2101. 紀元前1万年
紀元前1万年にここまで文明が進んでいたとも思えないが、単なる民族抗争だけではなく、もうちょっと政治色を強くすれば面白くなりえたのかも。 [地上波(吹替)] 4点(2022-07-31 12:43:24) |
2102. Be With You 〜いま、会いにゆきます
オリジナルは未見。いくつかの疑問を感じながらもダラダラと話は進み退屈だなあと思っていたが、最後にどんでん返し的な種明かしという、視聴者をバカにしたような展開は好みではないパターン。ちょっと期待しすぎたか。女優の雰囲気は悪くはなかったが。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2022-07-26 12:24:09) |
2103. EAST MEETS WEST
少年との交流は『シェーン』のようでもあり(音楽は松竹らしい『遥かなる山の呼び声』的だったし)、仲間集めは『荒野の7人』のようでもあり、いろいろと既視感があった。網走番外地シリーズや昭和残侠伝シリーズで子役だった真田広之は高倉健を意識して演じていたのかもと思ったり。明治期日本人のウエスタンとしてみるなら『レッド・サン』との比較になるが、面白さには及ばずかな。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2022-07-11 12:43:16) |
2104. ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア
余命僅かと宣告された時に自分はどうするだろうかと考えてみると、快楽解放を求めて犯罪行為を繰り返すことはしないだろうなとは思う。実際にそうなってみないと分からないけど。ただし、いつそうなってもいいように、今からやりたい事をやっておく必要はあるんだろうな。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2022-06-23 11:33:51) |
2105. ステップ
原作未読だが、映画化でかなり端折っているのか重松清にしてはストーリーが平坦で盛り上がりに欠ける。また、登場人物が皆優等生すぎてリアリティーにも欠けるし、話がキレイ過ぎてファンタジー化してしまっている。山田孝之もミスキャストだし、國村準が存在感ありすぎてアンバランス。尚、橋田寿賀子のドラマ『夫婦』を見たばかりなので、その影響で物足りなさを感じ、辛口になってしまったのかもしれないとも思う。 [DVD(邦画)] 4点(2022-06-20 01:26:44) |
2106. NINE(2009)
ミュージカルに中身は期待してなかったが、それ以上だった。雰囲気は悪くはないんだろうが。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2022-06-05 00:50:26) |
2107. とらわれて夏
「遥かなる山の呼び声」のアメリカ版というか出来損ないという印象。双方の時制が交錯しているのがわかりにくい。ケイト・ウィンスレットのオバサン臭さは悪くはない。 [CS・衛星(吹替)] 4点(2022-06-02 11:37:33) |
2108. 秋津温泉
所詮は単なる不倫モノ。岡田茉莉子には魅力を感じるが役にあってない。津山の昔の街並みが見られたのは貴重かな。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2022-05-26 15:28:22) |
2109. 君の名は 第三部
《ネタバレ》 和解の過程がちょっと唐突ではあったが、この作品の陰の主役は浜口親子なんだろうな。もしリメイクするならこっちをメインにして描いた方が作品としては面白くなりそう。それだけ本シリーズでは主演男女に存在感と魅力が欠けていた。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2022-05-25 12:27:56) |
2110. 君の名は 第二部
「戦後の混乱期における過去」という点では松本清張的なところもあり様々な人間模様が繰り広げられるが、基本はメロドラマなので物語に深みがない。野性的な北原三枝が印象的ではあるが、主人公の出番も少なく話はあまり進まない。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2022-05-24 12:17:02) |
2111. 君の名は(1953)
感動モノだと思っていたら、まさかこういう展開だったとは。夫のヒネクレ具合は面白いので「お笑い映画」としてみればいいのかもしれないが。ただしそれも現代的な感覚であり、同時代的には違った見方(感動モノ?)がされたんだろう。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2022-05-23 11:57:24) |
2112. 張込み(1958)
「人は見かけに寄らぬもの」ってのは現代では当たり前すぎて何の驚きもないんだが、当時はそうでもなかったのか。メディア発達前の他者への妄想が感じられるものの、現代的視点から見れば作品には深みが感じられず、昔の街並みや風俗・文化ぐらいしか見るべき点がない。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2022-05-16 22:45:11) |
2113. 魂萌え!
