21. JAWS/ジョーズ
パニック映画の一つの教科書的な映画。ダンダンダンダンという恐怖感を増幅させる音楽、船底を探っていると死人の顔がヌツと出る仕掛け等々後年の映画に非常に大きな影響を与えました。今見ると、鮫が何となくおもちゃっぽく見えなくもないですけど、当時は十分迫力ありましたね。 9点(2003-06-27 18:58:40) |
22. ボルケーノ
結構面白かったですよ。ロサンゼルスで火山が噴火するというのもそういうことがあっても不思議ではないと言う説得力もあったし。ダラダラしたところがなく、速いテンポで一気に見せてパニック映画としては十分及第点だと思います。地質学者に扮したアン・ヘッチ、金髪、青い目、透き通るような白い肌、美人ですね。好きです。 8点(2003-06-12 12:00:00) |
23. ファイト・クラブ
胸くその悪くなる映画だった。話は荒唐無稽、顔色悪い幽霊のような女、殴られて殴られてサディスティックな喧嘩場面、訳の分らないストーリー。途中見るのをやめるつもりだったが、どこまでくだらないのか確かめてみるのもいいかなと最後まで見てしまい、さらに気分が悪くなった。数限りなく見てきた映画の中で本当の最低映画。 0点(2003-06-06 10:49:18)(良:2票) |
24. プレデター
見えない敵、得体の知れない敵、すさまじい恐怖。この辺の盛り上げ方、うまいですね。音楽が実に効果的、ジャジャジャジャジャジャーン…。緊迫感あふれる画面。ダイハードと並ぶマクティアナンの最高傑作。というよりアクション映画としても屈指の名作です。文句なしの10点。 10点(2003-06-03 12:00:54) |
25. ランボー3/怒りのアフガン
わかりやすくていいですね。単純に楽しめます。「この映画をアフガン人に贈ります」と終わりに出てきましたが、後年そのアフガニスタンがアメリカの敵になるとは皮肉です。 8点(2003-06-02 14:11:34) |
26. マーティ
こういう結婚とか恋愛とか、アメリカと日本とでは相当違うと思っていたが、1955年の作品とは言え日常的にそのまま日本で起きているお話という感じでほほえましかった。マーティーの恋人クララがブスとかイモとか言われていましたが、結構知的な美人でどこがブスなのかなと思います。 7点(2003-05-29 12:09:42) |
27. 愛と追憶の日々
亭主の方はともかく、女房が浮気して寝てしまう、その母親も隣家の男と寝てしまう。それを聞いた娘がキャキャッと喜んだりして。この辺、コメディータッチでスッスッと話が進んでいくのですが、こういう事って実際どの程度まであり得るのだろうか。人には余り言えないけど結構日常的な出来事だという共通認識があるような気がしないでもないし。その辺を思い切って映画化した点もアカデミー賞獲得の一つの要素かも。 7点(2003-05-29 11:59:22) |
28. シャイニング(1980)
それなりの恐怖感がありそこそこ楽しめた。 ただ、未来の予知能力があるとか別の人間が体内に住んでいるとか現実離れした設定を言われると 今一乗り切れない。 結局、二人の子供と奥さんを殺し、自分は自殺したという男の怨念がホテルに住み着いていてそれが この家族をこんな目に遭わせたというスリラー映画だったのか。 ラストでホテルに飾ってある写真をだんだん拡大していったところ中央にジャック・トーランスとおぼしき男が写っている。これは何なんだ。殺人男の生き返りがジャック・トーランスだったというのか。それはそうと、途中、妙齢の婦人の全裸をぼかしも入れずに真正面から撮っている画面が出てきたのには驚いた。こんな物、映倫でパスするんですね。 7点(2003-05-23 11:57:06) |
29. 死刑台のエレベーター(1958)
完全犯罪を目論んだにしては、ロープを忘れたり、車を鍵もかけず路上に置きっぱなしにしたりして案外杜撰ですね。車を盗んだ方が人を殺したりして、思わぬ所から自分の写真が新聞に出たり、カメラに動かぬ証拠の写真が残っていたり、それなりに工夫があるのですが、今となっては特に新鮮なアイデアとも思いませんし、まあ普通ですね。ジュリアン演じるモーリス・ロネも、意識してやってるのかどうか分りませんがエレベーターに閉じこめられたにしては、衝撃、焦りが表情に出ていなくてもの足りません。 6点(2003-05-22 17:46:23) |
30. ドリヴン
レニー・ハーリンとシルベスタ・スタローンの「クリフハンガー」コンビで期待したのですが、それほどでもありませんでした。これはやっぱり大画面で見ないと魅力は半減でしょう。車好きの人にはこたえられ堪えられないでしょうが、そうでない人には余り面白くはないですね。 6点(2003-05-16 11:02:47) |
31. 酔いどれ天使
ヤクザの末路はこんなにも惨めですと訴えてきます。ここでも志村喬の好演が光ります。 6点(2003-05-16 11:00:06) |
32. 野良犬(1949)
三船敏郎って、果たして名優なのかどうか。「世界の黒沢」作品の多くに出演しているから何となく名優とかの評価をされて来ているらしいが、どうも疑わしい。演技がオーバー、クサイのです。セリフも早口でただ勢いに任せてしゃべっているだけだから非常に聞き取りにくい。志村喬はよく分るので単に音質が悪いせいではない。ようするに下手なのです。時代劇ならそういう現実感の乏しい演技でもそれほど違和感はないが、現代劇だとなんか合わない。 5点(2003-05-11 12:41:00) |
33. レッド・オクトーバーを追え!
