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椎名みかんさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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181.  ピクセル(2015)
パックマンやドンキーコング、知ってる人は多いだろうが、これらにノスタルジーを感じられるのは確実に40代以上の男、つまりオッサンだろう。しかもマニアの。そんな限られた層しか喜ばないネタを扱ってる割には、ストーリーは大人から子供まで楽しめるような内容。お父さんが昔を懐かしみつつ、子供とも一緒に見れる、そんな映画にしたかったのだろうか。しかし、若い世代はパックマンなぞに思い入れがあるわけもなく、小ネタも当時を知らなければ分からないものばかりで、この映画の肝の部分は楽しめない。かと言ってマニアのオッサン(自分含む)がこんなお馬鹿なストーリーを喜んで見るのだろうかとも思う。 吹き替えで見たのだが、主人公と声が全くマッチしていない。それはまだいいとして、柳沢慎吾の声が非常に聞き取りにくくて何言ってるのか分からないシーンが多かったのが致命的。
[地上波(吹替)] 5点(2018-01-09 04:06:48)
182.  フッテージ 《ネタバレ》 
サスペンスだと思って見てたらオカルトだった。 何か怪しげな副保安官みたいなのも出てきてサスペンス的結末かと思ったら、超常的な現象が出てきて、完全なオカルトホラー映画展開に。ちょっとがっかり。まあオカルトホラーならオカルトホラーで、と気持ちを切り替えて見るんだけど、ホラーとしての出来も今ひとつ。 連続殺人があって、調べていくうちにどんどん謎が解けていく、というのが作品の大筋なんだけど、明らかになっていく事実もどうでもいいというか、そんなの分かってるよってのばっかりで退屈。複数の一家惨殺が同じ「何か」の仕業であることなんて最初から分かってるよ。 肝心のラストもイマイチ。 最後は過去のホームビデオのように、自分たちが一家惨殺される、という(当然の)オチなんだけど、そのシーンがあまりに淡白。 まず、一家惨殺なのに、主人公以外の家族があんまり見えなくて、長男なんて手しか映ってない。一家を並べて、「さあ殺戮ショーの始まりです」って怖さはなし。 殺し方にも全く工夫がなくって、斧でぶった切るだけ。廊下に血で描かれた「お絵かき」を映すだけじゃなくて、実際に、血しぶきでお絵描きするシーンくらい入れて欲しい。 でも、一人だけ行方不明になってる子どもが実は一家惨殺の実行者だったというオチや、それが明らかになる8mmビデオの映像は、なかなかの恐怖があった。そこはよかった。 あと、細かいようだけど、夜に物音がした時、主人公が家の中を見て回るんだけど、何故か、絶対部屋の電気をつけない。電気をつけろよ!お前は何であえて暗闇で探すんだよ!と突っ込まずにはいられない。 うーん、ホラーは好きなので点数は甘くなるけど、出来はイマイチ。
[インターネット(字幕)] 5点(2017-09-06 23:56:28)(良:1票)
183.  アメリカン・スナイパー 《ネタバレ》 
中途半端。ドラマがない、見せ場がない、訴えたいものがない。 製作者は戦争に行く兵士の家族の苦悩を描きたかったそうだけど、全然ダメ。そもそも奥さんって、相手がプロの軍人って分かってて結婚してるんでしょ?それで戦争に行くな、だの、戦争のことは忘れて家族を大事にしてくれだの、ちょっと自分勝手なんだよな。死体で戻ってくる人がたくさんいるのに、怪我すらなく帰ってくるだけでも喜ばないと。 家に帰ってうじうじしてる主人公と、うるさい奥さんのシーンは見てて苦痛なだけ。戦場に戻った時の方がほっとする。 後半の不自然な点も目立つ。戦争から戻ってきても、心あらずだった主人公が、突然いつもの明るい彼に戻って、奥さんもご満悦の様子。でも彼に一体何があったの!?退役軍人の病院で他の患者に会ったらあっさり治った?描き方が軽いなー…。 終わり方も尻切れトンボのようで。締めくくる何かを入れてないから、「いつもの明るい彼に戻りましたよ」で終わっちゃってるよ。誰かに殺されて葬儀シーンが最後に流れるけど、あんなのストーリーにカウントできないレベルだし。 あとは、アメリカンスナイパーとか言いながら、スナイプしてるの、最初の30分と最後だけだよね…。
