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えすえふさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 552
性別 男性
ホームページ https://twitter.com/sf0O7
自己紹介 筋肉アクションやSFなどに目が無いです。

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341.  ゴジラVSキングギドラ 《ネタバレ》 
​UFOだ!恐竜だ!未来人だ!ムーだ!タイムトラベルだ!第二次世界大戦だ!ターミネーターだ!キングギドラとゴジラだぁぁぁ!!!あと矢追純一! 歴史の改変、ゴジラの元とななった恐竜の大戦下での活躍、未来人の陰謀などとにかく詰め込み気味な本作。 ゴジラザウルスはともかく、ゴジラ登場までが結構長いのですが、要所要所アクションシーンやらを織り込んで飽きずに観ることができます。ゴジラに助けられた財閥おじさんが自前の原子力潜水艦でゴジラを復活させようとするなど、とんでも無い事をやらかそうとする人も出てきますし、未来人の片言日本語は聞いていて楽しいです。しかもタイムマシンのBTTF風な数字の文字やら、ターミネーターやら、スピルバーグやらハリウッド映画のなんともいえないパロディも笑えます。 それでいて歴史を改変しても、何故か現代に戻ってもゴジラをみんな知っていたり、とSF的にもユルくてイイ感じ。しかも過去を変えようと、運命付けられたように復活するゴジラはカッコイイですね。そして悪のキングギドラを倒してゴジラありがとう!にならず、その後、単身札幌で暴れまわるのも嬉しい限り。 そして都庁前で未来からメカとなり、味方となり現れるキングギドラの登場は熱いの一言!なぜかサイボーグの人が身体を抜き取られてサポートしているのが笑えます。 最後は海に一緒に落ち今回のゴジラは終わり。いや、そこはちょっとショボいなぁ。最後の取ってつけたような親子設定は溜まりませんね。 突っ込み所は多いですが、スケールの大きさと良い、時間をまたにかけたSF設定といい、ゴジラ誕生の秘密など至れり尽くせりな内容でボクは満足でした。 ちなみに記憶をさかのぼるとボクの人生初映画はコレなんじゃないかと思っています。当時はとにかくゴジラが怖かった事だけを記憶し、その後子ゴジラも特撮からも遠ざかっていましたが、こうやって見返すと「なんて良い初映画じゃないか」としみじみ感じます。 まぁ6点ですが。
[インターネット(字幕)] 6点(2016-09-05 15:40:43)
342.  シング・ストリート 未来へのうた 《ネタバレ》 
​青くさくてダサい彼らの青春はとにかく輝いて、とても純粋だ。とにかく無限にエネルギーだけはある。モテたい、バンドだ。ロックはよくわからんけど、とにかくバンドだ。 親の離婚や底辺な高校、辛く見たくない現実があっても、あの娘を振り向かせたいという気持ちが彼を前へと向かわせる。 引きこもりの兄貴が教えてくれたロックの教えを辿り、その都度影響をモロに受け、前へと進む。 両親の喧嘩が絶えない時も兄貴は音楽で元気付けてくれる。 学祭前、主人公が空想するMVには来ないはずの素敵な彼女がやって来て、意地悪な校長が踊り、笑顔で両親が腕を組み、カッコいい兄貴が助けてくれる。彼の望みの詰まったこのシーンはとても切ない。 ラスト、激しい吹雪が荒む海を二人を乗せた小さな船が50キロ先のロンドンへと向かう。成功する保証なんて何一つない。兄貴のくれた歌と彼女と共に見えない未来へ進む。彼の顔は険しくも、映画の最初には無かった決意に満ちていた。 80年代の名曲と、彼らのナイスな楽曲とほのかなギャグが本作に花を飾る、現実と夢の狭間に生きる若者たちの最高の青春映画でした。 にしても、こんなカッコ良い兄貴にはちょっと憧れますね。
[映画館(字幕)] 9点(2016-08-29 14:04:03)(良:1票)
343.  プレデター2 《ネタバレ》 