ストーリーはありがちでドラマ性もなく、あとは主人公にどれだけ共感できるのかがポイントなのだが、そういう境遇になってみないと想像だけでは中々難しい。それにしても三田佳子演じる不倫相手とその家族の太々しさにはちょっと驚くというか、ここだけはリアリティーを感じなかった。人間開き直ると怖い部分はあるんだろうが、それにしてもねえ。主人公の人生もまだ20~30年はあるので、続編的に10年後の70歳で主人公がどうなっているのかを見てみたい気もしたが、年を取るのが嫌になる憂鬱な作品ではある。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2022-05-03 23:41:03) |
2114. 配達されない三通の手紙
萩には数年前に行ってとてもいい街だったのでそれを思い出しながら見たのだが、原作が洋物サスペンスなせいか内容的にちょっと乾いた感じがあって、伝統的な城下町の雰囲気とはミスマッチな印象を受けた。もうちょっと日本風な味付けにしてもよかったように思える。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2022-04-27 14:12:19) |
2115. 今度は愛妻家
《ネタバレ》 失ってからその人の大切さに気付くなんてのは使い古された設定だし、この夫婦関係も昭和の夫婦みたいで共感も理解もできなかった。全体的な作り方も視聴者を惑わすようなで雑。若者2人のエピソードも余計。さんざん引っ張って、最後の立ち直り方も唐突。薬師丸ひろ子はカワイイ妻を好演していたとは思うが、実際にこういう奥さんがいるとそれはそれで疲れるだろうなとは思う。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2022-04-26 12:50:05) |
2116. ダウンタウンヒーローズ
松本に旧制高校記念館というのがあって行ったことがあるのだが、在学生はそれなりの誇りやプライドがあるんだなあと感じたことがある。時代は戦後の学制の変わり目とは言え、そういう名残が感じられる作品ではあるが、当時は優秀であってもナンバースクールではないところはその後は駅弁大学へと没落していくので、原作者の自伝として古き良き時代を懐かしむ作品でしかないようにも思え、現代から見るとあまり響くものはない。当時の世相を確認する風俗物として見る分には悪くはないのかもしれないが。なお、渥美清は相変わらず面白くて存在感はある。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2022-04-19 12:42:43) |
2117. アルプスの若大将
このシリーズをちゃんと見たのは初めて。まわりが勝手に動いているだけで、ぼうっとしている主人公は何もしていないというのが特徴的で中身は殆どない。突然歌いだすのはちょっとミュージカルっぽいが。見所は星由里子が魅力的なのと昔の東京の町並みぐらい。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2022-04-12 12:06:04) |
2118. ミッドウェイ(2019)
1976年版と比べると相対性が欠如しており、日本側の描き方が雑かつ量も少ない。内容的には米国人の安っぽいヒューマンドラマで歴史的に興味がある自分にはやや不満。映像的に楽しみたい人向けかな。ただし、ウクライナ問題の真っ最中に見ると「戦争とは何か」といった本質的なテーマについて多少は考えるようになるという副産物はあるのかも。 [インターネット(字幕)] 4点(2022-03-24 01:20:23) |
2119. SING/シング
こういう動物キャラが日本人ウケするとは思えないのだが子供が見ると違うのか。吹き替えはまあまあ頑張ってたかな。 [地上波(吹替)] 4点(2022-03-13 16:59:53) |
2120. ゴッドファーザー PART Ⅲ
因果応報の殺戮が只管展開されていくだけなので、あとは「見せ方」が問題となるわけだが、ちょっと過剰演出かなという印象。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2022-03-09 01:23:59) |