181. アウトロー(2012)
《ネタバレ》 いつもより、ちょっぴり乱暴なワイルドトム! でも、いつもとあんまり変わらない気もする爽やかトム! 冒頭の無差別殺人から、軽く意表をつくストーリー展開は案外楽しい。王道ハードボイルドという感じで、特筆すべきところはあまりないので、トムじゃなきゃ、全く日の当たらない作品になってたかも。 おじいちゃんもカッコイイよ!! [映画館(字幕)] 7点(2013-04-29 12:50:42) |
182. 人生、ブラボー!
《ネタバレ》 今年ベスト級、めっっっちゃ良かったです。 主人公であるダメなおっちゃん(アベンジャーズのTシャツが眩しい!)もさることながら、脇役陣の魅力が完璧。へっぽこの弁護士であり、5人の子どもの父親である太っちょの親友はかなり良い味。ふらふらと外に出てくる子供に顔をペチペチプヨプヨされるところは、親父の大変さと面白さを同時に表しているような最高のシーン。 家族や、子どもたちも素晴らしい。特に恋人の笑い方の愛嬌にやられる。 普通に生きてたら、僕らはそこまで大勢の人間の人生に関わっていったリはしない。スターバックは、想定外に大勢の人間の父親になってしまった。スターバックスは子どもたちの力になってやろうと軽い子持ちで奮闘するが、そんなものは自己満足でしかなかった。多数の人生を知り、責任を知り、彼は成長していく。子どもたちは、彼以上にずっと大人であった。 きっと子どもたちは早い段階で気づいていたんだろうな、と思うとこれまた暖かい気持ちになるのでした。 良い人間に囲まれていたおかげで、ダメなヤツである彼の人生は恵まれたものになっていくのだが、それも自身が善良であり、人に好かれる人物であったこそでもある。 うむ、良かった!! [映画館(字幕)] 9点(2013-04-29 12:49:40)(良:1票) |
183. 脳男
《ネタバレ》 いきなり舌切りのシーンから始まるのでワクワクしてしまった。 良いところも悪いところも沢山ある。 ●良いところ ・生田くん全般 ・二階堂ふみ全般 ・高い緊張感 ・満足できるピリリとしたエンディング ●悪いところ ・松雪さんの古臭い芝居 ・江口洋介の暑苦しい芝居 ・笑っちゃうような演出 ・テンポが悪い ・ストーリーがつまらん ●どーでもいいこと ・効果音デカイ [映画館(邦画)] 6点(2013-04-29 12:46:59)(良:1票) |
184. ムーンライズ・キングダム
黄色を基調とした、色使いが特徴的。とても愛くるしい映画。僕の大好きなキツネちゃん(同監督のファンタスティック Mr.FOX )と、かなり似た作風。 較べてしまうと笑える部分が本作は少なく、ストーリーも雑で、仕掛け不足であるため、気持ちが盛り上がらないのが残念。 最高なのは、オープニングの画面スクロール。お家がかわいい。 [映画館(字幕)] 6点(2013-04-29 12:43:52)(良:1票) |
185. DOCUMENTARY of AKB48 No flower without rain 少女たちは涙の後に何を見る?
《ネタバレ》 主にみんな泣いてます。絶大なる支持と同時に、有象無象のアンチを生み出した前田敦子は、やはりAKBの象徴であったことがよく分かる。彼女の抜けた穴を残ったメンバーは埋められるのか。 AKBの人気は、パフォーマンスと言うより、それを取り巻くドラマ性やキャラクター性によるもの。だから、「パフォーマンスを見てください!」でなく、「私の頑張っている姿を見てください」という物言いになってしまうのである。壮絶なお遊戯会である(褒めてるんですよ)。 本作の作りは少々ゲスい部分もあり、スキャンダルにスポットを多くあてている。ともに戦ってきた仲間が、スキャンダルやら左遷やらで次々と失われていく様子は残酷でもあるが、まるで少年漫画のようにハラハラして、面白い。 そこまで思い入れがあるわけでもないので、だれが恋愛しようが知ったこっちゃないけど、AKBをもっとも強固に支えているのは、AKBの処女性を愛した気持ち悪めな人々である。そんな人達をないがしろにしていては、彼女らに未来はない。 そんななか、不貞腐れたようなコメントを残した高橋みなみにはガッカリである。彼女こそが、きっぱりと「そんなヤツはAKBにはいらねえ!」と言うべきであったと思うんだが…。恋愛は今する必要がないと断言する篠田麻里子。そして、松井珠理奈は大きく株を上げたことだろう。 AKBもファンも傍観者すべての反応も、すべて秋元康の計算通りなのだろうか…。 [映画館(邦画)] 8点(2013-04-29 12:41:01) |
186. テッド
