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キムリンさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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21.  ザ・コール [緊急通報指令室] 《ネタバレ》 
確かにリアルタイムの誘拐犯追跡劇はハラハラドキドキ して一気に引き込まれましたが、この手のお話特有の演出過多なのは いただけない。  折角テールランプから手を振らせて、それを見た他の車が通報して きて場所を特定したのだから、そこで捕まえろよな、という感じ。 そうすれば助けようとした男の人もガソリンスタンドのおっさん も死なずにすんだのに。まあそれじゃあ山場もなく30分で終わって しまうのでしょうがないのでしょうけど。 また、過去のトラウマに捕らわれて緊急事態に場慣れもしておらず さしてノウハウもない人が教官務まるのでしょうか。  彼女が一人でアジトを調べに行くのはやや強引ではありますが、 既に警察が調べて犯人がいないことが分かっていて、何か手掛か りを探しに行ったわけですのでギリギリセーフとしても、まだ犯人 が戻る可能性もあるのだから警官を残しておかなかた方がひっか かりました。  ラストは突然仕置き人的な終わり方になっており、違和感持った人 も多いかと思いますが、自分的にはむしろこういう方がリアルだろ うと思いました。 さんざん恐怖を味合わされたのだから、単に警察に逮捕されて死刑廃止 州ならのうのうと生き延びるわけですから、そんなの許せない、同じ 恐怖を味合わせてやる、と思うのがむしろ自然ではないでしょうか。
[ビデオ(吹替)] 6点(2021-09-01 22:54:04)
22.  ハドソン川の奇跡 《ネタバレ》 
オリンピック放送にやや食傷気味のところ に放送されたので鑑賞しましたが、観る前はどうせ世に知れた 奇跡的着水による全員救出劇が仰々しく描かれているんだろう なと思っていました。 しかし実際には日本ではほとんど知られていなかった後日談と 機長の苦悩が中心であり、最後の聴聞会の場面は結果が分かっ ていたとはいえ非常に引き込まれました。  最後は実際に救出した乗客を出してアメリカ的な演出ではあり ましたが、明るいニュースのない世の中で完璧なハッピーエンド ドラマはそれなりに楽しむことができました。
[地上波(吹替)] 7点(2021-08-01 22:49:54)
23.  クライムダウン 《ネタバレ》 
最初から誘拐ビジネスをテーマにした犯罪映画と 思って観ればそれなりに面白いとは思うし、欧米の誘拐ビジネスの 実態を赤裸々に描いているのですが、皆さんの書いているように、 山岳アクション物だと期待して観たら全く期待外れですね。 始まりから少女を発見するまではこの先どうなるのかとワクワク するのですが、途中からは実質的に物語はの中心はクライマーたち ではなく誘拐犯と交渉人および用心棒中心に展開していきます。  結局一番タナボタで二人分の報奨金を得たのはほとんど何もせず傍観 していただけの生き残った用心棒、戦争犯罪人も金を払うことなく娘を 救出できたわけです。一方で、少女の素性も知らずにを必死に守った 5人のクライマーたちは全く報われなかった(少女からのありがとうと いう言葉だけがご褒美)わけで、ある意味で全く救いがない終わり方で、 そりゃあないだろう、という後味の悪さを残します。  この映画の教訓としては、山の中で誰かの助けを求める声を聴いても 気にせずに無視して先を急ぎましょうということでしょうね。 山に悪人はいないと信じるアルピニストは絶対に観てはいけない映画です。
[地上波(吹替)] 6点(2021-07-31 15:21:57)
24.  鍵泥棒のメソッド 《ネタバレ》 