さぁ狩りの始まりだ!プレデターが選んだ次の舞台は荒みすぎたヤバい街ロサンゼルス! 狂った格好のギャング達や過激なマスコミが跋扈する世紀末無法地帯LAはプレデターが来なくても超ヤバいのに、火に油を注ぐが如くやって来た! 立ち向かうは特殊部隊ですらない、オッサン刑事!無敵星人プレデターになんと無謀!無理するな!ハンドガンだけで何が出来ると言うのか! まぁ見所はなんといってもプレデターの華麗なる狩りシーン。手際が良いです!さらに武器も多彩!しかもなぜかギャングばかりを狙う紳士(?)なハンター! でも前作ほど怖くないのはやはり人口密集地だからでしょうか。 人間達も様々な方法で対抗するも無能に見えるほど、意味が無いのが何とも言えず。なぜかオッサン刑事だけがやたら丈夫にプレデターを追います。あんたも化け物か! ラストシーンはなんとプレデターのお宅へ!エイリアンの骨もゲットしているんかい! ラストバトルも満身創痍ながらシュワ並の活躍でプレデターを殺害しちゃいます。丈夫なオッサンもここまでくると不死身です。 プレデター一族に認められながらも狩りは終了。最後の最後まで丈夫なオッサンの独壇場な作品でした。 にしてもソフト版の吹替はやたら豪華ですね。
[ブルーレイ(吹替)] 6点(2016-08-20 16:51:31)
344.  ゴジラ対ヘドラ 《ネタバレ》 
よく怪しいとか狂ってるとかイカれてるなどの評判は聞いていたけれど、こんな初っぱなから飛ばしてる作品だったとは思いませんでした。すげぇ、なんなんだこの曲。 とにかく暗い映像と不安になるサイケな演出がアクセル全開で突っ走っています。あのゴーゴークラブはヤバいですね。行きたいです。 ヘドラもとにかく無機質的で謎な存在で工場の煙をキメてるのには恐れ入りました。しかも飛行状態になればもうゴジラ以上に面倒で、脅威な存在に。普通に怖いよ! 主役のゴジラはヘドラ相手にとにかくボコボコにされて、可哀想になってきます。 人々もヘドラに対抗しますがあたかも当然のように特攻していて、ついに人間も頭がイカれたかのような様相で怖いです。 ラストバトル、ゴジラと人間との共闘が見せ場ですがちょっとグダグダです、そろそろ暗い画面が嫌になってきます。 というかなんでゴジラは装置の仕組みを知ってるの? ヘドラも特に躍動感がないのでなにをやっているのかわからないのも辛いです。あっ、ゴジラ飛んだ。 最後ゴジラも主題歌をバックに頭が狂ったかのようにヘドラをグチャグチャにして行くシーンもヤバいですね。 当時の公害問題を色濃く反映された作品ですが、もういろいろやり過ぎな一本ですね。楽しかったです。 にしても主人公の少年の棒っぷりも相当素晴らしいですね。もうなにもかもが味になってしまっています。
[インターネット(字幕)] 6点(2016-08-09 02:57:52)
345.  ゴジラ対メカゴジラ 《ネタバレ》 
岸田森見たさに見た訳ですが、もうヌルい!ユルい!大好き! まるで天災や神と恐れられたゴジラの見る影は無いとにかく可愛いゴジラ…と思ったらコイツはメカゴジラ!これ見よがしにポツンと建ったビルを破壊してご満悦。 操る宇宙人もまるで007の敵ボスの如き風格!そして基地!その正体は猿の惑星からやってきたと思われる風貌!牢屋兼処刑室はサウナ地獄!温度計付き! ニセモノを許さないゴジラも小規模なドラマに収まる様相で日本規模のパニックですら無い!ノリノリな音楽がさらに本作を盛り上げます! 宇宙人とメカゴジラの危機に対抗するべく現れたキングシーサーもこれまたお茶目!機敏!そして何よりキングシーサーのテーマ!歌謡! 複数人相手でも無限砲台と化すメカゴジラはとにかく強いですが、ゴジラも落雷で得た磁力で対抗!磁力!? まるで超能力者のようにメカゴジラをひっぱるゴジラは最高ですね! インターポールでいいとこ取りの岸田森の活躍も良いですね。漫画のようなコートです。 そんなツッコミ所満載でユルく楽しい僕向きのゴジラ映画でした。 初代にシンゴジやGMKに比べてドラマも特撮も劣っていますが独特のユルさが中毒になる愛すべき一本です!
