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ドラえもんさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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321.  ヤング・ブラッド
J・チェンも真っ青なアクロバット・アクションは冒頭からクライマックスに至るまで変わることなく展開され、それがこの作品のウリでもある。しかし主人公の本来の目的は、憎くくき親の仇を討つことではなかったか。それがいつの間にか恋人とフランスを救うことに重点が置かれ、単に悪人を懲らしめる恋に溺れた青年にしか見えない。これでは溜飲を下げようが無いではないか。
6点(2001-12-07 23:45:55)
322.  トレーニング デイ
いつもは善良な黒人の代表的な役柄を、自信満々・余裕綽々に演じているD・ワシントンに、昨今、鼻についていたところへ今回のこの役。そろそろ同じパターンの役柄からの脱皮というところだろうか。しかしやはり心底悪人になりきれない、いつもの彼がちらちら顔を出すという課題は残ったようだ。そういう意味では善良な役を演じていても、ひとつ違えば狂気の顔を覗かせるR・デ・ニーロとは対照的だ。作品としては裏社会の現実を嫌というほど突きつけられ、胸くそ悪くなるが、それだけ映画の出来が良いという証明かも知れない。最近ご無沙汰のT・ベレンジャーがチラッと出ていたのが嬉しかった。
8点(2001-12-07 23:29:41)
323.  赤い橋の下のぬるい水
人間の生と性を終始一貫描きつづけている今村昌平監督ならではの大人の寓話。物干し場から鏡を光らせて、ひたすら乞う清水美砂のしぐさや表情がなんともいじらしく、仕事を放ったらかしてまでその期待に応えようと必死に彼女に向かって走りに走る役所広司ともども、実にユーモラスに描かれている。従って二人のまさに凄まじい“濡れ場”も、どこかカラッとしていて些かのエロティックさも感じさせない。様々な登場人物たちにもそれぞれに比重が置かれ、実に無駄がない。
9点(2001-12-02 00:01:11)
324.  GO(2001・行定勲監督作品)
校門のゲートを何度も軽々とカッコ良く飛び越えるという象徴的なシーンは、まさに古い傷に縛られずに過去の壁を鮮やかに飛び越えていけるエネルギーを感じとれるし、それと同時に主人公の青年のこのほとばしる様なエネルギーと向こう意気の強さに、韓国の人の持つ血というものを感じ無いわけにはいかない。彼の命の輝きとその純真さがたまらない魅力だし、それをものの見事に演じる窪塚洋介は凄いと言うしかない。韓国人と日本人との対比も面白く、脇を固める出演者や製作側の熱気というものも十分伝わってくる。今年一番熱い日本映画だ。
9点(2001-12-01 23:39:22)
325.  ソードフィッシュ
J・トラボルタは悪役がすっかり板について貫禄十分だが、もはや普通の役など出来なくなってしまうのでは・・・・と要らぬ心配を他所に、映画は彼のどアップから始まり、度肝を抜くシーンの連続で快調に飛ばしていく。あらかじめあらゆる思考(行動)パターンを想定した上で、その計算され尽くした計画をそのまま実行に移すという設定は、D・フィンチャーの「ゲーム」をやはり連想してしまうし、また、多くの犯罪映画を見慣れている我々観客に対する挑戦のようでもある。常にエポックメーキングなアクション映画をプロデュースし続けているJ・シルバーの真骨頂とでも言える作品で、これぞまさにプロデューサーの映画だと言える。
9点(2001-11-25 16:26:29)
326.  エボリューション
「ゴースト・バスターズ」と言い本作と言い、アイバン・ライトマン監督はこういう傾向の作品がよほどお好きなようだが、大小様々なクリーチャーたちが暴れまわる実に楽しい作品となっている。人間を鷲づかみにして縦横無尽にショッピング・センター内を飛び回る怪鳥などは前代未聞で、「JPⅢ」よりもさらに手が込んでいる。ただ、J・ムーアがこのテの作品には違和感を覚えてしまうのは僕だけだろうか。
7点(2001-11-25 15:48:48)
327.  魚と寝る女
 お国柄とはいえ池に釣客専用の小屋舟が点在しているという、なんとも不思議な光景にまず目を奪われてしまう。映画は、ひとことも話さない謎めいたこの釣り場の女管理人と、恋人を殺して自ら死に場所を求めてやって来た男とを中心に描かれていく。共にワケありの孤独な男女は互いに惹かれあうものの、その関係はなかなか一筋縄ではいかない。性愛描写はそれほど際どいものではなく、むしろ釣り針の生理的な痛みというもうひとつの意味を嫌というほど感じさせられる。無駄なセリフや描写がほとんど無く、先の展開が読めないそのドキドキする面白さには興味が尽きないし、ラストの象徴的なシーンはさらに強烈だ。
9点(2001-11-25 15:28:57)
328.  リベラ・メ
冒頭から火災シーンのオンパレード(このシーンのなんと長いこと!)で、のべつ幕なしと言おうか、その余りにも節度のなさには呆れてしまう。さらに、本来消防のプロ集団である筈の彼らは、まるで初めて火災現場を体験したシロウト集団のように見えるほど、何かにつけて大仰で不可解な描写が続く。鎮火したばかりの現場で平気で煙草を吸ったり、放火犯と肩を並べる所にいながら取り逃がしたりで、何故かいつも壁を叩いて悔しがる間抜けな主人公。あるいは何の必然性も無く取って付けたような殉職シーン等々。この作品は消防士たちの奮闘や活躍というよりは、彼らの混乱ぶりを描いているのであって、その混乱ぶりがそのままこの作品の混乱でもある。「リベラ・メ=我を救いたまえ」と言いたいのは我々観客のほうだ!