緊急事態宣言下での内田作品二作目 これまたよく練られたお話でなかなか面白かったのですけど、 内田作品の中でアフタースクールよりこちらを推す声が多い ようですが、コメディ色が強かったということもあるでしょ うが、私的にはアフタースクールほどのインパクトは感じま せんでした。  特に3人の際立った境遇と展開を描いた前半に比べて、コンドウ さんが記憶を取り戻した以降の後半は、殺人依頼者との絡みの 部分などはやや月並みな展開でやや興ざめしてしましました。
[地上波(邦画)] 6点(2021-05-05 12:49:33)
25.  search サーチ 《ネタバレ》 
いやあ、面白かった。サスペンス映画として は近年にない傑作でしたね。 展開の殆どがPC上で見せられるという奇をてらっただけの映画 かと思ったら、ストーリーも非常に練られていて最後までハラ ハラドキドキの連続で、あっと言わせる最後のどんでん返しも なかなかのもので予測できませんでした。 湖で車が発見された後の世の中の人々の反応(疎遠だったクラス メートが皆親友面を始める、家庭に問題があったのではとか、 父親が犯人ではないかという無責任な発言や書き込みなど)もま さに実際に社会で起きていることでリアリティが感じられました。  しかも観る側にはちゃんとさりげなくあちこちで手掛かりを与え ているのも憎いですね。  ====以下重要なネタバレあり、未鑑賞の人は要注意====  最初の頃に中学の連絡簿を調べた時に、「ロバートは離婚した家庭 で親が警察官、マーゴットに惚れたことがあった」という記載 を提示していたのですけど、まさかそれが伏線だったとは!父親が 独自に娘の車を発見してしまった時の刑事の慌てぶりも、そういう 背景があったからだったのかと思えます。自白して自殺したとされ る男がちゃんと写真に並んで映っていたのも気に留めませんでした。  今から3年前の映画なので、世の中はさらに進んでいるだろうし、 ネット世代の絡んだ事件の捜査は、刑事が街中で聞き込みをして情報 を集めるのではなく、益々ネット上で情報を収集するのが重要になって いるのでしょう。しかし、テレビの刑事ものでは相変わらずネットなど ほとんど登場しませんので、むしろこの映画の方がリアリティが 感じられます。  それにしてもこの映画を映画館で見たら、PC上の文字を読むために スクリーンをひたすら凝視し続けなければならず、とてもついてい けなかったのではと思います。家でビデオやPC上で何度も見なおし ながら鑑賞するべき映画ですね。
[地上波(吹替)] 7点(2021-04-02 20:29:54)(良:1票)
26.  ハンターキラー 潜航せよ 《ネタバレ》 
確かにロシアの軍事要衝に空から海から侵入する ことができるのかなど、設定にご都合主義的な無理が多々あるのです が、観ている間はそんなことも忘れて次から次へと起こる展開に引き 込まれて最後まで一気に観ることができました。社会性など求めずに 娯楽映画ととらえれば非常に良い作品ではないかと思いました。 キューバ危機などを娯楽性豊かに描くとこうなるのかもしれません。  時間枠の制限があるために、地上と海中での描写や登場人物の背景説明 も中途半端で分かりにくかったのですけど、まあそれが映画というもの なのでしょう。何でもかんでも全て描けばよいというものでもありませ んから。
[地上波(吹替)] 6点(2021-03-21 13:12:00)
27.  ブライド・ウエポン 《ネタバレ》 
夫が失踪するまでの間がなんともまだ るっこしい感じではありましたが、外国の地で警察には真剣 に取り合ってもらえず、夫の家族からは疑いの目を向けられ 孤立無援の中でこの窮状をどうやって乗り越えるのかと一旦 は話に引き込まれたのですが、その後の展開は何とも意味不明。  あの流れなら、骨折した夫の骨髄液がマフィアのボスのものと 完全一致なのは事前に知っていて、事故も救急車も失踪も全て 仕組まれたものということになるのだが、じゃあなぜ骨髄液が 一致していることを事前に知っていたのかという疑問が説明さ れていない。もし骨折の治療中にたまたま知って急遽失踪に したというなら、事故や救急車はたまたま起きたことになる のだがそれにしては偶然が都合よく重なり過ぎ。  警察署長さんも病院の受付の女性もマフィアの手下も手当たり 次第に殺してしまうのはなんとも乱暴すぎで、まるでドミニカ は麻薬に汚染され警察は腐敗した無法地帯のように描かれている。 これじゃあアメリカ人観光客が寄り付かなくなってしまうのでは。 よくドミニカが抗議しなかったと思うのだけども。  そもそもあんなにごついガタイの女性がチンピラ相手に暴れま わったらいくらなんでも100年の恋も冷めてしまうでしょうに。
