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イニシャルKさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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21.  特捜戦隊デカレンジャー THE MOVIE フルブラスト・アクション 《ネタバレ》 
スーパー戦隊シリーズ「特捜戦隊デカレンジャー」の劇場版。テレビシリーズは全話見ているが、戦隊シリーズにMIBの要素を持ち込んだ刑事ものといった感じでこの年になって見てもけっこう面白かったのだが、劇場版である本作もそのテレビシリーズの雰囲気を壊すことなく見れたし、見せ場が派手なのも劇場版らしい。テレビシリーズでエンディングを歌う佐々木功が(テレビシリーズのエンディングのバックにも登場する)エイリアンバンドのボーカルの声を演じているが、登場シーンにエンディングと同じ構図の映像が使われているのは凝っているし、この映画でテレビシリーズでエンディングを歌っているのがこのバンドという設定になっていると分かるのも面白い。デカレンジャーではレギュラーで登場する刑事たちが全員変身できるという設定なのだが、本作のゲストであるマリーゴールド(新山千春)が回想シーンで変身しかけたのはやっぱりという感じ。でも攻撃を受けて変身直後に解除されるのはなにかもったいない気がした。今回の敵であるガスドリンカーズのリーダーを演じているのが遠藤憲一なのは劇場版ならではの豪華さだが、このガスドリンカーズの面々は過去の戦隊シリーズで悪役を演じていた俳優がキャスティングされており、「忍者戦隊カクレンジャー」で悪役を演じていた縁からの起用だと思うが、この頃は既にバイプレイヤーとして売れていたと思うのにこういう戦隊シリーズの悪役OB俳優を集めるオファーにも応じるところに仕事を断らないという姿勢が垣間見える。
[インターネット(邦画)] 5点(2023-10-28 12:50:31)
22.  名探偵コナン 瞳の中の暗殺者 《ネタバレ》 
かなり久々に見たコナンの映画だったけど、長年見てなかったせいか、なんかあまりにもくさすぎるし、最後、小学生にしゃあしゃあと動機を語る犯人とか普通はありえん展開にも唖然となってしまい、また、コナンの使う道具はどこか007に出てくるメカのような荒唐無稽さで、後半あたりは推理ものというよりはアクション映画のような雰囲気になっているのでちょっと興ざめ。ストーリーはなんとか見ていられるレベルにはなっているが、それでもつっこもうと思えばいくらでも突っ込めるような感じなので正直言ってあまり面白くなかった。(まあシリーズ見慣れてればさして気になるようなことではないんだろうけど。)白鳥を演じている塩沢兼人が懐かしい。これが劇場アニメでは遺作になるのかな。早世が惜しい役者の一人だ。
[DVD(邦画)] 4点(2023-10-17 22:55:59)
23.  バトル・ロワイアル
初めて見た深作欣二のバイオレンス映画だったのだが、70歳の老人が監督にしてはパワーを感じるし、面白かった。僕はこの映画を遺作だと思いたい。生徒役の俳優に関してはこの映画で初めて見た藤原竜也や柴咲コウ、栗山千明などが印象的。とくに相馬光子役の柴咲コウは怖すぎて今でもテレビなどで彼女を見ると相馬光子を思い出してしまう。桐山役の安藤政信もそれまで見た映画の印象とは違う一言も喋らない狂気に満ちた生徒役を好演している。それから、説明ビデオのシーンとビートたけしの役名が笑える。
[ビデオ(邦画)] 8点(2023-09-27 22:51:07)(良:1票)
24.  がんばれ!ジャイアン!! 《ネタバレ》 
感動短編シリーズ第4作。ジャイアンとジャイ子の兄妹愛を描いているが、感動短編シリーズというよりはほぼジャイアンのスピンオフ作品といった感じで、彼の魅力は存分に出ていてジャイアンが好きならじゅうぶん楽しめる内容となっている。(実際、ジャイアン好きなのでそこそこ楽しめた。)しかし一方で、この話を感動短編シリーズでやるのはちょっと異色に感じるし、そういう目で見ると話的にも平凡で物足りない気がするのも事実ではある。でも、エンドロールまで見るとのび太と結婚するはずだったジャイ子は結局誰と結婚したのかが想像できるようになっていて、そこは良かった。(2023年3月19日更新)
