1. ロッキー・ザ・ファイナル
《ネタバレ》 この映画単体で言うとそこまで高い評価じゃないかもしれません。 闘うことをやめないロッキーの見事なエンディング。 あの爽やかな去り方で心をグッっと持っていかれました! 人生ほど重いパンチはない いやー名言ですね。 [CS・衛星(字幕)] 10点(2011-11-10 22:42:49)(良:1票) |
2. キャスト・アウェイ
《ネタバレ》 何回目かな。 よくできてるというか、いろんな要素が見事に盛り込まれた作品。 トム・ハンクスという役者のもつ魅力に支えられた作品でもあると思う。 なんせ島での孤独、生還してからの孤独。 彼しか出てないとも言える作品なので、人となりが作品に与える影響が大きいですが、やはりさすがでしたね。 息をし続ける。 手には氷 印象的なセリフはいい映画の条件ですよね。 そして最後のエンドロールは波の音。 いい余韻でした。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2022-07-11 05:20:31)(良:1票) |
3. 殺人の追憶
《ネタバレ》 3回目。観るたびに面白くなっていく。 深みも増していく。 確かにはじめて観たときは、なんだか長いなぁ。結局真相は闇の中かよ。 なーんて思ったものですが、やっぱりこれ凄いですよ。 もちろんこの結末でいく。って始めたわけだし、時代背景や登場人物のキャラクター、アクセントになるようなユーモアなど、どれもいかにも映画的。 陰惨な連続殺人が捜査陣、マスコミ、町の人々を狂わせていく様子は凄まじい説得力をもって訴えてきます。 劇中、ソン・ガンホさんが久しぶりに排水溝をのぞきに現れたように、わたしも必ずこの作品に帰ってくると思います。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2020-11-15 23:42:32)(良:1票) |
4. 歩いても 歩いても
《ネタバレ》 是枝節炸裂でしたね。 帰省にまつわる色々が、ある一定のギスギス感とユーモアを以て淡々と描かれていく様は実に巧みでした。 長男が過去に人命救助で命を落としている事。 次男が死別した子持ちの女性と結婚している事。 この二つのテーマがこの映画の骨組みを成していたけど、実際に映画を観てる者の家庭にだって一つや二つ似たような事を抱えているのを思うと、みんなどこか思い当たることのある映画だったのかなぁと思います。 『いつも、ちょっと、遅い』阿部さんのあの台詞はなんとも言えなかったなぁ。 この時代の日本人を正しく記録した作品としても価値は高いかな。 冒頭の加藤治子さん原田芳雄さんのシーンは既に亡くなられたお二人という事もあって、感慨深くみてしまいました。 あと夏川結衣さんの役どころは、演技のしかたひとつで作品の方向性を決めかねない重要なものだったので、このテイストに落とし込んだあたりは流石だなと感心しました。 これから2回目みてみます。 台詞で語られていく家族構成や過去の出来事を追わずに(把握した上で)みなさんの演技を楽しみ堪能しようと思います。 [CS・衛星(邦画)] 9点(2016-10-22 00:18:38) |
5. ゆれる
《ネタバレ》 いつかはレビューを書かなきゃ、と思いつつ、 なかなかカタチにならないだろうなと敬遠してきた傑作です。 決してスカッとした内容ではありませんが、描こうとするテーマがヒシヒシと伝わってきて、考えさせられて、、、なかなかこうは撮れないんではないでしょうか。 監督、演者共に高いレベルで観る者に迫ってきます。 ミステリアスなストーリーでエンタテインメント性もありますが、そんなのホンの味付けにしかならないほど、充実したものがありました。 男兄弟とゆー、なかなかデリケートなところを映像としてここまで昇華した手腕はチト怖いぐらいですね。 [CS・衛星(邦画)] 9点(2014-08-29 00:08:53) |
6. それでもボクはやってない