《ネタバレ》 素晴らしく、しょうもない!! パロディ以外の笑いのネタは、うんこ、屁、アナル、ちんこ、ファック…とまぁ程度の低いこと低いこと。 愛くるしいぬいぐるみが、下品極まりないワードを連発するだけで、温かい気持ちになるのは何故なんだ!? アルフをめっちゃ下品にしたような作品。 しかし、アメリカはダメな親友と恋人とどっちをとるのかをテーマにすることが多いなぁ。ぬいぐるみのテッド君はクソ下品だが、主人公のジョンの方がクソみたいな人間なのが、また面白い。うんこを恋人に処理させるシーンはひどすぎて堪らん。 テッドはなんだかんだで人間ができていて(人間じゃないけど)クールだ。ジョークも気が効いてるし!(シモネタだけじゃないよ!エイリアンネタとか秀逸だったよ!)きっとモテる。ちんこはないけど。※タグが感じるらしい やたら激しい効果音のバトルシーンは腹抱えて笑った。 全体的なストーリーは、めっちゃ適当なんだが、そこもまた味になっていたり。 [映画館(字幕)] 8点(2013-02-04 16:26:23) |
187. ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日
《ネタバレ》 IMAX3Dで鑑賞。全体的にテンポが悪い。長い。 特に序盤はもっと掴んで欲しかった。主人公の名前のくだりとかどうでも良すぎて…。 前振りがあまりにも長いので、さっさと漂流しろや!と思いっぱなし。 ザッパーンと漂流してからは、流石に面白くなってくる。映像美も申し分ない。空が海に映るシーンとかベタだけど、素敵。 けど、話が面白くない。 映像ありきで、その映像を見せたいがために積み上げられているようなお伽話で、どうも気持ちが乗らない。 後日談もダラダラしてるし、僕としては「人喰いコックの話」の方が面白かったんではないかと思ってしまう始末。 [映画館(字幕)] 6点(2013-02-04 16:21:50)(良:1票) |
188. チョコレート・ガール バッド・アス!!
《ネタバレ》 ジージャー可愛いが、あの頃のキレはない。そんなに無茶もしない。 しかし、彼女のアクションには、華がある。マジメに撮ってくれれば、それなりに満足できるはず。 それなのに…!どうして!!!?? 特にコメディパートが地獄のつまらなさ。ただの悪ふざけでしかない。衣装とか、キャラモノで笑いを取りに来る姿勢は、つまらんエンタ芸人を下回る不快感。 ジージャーがいないときは苦痛以外の何物でもない。家で見てたら、早送りは間違いない。クソつまらないストーリーだし、やる気あんのか。 そもそもアクションが少なすぎる。どうでもいいキャラクターの悪ふざけなんて映してる場合か! やっとジージャーのアクションシーンかと思ったら、アクションの見せ方が下手すぎ。スピード感がまるでない。 ジージャーの価値を下げるな!こんなゴミ映画に出るな!! そして、邦題にチョコレート・ガールの名をつけ、名作の名を汚したヤツは万死に値する。 マジで腹立ったぞ!助けてピンゲーオ!! [映画館(字幕)] 2点(2013-02-04 16:16:27) |
189. 崖っぷちの男
さらっと見れて気軽に、それなりにハラハラできて楽しい作品。テレビでやると盛り上がりそうな感じ。サム・ワーシントンの顔を覚えられる気がしない。 [DVD(字幕)] 7点(2013-02-04 15:44:00) |
190. 遊星からの物体X ファーストコンタクト
CGがのっぺりしすぎてて映像におぞましさがない。 もっと物体のヌメヌメドログチャナマモノ感がないとダメだ。 [DVD(字幕)] 5点(2013-01-26 12:17:21) |
191. KOTOKO
《ネタバレ》 KOTOKOが自傷行為をするたびに観るのをやめて、途中で逃げ出したくなる。 精神不安定なシングルマザーを描くのに、ここまでホラーっぽくする必要があったのだろうか。怖くて気持ち悪かったという感想しか出てこない。ホラー映画としては、かなり優秀。coccoすげー。 [DVD(邦画)] 5点(2013-01-20 16:31:52) |
192. ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q
《ネタバレ》 噂通りよく分かんなかった。 もはや国民的アニメとなり、大ヒットを飛ばしているアニメがこんなに訳わからんくていいのか? いいんだろうね。 シンジ君は主人公のはずなのに、最初から最後までウジウジして、足引っ張るだけという酷い待遇。みんな怒ってて嫌な感じ。 登場人物達は、「そうか!××が○○なんだ!」などと各自勝手に納得しているようですが、観客は碇くんと同じ立場でポカンとするしかないのである。 シンジ君&カオル君とのいちゃいちゃシーンは、一服の清涼剤。やたら尺を使う二人の連弾と愛の語らい(キラキラシーン)はピュアすぎて笑わずにはいられない。 あんなに愛し合ってるなら、綾波も何もいらないじゃないか。 ラストカットはほのぼのしました。 [映画館(邦画)] 6点(2013-01-20 16:06:57) |