[DVD(吹替)] 5点(2016-10-15 02:19:45)(良:1票)
184.  ブレードランナー 《ネタバレ》 
この映画の公開当時、みんながイメージしていた「未来像」とはかけ離れた、猥雑な雰囲気の町が、当時としてけっこうインパクトがあったのであろう。 1980年代の日本のアニメや漫画に、この映画の影響を受けたのだろうなあ、と思える作品が多いことに気づく。 ただ、2013年現在この映画を見ても公開当時のインパクトは当然のように、ない。むしろ、チャチなSFで失笑しそうな演出も多い。テクノ調の曲も時代を感じさせる。 それでも、この映画作っている一種異様な「未来像」の雰囲気は楽しめる。 なぜか、妙に日本テイストなものが登場したり、常にサーチライトのようなものが照らされている屋内、今となってはアナクロにしか見えない当時としては「未来っぽい」電子機器などなど、ヘンテコな未来像は面白い。 しかし、お話の筋はひどいの一言。レプリカントが突然「命の大切さ」を知って主人公を助けたり、女レプリカントと主人公が意味もなく恋に落ちたり、ケバい女レプリカントが無駄な動きをしているところを銃で撃たれて死んだり、首をかしげずにはいられない不自然な部分が多すぎる。 特に見るべき展開もなく、とにかく各々の登場人物が何をしたいのかよく分からないまま、話が終わる。そんな感じ。 お話ではなく、独特の未来世界を楽しむ映画。そして、公開された当時に見ていればもっとそれが楽しめたであろう。
[DVD(吹替)] 5点(2013-04-05 23:14:59)
185.  スノーホワイト(2012)
全編通して退屈の一言につきる。見ていてあくびが止まらなかった。もともと白雪姫は大して筋のない話である。それを二時間半までの物語に引っ張るのは少々無理があったように思う。要はお話が冗長でどうでもいい無意味なシーンが多すぎるのだ。 メルヘンなイメージの強い白雪姫の物語を陰惨で泥臭い感じにしたのは面白い。原作にある七人の小人も、魔法の鏡も、毒リンゴもちゃんと出てきて、それぞれが既存のイメージと違う映像化がなされていて楽しめる。 しかし、お話の筋としてはどうか。これも元々の白雪姫のストーリーがさして面白い筋書きではないせいか、お話としての面白さはいまいち。結局のところ「悪い王女を倒す」という単なる勧善懲悪な物語で終わっている。かといって悪い奴をたおしてスカッと爽快というわけでもないので、勧善懲悪ものとしても楽しめる作品ではない。話の筋にもアラが目立つ。王子様の位置付けのあの男も、人物の背景描写が少なすぎて、なぜ白雪姫にそこまで心を奪われたのか釈然としない。先述したように無駄にダラダラとしたシーンを入れるくらいなら、王女、小人たち、王女の弟、といった登場人物の過去や背景などをもっときっちり描いて、話に深みをもたせ、登場人物に感情移入できる作りにしてはよかったのではないか。 白雪姫をこんな風にアレンジしましたよ、という部分は楽しめるが、それ以外は見るべきところはあまりない平凡な作品。 
[映画館(字幕)] 5点(2012-07-09 09:54:52)
186.  笑の大学
笑いあり、涙ありを期待してみたが、笑いも涙もなかった。 堅物の検閲官が徐々に劇作家に感化され打ち解けていくという展開は、見るもの誰もが物語冒頭から予想するものであり、そして実際その通りの展開となった。意外性があればいいというわけではないがあまりに予定調和な物語である。 本作はいわゆる密室劇に近い作品であるが、変わらない場面でえんえんとセリフだけで物語を進ませ、それでいて、かつ見るものを飽きさせず楽しませるには、よほどシナリオに面白さがなければならない。ましてや本作はその密室に登場人物がたった2人だけというのだから、なおさらハードルが高くなる。だが残念ながら本作はその高いハードルを超えていない。ぶっちゃけ、出来が悪いのだ。だから、見ていて非常に退屈に感じる。ラストはちょっとしたお涙頂戴を狙っているが、別段心動かされるものでもない。見終わっても特に何も残らないし、見ている間も退屈に感じる、そんな作品。
[DVD(邦画)] 5点(2012-06-24 22:17:34)