[地上波(吹替)] 4点(2021-02-18 14:16:25)
28.  アウトロー(2012) 《ネタバレ》 
この手のサスペンスアクション物としては十分 面白かったと思います。無差別乱射事件から始まって主人公の登場 から裏にある秘密を解き明かしながら次から次への目まぐるしい展開 は飽きることなく引き込まれました。  無差別と思われた被害者の隠された関係の推測、カード履歴に残った ガソリン購入量からの行動範囲の特定、シャワーカーテンがなくなって いることからチンピラの一人が始末されてしまったことなどの推理 はああなるほどと思わせるもので、最近では劣化が激しい「相棒」 の杉下右京を彷彿とさせるものでした。  ただここで多くの人が指摘しているように、後半のありきたりの銃撃 シーンからあっけなく全員撃ち殺されて終わってしまうのは、シリーズ 化しようという意図があるのかもしれませんが、何とも拍子抜けして 裏切られた気持ちがしましました。  無差別乱射事件が実は狙いは犠牲者の中の一人だけだったというプ ロットは「クリミナルマインド」でも取り上げられていましたが、 全体の物語の作り方がこちらがかなり雑な気がしました。映画と連続 ドラマの作り手の姿勢の違いでしょうか。   調べてみたら放送時間枠の関係で随分と重要な部分がカットされている みたいで、黒幕の正体も真相の詳細も分からぬままで終わってしまった たようで非常に残念です。  追記 3年ぶりにテレビで再鑑賞しましたが、ぼんやりと筋は覚えていまし たが、それでもなかなか楽しむことはできました。 それにしても初回の鑑賞時には気にならなかったのか、今回は女弁護士 のアホぶり、無能ぶりにイライラさせられました。しかも本人は自分が 優秀な弁護士だと思っているとは何とも救いようがないような。 主人公の引き立て役なのである程度はしょうがないのかもしれませんが こんな弁護士が実際にいたら依頼者はたまったものではありません。
[地上波(吹替)] 6点(2021-02-03 20:47:28)
29.  イコライザー2 《ネタバレ》 
CIA絡みの事件が起きて主人公が真相を追って 現地に飛んで犯人を突き止めるお決まりのパターンかと思ったのですが ちょっと違っていましたね。 ブリュッセルでの凄惨な事件、それに続く実行犯の爆発とその後の展開 には大いに期待したのですが、マックはいっこうに米国を離れる気配が なく、事件とは関係のない黒人少年との絡みとかに熱心で、残りの時間 枠で果たして真相を解明できるのだろうか心配になりました。  結局ブリュッセルの事件は遠隔捜査で済ましあっさりと元同僚が犯人で あることを突き止めてしまい、真相は元同僚がベラベラしゃべっておしまい。 後は嵐の中のゴーストタウンの決闘が見せ場として用意されたのですが、 サスペンス物としても物足らず、アクション物としても今いちで、つまら なくはなかったけど、満足もしなかったという感じですね。 元同僚が、善も悪もない、というように、彼がスーザン殺しの償いの為に 成敗されてしまった後、平和な家庭の良きパパを奪われた妻と二人の娘が 真相を知った時どう納得するのでしょうか。
[地上波(吹替)] 6点(2021-01-22 20:42:12)
30.  華麗なるギャツビー(2013) 《ネタバレ》 
