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キリコさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 982
性別 女性

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321.  ピアノ・レッスン
セリフのないホリー・ハンターが表情やしぐさやピアノでその心のうちを表現する。カイテルは大事なピアノをエサにして魅かれた彼女を徐々に慣れさせ近づいていく。純粋に心のままにといっても彼女の弱みに付け込み、ピアノのために体を売らせるような手段はずいぶん狡猾だと思う。しかし彼は彼女の弾くピアノをじっと聴きピアノだけが唯一の言葉という彼女を心から愛した。彼女もその情熱に応える。このくだりは非常に生々しく官能的。見知らぬ土地へ来た時は固く結ばれていた母子の絆が男の出現によって脅かされた時、娘は男を排除しようと母親に背く行動をとる。情熱的な女性のホリー・ハンター、複雑な立場の子供のアンナ・パキンなどみな素晴らしく良かった。海辺のピアノ、海に沈むピアノや綱に絡んで沈んでいくホリーなど映像的にも美しいシーンが印象的。
8点(2003-05-21 13:16:55)(良:1票)
322.  めぐりあう時間たち
これは俳優の演技にうなる作品です。主演女優3人はむろん、脇役から子役までみな素晴らしいです。特に私が感動したのはジュリアンとエド・ハリス。これを見ていたら、アカデミーの助演男優はまずエドだと断言したでしょう。メリルと彼のシーンは泣けました。時代も場所も違う3人の人生を、うまくまとめて描いた脚本もうまかったんでしょう。そしてメーク。ニコールについては彼女だと見分けがつかないくらいの変身ぶりは承知でしたが、ジュリアンにも驚かされました。未見の人のためにこれ以上は止めておきます。登場人物についてはやや特異な精神状態の設定(みな何らかの心に傷がある?)なので、私には共感とか理解というところまでは行かず、やや消化不良の気がしますが、それを引いてもこの演技陣の素晴らしさに、見終わっても頭の中で彼らの残像がグルグルしています。
8点(2003-05-20 17:46:45)
323.  鬼が来た!
前半のややコメディタッチの描き方から、一転後半のショッキングな殺戮シーンになってびっくり。流れからこんな終わり方をするとは思わなかったので、より一層インパクトが強かった。こんなコトが一般的に、しょっちゅうあったんだろうと思うし、実際はこれ以上に悲惨なこともいっぱいあっただろうと思う。戦時下の支配する者、される者の狂気や人間の本質を当時のドキュメンタリーを見るようなカメラワークで見せてくれる。香川照之、チアン・ウエンの鬼気迫る迫力にも圧倒された。
8点(2003-05-18 18:31:26)
324.  男と女(1966)
これはもう大人の恋を映像と音楽で、ロマンティックな気分に浸りきって堪能する映画ですよね。すごくムーディでフランスらしい、おしゃれで粋な映画です。F・レイの音楽「ダバダバダー・・」の単純なのがすごく流行りましたねぇ。
8点(2003-05-18 18:08:56)
325.  おしゃれ泥棒 《ネタバレ》 
おしゃれなオードリーのファッションやオトゥールのブルーアイが素敵。 美術館に忍び込んで二人で掃除道具置きの小部屋に入ってる時のオトゥールが脚を折り曲げてる可笑しさ、そこで閉じ込められて鍵を中から操作する巧妙な仕掛けやスリル、警報装置を鳴らす技、大騒ぎになってから抜け出すアイデア、贋作の処理の方法など楽しい見所も一杯。ストーリーを知ってて見ても、おしゃれなセリフや雰囲気を見るたびに楽しめる。
8点(2003-05-18 17:15:56)
326.  エイリアン2
相変わらずこわ~いエイリアン、すっごくしつっこい!S・ウィーバーは勇敢で逞しくてかっこいい。恐いのに目は釘付けで見てしまった。
8点(2003-05-18 16:34:39)
327.  裏窓(1954)
