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1.  ヴェニスの商人
シェイクスピアのユダヤ人に対する無知、というより当時のキリスト教社会の価値観が作り上げたと言える原作。これがなぜ「喜劇」なのかはよく分からない。これをユダヤ人シャイロックの悲劇と涙を流したハイネの解釈がこの映画のベースになっている。周囲の理不尽さに打ちのめされた孤独な男をアル・パチーノは上手く演じている。裁判の場面で跪いて咽ぶ姿に思わず涙が出てしまった。余談だが、利息を取ることよりも人の弱みにつけこんで贖宥状なるものを売りつけたローマ・カトリック教会の方がよっぽど質が悪いと筆者は思うのだが。テレビに消費者金融のCMが垂れ流しになる昨今の日本を見てシャイロックは「ほれ見たことか」とほくそ笑んでいることだろう。
[映画館(字幕)] 8点(2005-12-31 08:32:04)
2.  スパイダーマン2
二時間の間に遊園地で一日遊びつくしたような気分にさせられる映画だ。内容盛り沢山、サービス精神旺盛である。派手な特撮もさることながらトビー・マグアイアの俳優としての成長ぶりに感心させられたりキルステン・ダンストが前作以上に美しくなっていたりドック・オク役の俳優が実は「ショコラ」の伯爵だったりと出演陣もいろいろな面で楽しませてくれた。オープニングの絵コンテが何気になく前作のおさらいをしてくれるのも面白い。そして監督のサム・ライミ。大作でありながらどことなくいい意味でのB級映画を感じさせるその手腕に感服。久しぶりに前作以上に面白い続編映画を観た様な気がする。
8点(2004-07-28 01:05:24)
3.  キング・コング(2005) 《ネタバレ》 
「リング三部作」では優等生的ともいえる映画作りをしていたピーター・ジャクソンが、本作ではオスカー俳優を端役に使ったり悪趣味ともいえる生物の群れといいやりたい放題である。(筆者は虫の類が苦手)B級テイストを盛り込んでおきながら監督の細部へのこだわりがうかがえる。ジョゼフ・コンラッドの「闇の奥」が途中で出てきた時は「大袈裟な」と思わず苦笑してしまった。ラストにおいてついに力尽きたコングが、エンパイアステートビルの頂上から落ちていく場面を凋落しつつある超大国アメリカの姿と重ね合わせたのは私だけだろうか。少なくとも入場料分は満足させてくれる映画。
[映画館(字幕)] 7点(2005-12-31 08:05:16)(良:1票)
4.  HERO(2002)
アクションもさることながら細かい時代考証(例えば紙の代わりに竹を用いる場面。当時まだ紙は発明されていなかった。)に感心させられた。ただ話が進むにつれてワイヤーの多用に違和感を感じた。最も興奮したのが最初の長空との闘いでその後はどうもワイヤーでごまかしていいるように見えた。ただドンパチやるだけの昨今のハリウッド製アクション映画よりは面白いと思うが。
7点(2003-09-28 21:16:09)
5.  レッド・ドラゴン(2002) 《ネタバレ》 
グレアム捜査官は、犯罪現場や証拠、被害者の写真等を見ることにより自分の心理を犯罪者のそれに重ね合わせる事ができるという稀有な能力の持ち主。エドワード・ノートンはさすがというかこの難役を見事にこなしていた。彼を逮捕した張本人が相手、ということで普段は紳士的なレクター博士の敵意・悪意を垣間見る事ができる本作を前作「ハンニバル」より高く評価したい。
[ビデオ(字幕)] 6点(2007-01-05 07:58:30)
6.  ターミネーター3 《ネタバレ》 
世評の悪さを前もって知っていたので鑑賞前は全く期待していなかったが、意外に面白かった。コミカルな場面が多く人類消滅というストーリーの割には少々シリアスさに欠けると感じたが、あのラストで帳消しである。1及び2のファンの人が文句を言うのも気持ちは分かるが、このラスト、私は結構気に入ってしまったのだ。人間ってそれぞれ使命を与えられてこの世に生を受けているのだなあと思わされた。<追記>人類消滅の未来は変わらなかったが、主人公の顔は変わったのには笑ってしまった。
6点(2004-03-20 16:49:42)
7.  恋する遺伝子
ラブコメとしてはまあまあ楽しめたと思う。この手の映画ってメグ・ライアンの独壇場のような感があったから主演のアシュレイ・ジャッドが新鮮に見えた。でもあんな美人を捨てる男っているのかなあ??俺だったらアシュレイの方が絶対良いけど。少なくとも「ブリジット・ジョーンズの日記」などよりよほど面白い。
6点(2003-10-19 18:44:54)