翻訳本は数ページで挫折、1974年版が封切られた時に ギャッツバイゼーションなる言葉まで作って大々的な 広告宣伝が打たれた記憶がありますが、結局未鑑賞。 その内容は長い間不知のものでした。 今回ようやく2013年版を鑑賞してその内容を知ったの ですが、正直「なんだかなあ」という感じ。  要するに、貧しい家庭に生まれためちゃくちゃ野心家 の青年が、上流階級のお嬢さんに一目惚れし、彼女に ふさわしい富を手に入れ求愛したが、思いは叶わず 撃ち殺されましたとさ、っていうお話としか思えない のですけど、ここでの評価の高さはなぜ? 富と名声が全てであるというアメリカ社会に生まれ育っ たわけではない極東の島国の人間には理解不能なのかも しれません。  デイジーが男が命がけで求めるような女性に見えない のが致命的ではありますが、CGばかり使うのではなく 各登場人物のキャラをもう少し丁寧に描いてほしかった 気がします。  原作本について、深読み読書会か中田敦彦君に取り上げ てもらって分かりやすく解説してほしいです。
[地上波(吹替)] 5点(2021-01-02 17:12:29)
31.  シャドー・チェイサー 《ネタバレ》 
異国の地に家族と再会する為にやって来た ごく普通の青年が、父親が絡んだ陰謀に突然巻き込まれ父は 殺され、家族は拉致され、命を狙われ、わけの分からぬ要求を つきつけられる、という絶望的な絶対絶命の状況に追い込まれ てしまう、というところまでは一気に引き込まれ、一体この 状況をどうやって脱するのだと興味が湧いたのですが、それか ら先がめちゃくちゃな展開で、なんともはやとしか言いようが ありません。  どってっ腹に銃弾を受けても応急処置で脅威的復活してCIAを 相手に無敵の大活躍をするウィル、さらにそれ以上に不死身の 殺人マシーンのキャラックおばさん、そして口ほどには頼りに ならないモサド、まあ気分が塞いでいる時に観るのならこれも 良いでしょうね
[地上波(吹替)] 6点(2020-09-28 21:46:50)(良:1票)
32.  アジャストメント 《ネタバレ》 
着想は面白いと思いますけど、どうもSFとしても サスペンスとしてもラブコメディとしても中途半端な作品になて しまったような。 謎の帽子の男たちの描き方が、不気味さを出すのか滑稽さを出す のかも中途半端で、しまりのないお話になってしまったのが残念。  あと、デヴィッドが将来の大統領候補という夢をあきらめても エリースとの人生を選ぶという理由が十分描けていませんでした。 トイレでの会話だけで夢中になってしまう程エリースが魅力的とも 思えませんでした。あれでは単なるウブなお兄ちゃんでしょう
[地上波(吹替)] 6点(2020-09-02 21:40:46)
33.  アンロック 陰謀のコード 《ネタバレ》 
ドンパチやるだけの雑なスパイ物に比べれば 結構楽しめました。 序盤のCIAから依頼された容疑者の尋問が、実はテロリスト 達が仕組んだ偽の設定だったと初っ端からのどんでん返し は中々秀逸なアイデアでした。 ただ、その後の展開はあまりに複雑すぎて分かりにくく 話に入るのを返って阻害していたような気もします。  そして何と言ってもマイケル・ダグラスの役回り、やっぱ りみんな気づいてしまいますねえ、死んだ振りしてるけど こいつが黒幕だろうって。かといって終盤のシーンの為に は無名の俳優を当てることもできなかったでしょうけど。  それにしてもコロナ禍の真っ最中に放送するのは、あまりの タイミングですね。まあもし正月あたりに放送されていたら、 「コロナ禍」を予知したのかと話題になったかもしれませんけど。
[地上波(吹替)] 6点(2020-08-19 21:06:40)
34.  あやしい彼女(2016) 《ネタバレ》 
なんか随分と都合よく若返ったり年とった りするんですねえ。血を抜かれた節子さんがいきなりベッド の上で婆さんになっていたら、お医者さんや看護師さんは腰 を抜かしてしまうじゃないでしょうか。  そういうご都合主義的な部分は目をつぶって、テーマとし て扱っていた、苦労して育てた娘と母の心の機微や葛藤 の部分には大いに共感しました。 それに一度でいいからこんな風に人生の休日を楽しんでみ たいですね。  多部さんの硬軟に渡る演技も光っていました。 彼女があんなに歌がうまかったとは知りませんでした。 彼女の歌う昭和歌謡の数々、良かったですね!