見動きとれずに退屈すればああいう覗きはありそうなこと。でも真っ昼間にカーテン開けて殺人するかいな?と、ありえないような話につっこみを入れたくなるが、これがないと話は始まらないのでよしとする。覗くうちに怪しさは益々募り、恋人がその部屋に乗り込む、犯人が動けない彼を襲ってくる、とドキドキの展開になりハラハラする。すっかりヒッチコックの術中にはまってしまう。やっぱり怖がらせるのがうまいのね。
8点(2003-05-18 15:48:40)
328.  インディ・ジョーンズ/最後の聖戦
ショーン・コネリーも加わって、親子のやりとりがコメディっぽくておもしろい。コネリーは渋くっていい歳とってます。スピードとスリルの冒険はいつ見てもワクワクする。
8点(2003-05-17 17:30:02)
329.  アリスの恋
未亡人のE・バースティンと息子の新たな旅立ちのロードムービー。次々と移り住むはめになる息子が可哀想になるが、大胆な女の子と友達になる。若き日のJ・フォスターがすでに光っている。レストランで働くアリスと同僚の女性との掛け合いとか、客とのやりとりが「これがアメリカか~」と妙に納得。やや不器用に、臆病にすすむアリスの恋、ハッピーエンドで幸せな気分。強そうで弱い、可愛い中年女性をバースティンがうまく演じてます。
8点(2003-05-17 16:20:07)
330.  アラバマ物語
久しぶりに見たら、最初の子供たちのブーの家の探検とか二人が襲われるくだりなどサスペンスっぽいドキドキするような作りでした。手の影が忍び寄ったりしてヒッチコックっぽいような感じもします。レイプ犯を弁護する裁判シーンが印象に残ってたんですがこれも子供時代の思い出の一部でしかなかったんですね。子供の視点から日常やいろんな出来事を描きながら、正義や勇気や人種差別などが描かれます。「どんな理由があろうとケンかはいけない」と言う父親はリベラルな正義感で愛情深く理想的な人物として描かれています。レイプ犯の冤罪を着せられた黒人が有罪になるのはどう見てもおかしいと思うのですが、人種差別がひどい土地ならこんなこともあったんでしょうねぇ(今だってあるかも、、)。その上さらに救いのないような展開になおさらやりきれない思いもして、だからラストのブーの処置は法律的にはともかく心情的には納得できます。子供たちの思い出の父は頼もしくて誇らしい、尊敬する人物として残ったことでしょう。 
8点(2003-05-17 16:04:50)
331.  雨月物語
日本的幽玄さと、怪奇物語の東洋的神秘が西洋人にはことさら神秘的に見えたのだろうか、ベネチア映画祭で高い評価を受けた。兄弟二組の夫婦のいずれも妻が哀れな最後をとげ、残された男達は寂しく生きていく・・戦国の世の習いとはいえ、骨となり生き霊となって残る人の心の哀れさ、はかなさ。昔の邦画の悲しさで画質が悪いのが本当に残念!きれいに残っていたらもっと素晴らしかっただろう。
8点(2003-05-17 15:06:57)
332.  あの子を探して
出演者はほとんど素人をオーディションで選んだ。いかにも田舎っぽい人々がプロ顔負けの役者ぶりです。これには自然な演技を撮るために何台ものカメラを同時に回して、子供達が意識せずにやってるのを編集する、という監督のこだわりのたまものです。わずかなお金のために少女が先生になり行方不明になった男の子を一生懸命探しに行くのは、たくましくも涙ぐましい。撮影裏話を知るにつけ、主人公の彼女や子供達の演技以上の素晴らしさに感動する。カメラの前で泣きながら「帰ってきて」と訴えるシーンはもらい泣きしたが、彼女は本物のテレビ局に緊張してそれでホントに泣きそうになってんだとか。素朴な彼女に監督は女優を薦めず先生になるべく勉強中とか・・都市部の豊かさの影で、農村部では学校にも満足に行けない貧しさがあると、監督は中国の光と影を訴えているのだと思う。
8点(2003-05-16 19:25:22)
333.  逢びき