8.  チャーリーとチョコレート工場 《ネタバレ》 
一言で言えば悪趣味の映画である。確かに悪趣味なのだがかといって俳優の仕事にケチをつけるわけではない。ジョニー・デップは「変質者」ウィリー・ウォンカを上手く演じていると思う。躾の悪い子供が苦しむ姿を見て冷笑し、一方で他人の子供に付き添われないと実の親にも会えない男。これを変質者と言わずして何と呼ぶのだろう。そんな複雑な男をジョニー・デップはプロの俳優としてきちんとこなしていると思う。筆者は、ティム・バートン監督、ジョニー・デップ主演というだけで無条件に映画を絶賛する趣味はないが、少なくともプロの仕事には敬意を払いたい。
[DVD(字幕)] 5点(2006-02-04 20:24:44)
9.  Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス?(2004)
ちょっと視点を変えたレビューを書かせて頂くと、服装文化の違いというものをを感じた。必要な場面でウィングカラーのシャツにブラックタイにタキシードを着ることが求められるアメリカとそのような格好をすればお笑い芸人かホテルマンに間違われる日本。「作業着」としてスーツを着る日本と「普段着」として着る欧米文化の違いなんだなあと思いました。
[映画館(字幕)] 5点(2005-05-28 19:45:27)
10.  ブラックホーク・ダウン
映画を喜劇や悲劇をひっくるめたエンターテイメントとして定義している筆者にとって、これは映画ではない。これは、映画ではなく再現ドキュメンタリーである。リドリー・スコットのBBCで働いていたという経歴が影響しているのかどうか分からないが、とにかくドキュメンタリー番組のように淡々と戦争を描いている。決してアメリカ万歳を謳ったものではない。軍隊における指揮系統の硬直化、他国の内戦に軍事介入することの是非もさることながら、単なるアメリカ批判に終わらない何かを訴えるものがある。アメリカを批判することは容易い。だが、自分が当事者になった場合、どのような代案を提示できるのだろうか。現在の国際情勢を考える上でこれは重要な点ではないかと思う。よく作られている作品だとは思うが、冒頭に述べたようにエンターテイメントとして評価はできないのでこの点数。
5点(2004-02-07 15:32:14)
11.  ギャング・オブ・ニューヨーク
これは鑑賞者を選ぶ映画ではないか。劇場公開当時、「歴史に詳しくない日本人には分かり難い作品」などと言われたが、ニューヨーク市の歴史に詳しい人って当のアメリカ人でもそれほどいないんじゃないかと思う。マーティン・スコッセシという人は、観客に媚を売らずに自分が本当に作りたい映画を作ったのだろう。その姿勢は評価できるのだが、どうも空回りしていたように思う。(構想何十年、制作費何百億円とか宣伝している映画ってつまらないパターンが多いし。。。)これにめげずに今後も「問題作」を撮り続けて欲しいものである。
5点(2004-01-01 16:29:26)
12.  オーロラの彼方へ 《ネタバレ》 
タイトルから想像されるのは犬ゾリに乗った南極探検の話、かと思いきや父子の愛情あり、サスペンスありの盛り沢山な内容の映画である。父と息子というテーマは個人的に好きなので前半部分はぐっときた。でも母親が殺人事件に巻き込まれてからの展開はどうしても「ご都合主義」という感あり。消防士の父親が不慣れな殺人犯の捜査というのは観ていて違和感を覚える。その殺人犯にしても、わざわざ30年経ってから息子の前に現れるのも不自然(30年も捕まらないままだと犯人の心理としても逆に不安だろうに)。個人的な要望としては、ごちゃごちゃしたサスペンス部分は捨てて無線機を通した父子の会話のストーリだけで映画をまとめてほしかった。過去は変えることができないからこそ今という時間を大切にしてほしいと筆者は思うのだが。
5点(2003-12-06 13:20:01)(良:1票)
13.  ウォーク・トゥ・リメンバー
原作(英語での原書。日本語訳の「奇跡を信じて」は話にならない)では余命わずかのジェイミーが教会のヴァージンロードを歩く場面があった。自分の最後の命を使ってヴァージンロードを歩く姿があまりに感動的で皆の記憶に残ったからこそWalk to Rememberなのだが、この映画ではそれが省かれていて感動も今ひとつだった。時代設定を現代にしたのも失敗に思える。「人間の命には限りがある。だからこそ悔いの無い人生を歩もう」という本作の主題が良いだけにこの映画の出来には失望。
5点(2003-11-28 21:30:50)(良:1票)
14.  ワンダー・ボーイズ