[CS・衛星(邦画)] 7点(2020-08-17 20:25:01)
35.  ラン・スルー・ザ・ナイト 《ネタバレ》 
期待した以上に楽しむことが できました。ちょっと人が次々に死に過ぎなのと、主人公が まだ20代の女性だというのに、行動力あり過ぎではあります が、飽きることなく最後まで観ることができました。 天才贋作画家メーヘレンの事件にヒントを得た作品でしょうか。  ロシア人の顔がどれも同じに見えて見分けがつかないのが難点 ではあります。  殺されたアンドレイの恋人の友人は、色々と迷彩を施して 黒幕であることを隠そうとしているようですが、最初に現れ たところで、何となく気づいてしまいましたね。  当然国家的な陰謀かと思ったのですが、結局民間の絵画贋作 事件ということらしく、殺し屋のお兄さんも国家保安局の かたわらで副業していたということなのでしょうか。  ここの掲示板を読んでシーチキンが何か関係しているのかと 思ったのですが、シーシキンなんですね。
[地上波(吹替)] 6点(2020-07-08 19:20:30)
36.  ミッシング ID 《ネタバレ》 
ここでの評価がなぜか低いのですが、 私的には・・・めちゃくちゃ面白かったです!! 最初にガキのドンチャンパーティーから始まったんで、こりゃ 三流の学園ものか(皆さんが言うように、キモイオニイチャンと ゲジゲジ眉毛のネエチャンだし)、やっぱり期待しない方がいい かも、と思ったのですが、自分の素性が分かるあたりからテンポ よくハラハラ、ドキドキしたまま最後まで一気に観てしまいました。  エージェント本人が中心ではなく、子供の側からの視点での展開と いうのが目新しくて気に入りました。確かに007の子供たちはきっと こういう苦労したんだろうなあ、とか思ってしまいます。 相手は高校生なのでボーンのような無敵とはいきませんし、逆探を 気にせず電話しちゃうとか素人丸出しではありますが、逆にそこに リアリティが感じられました。普通の高校生から段々と父親のDNAに 目覚めて行くところなんかもいいですね。それでも高校生にしては あり得ないようながんばりようではあります。 下の人が書いているように公開時に評論家からは酷評されたそうです が、自称専門家の言うことがあてにならないのはコロナ騒動で証明 されていますのであまり気にしないことにしましょう。  エイリアンのおばさんもさすがに年とりましたね
[地上波(吹替)] 7点(2020-06-22 21:11:07)
37.  グリーン・ゾーン 《ネタバレ》 
史実に基づく話なので、まるでドキュメンタリー映画か 再現フィルムのような雰囲気でしたが、それゆえに逆にリアルで臨場感があって 意外と面白かったです。無意味に弾丸を撃ちまくって、大勢の人がバタバタ死ぬ という荒唐無稽なのは好きではありません。 最近良く感じることですが、作り話が現実に起きた実話に負けてしまって、返って 面白くないことがよくあります。小説は所詮は小説家の常識の範囲内でしか書くこと ができないからでしょうか。 一方、史実の枠内でしか描くことができないので娯楽性には乏しいのはやむを得ない ところでしょうか。ラストはやや拍子抜けしてしまうのも致し方ないところ。
[地上波(吹替)] 6点(2020-06-07 21:08:15)
38.  トレイン・ミッション 《ネタバレ》 
想像していたよりもずっと面白かったですね。 会社を首になり家計は火の車の男が毎日電車で通勤する日常 の中で遭遇した謎の美女から持ち掛けられた非日常的な提案、 一気に引き込まれました。 最初に大きな謎や大掛かりな陰謀を仕掛けておいて、結局真相 はというと、そんなのあり得ないだろう、というような荒唐無稽 なご都合主義的な辻褄合わせて的なもので失望させられることが 多いのですが、この作品はそれなりに筋の通ったお話になってい ました。最後の落ちも気に入りました。まあ、ジョアンナが主人公 の動向を逐一つかんで電話してくる都合のよさには目をつぶります。  粗を探すとすると、ギターを持った殺し屋と斧で渡り合うのは いくらなんでもやりすぎ。シュワちゃんの映画じゃないんだか ら。脱線シーンもそう。アクション映画ではなくサスペンス 映画に徹してもらいたかった。 あと、マーフィーが現れた時点で、もしかしてと思ったのですが やっぱりな結果でした。重要な役割にはそれなりの役者を配する 必要はあるとは思いますが、ネタバレの危険があります。  ジョアンナ、魅力的でしたね。もし通勤電車で声かけられたら私 ならホイホイ話に乗ってしまいそうです。 