261. ボン・ボヤージュ 家族旅行は大暴走
《ネタバレ》 オンライン試写会に当選し、鑑賞させていただきました。 久しぶりのフランス映画。 クスクスと笑いを誘うシーンが幾つかあり、「何も考えずに映画に浸れる」コメディ映画の醍醐味を味わった。 一度でいいから、高速道路をこんな風に豪快に使ってみたいものだ。 一方、家族全員のキャラは立っているものの癖が強いので、関わりたくないという印象を抱いてしまい、出演者が演じるキャラクターに親近感は覚えない。 [試写会(字幕)] 4点(2017-07-17 23:16:31) |
262. オーシャンズ13
《ネタバレ》 仲間が入院させられたから泥棒する・・・! 動機も内容も、11→12→13と尻すぼみ感拭えず。 11と12で暗躍した敵のベネディクトやナイトフォックスの威厳もなくなっていたのも残念。 ただ、ルーレットやブラックジャックといったカジノシーンがテンコ盛りで、カジノ好きとしてはかなりワクワクはさせられた。 [インターネット(字幕)] 4点(2017-07-15 21:02:23) |
263. イントゥ・ザ・ワイルド
《ネタバレ》 賛否両論あるが、ダメだった。「厭世的な主人公が自由気ままに旅してみました」という枠組みに収まってしまう映画だった。 旅で出会う人との触れ合いはいいのだが、身勝手な行動に共感できず逆に鼻につき、結局主人公は何がしたかったんだということに関してクエスチョンマークを付けざるを得ない。 [DVD(字幕)] 4点(2017-06-30 21:32:35) |
264. バケモノの子
《ネタバレ》 バケモノの街並みは凄く好きだった。 ストーリーは薄っぺらく退屈。熊徹と九太の特訓の日々は良かったのだが、その他は取ってつけたようで急。楓との馴れ初めやら、一郎彦が暴走したりだとか途中から最早ついて行けない。だから、最後はドラマのような感動展開になっていても全くセリフが入ってこない。 [インターネット(邦画)] 4点(2017-06-16 01:53:47) |
265. パディントン
《ネタバレ》 クマが家を探しにロンドンをかけめぐる…。 それ以上でもそれ以下でもなく。愛着はあまり湧かない。 1つの家族と出会うまではいいし、家族それぞれの個性も結構光るのだが、パディントンが失踪してからは家族のほうが暴走してしまって冷める。 [インターネット(字幕)] 4点(2017-05-29 00:00:15) |
266. ジャングル・ブック(2016)
《ネタバレ》 グラフィックは凄くて、動物たちの躍動感・迫力は存分に味わえる。 ストーリーは退屈かなあ。 自然界は弱肉強食なのに、虎や猿を悪役にして「勧善懲悪」を持ち込んだ時点で、違和感が拭えずにいた。 おまけに終盤、少年はジャングルを傷つけている始末。都合いい感じのハッピーエンドになってしまっている気がして、後味は良くなかった。 [インターネット(字幕)] 4点(2017-05-09 00:39:39) |
267. シン・ゴジラ
《ネタバレ》 各登場人物が掘り下げられていないので、表面上しか楽しめない。 キャストによる早口演出、米国特使(石原さとみ)のキャラクター、故意に落としたかのようなCGの質・・・どれもがスベっているように映って残念。 しかし、予想外の緊急事態に直面し、「国土を守るか、国民を守るか」という政府上層部の葛藤は良かった。 [インターネット(邦画)] 4点(2017-04-12 20:01:41) |
268. コララインとボタンの魔女
《ネタバレ》 よくあるパターンの映画かな。 子どもの鑑賞者には「親のありがたさ」、大人の鑑賞者には「子どもが抱える気持ち」に気づこうね、というメッセージが伝わる。演出は、紙芝居を見ているようで見事だったものの、ストーリーは肩入れできず。 [インターネット(字幕)] 4点(2017-03-12 22:46:29) |
269. ダラス・バイヤーズクラブ
《ネタバレ》 ロデオ、酒、女。つかみの雰囲気はバッチシで最高です。 エイズに対する1985年当時の人々の認識が生々しい。 余命宣告をされる前と後とのロンでは、全くの別人。自分が危機的状況にありながらも、彼のように他の人たちのために犠牲を払えるか。そう考えると、ロンの温かい人となりが伝わってきました。 しかし、医療界が過度に悪と描写されるのは、あまり気持ちのよいものではありませんでした。 [インターネット(字幕)] 4点(2017-03-06 03:46:22) |
270. ヒトラー 最期の12日間
《ネタバレ》 東側であるドイツの終戦間近を知る題材としては新たな見聞を深める意味で有意義。逆に言うと、ドキュメント要素が強く、映画としては飽き飽きする部分も複数あった。メリハリがなく、淡々とシーンをなぞらえてゆく感じで、よく言えば写実的なのかもしれない。総統秘書の視線から描かれている点はよかった。 [インターネット(字幕)] 4点(2017-01-26 13:54:12) |
271. インターステラー
《ネタバレ》 期待は上回らず。父と娘・息子(特に娘)との愛情が十分に描ききれていないので、宇宙に旅立つ直前、クーパーが車中で流す涙に感情移入することができない。最後は「父と娘の数十年ぶりの再会」というヒューマンで落とすのなら、もう少し日々の過程を十分に時間をかけてほしかった。また、クーパーのミッションに対する使命感が強いのは感じられるのだが、その使命感を支えるに足りる十分な動機もない。宇宙に出てからの展開は、正直長くて退屈した。見どころとしては、相対性理論をベースとした惑星での時間の経過、CASEやTARSといった愉快なロボット、息子から送られてくるメッセージ、など。興味深くSFの楽しさを味わえるのだが、冗長なイメージを多くのシーンで抱いてしまった。 [DVD(字幕)] 4点(2016-02-14 12:28:29)(良:2票) |