[インターネット(字幕)] 7点(2016-08-07 23:30:49)(良:1票)
346.  映画 けいおん! 《ネタバレ》 
ロンドンに行きっぱなしかと思ったらそれはスパイス的な物でいつも通りでした。 ユルいアニメをユルい映画にしていただけだったとは恐れ入りました。それでいてなんだか仲良く青春しちゃってる彼女達が眩しくも見える。 若干ロンドンでクライマックス感があって、そのあとがアニメラストの裏話的な話になってちょっとダラケてしまった気もするけど。それでもやっぱりイイもんはイイですね。各ライブシーンはきっと映画館の音響で見ればもっと楽しめたのだろうと思うと、あの頃天邪鬼に見なかった自分を少し後悔していたりもします。 面白いアニメでした。
[DVD(邦画)] 6点(2016-08-07 20:00:50)
347.  鑑定士と顔のない依頼人 《ネタバレ》 
見入ります。依頼人の顔が気になってしょうがない、その先その先が気になってしょうがない! 美しい構図と、美術。不思議な雰囲気がたまりません。 そんでもって愛したクレアは夢のように姿を消し、信じられないような真実を知るヴァージル。 最終的に絵画の真贋はわかっても、愛の真贋を見定める事はできなかった…という事なんですが、それでもいちいち絵になる映像と美術が面白い作品でした。
[インターネット(字幕)] 6点(2016-08-06 20:23:28)
348.  ジョン・ウィック 《ネタバレ》 
​開けてはならないモノがある。 起こしてはいけないヤツがいる。 寝る子を起こすような真似はしないほうが良い。特にジョン・ウィックには関わらない方がいい。 彼は辞めたのだから。 そっとしておいてやろう。 しかしマフィアのボスのバカ息子のアホな行動が、ジョンの逆鱗に直撃。 静かなる怒りがマフィアの刺客たちをスピーディに手際よく殺していく。誰も彼を止められない。コマンドーのメイトリクス大佐や96時間のブライアン並の無限の強さが迸り、犬を、車を、そして未来を奪っていた連中を次々と瞬殺していく。絶対に許さない。 とにかく他では見られないスピーディなガンアクションがたまらない! そして独特の殺し屋社会が面白い! 掃除屋に殺し屋ホテル。最高です。 警察も関わりたがらないのも笑えました。 キアヌも内なる復讐と怒りの滾る炎があの変わらない表情の中に収まらんとしていてカッコいいです。 殺し屋映画の中でもキレのあるアクションと世界観が楽しい一品でした。
[ブルーレイ(吹替)] 7点(2016-08-05 01:54:19)
349.  クーデター 《ネタバレ》 
出た!クーデター!…って政治的な感じかと思いきや想像以上のヤバさがそこに合った。 言葉も通じない、文字もわからない、状況さえ掴めない。そんなよくわからないアジアの異国で追ってくる奴らは話なんて1ミリも聞く気も無い奴ら。外国人なら問答無用で殺しちゃう。 こっちにゃ妻も娘二人を連れて逃げなきゃいかんのだ。もうとにかく逃げても逃げても先が見えない逃げられない。 強くもないパパがとにかく知恵を凝らして敵を避けて行く逃亡劇は息が詰まりそうな出来映えです。 そんでもって本来頼りになりそうなピアース・ブロスナンさんの登場。やはり彼の存在感、安心感は溜まりません。だから死んだ時の絶望感もひとしお。 って、この人も毎度毎度役柄が殺しのプロみたいな役ばっかりですね。もうちょっと変わり種かと期待しましたがやっぱり彼に期待されているのは007のような役なんでしょうか。 スピード感ある逃亡劇もラスト、パパもママもとにかく顔が怖いです。子を全力で守る時人間はまさしく獣になりますね。最高です。 最初から最後まで嫌な予感と最悪な出来事が起こりそうな雰囲気たっぷりの最高にヒリヒリした作品でした。
[ブルーレイ(吹替)] 6点(2016-07-31 13:08:53)
350.  シン・ゴジラ 《ネタバレ》 
