. ラスト・ショー
《ネタバレ》 ジェイシー役の子がなかなか可愛らしくて、この先どうなっていくのかしらと思って見てたら 全裸プールパーティのシーンで少しずつ脱いでトップレスを披露するもんだから驚きました。 その後も素肌を見せてくれるし、1971年の作品でこれはなかなかの先進性だなと。 そしてアメリカの作品で、こんなにも空虚さ、切なさ、やり切れなさを描いた作品も私はあまり見たことがありません。 なんと言うか、村上春樹の小説の世界に近いものがあるなと思いました。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-09-12 19:01:14) |
16. ラ・ラ・ランド
《ネタバレ》 最初のハイウェイのミュージカルシーンで一気に世界に引き込む。上手いですねぇ。 その後も度々ミュージカルシーンありますが、最初のが一番印象的だったかも。 そして使われている曲が結構良くて、特にCity of Strasはお気に入りです。 映像的にほんと抜かりなく、全てが計算し尽くされてますね。 ここでカット割ってるのかなと言うポイントはなんとなくわかるけど、それがシームレスに繋がれて実に見事。 手持ちのカメラでめまぐるしく動くミュージカルは、 人によっては好まないかもしれないけど個人的には躍動的でよかったと思います。 そして切ないラブストーリーも見ものです。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-08-29 19:55:19) |
17. ラストベガス
《ネタバレ》 大御所たちによる、和気藹々としたゆるいコメディ。なんというか、アメリカ人らしい底行けの楽観性といいますか、陽気さが前面に溢れ出ている作品でした。いくつになっても恋心を忘れない、それが若さの秘訣なのでしょうね。 [DVD(字幕)] 6点(2015-02-07 19:47:42) |
18. ラスト・デイズ・オン・マーズ
《ネタバレ》 イギリスとアイルランドの合作ということで、アメリカ資本は 入ってないそうですが、映像的にはクオリティ高く、安っぽさは 感じさせません。なので、少なくとも見た目においては及第点を つけてもいいと思います。が、しかし問題は中身です。 せっかくヴィジュアルのクオリティは高いのに、 やってることは単なるゾンビ映画なのです。 舞台を火星に移しただけの、ただのゾンビ映画。 これじゃあ、SF特有のワクワク感やロマン、神秘性などといったものは うかがい知れません。変なウイルスに感染したゾンビどもと、 ちまちました肉弾戦を繰り広げているだけなのです。 宇宙もののSFが大好きな自分にとっては、これは残念でありました。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2015-01-09 22:20:08) |
19. ラストミッション
《ネタバレ》 ケヴィン・コスナー、歳はとりましたがまだまだカッコイイですねぇ。アクションシーンの身体のキレが光ってました。 リュック・ベッソン原案とのことで、なんだかいかにもなストーリーなんですよね~。妻子との絆を取り戻すために奔走するエージェント。もう少しアクションシーンが多ければな~と思いましたし、やんちゃな娘との会話シーンももう少し増やして笑いの要素も増加させてほしい。サクッと観れるけどボリューム不足。そんな一本。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2014-12-18 19:35:25) |
20. ラッシュ/プライドと友情
《ネタバレ》 やはりロン・ハワードは素晴らしいなストーリーテラーですね。性格的にも、レースに対する挑み方も全く正反対の二人。ひよっこの時から宿命のライバルだった二人とのことで、序盤はそんな二人のいがみ合いといいますか、言い合いが度々あって、それを傍観する感覚でそれほど面白味は感じなかったのですが、ニキが生死の境をさまようほどの大事故にみまわれる展開からぐっと面白くなるわけです。彼の火傷、そして肺への手術シーンなど、凄くリアルで痛々しい。そしてまた心配する妻。いやがおうにも、ニキと妻に感情移入しちゃいます。んで、あれだけの傷を負ってもすぐにレースに復活するわけですね。これが凄い。彼の負けん気とか、闘争心の凄さ、それはもう相当なものですよね。復帰した彼の顔を見て表情が変わるハント。そしてニキに失礼な質問をした記者をボコボコにするシーン。もうね、ほんとぐっときたね。それまで、単に言い合ってただけに思えたのに、あの事故で二人の関係に変化が生じる。真のライバルであり、狂おしいほど嫉妬する関係であり、かけがえのない親友となる。ニキはレース中、妻の顔が思い浮かびリタイアしたけど、悔いはないという言葉に嘘はないでしょう。今まで見たレース映画で一番良かったです。 [ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-08-30 22:26:04)(良:1票) |