一回見ただけでは、ストーリー展開がよく分らなかった。何故なら、話の辻褄が合わない部分がいくつもあったからだ。 一つ目は、何故このレッドオクトーバーの艦長は、亡命することをわざわざ上官に教えたのか。彼らの行動は分っているので捕まらないからと一言で片づけているが、実際はその予想の正反対で危うく命を落としそうになる展開だ。どういう誤算でそうなったのかという説明が全くない。 二つ目は、艦長本人はリトアニア人で家族もいないから亡命するのに都合がいいということは出てきたが、では他の士官達はどうするのだ。乗組員は事故を装い下船させたのは分った。しかし士官達が揃って一緒に亡命すると考えたのか。まさか。説明がないので分らない。 三つ目は、どうやってアメリカ側に連絡しようと計画していたのかが全く出てこなかった。映画ではライアン博士が全くの勘で、もしかして亡命を意図しているのではないかとピンときて話が進んでいる。ピンと来なかったならどうなっていたのだ。ただ殺されただけではないか。それとても、極秘情報でソ連の首相がレッドオクトーバーを撃沈せよと言ったとか。一国の最高首脳の発言が最大の敵国アメリカにそんな簡単に漏れる物なのか。なんか嘘くさい。調子が良すぎる。 四つ目は、ラストでレッドオクトーバーがソ連の魚雷で撃沈される危機に陥った。あと何秒、何秒、いよいよ魚雷が命中かという緊迫の画面で、突如今度は逆にソ連の潜水艦の方がアメリカの魚雷にやられてしまった。ちゃんと説明して下さい。たしかに最後のどんでん返しでその方が面白いかも知れないが必然性がなければ単なるご都合主義ではないか。 五つ目、これはイチャモンだが、ロシア人に英語をしゃべらせるなよ。始めの方はロシア語を話していたのが、突如英語を話し始めたのには笑っちゃいます。 最後に、この少し前ソ連艦長が亡命の理由を士官達に話す場面で、クチャクチャ音を立てながら食べ、口に物をほおばったまま話をしていた。こういうのは西洋では最も軽蔑されるマナー違反だ。艦長ともあろう人間がそのようなことをするのか。おかしいよ。アクション映画でさえを見せたマクティアナンだが、この映画に限っては脚本が悪いせいもあってかいただけない。 6点(2003-05-11 12:39:25) |
34. ダイ・ハード
痛快アクション映画というのはこういうのを言うのですね。始めから終わりまで全く飽きるところがなく一気に見せてくれました。最後、人質になっていたマクレーン夫人に「ご感想は?」と聞いたテレビレポーターにパンチを一発食らわせた場面は気持ちよかったですね。同じ監督の「プレデター」もメチャ面白かったので、マクティアナン作品はいいですよね。 9点(2003-05-05 18:36:23) |
35. アルマゲドン(1998)
直径がテキサス州と同じ位の小惑星が18日後に地球に激突し人類が絶滅するという絶体絶命究極の危機に、核で小惑星を爆破する計画に選ばれたのが、とても信頼もできそうもない軽薄でお調子者のヤクザまがいの男達。ロシアの宇宙ステイションにドッキングしたらそこにいるのはまたまたとてもありそうもないバカ男。全然リアリティがないですよね。所詮映画なんだから、そんなことは関係ないというのか。でもそれではせっかくのラストの感動場面も感情移入出来ません。日本人がこんな作り方したら非難ごうごうと思います。アメリカ人の感覚というか監督のセンスというか理解できません。 4点(2003-05-04 11:51:27) |
36. ザ・ダイバー
海軍始まって以来の黒人ダイバーの誕生。主人公バルボアに対するさまざまのいじめ、嫌がらせにも拘わらず最後には本当にダイバーになると言う社会派ドラマ。ロバート・デニローロ演じる上官サンデーの性格がよく分らなかったですね。普通では面白くないということで、かなりひねった思うのですがかえって感動をそぐ結果になったですね。 5点(2003-05-04 11:48:57) |
37. ランボー/怒りの脱出
ランボーシリーズは期待を裏切りません。文句なしに楽しめます。 8点(2003-05-04 11:47:10) |
38. ロッキー2
バンバン殴られる試合では見ていて目を背けたくなるような感じ。痛々しいです。でも最後は両者ダウンしてタッチの差でローキーが立ち上がり大逆転勝利。もっと痛めつけてスカッとかって欲しかったです。 7点(2003-05-04 11:46:23) |
39. 波止場(1954)
波止場を仕切るやくざの親分に兄を殺された恨みをきっかけに敢然と挑戦するテリー。アメリカ人の好きな映画第八位。社会正義を御旗に掲げた映画で確かにアメリカ人受けする内容です。あの渋く貫禄十分のマーロン・ブランドの若かりし姿が見られます。 7点(2003-04-27 14:45:23) |
40. 悪い奴ほどよく眠る
音質が悪く台詞がよく聞き取れなくてイライラしました。しかし、昔の俳優って凄い早口ですね。志村喬なんかはさすがにしゃべりがうまく、とてもよく聞き取れました。確かに悪い奴なんですがパターンが紋切り型で今一面白さが伝わって来ませんでした。 6点(2003-04-27 14:43:51) |