281. 摩天楼を夢みて
《ネタバレ》 名優達の巧みな話術を堪能することができました。その中でも、ジャックレモンがいい味を出していたと思います。自分は犯人が分かるラストより、リンクとの交渉シーンに魅入ってしまいました。口は災いのもと、でもセールスマンはその口が命なんですよね。 [ビデオ(字幕)] 5点(2008-01-15 17:00:10) |
282. ストレイト・ストーリー
自分にも弟がいて、男二人兄弟なのですがストレイト兄弟と同じで、もう長いこと口をきいてません。自分たちの場合は、特に理由があったわけではないのですが、気がつけば自然にそうなっていました。でも今考えてみると、兄らしいことをろくにしてあげられなかったことが原因かもしれません。これからどうなるか分かりませんが、どうなったとしてもたった一人の兄弟なんですよね。自分だってこのまま終わりたくはありません。でも待ってるだけじゃ何も変わらない。きっかけは自分で作るものだし、何かがあってからでは遅いんですよね。頭では分かってるつもりなんですが...身をつまされる映画でした。 [ビデオ(字幕)] 6点(2008-01-09 21:42:56)(良:1票) |
283. ユージュアル・サスペクツ
《ネタバレ》 冒頭のシーンがキントの語りだったので、終始怪しい匂いがプンプンしてはいたのですが、船での銃撃戦の場面で完全にだまされてしまいました。あれはというか殆どが、あくまで彼の頭の中で作られた映像だったんですね。そこら辺は、うまいというか、やられたというか、ずるいというか。自分は見直してみて後から気づいたんですが、キートンが脚の感覚がないと言った時点でソゼの正体が分かった人もいたのでは。 [ビデオ(字幕)] 4点(2008-01-07 22:56:43) |
284. 俺たちに明日はない
軽い感じの音楽と、徐々に破滅に向かっていくシリアスな内容とのアンバランスさが面白おかしかったです。 [DVD(字幕)] 5点(2007-12-29 18:46:25)(良:1票) |
285. 髪結いの亭主
チラリズムが究極のエロスだという事に気づきました。 [DVD(字幕)] 4点(2007-12-26 22:19:39) |
286. ワイルドバンチ
《ネタバレ》 主人公を美化したり神格化せずに、一人の人間として描いている所にリアリティ-を感じました。パイクは死んだものの、世界の何が変わるわけでもなく、生き残った者の物語の始まりを感じさせるラストは、この話が長い歴史や広い世界においてほんの些細な出来事、でも彼等に関わった人間の心の中のどこかに生き続ける昔話なんだなと思いました。全体的にあくまでも客観的で、どこか突き放してはいるものの、とても丁寧に作られていて、製作に関わった人たちの作品に対する愛が伝わってきました。 [DVD(字幕)] 6点(2007-12-26 16:28:39) |
287. 帰郷(1978)
戦闘シーンは一秒もないものの、変な反戦映画よりよっぽど説得力や重みがありました。 [DVD(字幕)] 7点(2007-12-26 00:59:49)(良:1票) |
288. 時計じかけのオレンジ
《ネタバレ》 アレックスの精神状態が彼が着ている衣装の色や背景などにうまく表れていた気がします。暴力行為を繰り返している場面は真っ白な服に身を包み精神的に自由な状態。警察に逮捕され収監されている時、出所してホームレス老人や昔の仲間に暴力を受けている場面では紺のスーツと暗めの画面で心身ともに追い詰められいる。そして、最期の病院シーンでは、全身包帯に巻かれ身体的には不自由なものの、その姿は真っ白で、内面はすでに暴力行為を繰り返していた元の状態に戻っていて、最期の恍惚の表情を浮かべて妄想しているシーンでそれが最高潮を迎えていた気がします。話自体がアレックスの一人称で語られているので、彼の中での映像が内面的な部分に影響されて色彩に表れていたのかなぁと勝手に自分なりの解釈をしました。 [DVD(字幕)] 6点(2007-12-26 00:47:38) |
289. ポセイドン・アドベンチャー(1972)
神に頼るのではなく、自ら道をきりひらいた肉体派牧師にあっぱれです。 [DVD(字幕)] 6点(2007-12-22 02:31:06) |
290. スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ
もっと単純にお馬鹿なハチャメチャ映画にして欲しかった…。物語の説明や過去の回想もあんなにいらなかったし、「そんなのどうでもいいんだよっっっ」ぐらいな勢いで来て欲しかった。 全編英語の所や題材、舞台などの目の付け所は面白くていいと思ったので、すごい残念。 [映画館(字幕)] 4点(2007-12-13 08:27:03) |
291. アポカリプト
ロナウジーニョ逃げて~!! [映画館(字幕)] 5点(2007-07-02 02:28:16)(笑:1票) |
292. 300 <スリーハンドレッド>
「男というのはこういうものだ!」というのを見せつけられた感じです。自分とは程遠いその姿に、鑑賞後は少し死にたくなりました。 [映画館(字幕)] 6点(2007-06-14 16:21:48) |
293. パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド
《ネタバレ》 ラストまでの展開が長かった…船の上の結婚式には唖然としてしまいました。あと、自分が頭が悪いからかそう思うのかも知れませんが、もっと単純明快なつくりにして欲しかったです。映像と音楽には満足です [映画館(字幕)] 3点(2007-06-14 16:12:30) |
294. ノー・マンズ・ランド(2001)
事件は現場で起こっているんですね… [DVD(字幕)] 7点(2007-06-14 15:57:25)(良:1票) |
295. ナイト ミュージアム
《ネタバレ》 後ろの席にいた、子供ずれの親子が気になってしょうがなかったです。「字幕じゃなくて吹き替え見せてあげればいいのに..あきちゃってるし...。」と全然関係ないとこが気になってしまいました。肝心の内容は、大笑いというよりは子笑いの連発。CMの予告を観なければもっと笑えたのかなぁ~って感じです。ちっちゃい二人組みがいい味出してました。最後の凱旋シーンではちょっと泣きそうにもなりました。 [映画館(字幕)] 5点(2007-03-25 14:51:20) |
296. わが谷は緑なりき
《ネタバレ》 何故だか知らないけど懐かしい気分になりました。同じような体験をしたとか、境遇が似ているわけでもない。でもすごく、懐かしく暖かかった。村中、みんなで歌って、みんなで悲しんで、みんなで喜び、みんなで非難する...悪い所があるから、良い所がものすごく輝いて、美しく見えるんですかね。そんな嫌な思い出も、いつかは笑える日が来るんでしょうか?少なくともヒューにとってはそうで、ラストシーンでもあったように、幸せに食卓を囲んでいた家族の姿こそが、彼の忘れられない思い出なのでしょう。そんな僕は、炭鉱で働くとヒューが言ったときのお父さんの悲しい顔が忘れられません。きっと父親にならないと、この気持ちは分からないんでしょうね。 [DVD(字幕)] 8点(2007-03-08 00:56:49) |
297. コラテラル
《ネタバレ》 まず設定が面白いです。殺し屋とタクシードライバー、そんな二人が主役。マックスはホントに巻き添えですね。あそこでヴィンセントを乗せなければ何もなかったわけですから..。シカトしてればよかったのに。話の方はテンポが良かったです。二時間というのもちょうどいい長さですね。退屈と感じませんでした。あっという間に、ラストでのトム・クルーズのターミネーターへの変身。「首打たれてすぐ立ち上がるって...」と思ってる間に、ラストシーン。静かに終わっていく感じは好感が持てました。伏線もいい感じでいきてましたし。 [DVD(字幕)] 6点(2007-03-07 18:18:15) |
298. ミッシング(1982)
重いです...今の僕には、考えることも受け止めることもできず、ただストーリーを理解することで精一杯でした...街中に無造作に死体が転がっていてそれに反応もしない市民たちがとても印象的でした。もっと勉強して観なおします。評価は何ともいえないという事でこの点数で。 [DVD(字幕)] 5点(2007-03-07 00:10:43) |
299. 招かれざる客(1967)
日本人の僕にはあまり身近ではない題材を取り扱った作品でした。現実にも人種の壁を越えたカップルがたくさんいて、中には結ばれることのなかった人達もきっといるんでしょうね。そういう意味で、決してこれは特別な家庭の問題ではなく、自分にも起こりうるかもしれない話。と言えるのでしょうか。普段は「人種差別反対」と言っていても実際にそれが自分に関わる身近な問題となったら...?これは、人種差別に限ったことではなく、すべての話に当てはまることで、自分の発言全てに責任が持てるのか?当事者になったときに第三者として発言していた時と同じことが言えて、かつその行動をとることができるのか?難しいことですね...。地味で目立たないけれど、なんかいろいろと考えさせられる、いい映画でした。また俳優陣の演技も、すばらしかったです。 [DVD(字幕)] 6点(2007-03-06 00:15:08) |
300. 蒼き狼 地果て海尽きるまで
《ネタバレ》 う~ん。なんか色んなものを詰め込みすぎた感が否めません。父と子の愛情を描きたかったのか、女性の誇りや存在意義を訴えたかったのか、友情や誓い、約束を描きたかったのか、それともチンギス・ハーンという人物を見せたかったのか、迫力ある戦闘シーンが見せ場なのか、はたまたもっと別のことなのか...。自分にはどれも中途半端な感じがしてしまいました。この映画を観る前にセリフが日本語とか、演技がどうとかは気にせず観に行く事に決めていました。確かに戦闘シーンや即位式など、日本映画ではあまりない迫力を感じることはできましたが「即位式でただ突っ立ているだけの人がいた」など細かい所にばっか目がいってしまう有り様。あの人数で、そこまで徹底するのは無理なことなんでしょうかね... [映画館(邦画)] 3点(2007-03-05 02:43:12) |