[DVD(邦画)] 6点(2023-09-18 21:49:13)
25.  この胸いっぱいの愛を 《ネタバレ》 
主人公のエピソードに的が絞られすぎで一緒に過去へやってきた登場人物たちのエピソードが薄いし、出演してる役者陣がなんかもったいない。せっかくの設定なんだから普通に群像劇として描いたほうが面白くなった気がする。でも全体的な雰囲気は良かったのでまあまあかなと思ってたらラストの丹波哲郎が出てきそうな大霊界シーンがそれまでの余韻を吹き飛ばされるくらいに余計で全くもって不必要。これで1点マイナス。ミムラを見るのは初めてだったけど、なかなか好感の持てる演技で良かった。
[ビデオ(邦画)] 4点(2023-09-03 15:01:19)
26.  間宮兄弟
芦屋雁之助の「裸の大将」シリーズのファンだった僕としてはリメイク版が放送されると聞き、不安がよぎった。そこで主演の塚地武雅が出演しているこの映画を見ることに。おにぎりを食べているシーンやランニングシャツを着ているシーンの塚地が本当に山下清を演じる芦屋雁之助に驚くほどそっくりだったので見ながらこれなら大丈夫だろうと思った。映画のレビューだけど、今まで見た森田芳光監督の映画の中ではとくにつまらないってわけでもなく、だからといって特別面白いというわけでもない言ってみれば平凡な印象だっだなあ。
[DVD(邦画)] 5点(2023-09-02 17:54:22)
27.  笑の大学
思っていたよりは楽しめたけど、映画としては二人芝居で2時間もあるというのが非常に長く感じられ、途中にこれはコントなのかと思うシーンもあり、かなり間延びしているように思う。こういうのはやっぱり映画で見るより、原作の舞台をそのまま見たほうが楽しめるだろうな。
[ビデオ(邦画)] 5点(2023-09-02 16:44:40)
28.  爆竜戦隊アバレンジャー DELUXE アバレサマーはキンキン中! 《ネタバレ》 
スーパー戦隊シリーズ2003年の作品である「爆竜戦隊アバレンジャー」の劇場版。テレビシリーズも見ているが、そちらは子供向けらしい作劇の中に時折かなりシリアスな話もあってわりと面白く見たのだが、その劇場版となる本作はテレビシリーズの明るい雰囲気そのままの感じで、けっこう安心して見れた。テレビシリーズに登場する怪人は三つを合成したものなのだが、今回は劇場版ならではの特別感を出すためか、六つを合成したものになっているのはめちゃくちゃ単純だし(その怪人の声を担当している高田由美が懐かしい。)倒されても巨大化しないのもなんかかませ犬的なギャグ要因っぽい。中盤でこの怪人を倒してしまい、どうするんだと思っているとゲストヒロインが新たなる敵の変身であったという展開だが、ここからの方が劇場版らしい派手な見せ場となるが、やはり見どころになるのは今までテレビシリーズに出てきた爆竜たちが全員登場するシーンだろう。また、この後半の敵であるガルヴィディの声を翌年の戦隊である「特捜戦隊デカレンジャー」でナレーターをやっている古川登志夫が演じているのも面白い。(「デカレンジャー」では遊馬のような落ち着いた柔らかな口調なのに対して本作ではピッコロのようなドスの利いた口調なのはさすがである。)テレビシリーズでは羽田健太郎を中心とした番組のためのユニットが音楽を担当しているが、本作は羽田健太郎が単独で担当している。おそらく本作は彼が劇伴音楽を担当した最後の映画作品ではないだろうか。
[インターネット(邦画)] 5点(2023-08-31 18:47:54)
29.  ザ☆ドラえもんズ ゴール!ゴール!ゴール!! 《ネタバレ》 
ドラえもんズシリーズ最終作となる第7作。ドラえもんズ(ドラえもん除く)がアチモフ軍団とサッカー対決をするという内容は明らかに日韓ワールドカップに便乗したものと思うが、10分未満の短編でほぼ試合のシーンしかなく、ストーリーも無いに等しいのでいくら子供向けのドラえもんズシリーズとはいえこれはちょっとなあという感じが否めない。でも、全編セリフ無しのサイレントというのは挑戦的ではあった。本作でドラえもんズシリーズも終わりなのだが、全7作でドラえもんズのメンバーも7人なら1作ずつでメンバー1人ずつに主役が回ってくる構成でも良かった気はする。
[DVD(邦画)] 5点(2023-08-06 19:58:26)
30.  ヤッターマン(2008) 《ネタバレ》 