​うわー!ゴジラだーっ!えっ!?なんだコイツ!? えっえっ!うお!あーっ!怖っ!怖っ! …。…。(中略)…。頑張れ政府…。 自衛隊やれ!効かないと思うが撃て!頑張れ! ダメか!でも撃て!撃て!わーーーーっ!!!!なんだそれっ!!!!あーーーーーっ!!!!あーーーーーっ!!!! ...と、そんな具合に緩急ついたモキュメンタリチックで専門的な言葉が飛び交い無知な僕にゃ「なんだかよくわからんが、凄いリアリティがあるぞ!」と思わせるドラマシーン。コレでもかとぶち込んでくる読ませる気のないテロップ。捲し立てるような台詞の嵐。いいじゃないですか! そして被害を受ける街並みは、あの時自分たちに起きていたあの震災がまた起きているかのような絶望感をフラッシュバックさせる現実的な恐ろしさです。 そんでもってゴジラの初期形態の死んだ魚のような目ではっていく、あの不気味さは恐怖以外の何物でもない!気持ち悪い!それが良い! 自衛隊の攻撃もカッコいいですね。とにかく持てるだけの火力を総動員しまくってる感が気持ち良いです!そしてその応酬はB-2爆撃機が3機も撃墜!痛快!ゴジラ強い!とにかく強い!無限に強い!往年のテーマとエヴァっぽいテーマと共にテンポ良く日本に対する核攻撃の危機の緊張感を底上げしてくれます。 そして日本人の最後の反撃は…爆笑ですね!いや、これが日本人の意地なのか!?新幹線や山手線をぶっ飛ばし、高層ビルで下敷きにさせる作戦には恐れ入りました。もうこちらのテンションも最高潮!こっちもゴジラにゃ負けんぞ! シリアスなプロモーションで不安と期待、両方あった本作でしたが、もう今は痛快な娯楽作的仕上がりに大満足です。 庵野監督、樋口監督good job!
[映画館(邦画)] 8点(2016-07-29 19:05:22)(良:1票)
351.  THX-1138 《ネタバレ》 
ディレクターカット版を視聴。 無機質で構成的な構図で描かれた管理社会ディストピアSF。いちいち絵になるシーンが多々あるのがカッコ良く、面白いです。 ガジェットも凝っていて、登場する車やバイクなどのデザインは今でもイカしていますし、全体的に古めかしさを一切感じません。というかスターウォーズの前の作品とは思えません。あの白い牢獄はなんとも不気味です。自称ホログラムの黒人さんも謎で良いですね。でもやっぱり印象的なのはオナホールマシン。 オチはオチでなんだか悲壮感を表すような終わり方。一体なんなのか分からない所がまたいいです。 ただまぁこのディレクターズカット版はルーカス監督によくある後で手を加えたバージョンで、途中途中CGが加えられてしまっているのには逆に興ざめしてしまいました。 エンタメ性は低いですが、それでも見入る世界観のなかなかのSFでした。
[DVD(吹替)] 5点(2016-07-23 21:58:15)(良:1票)
352.  電人ザボーガー 《ネタバレ》 
原作は知りませんが、井口作品である事を知り視聴。 もうずっと笑って見ていました。オーバーな演技に、聞き取りにくい台詞。謎のセクシー要素。最高です。 ですがアクションシーンもとにかく多く、特に一部はめちゃくちゃ濃いですね。特撮はとにかく気合いが入り様が尋常じゃないですね。見ていてワクワクが止まりませんでした。ザボーガーの技がいちいち面白くもカッコいい!あんなに変に見えたザボーガーの造形が最後にはとても頼りがいのあるロボに見えて最高でした。 約2時間の長尺でありながら、とてつもない濃い物を見させていただきました。
[インターネット(字幕)] 7点(2016-07-21 17:27:38)
353.  アイアン・ジャイアント 《ネタバレ》 
​ベタなんですけど弱いんですよね、こういうのに。出会っちゃえばもう後は別れる道へ一直線。わかっているから切ない。 ジャイアントは可愛いし、少年との友情、そしてジャイアント自身の兵器としての葛藤には泣けてくる。侵略兵器だった彼がスーパーマンと名乗り子供を町の人々を守るのもベタなんですけど、なんですけどイイんですよ! ラスト、治るのに時間はかかりそうですが救いのあるラストで良かったです。
