1. レネットとミラベル 四つの冒険
《ネタバレ》 エリックロメールの映画は、つべこべ言いたくない。もうロメールの映画の女性に、ただただゾッコン。 [ビデオ(字幕)] 9点(2015-05-23 23:20:20) |
2. レディ・プレイヤー1
《ネタバレ》 オタクの祭典! 個人的には大歓迎。 会話や出てくるキャラクターの一つ一つがしびれるもんになってる。 面白かった。 ラスト、スピルバーグ流「書を捨てよ町へ出よう」。 [DVD(字幕)] 8点(2018-08-28 13:01:14) |
3. レオン(1994)
《ネタバレ》 何度も観てる大好きな映画。スティングのShape of my heartを聞くと、胸がしめつけられて泣けてくる。子どもの目をした殺し屋レオン。その昔、レンタルビデオ屋でバイトしてたことがある。この映画「レオン」を返却しに来た女の子の目が赤かった。彼女は何に涙を流したのだろう。レオンの生い立ちにか。現実の哀しさにか。女として共感するマチルダの想いか。時々一人で酒を飲む時にふと考える。 [ビデオ(字幕)] 8点(2017-09-16 09:36:10) |
4. レッズ
《ネタバレ》 ダイアンキートンの表情の豊かさにただ見とれてた。ウォーレンビューティーにこの役は似合わなかったけど、ダイアンキートンは、良かった。その一点で、DVD購入しちゃったよ。どっちかっていうと、「追憶」のロバートレッドフォードの役に、このシャーリーマクレーンの弟を演じさせたら、うまくいったんじゃないかと思ったけどね。ちょっと彼の顔はこういう政治的な役に向いてるのかなぁ?と思っちゃった。でも最後の列車の場面で二人が出会ったときは、喝采の気分だったよね。何よりこの映画の良さはキートンでした。ちょっと危うい美人だよね。ちょっと何かすると、普通の人なんだけど、どこかで知性のにおいがするんだよね。本当に「ゴッドファーザー」から「ミスターグッドバー」の女性だからなぁ。知的な男性とできちゃうのも、男としてこのにおいはなんなんだろうと思うんだろうね。でも「結婚適齢期」で、いい歳をして、裸を見せられた時はちょっとがっかりした。あ~ぁって感じ。キートンはずっと謎でいてほしかった。日本には少ない美人と思う。 [ビデオ(字幕)] 8点(2012-11-13 02:27:39) |
5. レボリューション6
《ネタバレ》 ドイツの娯楽作って好きです。「バンディッツ」や「ランローララン」とか。この作品も良いですよね。青春モノの苦いスパイスも効いてて、刑務所からの強奪というテーマもさらりと描いて、満足いく作品です。もっと欧州から娯楽作品、配給したらどうかなんて思いますけどね。ハリウッドの娯楽作品は飽きました。自分的には苦い青春モンとして、音楽の使い方が巧いなぁと思いました。全員集合で一仕事して、またみんなと仲良くやろうよとモヒカンが言うのに、それがままならない時の彼の悲しさの表現。ショーウインドウを割って、のた打ち回る時のBGMの使い方の巧さ。知らない俳優でごっつい顔だけど、なんか同姓ですけど可愛いなんて思っちゃいました。なんで彼には、警察犬も言う事聞いたんでしょうかね? [ビデオ(字幕)] 8点(2011-05-03 19:22:24) |
6. レスラー
良かった。男の顔は履歴書というが、ミッキーロークはいい顔している。「ナインハーフ」の頃のたらし屋の顔ではない。ストリッパー役の女優(マリサ・トメイ)はきれいなのに、あんな役までやらされて、それでも演じちゃう。ああいうストリッパーって日本よりも敷居が低いのかな?客とはちゃんと一線ひくし。まあ、なにせ凄い。最後の「みんながオレの家族だ!」というセリフ、いい事言うと思ったが、ちょっと寂しい感じもした。 [DVD(字幕)] 8点(2010-01-28 20:34:55) |
7. レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦―
《ネタバレ》 いや~面白かった!個性派軍団の劉備玄徳たちがいつ出てくるか、楽しみでした。もう少し大暴れして欲しかったですが。張飛が何本も弓矢がささって平気なのは、ちょっとマンガちっくですねえ。相変わらず趙雲は人気があるんでしょうね。見せ場がたくさんです。呉の国の孫権はなんであそこで弓矢をひかないかなあ。じれったかった。とにかく三国志の中でも面白い部分、満喫しました。ただ、中村獅童は戦闘のすさまじさを際立たせるために出演させたんでしょうか?原作(マンガ)にいたっけかなあ。主要人物で死ぬのはこの人だけでしょう?まぁ、いいですけどね。ただ、追い詰められている側の方が人材がそろっているような描き方だったので、曹操軍に凄さが感じられなかったです。大軍に追い詰められて、大暴れという点では「ロード・オブ・ザ・リング②」の方が迫力あったように思います。でもジョン・ウーさんのアクションシーンは分かりやすく、観やすいと思います。お腹いっぱいという感じです。 [DVD(字幕)] 8点(2009-11-09 00:02:03) |