187.  レッド・ドラゴン(2002)
雰囲気はすごくあるが、サスペンスとしてのストーリーは凡庸なレベルである。 特に見る者を引き込むような、面白いギミックもトリックもどんでん返しもない。もう少し工夫があってよかったのではないか。 また、謎が色々出てくるが、すべて消化不良のまま終わるのもいただけない。 ターゲットを選ぶ時庭が重要だの、ペット→子供→親の順番で殺すだの、婦人を触る時に観客がほしかっただの、入れ歯をして相手に噛み付くだの、他にも色々「何故?」な部分が出てくるが、それらに対する答えが何もないまま終わる。 レクターも何だかんだと思わせぶりなことを言う割に、特段彼の高い洞察力があるからこそ導き出せた答えを出してくるわけではない。彼が出したヒントの情報は、単に犯人から手紙が来たから知り得たものとしか思えない。 犯人は、盲目の女性に銃を向け、殺したくない、渡したくない、などとあーだこーだ喚いた割に、ちゃっかり偽装工作をしていた。あれはつまりすべて演技ということになってしまうんだが、うーん、何だそれ?彼女への愛と悪魔の囁きの間で悩み苦しんでいたわけでもなく、意外に最後まで冷静だったのね。いいのかそれで。 役者を含めて登場キャラクターがいい味を出している。そしてやはりレクターの不気味さは秀逸である。そのおかげで「雰囲気」はすごくあるんだけど、お話としてぱっとしない。惜しかった。
[DVD(吹替)] 5点(2009-08-25 18:48:21)
188.  クラッシュ(2004) 《ネタバレ》 
とにかく、それぞれのドラマが釈然としなかったり、お膳立てが出来てないため「だから何?」ってなった。作りが下手くそ。 黒人差別してた警官がその黒人を助けるのが感動するらしいが、私にはただただ「黒人嫌いなのに、何で助けるの?何この豹変っぷり」としか思わなかった。黒人差別していても警官としての職務は守る人、とかそういうこと?全然釈然としません。黒人ギャングが最後には中国人を助けたり、バスに乗る。いつの間にそんな心の変化が?黒人監督の「俺を困らせ、自分をおとしめてる」のセリフがきっかけとしか思えないが、そんなセリフで改心するの?検事の妻は、いきなり家政婦に「友達はあなただけ」とか言い出すけど、(゚Д゚)ハァ?そういうのやるならもっとその家政婦を差別したり虐げたりするシーンを前もって入れてれば?家政婦だけが彼女を助けた、というのも電話の内容だけで説明してるし、それじゃ全然ドラマにならないだろ。 色々差別問題も出てくるけど、差別してた人間が報いを受けるとか改心するとかそういうわけでもなく、別に何もないまま終わって、「はあ?だから何?」という感じ。 これがアカデミー脚本賞?全然わかんねー。 
[DVD(吹替)] 5点(2009-08-25 18:46:07)(良:1票)
189.  呪怨 (2003)
一本筋の通ったストーリーもなく、新たに人物が登場しては殺されるというパターンを延々繰り返すので、見ていてだんだん飽きる。恐怖の演出(突然子供が現れる、視界に入るなど)もとにかく何度も何度も見せられるものだから、後半ゲップが出そうでした。
[ビデオ(邦画)] 5点(2009-08-02 13:21:51)
190.  蝉しぐれ
なんか、特にどうってこともない映画だな。メインは結局、ふくと主人公が結ばれなかった悲哀ってところか?だとしたらイマイチ描き切れてないなあ●前半の親父の死が後半に全く関係してないのもどうかと思う●まあ、見れない話ではないが特段面白くもない、そんな映画。
[地上波(邦画)] 5点(2008-06-08 21:08:04)
191.  座頭市(2003)
ストーリーはしょうもない。また、どうでもいいシーンがだらだら続いて、退屈に感じる時間が多かった(最後のタップダンスシーンなど)。殺陣はうまく見せていたのでそこだけは評価できる。
[地上波(吹替)] 5点(2007-06-03 23:43:00)
192.  亡国のイージス