三十路手前になっても未だにアメリカの大学で英文学を学び直したいなどという妄想に耽っている筆者にとってこの映画で描かれている世界はちょっとした憧れである。映画としては少々退屈な感があるが、雰囲気は悪くない。それにしてもマイケル・ダグラスの老け方には驚いた。
5点(2003-11-22 21:25:10)
15.  プリティ・プリンセス 《ネタバレ》 
劇中での晩餐会の場面。国籍は触れていなかったが、女王の近くに座っていた東洋人の中年男は日本人なのではないかと思う。食事中は一人で黙々と食べるだけで気の利いた会話一つできない。かと思えば間の悪い所で意味もなく笑い出す。考えすぎかもしれないがなぜか私にはそう思えた。
5点(2003-10-13 08:39:20)
16.  ハリー・ポッターと賢者の石
映画のサイトで原作の話を持ち出すのは少々気が引けるのだが、この「賢者の石」について言えばほぼ原作どおりに仕上げたかろうじて及第点の出来ではと思う。原作を読みながら「ハリーはどんな少年なのか」「スネイプってどういう男なんだろう」などとあれこれ自分で想像するのだが、この映画化によってイメージが固定化されてしまうのが残念。とりわけロンが自分のイメージとはかなりかけ離れていた。あとの作品になればなるほどボリュームが厚くなっていくこのシリーズ、一本の映画にまとめられる長さは第一作目が限界のように思える。原作を愛読している一人としてこれ以上の映画化は止めてほしいのだが。
5点(2003-09-28 15:58:01)
17.  座頭市(2003)
役者が違う、というのはこの映画の事をいうのだろう。座頭市といえば故勝新太郎のハマリ役として有名だがこれを後世の人間がどのように再現するのか。大きな重責が伴う役である。北野武が演じる座頭市は、結局のところコメディアンのコントに過ぎないということである。かつて「オレたちひょうきん族」という番組が放映されていたが、そこでは既存の番組や俳優を茶化すようなコントが横行していた。北野武もといビートたけしも「たけちゃんマン」として出演していたのだが、少年時代に同番組を観ていた筆者としては彼が映画監督兼俳優として活躍していても「所詮、お笑い芸人だから」という先入観で評価してしまう。彼に限らずこの世代は古い世代を全否定したり茶化す傾向が顕著だが、年を重ねてそのツケが回ってきたのではないか。若い世代は勝新など知らないと侮っているのだろうがメディアが発達している今、往年の勝新の演技をDVDやCATVで観る事ができるのだ。コメディアンがいくら頑張っても本物の役者には敵わない。「オリジナル」を茶化した芸風のツケなのだ。
[ビデオ(邦画)] 4点(2007-02-03 21:20:59)(良:2票)
18.  ハンニバル(2001)
原作はレクター博士の貴族趣味や彼とクラリスの過去のトラウマ等が綿密に描かれており非常に面白かったのだが、映画ではグロテスクな面ばかりが強調されているのが残念。あのラストを何故原作と異なる内容にしたのかが理解不能。
[映画館(字幕)] 4点(2007-01-05 07:51:41)
19.  インソムニア
アラスカではアイマスクは売っていないのだろうか。。。
4点(2003-12-31 08:37:59)
20.  A.I. 《ネタバレ》 
劇中にあるロボットをスクラップする見世物ショーについて劇場公開当時、以下のような場面を想像してしまった。目の前でロボットたちが残酷にスクラップされるのを見て震えるデビット少年ロボットが、「Please make me a real boy.」と何度も呟く。そして彼のスクラップの番になると首だけを残して徹底的に破壊される。それでもデビットは「Please make me a real boy.」を呟き続ける。最後にはその首も踏み潰されて破壊されてしまう。(この場面、「ターミネーター」の某シーンを想像して頂ければ幸いです。)そんなデビットのスクラップシーンを母親の子供が冷たい笑いを浮かべながらテレビで見る。そして彼の両親は「Shall we make a real boy!!」などと言いながらセックスに耽っている。。。キューブリック監督ならこんな感じで作ったのではなどと勝手に思ってしまった。ちなみにこの映画、アメリカ本国でも評判は芳しくなかったようで「A.I. : Absolutely Idiot」などと悪口を言われていた。
4点(2003-10-18 07:36:28)(笑:1票) (良:2票)
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