[DVD(吹替)] 7点(2016-07-18 08:15:43)
354.  サバイバー(2015) 《ネタバレ》 
アリス対ボンド。そんなヒーロー対決のような、そうじゃないような。 逃げれば逃げるほど自身の立場が悪くなって行くミラ。その逃げ道を遮る凄腕殺し屋「時計屋」ことピアーズ・ブロスナン。もうだいぶ歳だけどサイレンサーを付けた銃を構える姿はやっぱり様になりますねえ。凄腕な貫禄を見せますが、一官僚なミラを何度も取り逃がしちゃうのでなんとも言えないです。しかも悪の殺し屋を演じていますが、善玉ばかりしているせいかそこまで悪そうに見えないのもイメージが付きすぎたせいでしょうか。 ミラもかなり行動力があり何度も殺し屋の手を逃れます。強いです。 ストーリーはまぁとてもシンプルですが、結構地味な感じ。それでいてどこでなにをやっているのか若干掴みにくいのが残念です。 ラストのバトルもなんともあっけなく終わり、まるでブロスナンが本当に年老いてしまったから負けた様でなんだか寂しい。 スター二人の共演は面白かったですが、薄味なサスペンスと言う印象でした。 後、締めの文章がこの映画と合わなすぎて面白いです。
[DVD(吹替)] 6点(2016-07-16 03:06:21)
355.  アリス・イン・ワンダーランド 《ネタバレ》 
思った以上に話が通じる奴らでビックリ。 どうしてもディズニーアニメの不思議の国のアリスが頭にあるから、とてもテンポ良く進んじゃうのが非常に違和感があります。 もう言葉が通じない、いちいち不毛な押し問答と不条理、理不尽が売りだったはずなのに、この作品だと見た目はイカれてるのに結構真面目な奴らばかりでなんとも不自然に感じます。チャシャ猫は白にも赤にもつかない奴だったら良かったのになぁ…と、頭のアリスイメージと本作とのズレが大きくてあまり楽しめなかったのが正直な所です。まぁ本作とアニメは繋がりはないので一つの作品として考えた方が良いのですが、やっぱり同じキャラクターでここまで皆雰囲気が違うとやっぱりなんだかなーと感じてしまいます。 でも美術やCGは最高なんですよねえ。猿が燭台持ってたり、カエルや魚の執事が可愛かったり。素晴らしいです。こういう小ネタももっと多ければと思ってしまう次第です。 まぁ少女の成長物語としてはいいのかもしれませんが、なんだか腑に落ちない所が多い作品でした。いや、アリス的には腑に落ちない方が良いのか。 じゃあ、これもアリなのか?いや…うーん。
[ブルーレイ(吹替)] 5点(2016-07-11 22:51:54)
356.  ペイチェック 消された記憶 《ネタバレ》 
ぶっちゃけると時間SFとしてはあまり納得できないのですが。 封筒の中のモノが次に何に使われるのかが気になっちゃうので飽きずに見られました。 それでいて定番のどアップや大爆発、近距離で銃を構え合ったり、迫力のカーチェイスなどジョン・ウー節満載。あと鳩。 ただの科学者なのに棒術の達人でめちゃくちゃ強いのもジョン・ウーなら仕方ないです。そういう世界です。 にしてもこの当時の外連味溢れるSF装置はたまりませんね。 なんだかんだ最後まで楽しめるジョン・ウー的SFアクションでした。
[DVD(吹替)] 6点(2016-07-09 11:53:46)
357.  26世紀青年 《ネタバレ》 
もしかしたら本当にありえるかもしれないこんな世界。馬鹿の繁殖力で未来の地球は馬鹿の世界に。 「バス男」並の残念な邦題だけど、こちらはまぁ26世紀の青年ですもんね…間違ってないですよね。 だけどコメディながらかなり気合いの入ったSFです。美術に衣装、セットまでしっかりバカしかいない未来を作っています。 頭が良い奴らが死ぬ前に馬鹿のために作った機械で生きている残念な未来が恐ろしくも、楽しく描かれていて、 世界観にも説得力があり隙が無く、それでいて次々と炸裂する馬鹿未来はテンポ良く最高に笑えました。 なんだかんだ素晴らしいSF映画です。