8. レッドクリフ Part I
横山光輝のマンガで大筋は知ってますが、その中に出てくる人物がこのように映画の中で活躍しているのを見ると、嬉しくなってしまいます。映像もきれいし、アクションシーンも格好いいし、お色気の場面もいい!次回期待!それにしても、トニーレオンが出てくると、「ラストコーション」のHなシーンを思い出して、戦いに向いているのかな、この人、と思ってしまう。 [DVD(字幕)] 8点(2009-07-17 23:55:25) |
9. レディ・チャタレー(2006)
《ネタバレ》 自分の感情に素直にしたがった女性の映画。最後の幸せそうな二人を見てると、あ~良かった、と思った。変な噂が広まり、二人の恋は引き裂かれるかとハラハラしてたが、そういう事もなく、観終った後はじわ~っといい感じがする。こんな毒のない映画の原作がなぜ、表現が過激だと言って、裁判になったのだろう?そんなら今、あっちこっちにある、毒のある映画を何故訴えない。しかし、まあこういうストレートなラブストーリーもいいね。観てて、「ピアノレッスン」を思い出したが、自分にはこの作品の方が良かった。 [DVD(字幕)] 8点(2008-11-06 16:24:42) |
10. レッド・バイオリン
《ネタバレ》 様々な人の手に渡った、なんかしらの物が「呪い」をもたらすという話は、 ホラーなどではよくあるパターン。 でも、様々な演奏家により名曲を奏でたバイオリンが、 ラスト、オークションにかけられるというのは、変わった趣向。 様々な演奏家のエピソードも秀逸ながら、 クライマックスがオークションというのは、他にはないですよね。 飽きさせない展開で面白かった。 [DVD(字幕)] 7点(2024-03-16 00:02:40) |
11. レイジング・ブル
《ネタバレ》 2度目の鑑賞。 かなり昔、テレビで観て以来。 何といってもデニーロの体型を見事に変えてしまった役者根性ですよね。 でも話も面白い。 八百長する前の、いい男のボクサーをボロボロにしてしまうとこがスゴイ。 若い女をモノにして、俄然、野獣のようなボクサーになります。 そしてチャンピオンになると、精神異常者みたいになってしまうデニーロ。 その演技もスゴイ。 デニーロの見せつけた役者根性が凄すぎて、後の俳優は、彼を特別視して、 後に続かなかったんじゃない? [DVD(字幕)] 7点(2023-09-09 21:02:06) |
12. レニ
《ネタバレ》 レニ・リーフェンシュタール。 才能ある女性が、美を求めたら、こうまで突っ走るか・・ ただ彼女は、醜いものは避け続ける。 人間の醜い部分、特に突出しているのが戦争だ。 ヒトラーと同時代に生きた彼女は、技術と美学の創作本能にのみ、力を入れて、 ナチス宣伝映画「意志の勝利」、あるいはヒットラーご満悦五輪の記録映画「民族の祭典」を魅力的に創り上げてしまう。 結果、歴史の判定で、彼女は罵倒し続けられる。 その後、アフリカ、水中生物へと、美なるものを求めて、彼女はまい進する。 女性が力を持ってきた現代、美を追求させたら、女性の方がスゴイかも、などと考えてしまった。 ただ人間の闇を捉えることは、男性の方ができるかもしれない、などと・・ [DVD(字幕)] 7点(2023-06-20 01:42:27) |
13. レヴェナント 蘇えりし者
《ネタバレ》 「バードマン」でもそうだったけど、アレハンドロ監督は、カメラが被写体に寄りますね。 だから、痛いシーンも自然の厳しい環境も、観客である我々にビシビシ伝わってくる。 復讐ものではあるが、見せ場は何度もひどい目にあって、そこからの起死回生である。 時にはインディアンに助けられたり、時には知恵を使って・・ それにしても冒頭のグリズリーに襲われる場面はどうやって撮影したんだろう? あと愛息子の殺される場面で自分は何もできないシーン。 ちょっと「時計仕掛けのオレンジ」のアノ場面を思い出します。(それほど酷い) [DVD(字幕)] 7点(2021-07-03 21:26:02) |
14. レディ・バード
《ネタバレ》 なんと地味な映画。 でもいつの時代にも必要な映画。 乱れた性関係もドラッグもなく、かといって夢にまい進する映画でもなく、 金持ちの子でもなく、スラムの子でもなく、ただありふれた地方の、ありふれた女の子の話。 レディバードとは、親のつけた名前にちょっと逆らって自分につけた名前。 母親と娘のかわいい葛藤の話でもあります。 中々観ようと手にとらない映画ではあります。 でも観終わると、じわ~と素敵な気持ちになれる、そんな映画。 [DVD(字幕)] 7点(2019-04-27 17:04:28)(良:1票) |