これって「原作読んでないヤツは理解しなくていいよ」な映画なんだろうな。 ストーリーでよく分からない点が腐るほどある。副長がどうしてヨンファに味方するのか、船員達が何故副長について行くのか、その理由がよく分からない。副長は息子が死んだことを発端にヨンファに同調していったのであろうし、船員達も「日本がくさってるから立て直す」とかそういう思想的な点で副長についていったのだろうとは、推測できるが、そのへんの説明があまりに不十分。だから、どうにもストーリーにのめりこめない。  他にも、いったい、ヨンファと副長との間には何あったのか、防大生はどういう経緯で死んだのか、ヨンファはそもそも船を乗っ取っていったい何がしたかったのか、如月はいったいどういう過去を背負ってあの船に乗り込んだのか、その他諸々とにかく、まるで描き切れてないものだから、物語に深みも何もあったモンじゃない。 あの、女格闘家みたいなヤツの存在もなんだか分からないし、如月との水中キスはいったい何の意味が?如月が死ぬ間際、副長に親父の話をするのは何のこっちゃ? さらに言うなら、この作品のテーマの「もはや国とは呼べない日本」というのが、いったい何を持ってそう批判されているのか、全く伝わってこない。日本の何が気に入らないの?日本を亡国とまで言うまでに、いったい日本には何が足りないの?そのへん大事なテーマなんだからきっちり描いて下さい。 たぶん、原作読んでれば分かるのか知れないが、原作読んでるの前提の映画なら、最初から「この映画は原作を予習してから見て下さい。原作を知らない人が見ても楽しめません」と前置きしておいて下さいね。  アクションシーンもやはり日本映画の限界を感じる。銃撃シーンはそこそこ楽しめたけど、爆発シーンあたりは金がかかってないのがよくわかる。 ラストで艦船が沈むシーンがお粗末なのはまだいいとして、最初に「いそかぜ」によってミサイル攻撃される別の艦の撃沈シーンが、遠くで炎上してるワンカットで終了って、手を抜きすぎじゃないか?  ところで、ラストシーン、主人公の決死の手旗信号でナントカ爆弾(名称失念)による攻撃を寸でのところにやめさせることに成功するわけだけど、どのみちそのあと、船は沈没するわ、生存者はなんだか主人公1人だけみたいだし、それなら、別にナントカ爆弾使ったって特に困らなかったんじゃぁないの?(笑)
[地上波(邦画)] 5点(2006-11-12 14:06:06)
193.  ターザン(1999)
あんまり楽しめなかった。まあ、子供向きの映画(?)だからこんなものなのだろう。お話は単純な勧善懲悪モノに、薄っぺらいラブロマンスを足しただけといった感じ。はっきりいって、ストーリーには見どころ皆無。映像が綺麗で、迫力もある、それだけの映画かな?
5点(2003-09-15 02:29:43)
194.  黒い家(1999)
原作もそんなに面白いってわけでもない。それでも「強烈な不気味さ」みたいなのがあってその辺は読んで手楽しかった。しかし、映画になると、それが全く失われてた。見るべきところのない映画。
5点(2003-03-09 19:00:54)
195.  ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男
いまいち。単純にお話がつまらない。 結局面白いのは、最後の演説の部分だけで、それ以外はそこに至るまでのお膳立てにしか思えないほどドラマがなく、非常に退屈。そのラストも、あまりに予定調和。私はこのあたりの史実をまるで知らないが、そんな自分でも、もう物語序盤で、最後に演説かまして終わるんだよね、そこがクライマックスで泣き所なんだよね、というのが見え見え。 全体としてもとにかく、ぐだぐだと喋るシーンばかり。セリフのみでもって人を感動させよう、ドラマを作ろうとしているのだ。それじゃあ心は動かされない。特に、大事なクライマックスの演説はきっと実際のチャーチルのものなのだろう。それゆえか、その内容は、どうしてもパッとしない。 映画の脚本家が、物語に合わせて練りに練って作り上げたものには到底かなわないのだ。 物語として出来が悪いとしか言いようがない。  ところが、こんな映画が数々の賞を獲ってしまう。まあ、獲っているのは作品自体というより、主演のゲイリー・オールドマンではあるけれど、ある程度作品自体が評価されなければ、主演男優賞も取れないのが世の常。 同様に評価の高いダンケルクも全くおもしろくなかったが、結局あの戦争に勝利した西欧の人間には、あの時期の物語というのは心に刺さるんだろう。でも、それで評価を決めていいものかね?  そもそも、当時のドイツがろくでもなかったとしても、だからといってイギリスに正義ヅラできる資格もないはずだ。戦争の勝者たちが、都合よく悪人を設定してそいつを倒し、自分たちの勝利を賛美する、そんな映画に酔いしれてる姿はいびつなものもを感じる。 まあ、そういう政治的な話はなしにして、普通にエンタメとして映画を見たのだが、先述の通り、単純にお話としてつまらなかった。これで少しは戦争シーンもあれば映像的には盛り上がったかもしれないが、ダンケルク撤退戦もほとんど出てこず退屈。 これはイマイチだ。