[DVD(吹替)] 7点(2016-07-01 21:53:32)(良:1票)
358.  10 クローバーフィールド・レーン 《ネタバレ》 
​狂気!監禁デブオヤジからの脱出! ある事故がきっかけでキチガイオヤジ製のシェルターで共同生活を無理やりさせられちゃうミッシェルちゃんの奮闘記。 外は外で大変そうだけど、こんな怪しくて、ヒゲが汚い、汗臭そうな男といるなんてまっぴら御免よ! もうそりゃIMAXで見ちゃったものだから、オヤジの顔がデカイし迫る迫力が違いますよ!とにかくオヤジの一挙手一投足にとにかくビビります! ですがミッシェルちゃんも黙っちゃいない、日用品から様々な物を作り出す超DIY精神であらゆる窮地を脱出して行きます。 映画の半分以上がシェルター内での濃密すぎる緊張生活で非常にイヤ〜な雰囲気をコレでもかと味わえます。宇宙からの侵略者はオマケ程度でしかもオヤジとの戦いで練度を積んだミッシェルちゃんの前には雑魚同然。 いやぁ、やっぱり一番恐ろしいのは人間ですね。 ラスト、最初の頃とは顔つきがシガニー・ウィーバー並に違う彼女が向かう先は避難所ではなく、助けを求める者の所…この熱い終わり方が本作の救いです。 前作の怪獣モノとは、ほとんど別物ですが、極上の密室緊張世界を味わえる、ちょっとだけSFなサスペンス映画でした。 今年の俺デミー賞助演男優賞はこのオヤジで決まり!
[映画館(字幕)] 7点(2016-06-27 20:40:56)
359.  クール・ワールド(1992) 《ネタバレ》 
実写とアニメの融合でセクシーなキャラクターも出ちゃって面白いんだけど、説明がサッパリ無いのでなんだか腑に落ちない。 なぜセックスすれば漫画キャラは人間になれるのか?そしてそれがなぜいけないのか?なぜ漫画世界で死んだら漫画キャラになるのか?結局「火炎電気」とはなんなのか?そもそも漫画家はなぜ世界を行き来出来るのか。疑問が次から次へやってきてその説明が無いために永遠と置いてけぼりを食らってしまった。 そのめちゃくちゃ感が良いと思えばいいのだろうけど、無理矢理すぎるご都合主義のような展開はやっぱり面白くない。 人間であるブラピ刑事も常にピリピリしていて面白みに欠けるし、漫画家さんはただただ巻き込まれて不憫である。 アニメのホリーはセクシーでとても良かったですが、全体的にはちょっと面白みには欠ける内容でした。
[DVD(字幕)] 4点(2016-06-27 02:28:56)
360.  スキャナー・ダークリー 《ネタバレ》 
アニメだという情報だけで見たが想像以上の物だった。しかもドラッグモノですか。 とにかくロトスコープという手法で作られたアニメーションは凄まじい、ヌルヌルとした動きと歪んだ背景が自然の様でとても気持ちが悪い。そして面白い。 前半は頭がおかしくなった連中の奇天烈な行動をとことん見せてくれる。どこまでもテンションは低く、気分を最低にさせてくれる。でも幻覚の描写もなかなか。 SF的な要素もあるけれど地味なのであのヘンテコスーツ以外は特にコレと言って目新しいモノは無い。というか気持ち悪いよアレも! 後半になるにつれ主人公のキアヌもドラッグに犯され、どうしようもない廃人と化して行く。そして無駄話とアホな世界から現実のサスペンスへ。 どんでん返しのような展開は面白かったです。しかし救いも後味も最悪。 見れば見るほどドラッグはやりたくないもんだなとつくづく思います、制作者の狙いもバッチリ僕に当っていました。
[DVD(吹替)] 6点(2016-06-23 01:53:06)
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