21. 情婦
今年の大ヒット作“ロッキー”を観た後なのでクールダウンにちょうどいいかなと思って観てみました。“情婦”のような古典作は現代人の目で見ようとせず、当時の人達の目で見ようとする努力ができればまた違った面白さを見出すことができるものです。「こういう手法はこの作品が初なのか」とか「この手法は逆にあたらしいな」とかカメラワークの基礎とかも学べます。とりあえず五円玉を紐でぶら下げてそれをゆっくりと左右に揺らしながら「現在西暦1957年、現在西暦1957年・・・・」と自分に暗示をかけてから観てみてください。まぁでもさすがに途中から「ああ、そういう展開か」ってラストが予想できちゃいましたけど。1984年現在ではさすがに通用しない手法でしたね(謎)。 6点(2005-01-06 20:57:27)(笑:1票) |
22. フレディVSジェイソン
ドラクエが新しく発売された。そのドラクエの敵キャラに「マミー」てのがいるがジェイソンはそのくらいの強さなのだろう。フレディは恐らく「腐った死体」ぐらいの強さ。そう考えるとそれらを雑魚キャラとしてバッタバッタと倒してる勇者とかいう奴等は凄いな。この作品を通じて勇者の凄さを再確認できた。 4点(2005-01-06 16:58:51) |
23. ファイナルファンタジー
スクウェアはこれ作って大損したらしいですね。アンチスクウェアは大喜びだが僕はちょっと同情してます。坂口さんもショックだったろうなぁゲームでは物凄いヒット飛ばした人なんだけど・・・・制作費何億だったかな?、相当赤字出たらしいですが。でもまぁ餅は餅屋ってことで今後はゲームの方でがんばって欲しいです。それにしても大枚はたいて作った本作にわざわざスリプル属性付けんでもよかったのでは?。 1点(2005-01-06 16:44:11)(笑:1票) |
24. ブルース・オールマイティ
この映画を見るに人間というのは欲張ってはいかんね。自分の分を知り、小さいことにも幸せを感じようよ、エブリバディ!。本作の評価はたった5点だけどこの5点には親指と人差し指と中指と薬指と小指が合わさって初めて5点と言う数字になるのだから満足だよね?。 5点(2005-01-06 16:10:55) |
25. キル・ビル Vol.1(日本版)
ウマがリューシーリューと一騎打ちするときの舞台を美しく寒々しい白銀の日本庭園にしたのは凄くいい演出でした。でもこれ見たのが8月の真夏のピーカンの真昼に少しばかり太めの友達と2人でDVDで観たんです。僕ん家はレースのカーテンしかしてないから8月の激しい日射しと隣に座ってる少しばかり太めの友達からの照り返しでうだるような暑さで、雰囲気をあじわえなかったのが残念だった。夏に観るときは直射日光を避け湿気の少ない涼しい所で観ましょう。 5点(2005-01-06 16:05:22) |
26. シルミド/SILMIDO
訓練生が教官達を殺すのを正当化しようとしてるのは首を傾げた。あくまでも訓練生達はそれ相当の罪を犯した死刑囚で教官達は軍の命令に従っただけの者達なのでどちらに同情するかといえば教官達だ。その後バスを奪って銃撃戦が始まることが予想された状況にあるのに訓練生達はバスに乗ってた民間人をすぐに解放しなかったのも醒める要素である。映画では描かれてないが恐らくバスに乗っていた民間人は死傷者が出てるのではないか?。そして最後の自爆もDVDの特典から見てフィクションだし(特典資料によると数人が自爆を試みたとだけある)。やはり少々事実に“味付け”して訓練生達に同情させるように作品化したようだ。が、それにしては僕は訓練生に同情しきれなかったし、かといって非難もしきれず・・・。味付けするなら訓練生に同情できるように完璧に仕上げて欲しかったと思うし、フィクションでは作品のコンセプトから外れるというのならば資料的価値を重視して味付けの無いままの映画にしたほうが良かったのではないか。まぁ金日成暗殺の為に作られた死刑囚部隊が情勢の変化とともに時代遅れの遺物と化していったようだが“エコ”という観点から見ると先進的なものだったのかもしれない。アニョハセヨ。 6点(2005-01-06 15:35:52) |
27. ロッキー
名作ですね。ロッキーがちょっと頭弱そうな感じだしステロイド使ってる体じゃないし3ぐらいからのエンタメに走る以前の良作ですね。生卵を飲むのもなんかいいですねぇ~。試合以外が貧乏ただよっててリアルボクサーっぽいのに口からでる言葉はとてもロマンチックで本物のボクサーではとても真似できません。代表的な“エイドリア~ン”ていう名言なんて映画ならではですよね。この言葉は凄く流行りましたからそれだけインパクトのある言葉ですよね。本物のボクサーで名言といえば畑山と戦う前の坂本が放った言葉「食べたいんだけどねぇ、おにぎりと山芋納豆だけで、今日は我慢するよ」ですが流行んなかったですから。長いもん。 7点(2005-01-05 19:04:27)(笑:1票) (良:1票) |
28. 踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!