[インターネット(吹替)] 4点(2023-12-23 00:15:30)
196.  THE LEGEND & BUTTERFLY レジェンド&バタフライ
面白くない。 シナリオがひどすぎる。 とにかく、心を動かすような展開は全くなかった。よくこんなシナリオが通ったな、と思う。どこに面白さを感じればいいのか全く分からなかった。有名な役者がいっぱい出て、制作費もそれなりにかけても、シナリオがこれでは駄目だろう。 しかし、信長と濃姫の関係も、なにか終始「嘘くさい」「作り物」な感じが拭えなかった。君たちは本当に愛し合っているのかい?  戦闘シーンが少なくて退屈なんて意見もあるが、まあそもそも恋愛が主軸の話なので、戦闘シーンが少ないのは仕方がない。 織田信長が主人公だからといって、戦やってないと駄目なんて思い込みは持たないでおきたい…のではあるが、メインの恋愛がまるで面白くなかったので、せめて戦シーンが面白ければ救いようもあったと思ってしまう。 信長が途中から突然、戦の鬼になり、濃姫のことなんてどうでもいいって言い出すあたりはわかるんだけど、安土城を作ったあたりから突然腑抜けになって、「濃姫、恋しいよう」なんて言い出すこの心情の変化は何によってもたらされたのか不明。描き方がいまいちだな。 明智光秀の裏切りの理由や人物像の新解釈は面白かった。 日本映画としては随分お金をかけて作ったらしいが、それでもあの程度の映像しか作れなかったのか。日本映画の現状は厳しいのだなと考えさせられた。
[インターネット(邦画)] 4点(2023-10-31 05:48:30)(良:1票)
197.  ナイトクローラー 《ネタバレ》 
ただただ話がつまらない。 淡々と主人公の行動を描いただけでメリハリなし、起承転結なし。面白みに欠ける。 反抗してきたアルバイトくんを罠にはめて殺すというエグい展開だけは面白かったが、ほかは終始退屈であった。 世間では高い評価を得ているようだが、それを見ると、概ね主人公を演じた役者の演技力を高く評価するばかりだった。確かにそこはいいとは思うが、あんな脚本では駄目だ。 犯罪があった家に不法に侵入し、被害者を撮影する。あろうことか、それをテレビ局が放映する。そんなことは日本ではありえないことだが、アメリカで許されることなの?とずっと疑問に思いながら見ていた。それがこの映画のリアリティを損なわさせ、楽しめない一因になった。 ところで、あの役者はデイ・アフター・トゥモローに出てた人だな。あの人、わざと目を見開いているの?それとも元からあんな顔なの?あの顔だけはすごい。
[インターネット(字幕)] 4点(2023-09-18 04:48:02)
198.  エヴェレスト 神々の山嶺
かなりの駄作。 原作がそもそも駄目なのか、映画化のために書いたシナリオが駄目なのかわからないが、お話がひどい。 だめな理由は主に2つ。 1つは羽生と主人公の友情や絆、これが物語の根幹にしたかったのだろうが、それが全く機能していないこと。 というのも、二人が互いにそこまで思い入れを抱くようなことが作中にほとんど起きていないからだ。二人は互いに相手の人間性や考えに強く感情移入するようなことが作中に起こっていない。 だから、二人に友情や絆が芽生えたことに全然説得力がないのだ。 そうであるのに、やたらと二人の友情、絆をやられてもすべて茶番に思える。  2つめ。最後に羽生の「遺言」である「指が動かないなら、目で~」云々の言葉をもとに主人公が必死で山を降りてくるシーン。ここも大事なクライマックスであり、製作者としてはここを感動のシーンとしたかったのだろうが、これもまた綺麗さっぱり機能していない。