《ネタバレ》 痴漢冤罪のストーリー。 一貫して無罪を主張する男、加瀬さん。 ともすれば『ホントはやったのか?』ってところを曖昧にして大どんでん返しといった演出もありえるところですが(実はわたしも初見の時はそう疑って観ていました)、この作品はそんなツマラナイ演出や過激な法廷バトルなどではなく、逮捕された瞬間から、駅事務所、警察、留置所、検察を経て、起訴、法廷、判決と、余すことなく丁寧に描いています。 最大の山場、『判決』においても見事な演出でした。 過剰な演技、演出は一切抑え、ラストの加瀬さんの心の声は重いテーマでありつつも充分なエンタテインメント性を帯びていたと感服しました。 現代社会に生きるものは必ず観ておいたほうがいい良作です。 [DVD(邦画)] 9点(2012-10-28 07:58:51) |
7. ダークナイト(2008)
《ネタバレ》 しっかりしっかり創られたバットマン。 美しく、真摯に正義を問うその内容に見入ってしまいました。 無秩序、混沌の申し子ジョーカーをヒース・レジャーがまさに怪演! 正義はどうしても後手後手になっちゃうので、悪を未然に防ぐモラルってものが重要なんだなぁとしみじみ考えさせられました。 [ブルーレイ(字幕)] 9点(2012-09-07 13:50:04)(良:1票) |
8. 手紙(2006)
《ネタバレ》 非常に考えさせられる内容。劇中のひとつひとつの手紙とそれにまつわるエピソード、どれも凄みさえ感じ、難しいテーマへの真摯なアプローチを感じる良作でした。 満点と言える内容でしたがヒロインの『別に事件』で-1点とさせていただきます。 イイ子ちゃんで居ろとはいいませんし劇中の彼女は凄く良かったんですが、やはりアレはそれまでの全出演作品を貶めるような残念な行為だったと思います。それも含めて彼女の罪だと…って、そこまで言うのは酷ですかね。 [DVD(邦画)] 9点(2012-02-19 08:51:56) |
9. ALWAYS 三丁目の夕日
《ネタバレ》 わたしが生まれる10年以上前の話なのに、なんなんでしょう?この懐かしさは。もはやDNAレベルで染み入ってくるエピソードの数々。確かにその時代を生きてきた礎があるから入り込めるんでしょうね。まさにこの時代を生きた人には堪らない作品だろうなと思いつつ、自分たちの世代も懐かしく振り返られる時代を築けたら、と願わずにはいられません。 [映画館(邦画)] 9点(2012-02-01 01:56:13) |
10. キサラギ
《ネタバレ》 邦画最高峰だと思います!単純に面白いしニヤリとするユーモアもたまりません。単に趣味があったのかな?という気もしないではないですが、脚本がよくできてるし、展開も無理がありません。逆にいえば邦画でこれぐらいの完成度を為し得るのは、この種の作品しかないのかもしれませんね。 [DVD(邦画)] 9点(2011-03-23 19:53:57) |
11. 十五才 学校Ⅳ
《ネタバレ》 学校を飛び出て、ロードムービーしちゃってましたね、今回は。 安定のシリーズ。少し出来過ぎな屋久杉の旅。 2週間で劇的な成長をみせたのは、そりゃそうよね!という内容の濃さ。 各地で素敵な化学反応を見せ、前田吟さんに説教するほどに。 帰宅後の小林稔侍父さんとの対峙も落ち着いてましたし、お父さんも推して知るべし。 家庭っていうプラットホームがあったればこそ、ゆっくりも良しとできるのは。 シリーズもこれで最後かな。 4作全部見応えがありました。 題材と真摯な目線、そしてユーモア。 ありがたやありがたや。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2022-01-29 18:25:20) |
12. おと・な・り
《ネタバレ》 壁、ペラペラやん! は、おいといて、 なんでしょう。 良かったです。 エンドロールの『音』もなかなか利いてました。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2017-06-25 08:11:18) |
13. キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
《ネタバレ》 豪華なキャストの安定の演技で、安心して楽しめる娯楽作品でした。 ハッタリ小僧と愚直に追いかける男の奇妙な関係も、暑苦しくなく軽妙でした。 [CS・衛星(吹替)] 8点(2017-06-25 04:19:10) |
14. フォーン・ブース
《ネタバレ》 こんな目には遭いたくない度数MAXですな。 すごく面白いけど、追い詰めかたが少々下品なのはいただけない。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2017-06-04 17:12:03) |
15. スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
《ネタバレ》 旧三部作→新三部作、公開順に完走。 いやー『スターウォーズ』ってのが、いかに人気があるかわかりましたよ。 これは面白い! さて7作目にいくか、エピソード4に戻るか悩ましいw こんなタイムマシンを作ったジョージ・ルーカスは天才ですな! [CS・衛星(字幕)] 8点(2017-03-26 02:53:51) |
16. コンスタンティン
《ネタバレ》 いやー、昔DVDで観たときは、そんなに面白くなかったんだけどなぁ。 観返してみたら、すげー怖くて面白いじゃないですか! ジョン・コンスタンティンのキャラクターがいい! 置かれた状況、振る舞い、セリフ、選択、すべてサイコー! キアヌが俄然輝く役でした。 製作側の、『コレを見せたいんだ!』ってのを感じられて、安心して委ねることができました。 観るときのタイミングによって、感じかたが変わっちゃうから、映画ってこわいなぁ。。。 あー観返して良かった! [地上波(吹替)] 8点(2015-08-24 20:42:41) |
17. チャーリーズ・エンジェル(2000)
《ネタバレ》 ドリュー、ルーシー、キャメロンの弾けるような魅力が満載! セクシーでカッコよくて、面白い。 撮りかたもウマイし、彼女たちもキレッキレ! こーゆー系の映画の最高峰と言っていいんじゃないかな。 観てる人を楽しませよう!って気概溢れる作品です。 [DVD(字幕)] 8点(2015-08-15 00:34:32) |
18. 時をかける少女(2006)
《ネタバレ》 タイムリープと少女、この掛け合わせと絵のタッチが絶妙でした。 マコトとチアキ、コウスケのキャラも立ってて安心して物語を楽しめました。 なんせアホなマコトの勢いは凄まじく、グルグルグル、ドーンの繰り返しに笑っていたら、 ズドーンと真相を知る展開に。 『大切な話をちゃんと聞いてあげられなかった』と泣きじゃくるマコトに共感。 人生、大事に生きなくちゃいけませんね。 [DVD(邦画)] 8点(2015-07-18 22:14:58)(良:1票) |
19. 東京少女
《ネタバレ》 恋愛、タイムトラベル、ケータイ、これらのワードが重なったときって トンデモナイ映画が出来上がるはずなんですが、この作品は良かったですねぇ! まずはケータイだけのタイムトラベルなので、より『想い』が深いっちゅーか。 タイムトラベルデートなんて、なかなか素敵でした。 そして結末への伏線。 あっと驚き、ホロッとしちゃう。 おしつけがましくない、爽やかな作品でした。 それにしても夏帆さんかわいかったなぁ!! [CS・衛星(邦画)] 8点(2015-07-12 16:45:58) |
20. オールド・ボーイ(2003)
《ネタバレ》 やっぱり暴力って、何故だか惹き付けるものがありますよね。 否応なしに。 これ満点つけたいくらい好きなんだけど、オチがちょっと、ね。 韓国ドラマはイマイチハマらなかったけど、 韓国映画って凄いかも!?って思わせてくれた作品です。 むせかえるような画づくりは、日本映画も見習うべきだと思います。 顔に汗ひとつかかない日本映画の主役とかホント辟易します。 [DVD(字幕)] 8点(2015-06-30 19:58:43)(良:1票) |