15. レディ・ガイ
《ネタバレ》 男を描き続けたウォルターヒル。 女性の時代にあっての監督の答えが本作なのだろうとうかがえる。 ウォルターヒルの監督作品を丹念に観ていけば、 彼が女性に対して敬意を表していることがわかる。 なのにその彼をして、このような映画ができてしまうという 時代は何を意味するのか? 女性の時代は暴力反対ということである。 ウォルターの映画では、喧嘩の暴力は一種の自己表現、愛情表現でもあった。 そういう男から、根こそぎ暴力を奪うことは何を意味するのか? これは主人公が、手術によって男性シンボルを取られることに象徴的に描かれている。 エンドロールでの最後の言葉。 「45口径は善行にも悪行にも使える。45口径は嘘をつかない。」 45口径とは、「男」ということである。 この言葉は彼の男の美学からの、今の時代に対する正直な気持ちだと思う。 [DVD(字幕)] 7点(2018-08-11 14:38:49) |
16. レポマン
《ネタバレ》 イカレてる(笑) タランティーノとも違う、イカレッぷり。 映画的とかそんなんじゃないんだね、これは・・ 何か話のまとまり方も無茶苦茶で、ぶっ飛んだMV(ミュージックビデオ)を 1時間半みたような、ぶっ飛び方。 でも何だろ・・何か魅力あるんだよね。 それはアメリカの荒涼さ(実際そんなもんあるのか知らないけど)への憧れか・・ [DVD(字幕)] 7点(2018-02-14 23:49:42) |
17. 連弾
《ネタバレ》 面白かった。天海祐希が面白い役柄を演じている。ピアノを見事に弾いたり、むかつく女をさらりと演じたり・・観ている間はむかつく天海にイライラ来てたが、ラストの「死ぬときは一緒だよ」と娘に言ってのけるセリフに全てが氷解した。むかつく女は実は・・たくましい!セリフがミュージカルっぽい場面がいくつもあり、コミカルな家庭劇だった。 [ビデオ(邦画)] 7点(2017-08-28 10:21:40) |
18. 0.5ミリ
《ネタバレ》 長かった。しかし安藤サクラが自然な演技で傍にいてくれたので、心地よかった。でも映画としては、言いたいことが多かったようで、観ている間、日本は暗いなぁ~と思うこと多々で、辛かった。今や、邦画は特にスクリーンの前にいると、問題山積な現状をこれでもかと言われて、逆に外に出ると、あ~良かった、皆、呑気な顔してるよ、とホッとしてしまう。映画って、こんなもんでしたっけ?非日常な映画ばっかりで、映画青年は心のバランスをとかく欠きがちになってしまう。安藤サクラの楽な感じの演技が救いだ。演技、演技した演技では、こっちに来るなと言われてるようで、孤独な感じがしてしまう。映画って孤独な人のためにあるもんだけど、拒絶された感じがしてしまうと、あまり演技の巧い俳優の映画は、選びにくくなってしまうね。それにしても孤独な老人を巧い演技で演じる津川さんの観てたポルノまがいの映画は、安藤サクラさんのお父さんの監督作品ではないかな?「少女」ってタイトルだったけど・・。 [DVD(邦画)] 7点(2015-08-23 21:51:42) |
19. レ・ミゼラブル(1958)
小さいとき、学校で観た映画です。改めて観ると、あぁこんな場面あったなぁと思い出しました。自分に何かしら大きな影響を与えているかもしれないと思いながら観ました。画面が粗くても、ジャンギャバンの存在感でぐいぐい画面にひきこまれます。観終わった後、何やら大きな勉強した気分になりました。 [DVD(字幕)] 7点(2013-01-18 02:47:37) |
20. 冷血(1967)
《ネタバレ》 最初から殺すつもりだったから、覆面もせず、事件を起こしたのでしょう。トラウマを抱えているから、殺人も時として、ためらわずできてしまう、何かそんな事を言いたげな演出でしたが、どうも同情できないです。元々刑務所で聞いたガセネタを頼りに再犯を起こすわけですから、何も刑務所で学んでないですよ。でも考えてみれば、社会に犯罪を起こす危険性のある人がいるのに、あんな広々したところにポツンと家を建てている。アメリカの家って無防備だなと思います。近所の目を気にせずに強盗に押し入れるわけですから。やはり人間はかたまって住まないと危ない気がするのは日本人だからでしょうか?アメリカって自分の生活は自分で守る、って気概の国ですからね。銃をみんな持つわけだ。 [DVD(字幕)] 7点(2011-01-26 23:58:17) |