映画の内容はやっぱドラマって感じだねぇ。でも岡村はイイキャラなのでぜひ今後も残して欲しいなぁ。今作で捕まった岡村が、逮捕されたトラウマを湾岸署の皆に助けられて克服して刑事になるってのはどうだろうか?。ストーリーをちょっと考えてみた・・・・・岡村のトラウマが消え、ほっとする刑事課のみんなと室井。室井に「ありがとう」という岡村。岡村はコンプレックスを自分に話してくれた室井に親近感を覚えていた。その岡村に何か言おうとするが言葉が見つからず、照れ隠しに眉毛に皺を寄せて帰っていく室井。その室井を営業マンだった過去を生かして岡村を助けた青島が背中をじっと見つめる。青島やすみれ達が帰ったあと、始末書を書きながら岡村は和久に尋ねる。和久が青島に言った「正しいことをしたけりゃ、えらくなれ」の意味。和久は「おまえも正しいことをしたいか?。」と尋ねる。うなずく岡村。和久は答える「だったらえらくなれ。」と。ここでエンディングソングが流れる、ラララ、サンバディテュナイ・・・・・踊る大捜査線THEMOVIE3はこんなんでよろしくお願いします。 3点(2005-01-05 15:46:54) |
29. Dolls ドールズ(2002)
落ちた愛する人の為に自分も落とせる人って凄い。普通なら自分のところまで引き上げようとするし、それができないようだったら自分もそうだが恐らく愛が醒めて見捨てるだろう、それが上策だし。でもそれをしない人ってのも確かにいる。子供に対する母親がそれだ。俺は菅野に対する西島の行動や眼差しに不具の我が子を愛する母親を感じてたよ。だから涙がでた。邦画で泣いたのは初めてだったので自分でも驚いた。それから演出もホームレスになった西島の汚らしさがガチだったのが最高だった。ホームレスになる前からすでにちょっと汚かったが。でもあの派手で綺麗な衣装は臨場感が欠けてた。菅野が眉毛を剃ってるのもだめ。もっと日本赤軍女幹部ぐらい眉毛生やしとかないと。まぁあまりリアルすぎるとDOLLSのコンセプトからズレるのかな?。主演を洋七と邦子にするとよりリアルにはなるがラストで爆笑がおこるもんなぁ。とりあえず西島最高!。 8点(2005-01-05 14:31:50) |
30. 不眠症/オリジナル版 インソムニア
豪快なフックをモロに顎にくらったかのような作品であった。いや、ハイキックをモロにテンプルにくらったかのような・・・・頭突きを鼻にくらったかのような?・・・・。つまりは本作をしっかり最後まで観賞したはずなのに途中から意識が飛んでいて内容をイマイチ憶えてないのである。殴られてダウンを奪われても戦いつづけたボクサーが試合後によく言うように。この手の作品もやはり劇場予告編の煽り文句である“衝撃的”な作品に分類してよいのだろうか?。 3点(2004-07-30 23:15:43) |
31. ハンニバル(2001)
《ネタバレ》 レクター博士も色々と面白い殺人方法を考えつく。次回作ではどんな方法で人をいたぶって殺すのだろう。きっとすごいものになるに違いない。本作はイボイノシシに敵を食わせたが次回作ではラクダに敵とディープキスをさせるなんてどうだろう?。本作はヴァージャーに協力したクラリスの同僚の脳みそをそいつ自身に食わせたが次回作では敵が最後に食べようと取っておいたショートケーキのイチゴをクラリスに食われてしまうというのはどうだろう?。本作はレクターの情報提供したイタリア警官が内臓を披露したが次回作ではクラリスの“マル秘な”内臓を・・・・・・期待は高まる一方だ。 7点(2004-07-30 01:03:28)(笑:1票) |
32. アザーズ
山崎ハコの歌「呪い」を携帯の着メロにしたいくらい根性が座った俺にとってはこの程度のホラーは春のそよ風。とりあえず脚本家と監督の再就職先は“奇跡体験アンビリーバボー”に決定であろう。 2点(2004-07-30 00:59:10) |
33. マジェスティック(2001)