三池崇史監督によるアニメの実写化作品は「忍たま乱太郎」を見ていて、アニメを小学生の頃に見ていたためか、思ったよりは楽しかったのだが、こちらはオリジナル、リメイクともにちゃんと見ておらず、正直どうかなと思っていたが、アニメを見ていなくてもアニメの雰囲気を実写で再現しようというのが伝わってきて、原作のアニメが大体こういう雰囲気というのは分かるし、「説明しよう」のナレーションは幼い頃に見ていた別のアニメでも使われていたので懐かしかったし、主役であるヤッターマン1号と2号が「ドラゴンボール」に出てくるグレートサイヤマンの元ネタであるというのも納得できる。全編内容はバカっぽく下ネタも全開なのだが、まあそれなりに楽しめた。ヤッターマンよりも三悪のキャラクターのほうが立っているのだが、これもアニメに忠実なのだろうと思うし、中でも公開当時話題になっていた深田恭子のドロンジョは女王様キャラのようでありながらどこか憎めない可愛さもあり、評判通りのはまり役だった。三悪のインチキ寿司屋のシーンでアニメで三悪を演じている小原乃梨子、たてかべ和也が笹川ひろし監督と一緒にカメオ出演しているのがなんかツボだった。(さっきも書いたようにアニメをちゃんと見た事がないので、このトリオで思い出すのは藤子アニメだったりするのだが。)ただ、この内容での90分超えはちょっと長く、とくにクライマックスの博士(阿部サダヲ)とドクロベエ(声:滝口順平)の対決は仕方ないにしろ、絵的には阿部サダヲの一人芝居のように見えてしまい、ちょっと退屈だった。でも、全体的な雰囲気は嫌いではなく、機会があればアニメも見てみたいと思った。
[DVD(邦画)] 5点(2023-07-09 19:30:00)
31.  釣りバカ日誌16 浜崎は今日もダメだった♪♪
前回もそうだったけどメインゲストの男女の恋のエピソードに浜ちゃんとスーさんがほとんど絡んでいないのが残念ではある。おまけに今回は浜ちゃんとボブの絡みのほうに焦点があてられている感じで本来メインゲストであるはずの伊藤美咲と金子昇のエピソードはかげが薄く、また浜ちゃんとスーさんの絡みも少ないので不満がないわけではないが、だからといって面白くないのかといえばそうでもなく、浜ちゃんとボブのかけあいなどでそれなりに楽しめる。鈴木建設の社歌を社員全員がノリノリでうたっているオープニングシーンが強烈な印象を残しており、このシーンが個人的にはいちばん笑えた。
[地上波(邦画)] 5点(2023-06-24 22:26:23)
32.  釣りバカ日誌17 あとは能登なれ ハマとなれ! 《ネタバレ》 
メインである石田ゆり子と大泉洋の恋のエピソードがなんか適当に感じるし、だからといって浜ちゃんとスーさんにも見せ場らしいシーンがないので(そういえばいつもの「合体」シーンもなかった。)全体的にあまり楽しめない。このシリーズは特に期待はしていないが、いつもそれなりに楽しんでいるシリーズだけにちょっと今回は残念だった。
[地上波(邦画)] 3点(2023-06-24 22:12:27)
33.  CUTIE HONEY キューティーハニー 《ネタバレ》 
庵野秀明監督による実写版の「キューティーハニー」。アニメはオリジナルはちゃんと見た事がなく、セーラームーンの後番組でやっていたリメイク版も少し見た程度で今ではほとんど覚えておらず、そもそも永井豪作品にも馴染みがあまりない状態で本作を見たのだが、逆にそれが先入観がなくてよかったのか、思っていたよりは面白かったし、最後まで飽きることなく楽しく見れた。「シン・ゴジラ」のような大作然とした感じではなく、作っている側もB級と割り切っているような感じがよく出てて、それが潔い。オープニングタイトルバックがテレビアニメ版のオープニング仕様だったり、映像表現にアニメを取り入れているのはアニメ畑の監督らしいところで、それを駆使した冒頭のゴールド・クロー(片桐はいり)率いる戦闘員とのバトルはアニメ的なコミカルさも加わっていておかしみがあり、とても楽しかったし、エレベーター内でのコバルト・クロー(小日向しえ)との戦いも見ごたえがあるものになっている。ハニー役のサトエリは本作を見る数日前にネットニュースのインタビューを見ていたので、とくに始まってすぐの街中を走るシーンは絶対恥ずかしかっただろうなと思ってしまったのだが、それでもよく頑張っていて素直にハマり役だと思うし、魅力もじゅうぶんに出ていたと思う。