4点(2001-11-25 14:38:34)
329.  ウォーターボーイズ
何かと暗い世の中、こういった明るく元気になれる作品が人気を集めるのも無理からぬところ。とかく評判の作品だが、しかし数々のエピソードの描き方には何か物足りなさがあるし、さほどの歯応えも無い。つまり、余りにもノリが軽すぎるのだ。若者たちが元気に画面をはしゃぎ回り、ノリのいい曲を流しておけばスポコン青春ドラマ一丁上がり・・・というような製作サイドの安直さを、僕などはどうしても感じてしまう。もっともこういった見方はこの作品には相応しくないことを百も承知だが、アジアの優れた作品に接するたび、果たしてこの程度で“評判”になっていいものか・・・と感じざるを得ない。
6点(2001-11-25 11:05:28)(良:1票)
330.  忘れられぬ人々
愛する人を守るために人は何ができるのか。作品は戦後を生き抜いてきてなお、晩年になって新たな人生の転機に直面した三人の男たちを、同じくこの難しい時代を生きていくことに悩み・苦しむ若いカップルを対比させて描いていく。その描き方はひたすら暖かく穏やかで詩情溢れるものだが、作者の目は鋭く“今”を突いている。国の為に必死の思いで戦ってきたかつての戦友同士が、丘の上から街並みを見下ろしながら「俺たちがあんな思いをしてまで戦ったのは、こんな日本にする為だったのか・・・」と嘆く。その言葉が深く心に響く。終盤、悪徳霊感商法に業を煮やし、義憤で殴り込みをかけるという展開には驚かされるものの、ひたすら家族や友情を大切にし誇り高く生きてきた彼らと、実際の出演者たち(いずれ劣らぬ名優たちは円熟した深みのある演技で、その存在感を余すことなく見事に表現している!)とがオーバーラップして何とも魅力的な作品となっている。彼らは僕にとっても、まさに“忘れられぬ人々”である。今年も素敵な作品にめぐり合えて良かったという感想に尽きる。
9点(2001-10-26 00:56:36)
331.  ドラキュリア
ドラキュラをテーマにした作品は数多く作られているが、本作は現代に甦った吸血鬼との壮絶バトルを、まさに最新SFXと今風の味付けで描いた作品。これはアクション映画なんだと割り切って観ればそれなりに良く出来てはいるが、それならなにもドラキュラでなくてもいいんじゃないかなと思ったりもする。かつてのF・F・コッポラ版ほど凝らなくてもいいけれど、やはりドラキュラ映画の神秘性やロマンの香りといったものをもう少し意識して作って欲しかった。
6点(2001-10-20 23:03:06)
332.  どら平太
日本映画久々の痛快娯楽時代劇。市川監督らしい豪快さの中にもユーモア溢れる独特の映像センスは、今回も健在だ。ただ、時代劇の王道を行くキャラクターのどら平太があまりにも強すぎて、様々な登場人物の中でもとりわけ菅原文太演ずる首領が、敵役としては物足りなくて何とも呆気ないのが唯一不満だ。
8点(2001-10-19 23:26:33)
333.  ラッシュアワー2
あの手この手と次から次へと繰り出すアクションも、既にJ・チェンの過去の作品で観てきたようなものばかり。しかし、それもこの二人のコンビにかかるとむしろ新鮮にさえ見えるから不思議だ。それは香港製と異なり、ハリウッド型スペクタクルの見せ方の工夫で、印象をより違ったものにしているからかも知れないし、C・タッカーの強烈な個性に負うところが大きいからかも知れない。それにしても本編以上にNG集のほうが楽しいというのも困ったものだ。
7点(2001-10-07 18:21:32)
334.  クイルズ
この作品は、世の中の常識や道徳といったものが人間の想像と表現の自由を奪うという、このサド公爵の時代から現代にまで延々と続いている問題を、芸術的かつ官能的に描いていく。人々に影響を与え続ける為に書くことに執拗に拘るサドは、衣服まで剥ぎ取られるが、それでもあらゆる手段を講じて諦めようとはしない。極めて貴族的・紳士的であるものの自らの死をもってでも抵抗し続けた、狂気というよりは偏執狂的な難しい役どころを、J・ラッシュが貫禄の演技で見せてくれる。一方で正常と狂気の間で苦悶する神父という役どころは、まさにJ・フェニックスのハマリ役で、右に出る者なし!