それにしてもアメリカの通勤電車はゆったり座れてうらやましい。 この映画の設定は日本の痛勤電車では成立しませんね。  この手のサスペンスは全てを詳細に明らかにしませんが、それなり に推測すると、【ネタバレ注意】 ジョアンナはフィクサーで、汚職事件の大物首謀者から事件の隠蔽 を請け負った。マーフィーも彼女に使われた駒で、職員殺しを請け負う。 さらに、目撃者と証拠が存在することをFBIの協力者から知らされ、 マイケルの乗る列車で目撃者を消すことを計画。マイケルを首にさせ、 目撃者をマイケルの乗る列車に乗せ(かなり難しい根回しが必要 だろうが)、マイケルに目撃者を探させ見つけたら殺し屋に殺させる 計画だった。さらにこの計画が失敗した時にはプランBとして、列車 を脱線させ証人もろとも乗客全員を抹殺する計画も準備、といった ところでしょうか。 わざわざマイケルに目撃者探しをさせたのは、彼が常連の乗客を知って おり、普段乗らない乗客を探しやすいだろうと考えたから。 なぜ最初から脱線させなかったかは、さすがに乗客全員を殺してしまう と事が大きくなりすぎて、出来れば避けたかった。
[地上波(吹替)] 6点(2020-04-12 14:55:08)(良:1票)
39.  スパイ・レジェンド 《ネタバレ》 
けっこうみなさん厳しい評価ですね。 私的にはこれまで観たスパイ物映画の中では上出来の部類に入ると思いま すし十分楽しめました。  ブロスナンが超人すぎるところや、現地の主権そっちのけでバンバン 人が殺されるところなんかはいつもながらの過剰演出ではあります。  筋書きが複雑で最初は一体何が起きているのかよくわからず。それも そのはず敵味方が二転三転し、女性陣も次から次へと目まぐるしく 交代して、あまりに盛りだくさんでとても一回観ただけでは筋書きが 理解できませんでした。筋書き考えた人の気合が感じられました。  CIA内部の陰謀だったのかもしれませんが、末端の局員には罪はないはず であんなに簡単に殺されてしまっては可愛そうな気もします。  ロシアの殺し屋のアリクイおねえちゃんのやられ方ももう少し考えて 欲しかったですね。
[地上波(吹替)] 6点(2020-03-19 20:58:05)
40.  桐島、部活やめるってよ 《ネタバレ》 
ここでの評価が極端に分かれていたので、 興味を持ちました。実際に観て確かに評価の分かれる内容 ではありますが、自分的にはほのぼのとした青春の情景が 嫌いではありません。  もっとスクールカーストを露骨にどぎつく描いた作品か思った のですが、意外とまったりとした青春映画という感じでした。 そもそも世に言われているスクールカーストというのもはたから 想像するよりも実態はこんな感じのものなのでしょうか。  鈴木先生とか他の学園ものと比べて、子供たちの演技にメリハリ がなくだらだら感があったのですが、それは監督が過剰演技を 排除した結果なのでしょうか。まあこういうのもありなのかなと は思いました。  この映画のキモはやっぱり、桐島君本人が全く登場せず(終盤に 映画部の連中が屋上に上がる階段のところですれ違うのが彼だと いうことらしいですが)、彼がバレー部を辞める理由も明らかに ならないまま話が進行するところで、やはり映画史に残るプロット ではあると思います。  終盤のゾンビシーンは「カメラを止めるな」を彷彿とさせて、もし かしたら、この映画からヒントを得たのでしょうか。  ところで一つひっかかったのは、バレー部は桐島君のワンマンチーム のようで、それゆえ彼が抜けた影響が大きいという設定なのですが、 一方で彼のポジションはリベロだというところです。 バレー部の花形ポジションといえば長身のエースアタッカーであり、 小柄なリベロは日陰の存在。桐島君が校内の人気者という設定には 似合わないような気がします。スラリとした梨紗ちゃんにはやはり 長身男子ではないのでしょうか。(この頃の山本美月さんって むちゃくちゃ可愛かったんですね) 桐島君がエースでその代役をさせられるのが久保君の方が良かった のではないかと思うのですが、作者の意図を聞いてみたいです。  最後に、高校生たちがやたら使っていた「提出」という言葉。 これって今どきの高校生たちの言葉なんでしょうか。自分が 高校生の時には皆無でした。逆によく使った「サテン」とか は全く使われないのですね。
[DVD(邦画)] 6点(2020-02-22 14:51:07)
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