しかしそれ以上に印象に残ったのが秋夏子で、演じる市川実日子は「シン・ゴジラ」でも強烈なインパクトを残す役を演じていたが、本作でのこの役はその原型といった感じがする。その他、悪役であるパンサークローの面々を演じる役者陣も実に楽しそうに演じていて、中でもブラック・クロー(及川光博)が歌い始めるシーンのノリノリさはそれがいちばん伝わってきて、見ている側としてはつい笑いが込み上げてくる。一方、ゴールド・クローを演じている片桐はいりはもともと個性的な女優のためか、こういう特殊メイクで扮装した役だとなんかもったいなく感じる。映画全体の構成としてはハニーと夏子の出会いからパンサークローの壊滅までを一時間半で描いているためか、テンポが良すぎて展開が目まぐるしく、そこがちょっと残念だったかな。やはりこの構成だと映画一本よりもテレビの連続ものの方が向いてる気がする。
[DVD(邦画)] 6点(2023-04-19 17:57:20)
34.  日本沈没(2006) 《ネタバレ》 
群像劇や政治ドラマで面白く出来るはずなのに両方とも深くは描かれずただただすごい特撮をずっと見せられてしまったハリウッドかぶれの映画という印象。とくに「デイ・アフター・トゥモロー」を強く思い出した。ラストも「アルマゲドン」のようでなんだかなあという感じでつまらない。橋本忍脚本の73年版は前々から見たい見たいと思いながら未だ未見なのだが、このリメイク版がこのような出来だったのでなおさら期待が高まってしまった。本来なら3点というところだが、石坂浩二と豊川悦司という市川崑監督の金田一もので金田一耕助を演じた二人の俳優に加えて加藤武まで出ているのが市川ファンとしてはちょっと嬉しかったのでこれに免じて4点。
[映画館(邦画)] 4点(2023-03-30 07:36:18)
35.  ぼくの生まれた日 《ネタバレ》 
感動短編シリーズ第5作。誕生日に両親にこっぴどく叱られたのび太がドラえもんと一緒にタイムマシンで自分の生まれた日に行くという話。確かに良い話で感動的ではあるけど、「おばあちゃんの思い出」までの三本ほどではなく、5作目ともなると息切れ感もあり、失速という印象で、本作がこのシリーズ最終作となったのもなんか納得できる。でも、メインの長編作品ではあまり話に関わることのないのび太の両親(これが「クレヨンしんちゃん」劇場版との最大の違いかも。)がのび太とともにメインの登場人物として描かれているのは同時上映の短編とはいえ「ドラえもん」劇場版ではとても珍しい気がするし、本作の趣旨とは違うのだが、だからこそドラえもんを含めた野比家の面々が夕日を眺めているラストシーンはとても印象に残った。さっきも書いたように本作で感動短編シリーズは完結なのだが、個人的には「ぞうとおじさん」とかもやってほしかったなぁ。(2023年3月18日更新)
[DVD(邦画)] 6点(2023-03-19 00:18:40)
36.  ドラミ&ドラえもんズ 宇宙ランド危機イッパツ!
ドラえもんズシリーズ第6作。今回はドラえもんは登場せず、1作目以来にドラミちゃんがドラえもんズとともにメインをつとめているが、まあいつも通りのドラえもんズといった感じ。直前に「ゴール!ゴール!ゴール!!」を見ていたのでこちらは見ていて安心感というものはあった。よこざわけい子のドラミちゃんが映画に登場するのは本作が最後ということで、いよいよ大山ドラの終了が近い時期の作品だと感じてしまう。
[DVD(邦画)] 5点(2023-03-18 14:18:45)
37.  ザ☆ドラえもんズ ドキドキ機関車大爆走! 《ネタバレ》 
ドラえもんズシリーズ第5作。今回の主役は1作目に続いてキッドなのだが、前作よりは主役であるキッド以外のドラえもんズの面々も一応ちゃんと活躍の場があってそこは前作よりも良かったかと。今回から監督と脚本家が代わっているが、印象としては特にこれまでと変わらず。エンドロールのバックでヒロインを追いかけてドラえもんズが走っている中、ドラえもんだけがタケコプターで飛んでるのがなんかすごい浮いてる。(2023年3月11日更新)
[DVD(邦画)] 5点(2023-03-17 21:45:01)
38.  ウォレスとグルミット/ベーカリー街の悪夢<TVM>