8点(2001-10-07 00:44:29)
335.  少女 an adolescent
初監督作品とは思えないほど監督としての奥田瑛二は、老練な職人の如くその手腕を遺憾なく発揮している。それ程、この作品を映画化するには深い思い入れと執念があったと言うことだろう。ただ多くの入浴シーンや衣服ごと水に濡れたり、あるいは汗まみれの素肌といった、本来官能的なシーンが何か爽やかさの印象が強いのも、彼の生真面目さによるものだろうか。共演者では、これが映画初出演とはとても思えない少女・陽子役の小沢まゆと、その兄・助政役の小路晃が強烈な存在感をみせている。そしてその母親役の夏木マリがさらにいかにもベテランらしい凄みのある演技で画面を引き締めている。
8点(2001-10-06 17:21:53)(良:1票)
336.  愛のエチュード
主人公は子供の頃の出来事がトラウマとなってある種自閉症的で、生きる事に不器用でましてや服装などには何の関心も示さない。又、大胆かつ激情的である反面、ガラスのように繊細な天才肌のチェス名人である。そんな彼をJ・タトゥーロがこういう役どころを天賦の才の如く絶妙に演じきる。一方、貴族的な価値観で生きてきた令嬢が、初めて本気で愛した男に迷うことなく献身的に尽くし、自分の選んだ道が正しかったということを、愛を貫くことで表現するといった役どころを、E・ワトソンが的確にそしてしたたかに演じて魅せる。悲劇的な結末であるにも拘わらずむしろ爽やかな余韻を残すエンディングだ。
8点(2001-10-06 16:51:49)
337.  スコア
M・ブランドとR・デ・ニーロとの共演に、今、ノリにノッてるE・ノートンとくれば、観にいかない訳にはいかない。まさに、三者三様のキャラ通りの役どころで、ストーリーも実にオーソドックスな金庫破りモノとしてほぼ予想通りの展開で進行していき、それなりに良く出来ていて面白い。が、しかし終盤になるに従って細かい設定に無理や疑問を感じるのと、クライマックスの金庫破りはいくらなんでも大胆で強引すぎる。さらにラストのどんでん返しにも、もうひと捻りあっても良かったんじゃないだろうか。何かツメが甘いという印象は拭いきれない。
7点(2001-10-06 16:08:14)
338.  シャドウ・オブ・ヴァンパイア
ドイツ表現主義の傑作「ノスフェラトゥ」の当時の撮影現場をそのまま再現してみれば、スタッフは全員、白衣にゴーグルといった出で立ちで、 それがまるで科学の実験場のようであるのは、いかにも当時のドイツの雰囲気が伝わってきて興味深い。しかしやはりこの作品の命とも言えるW・デフォーの特殊メイク冴えわたる吸血鬼ぶりには感嘆せずにはいられない。傑作を撮るには手段を選ばないJ・マルコヴィッチ演じる天才肌のムルナウと、本物の吸血鬼との丁々発止のバトルの構図が面白く、とりわけギャラとして約束された女優の血を待ちきれず、ついにクルーの血を吸ってしまい監督にたしなめられるといった、お茶目で可愛らしい反面、いかにも時代遅れの吸血鬼といった感じをデフォーが水を得た魚の如く嬉々として演じてくれる。これはまさにキャスティングの勝利と言える作品だ。
8点(2001-10-06 15:32:32)
339.  クロスファイア(2000)
なかなか良く出来た面白い作品で、往年の東宝特撮変身モノの香り(主人公が胸に手を当てるところなどは、まさにそれ!)や、デ・パルマの「フューリー」を彷彿とさせるシーンなど、まさに過去の名場面を巧くアレンジしている。さらに炎の演出をさせたらこの人の右に出るものなしと言われるぐらい、金子修介は見事なスペクタクル映像の描出にも成功している。
8点(2001-10-06 00:35:36)(良:1票)
340.  ハート・オブ・ウーマン
個人的にも大のご贔屓で、最近超売れっ子のH・ハント出演作という理由だけで劇場に駆けつけました。なにしろ今が旬の女優さんと言う事もあって、凄腕のキャリア・ウーマンを堂々と演じる反面、物憂げな表情で女の弱さをも表現するあたり、さすがに上手い。おそらくM・ストリープの後を継ぐのは彼女かも知れない。一方のM・ギブソンもその何とも憎めない勘違い男の主人公を、実に軽妙洒脱な演技で魅せてくれます。それは、案外こういう作品が彼の本来の持ち味なのかとも思わせてくれるほどです。
7点(2001-10-06 00:17:54)
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