不倫ものなんだけど、中年の美男、美女ではないし、偶然の出会いでちょっとよろめく、なんて今見てもどこにでもありそうな話。でもこの二人はつつましい。後ろめたさにビクビクしながら、でも逢いたくて若者のように不器用なつきあいを重ねる。で、どうするかというと結局女は家庭へ戻り、男はアメリカへ去る。最後の別れでさえ、不運にも言葉も交わせない。ときめきが終わり、女は意気消沈するが夫は待っているのね。でもこれで良かったと、安堵するようなラストだった。今時の生々しい不倫と違って、そそとした密やかな大人の恋が切なくてロマンティックだった。
8点(2003-05-15 20:58:01)(良:1票)
334.  ショコラ(2000)
強い風とともにやってくるJ・ビノシュは一体どういう人だったのか、どうしてチョコが人を変えるのか、、? あっ、これはメルヘンだから何でもありでOKです。チョコレートの魔法は頑なな心をトロリと溶かし映画を見た人の心も暖かくホワ~ンとさせる。ビノシュもポネットちゃんも可愛い村も素敵でしたが、この作品で一番好きなのは軽やかな音楽です。
8点(2003-05-13 22:19:09)
335.  十二夜(1996)
いい作品だと思います。イギリス映画らしい品があって俳優がうまいし。イモジェンヌもヘレナもちょっとユーモラスで楽しい。二人とも、特にヘレナはどの作品に出てもとても魅力的で好きな女優さんです(特に声が好き)。他の方が言ってたように、男女の双子の設定ですごくよく似てるので違和感がない。すったもんだの末のハッピーエンドで後味もいい。
8点(2003-05-13 21:28:53)
336.  17歳のカルテ
この映画からは少女たちのそれぞれの心のうちがリアルに伝わってくる。リサを演じたアンジーは実在のリサその人のようで、これ以降アンジーを見ても本当にリサのような人に見えてしまう。ウィノアはじめ他の少女たちにカリスマのような影響力があるリサの役以上に強烈な印象。ちょっと病的で複雑な少女たちの心理をここまで鮮やかに描いているのが素晴らしい。オズの魔法使いの映画が流れ「大事なものはいつも身近に」など、そこかしこにハッとするセリフや印象的なシーンがたくさんある。病的でなくても現実で落ち込んだり傷ついたりした時に見ると、より一層感じるところがあるかもしれない。
8点(2003-05-13 20:43:51)
337.  十五才 学校Ⅳ
山田洋次監督の「学校」シリーズの中ではではかなり好き。狭義の「学校」ではなく、広い社会という学校の中で、色々な人たちに逢って成長していく15才の少年の成長が描かれている。いろんなエピソードがあるが、丹波哲郎とのシーンが印象深い。屋久島の自然が旅の目的というのもいい。大自然の前では人は無力で、ただ癒されるのみ。
8点(2003-05-13 20:34:18)
338.  ジャイアンツ
いろんな意味で大作です。(長いお話、時間も長い)E・テーラーの美しいこと!ずっとあこがれるJ・ディーンの気持ちもよく分かる。貧しい下働きの青年がようやく手に入れた土地で石油を掘り当て、真っ黒の石油まるけになりながら驚喜する。このあたりまでの展開の人間模様はとても興味深い。その後大金持ちになったのに幸せにはなれないディーンの苦悩があって、あとの記憶が・・薄い。
8点(2003-05-13 12:22:29)
339.  ボーイズ・ライフ
レオやデニーロを皆さんお褒めになるのはとーぜんのことと同感です。私はきょろさんと同じく、ちょっとクセのあるE・バーキンがここでは印象的だった。にこやかに強圧的という義理の父親に反感を募らせ、母親を気遣う少年をレオは表現豊かに演じてたし、こわ~い男ならお任せのデニーロもぴったし。そこへややレトロな感じで、斜に構えたようなバーキンがくるとパズルが完成したようなぴったり感があった。
8点(2003-05-11 20:49:45)
340.  冒険者たち(1967)
宝探しの夢とロマン、その舞台が美しい海と島(アイクス島だそうです)。登場するのがこれまた美しい、A・ドロンやJ・シムカス、渋いL・バンチェラ。三角関係なんだけど、彼女は死んでしまう。その水葬シーンの厳かで美しく悲しいこと!ラストの二人のやりとりも泣けます。そして上空から俯瞰した海と島の余韻がジーンと来る。
8点(2003-05-11 20:31:45)
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