193. フランケンウィニー(2012)
《ネタバレ》 スパーキー可愛いっ! だけではやはりすまさない、ティム・バートン。 登場人物全員顔色がめっちゃ悪い。クラスメイトが禍々しくて、マッドすぎる。主人公の子だけはピュアだけど、若干歪んでるし。ティム・バートン作品は雰囲気が良くても話がつまらなくて飽きてしまうものも多い。 しかし、本作は怪獣映画ばりにガメラが大暴れし、グレムリン2ばりにモンスターが跋扈するのだ!そして人々は、顔色が悪い!! ラストは蛇足な気がするなー。 [映画館(吹替)] 7点(2013-01-20 16:02:29) |
194. のぼうの城
《ネタバレ》 面白かったんだけど、観た後の満足感が今一歩なのはなぜなんだ。 話題の水攻めのシーンは、やはりCGくさくてそんなにスゲエ!と言えるようなものではなかった。邦画のCGは、進歩が遅い気が…。 首チョンパありの合戦シーンは、結構力入ってるんだが、それもそんなに長くないのは残念。 序盤でのぼう様が戦うことを決意するシーンは熱いんだけど、そこがピーク。野村萬斎がでくのぼうに見えず、普通に策士に見えてしまっていたのは良くないかと。 この映画でいちばん見せたい部分がはっきりしてない感があり、気分が盛り上がらない。 野村萬斎の踊りが一番の見せ場ってんなら、ちょっとなぁ・・・。 エンドロールの気が利いているので、加点。 [映画館(邦画)] 6点(2013-01-20 15:59:26) |
195. 映画 鈴木先生
《ネタバレ》 タブーと言えるようなテーマに踏み込んでなく、ドラマの時より圧倒的につまらなくなっている。 これじゃ、何の変哲もない学園ドラマではないか…。 エキサイティングさの欠片もないダラダラとしたストーリー運びで、それを打破するのが「犯罪者の登場」という安易さ。しかも、打破できていないのが問題だ。 その犯罪者が鈴木先生と熱い討論してくれればいいんだけど、犯行の動機に全然説得力がないし、それに対して鈴木先生は華麗な切り返しができていない。上っ面なトーク(同調)なのだ。 これは、このドラマにおいて致命的だ。ドラマを楽しんだ人ほど失望するんじゃなかろうか。 しかも、相手が暴力を振るうので、それをされてしまうと鈴木先生はどうしようもないのである。 そもそも「第11話」ってつけてるところから志が低すぎする。 今後、ますますドラマの映画版は見なくなるだろう。 [映画館(邦画)] 2点(2013-01-20 15:57:06)(良:1票) |
196. LOOPER/ルーパー
《ネタバレ》 思てたんと違う!!! っていう部分を良しとするかどうかで評価は別れるんじゃないかな。 個人的にはX-MEN的展開は求めてなくて、もっと硬派なSFを期待してしまっていた。 いろんな要素がつまりすぎてて、贅沢ではあるんだけど、ちょっと長く感じてしまったことも事実。 ポール・ダノ君がとんでもなく酷い目に遭うくだりのように全編、緊張と恐怖で包まれたかったところ。 [映画館(字幕)] 6点(2013-01-20 15:55:04)(良:1票) |
197. ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン
《ネタバレ》 むちゃくちゃやる主人公がこれでもかと追い込まれる。笑えるんだが、悲壮感が上回ってしまってたり…。更に上を行くメーガンのぶっとんだキャラは最高。 [DVD(吹替)] 7点(2013-01-03 16:08:01) |
198. マダガスカル3
前2作のもう一歩感を見事に越えた。ナイスな三作目。 「魅せる」事がかなり意識されていたようで、ショウムービーとしての面白味が増している。クレイジーな悪役を配置したことによる緊張感や、スペクタクル性も増量され、かなり贅沢に楽しめる作品となっています。しかも、上映時間は90分ちょっとと、ほぼ据え置きなのが偉い。サクっと満足できる良作。 [DVD(吹替)] 8点(2012-12-22 13:36:21) |
199. ダークナイト ライジング
《ネタバレ》 期待を裏切らない仕上がり。穴登りのくだりは、どうせ脱出できるに決まってる感があり、しらけてしまう。精神論でジャンプ力が変わるものだろうか…。 空飛ぶマシンとカッコいいバイクの火力が凄すぎる。ジョセフ君ステキ。 [DVD(字幕)] 7点(2012-12-22 13:28:10) |
200. トロール・ハンター
《ネタバレ》 序盤から出し惜しみなくトロールちゃんたちが出てくるのが良い。トロールバリエーションが豊富なので、トロールファンは是非。でも、ジジイみたいな顔してるのがちょっと嫌。もっといっぱい人間狩られてほしかった。 [DVD(字幕)] 7点(2012-12-08 17:42:28) |