272. 硫黄島からの手紙
《ネタバレ》 トレーラーは良かったのだが、トレーラーで期待が上がりすぎた作品。 内容は栗林中将のリーダーシップ、作戦、家族への思いが描かれていて彼の魅力が渡辺謙を通じて伝わってくる。 ただそれ以外で特に印象に深く残ることがない。 [DVD(邦画)] 4点(2014-12-03 09:17:49) |
273. 心が叫びたがってるんだ。(2015)
《ネタバレ》 主要キャラの成瀬、坂上、仁藤の3人とも癖が強すぎて、正直なところ共感を呼びにくい内容となっていて、全く感動や余韻などといったものは残らなかった。 そもそも主人公の成瀬が感情表現できにくくなったきっかけも、彼女の両親のせいであり、物語の支柱に肩入れできないとなると、この満足度の低さは当然と考えられる。 終盤近くの成瀬失踪のハプニングも、原因は坂上、仁藤の2人に在る。なんだか、自分たちで自分たちの首を締めて、最後はハッピーエンドという甘々でご都合的な展開に白けた。 [インターネット(邦画)] 3点(2018-03-02 02:00:43) |
274. パンズ・ラビリンス
《ネタバレ》 摩訶不思議なスペイン映画、と言うべきであろうか。高尚すぎてよく分からなかったというのが率直な感想。大尉の、冷徹で残虐な演技以外に見どころは見出しにくい。 内戦終了後の恐怖政治がうまく伝わったのだけれども、妖精だの地底の王国だのファンタジー要素を混ぜられても、その融合が逆に散漫に感じた。 また、CGのクオリティは低めなので、よくわからないキャラクターたちの登場は集中できない。 [インターネット(字幕)] 3点(2018-02-24 09:46:53) |
275. ハムナプトラ3/呪われた皇帝の秘宝
《ネタバレ》 1、2とテイストは違い、中国が舞台なことに戸惑ったが、序盤は良かった。紀元前の中国における将軍と皇帝の確執や、冒険から足を洗ったオコーネル夫婦の現状がしっかり描かれているため、背景が理解できたまま鑑賞できる。 皇帝が蘇ってからは大失速。中国市街、雪山、砂漠とロケーションは豪華だけれども、バトルが何も頭に入ってこない。雪男が仲間に付いたり、皇帝が色んな獣に変身したりと理解に苦しむシーンも複数。ハムナプトラ特有の「古代に潜入する冒険」感が薄れ、只のバトルアクション映画と化していたのが残念だった。 [インターネット(字幕)] 3点(2018-02-20 06:48:45) |
276. シュレック3
《ネタバレ》 ひどい出来。どうして3部作目を制作してしまったのか。2作目が満足度高かっただけにとても落差を感じた。 ジョークはほとんど全てが笑うに笑えない不愉快なもので、露骨に滑っている。ストーリーも、シュレックに恨みを持つチャーミング王子の復讐劇なだけで、動機や盛り上がりに欠ける。 ラプンツェルや白雪姫といったディズニープリンセスを登場させるのはいいが、扱いが雑で原作とかけ離れているし、ネタのために与えられたようなキャラクター付けに辟易とする。 [インターネット(字幕)] 3点(2018-01-18 06:36:35) |
277. ダンケルク(2017)
《ネタバレ》 期待値MAXで見ましたが、正直自分には合いませんでした。 「生」にしがみつく演出は見事でしたし、追い詰められた英仏戦士からは「なんとしてでも生き抜く」という強い意志が感じられ、戦下の緊迫感は伝わってきました。 しかし、実話ベースになっていてリアリティが追求されている余波からか、ストーリーは地味目で退屈。特に、空中でのドッグファイトのシーンも単調で同じような光景の繰り返し。意図的にキャラクターの掘り下げも浅くしたんでしょうけど、登場人物に魅力が感じにくい。 [映画館(字幕)] 3点(2017-09-20 14:12:58) |
278. キング・アーサー(2017)
《ネタバレ》 ものすごくつまらなかった。緊張感がないアクション映画はぬるくてつらい。ストーリーもあってないようなものなので、のめりこむ要素が映像くらいしかなかった。 数々の登場人物が出てくるものの、深く取り上げられることがないので、魅力を感じることはできない。取り残されている感が半端ないままエンディングを迎えた。 [インターネット(字幕)] 3点(2017-09-05 21:10:23) |
279. 第9地区
《ネタバレ》 ここまで真剣に作り込む気鋭には拍手。病に冒されてエイリアン化する主人公の熱演は、狂気を感じて迫真的でとても良かった。 でも率直に言うと、ツッコミどころ満載で、映像も古臭くて、エイリアンものは好みに合わないことを再認識。アパルトヘイトの人種分離政策をモチーフとしているみたいだが、ストーリーに厚みがないので、この映画を見ただけではそこまでのメッセージ性を感じとることは難しい。エイリアンと殺し合ったり、変な友情が芽生えかけたりと忙しかった。 [インターネット(字幕)] 3点(2017-08-23 19:05:21) |
280. ライフ(2017)
《ネタバレ》 キャストの演技は良かったが、久しぶりにつまらない映画を観てしまった。 ジェイク・ギレンホールの無駄使い。 地球外生命体vs人間という脚本のチープさで104分乗り切るのは無理。人物の掘り下げが無いから、知らない6人が頑張ってるなーという程度の蚊帳の外ストーリー。 [映画館(字幕)] 3点(2017-07-16 20:50:04) |