「ウォレスとグルミット」シリーズの最新作。今回はパン屋を開業したウォレスとグルミットの前に現れた女性が実は・・・というサスペンス要素も盛り込んだ内容で、もちろん笑いもたくさんあって面白かった。相変わらずクレイアニメでここまで出来るというのにも凄さを感じる。しかし、シリーズとしてはここまで来るとややマンネリ傾向があるのも事実か。でも、今回新しく登場した犬のフラフルスがかわいい。ウォレスの日本語版声優が萩本欽一から津川雅彦に変更されていて、最初は「なんで変えたんよー」と思っていたが、実際見てみるとそんなに悪くなかったかな。でも、なにか妙に落ち着いた印象になってしまっていてちょっと違和感が。オリジナルである英語版は見ていないのでひょっとしたら津川雅彦の方がオリジナルに近いのかもしれないが、出来れば萩本欽一のままがよかったなあ。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2023-03-15 07:58:59)
39.  おばあちゃんの思い出 《ネタバレ》 
感動短編シリーズ第3作。これも「ドラえもん」の有名なエピソードの一つで「STANDBYEME ドラえもん2」でも話の発端となるエピソードとして使われていたのだが、改めてこちらの映画も久しぶりに見てみることに。のび太がおばあちゃんに会うためにドラえもんと一緒にタイムマシンで向かった過去で幼い自分がおばあちゃんにわがままを言って困らせるのを見てショックを受けるところは妙なリアルさがあり、故人との思い出は美化されがちだけど、そうじゃない部分もあるよなぁということを思わずにはいられないし、そう思わせてくれるのはやっぱり「ドラえもん」ならではの良いところだ。それに「のび太の結婚前夜」を見て間を置かずに見ると小学生ののび太から熊のぬいぐるみを取り返そうとする幼いジャイアンとスネ夫にのび太への思いも感じることができて、こんな幼い頃から大人になるまで変わらず友情が続いていることに感動してしまう。そして何よりもおばあちゃんの優しさ。意を決してランドセルを背負っておばあちゃんの前に現れた小学生ののび太が正体を告白しても優しく受け入れるおばあちゃんにやっぱり泣かされるし、初めて見たのは父方の祖母が健在だった二十歳前後の頃で、もちろんその時も感動したのだが、祖父母がみんな亡くなってしまった現在になって見ると、もうたまらない。本作ではラストのオチを変えてあるのだが、このオチの部分もあたたかみがあって良かった。とにかく、全体に渡って優しさとあたたかさを感じられる作品で、やはり名作だと思う一品だ。(2023年3月12日更新)
[DVD(邦画)] 9点(2023-03-14 19:10:22)
40.  ダイ・ハード4.0 《ネタバレ》 
「アルマゲドン」や「シックス・センス」が流行っていた高校の頃、もうブルース・ウィリスは「ダイ・ハード」はやらないのかと友人と話していたことが今となっては懐かしいが、前作から12年後に公開されたシリーズ第4作。マクレーンが完全にスキンヘッドになっていたり、1作目で登場したマクレーンの娘ルーシーが成長して再登場(役者は変わってるけど。)したりと1作目から続けて見ていると登場人物の変化に時の流れを感じる。敵がサイバーテロ集団というのも現代的で、新聞の文字ならぬ歴代大統領の映像をつなぎ合わせた犯行声明などは強烈にブラックで印象に残るものの、アクション映画としてはかなり普通の印象で、マクレーンもトレーラーに乗って戦闘機を墜落させるなど別の映画なんじゃないかと思うほど無敵のヒーローぶりを見せていて1作目のたまたま巻き込まれただけの普通の刑事という設定はどこへという感じになっているのはちょっと残念に思う(1作目でハンスに「ランボーのつもりか」と問われて否定的な答えをしていた同一人物とは信じられない。)し、サイバーテロというハイテクなテーマも確かに面白いのだけど、ちょっとこのシリーズには似合わない感じがした。とはいえ、今回のマクレーンの相棒となるハッカー青年が良いキャラしてるし、ホリーと別れたことでマクレーンと疎遠になり、彼を嫌うようになったルーシー(このへんの話をちゃんと映画でやってほしかった気もするが、それだけで一本アクション映画ではない違う映画ができそう。)がしっかりマクレーンの血筋を引いているところはニヤリとさせられる。いろいろ書いたのだが、何も考えず見る分には退屈はしない映画だとは思う。でも、やっぱりシリーズとしては前作のほうが面白かったかな。
[DVD(吹替)] 6点(2023-01-22 00:01:13)
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