主人公が生きる気力もなく自堕落に生きていたのを羽生の言葉で力をもらって強く生きようとするというのなら、わかる話だが、主人公はそもそも、羽生に勇気づけられるまでもなく、彼なりの強い行動原理に則って強く、たくましく生きていたではないか。 上司に楯突いたり、金の無心したり、自分の目的のためにかなり熱意を持って仕事をしていた。 彼がいまさら、羽生から生きるための力を学ぶ必要などないのだ(私にはむしろ辛いことがあった日本から逃げ出した羽生のほうがよほど軟弱に思える)。 さらに付け加えるなら、羽生からの言葉を心の支えに必死に山を降りてくるというシーンが成立するには主人公が生粋の登山家であって始めて成立する話だ。 登山家ではなく、あくまで登山写真家にすぎない主人公ではあのシーンは成り立たない。 必死に山に挑戦しなければならない理由が、彼にはそもそもないのである。  上記2点から、この映画にはドラマティック性がかなり損なわれてしまっている。  また、各登場人物の行動原理がむちゃくちゃなことが多いのも気になった。 主人公は、羽生遭難後、なぜ再び山を登ろうとしたのか意味がわからない。実際本人の口からも「分からない」というのだけど、クライマックスの大事なシーンによくわからない動機で突入してもらわないで頂きたい。 もっとわからないのは女。 本人すら登る理由が分からない主人公にのこのこついてくるんだから、ますます意味がわからない。お前は何がしたいのか。 他には序盤はマロリー登頂の成否について、かなり重要なファクターとして語ってたくせに、後半ほとんどスルーになってるのもブサイクなシナリオとしか言いようがない。  物語について、長々と書いたが、映像面に関してもあまり高い評価はできない。 私事だが、間が悪いことに「エベレスト3D」を最近見たものだから、あの映画から本作を見て、映像のあまりの落差に悲しくなる。制作費が限られている邦画ではまだ頑張っているとは思うけれど、山の景色の美しさや危険な登山でのスリルと迫力、そういったものは、この映画では味わえない。 背景はほとんど映さず、登場人物のアップばかりで、「今、エベレストにいる」という臨場感が全く感じられない。  映像はいまひとつで、ストーリーもだめ。この映画には楽しめる要素はない。
[インターネット(邦画)] 4点(2023-03-12 03:28:25)
199.  13日の金曜日(2009)
いやあ、やっと見たよ、13日の金曜日 子供の頃にテレビでやっていて、両親が見てたけど、当時は怖くて見れなかった。  今回、このリメイク版でやっと、きっちり通してみた。 まあ、分かっていはいたけど、怖くはないし、ストーリーも演出もどうということはない。「面白い」とはとても言えない。  けれど、「軽いエロに、軽いグロ。湖畔にやってきた無軌道な若者たち数人が次々襲われる。結局最後はバッドエンド」というホラーのテンプレの原作品を見れたのは、資料的価値としては面白かった。
[インターネット(吹替)] 4点(2022-11-10 12:14:40)
200.  ラスト サムライ
サムライ、ハラキリ、カタナ、ニンジャ、そして、よく分からない日本の「神秘」。 外人さんが思い描く、「ザ・ジャパン」がてんこもりな映画。  話としては、全然面白くはなかった。どうという話ではないよな。 わかりやすい嫌な奴が出てきて、そいつらを倒すという幼稚で短絡的な少年ジャンプみたいな展開はもういいっすわ。 しかし、トム・クルーズって、いっつもこんな役回りだな。 時代劇に登場してさえも、いつも通り、美人(小雪)をたらしこんじゃうんだな。  あの時代のサムライはとっくに実戦では鉄砲の方が強力であることは知っていたであろうが、それでも頑なに刀にこだわる渡辺謙のようなサムライもいたかもしれない。しかし、そんな古い価値観に囚われ続ける人間が、流暢な英語をペラペラしゃべるのはごっつい違和感を覚える。  アメリカ制作だが、日本の描き方はしっかりしていた。時代考証がしっかりしていた、と言いたいのではなく、我々が日常的に見る時代劇(たぶん時代考証なんていい加減)と変わらなかったので。ただ、森の中にヤシの木っぽいのが生えてるのは、誰か突っ込む日本人スタッフいなかったのか?
[インターネット(字幕)] 4点(2022-04-15 05:10:12)
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