俺はジム・キャリーの大ファンで本作を期待していただけにがっかりした。例えれば子供の頃母親に「今日の晩御飯なに?」と聞いたら「今日はお寿司よ」と答えが返ってきてウキウキだったのにいざ飯の時間になったらチラシ寿司が出てきた時と同じ位がっかりした。そのがっかり具合を母親に見透かされ母親特有のヒステリックな声で「そんなん言うなら食べんでいいで!」などと言われながら残さず食べてたのと同様に本作を残さず観賞しました。期待してた握り寿司とまではいかないが食べてみればチラシ寿司も結構おいしかったという感じ。 5点(2004-07-30 00:57:27) |
34. マトリックス リローデッド
前作は途中で眠ってしまったので本作では眠気がリローデッドしないことを祈りながら観賞開始。前半はよく理解できなかったがアクションがでてくるに従ってのめり込んでいく。とくに黒服エージェント500人ぐらいと戦ってるときはすごい笑えた。もしあの黒服エージェント達の中に赤と白のしましま服姿のウォーリーが混じっていても探すのは困難であったろう。ピークはハイウェイ?でのド迫力アクション。キーマンのおっさんが年の割にアクロバチックな動きを連発!。ぜひ次回の「アミノ式」のCMで使ってあげて欲しいものだ。 5点(2004-07-23 23:11:06)(笑:1票) |
35. ハンバーガー・ヒル
とてもリアリティがありましたね。プライベートライアンやらはヘタすると「かっこいい!」 「僕も戦争してみたい!」なんて思ってしまったひともいると思うがさすがに本作を見てんなことは思わんだろう。それにしてもいつになっても戦争は無くなりませんね。ナショナリズム を刺激するオリンピックなどのスポーツが国家間の争いの良いガス抜きとして役割を果たしてくれてるとはいえやっぱりそれだけでは済まない問題もあるのだろうな。他のもっともっと良いガス抜きの方法を考えねばなるまい。とりあえずアメリカもイラクもマリオブラザーズで殺し合いでもして落ち着きなさいよ。 7点(2004-07-14 23:35:23) |
36. ドライビング Miss デイジー
題名がすばらしい駄洒落だ。独身女性を呼ぶ際に使うMissと失敗したときとかに使うMissが掛かっておるではないか!。つまりは「ドライブをしているデイジーさん」とも「車の運転を失敗したデイジー」とも取れる題名なのだ。さらにはドライブとは「追い出す」という意味もあるので「(モーガンフリーマンを)追い出す事に失敗したデイジー」とも取れるのだ!。3つですよ!3つも掛かってますよぉぉぉぉぉ!。 8点(2004-07-14 23:32:58)(笑:1票) (良:1票) |
37. スティング
社会の嫌われ者である詐欺師にスポットライトを当てた作品。普通は詐欺師を主役にすることは 常道から外れるんだが敢えてそれをやってみせたというのは凄い。こういうのを視点の返還と言う。この視点の返還を使った作品は上物が多い。「許されざる者」などは視点の返還を使ってヒーロー側の視点で物語を構成しヒーロー自身の苦悩などを表現してアカデミー賞を受賞した。だが視点の返還は一歩間違えばとても粗悪な作品になりかねない。電車内での携帯はマナー違反だが視点の返還によって「実はペースメーカーの人が意地悪して携帯をかけさせない為にやってる」などという作品を作っても絶対ヒットしないと思う。つまり本作はそういった難しいことに挑戦して成功した作品なのだ。面白くないわけが無い。PS:しかしファレリー兄弟あたりが監督をやれば案外ヒットすると思うが。 6点(2004-07-14 23:27:25) |
38. スタンド・バイ・ミー
好きなキャラは眼鏡のテディだ。1950年代はテディ程度で頭がおかしいとか言われてたんだなぁ。どんな時代でも古き良きという言葉は当てはまるんですね。俺なんかも小学生の頃は色々悪さをしてね。蛇を捕まえてきて嫌いな同級生の家の冷蔵庫に入れておいたり、ゲジゲジを瓶いっぱいに詰めて佃煮と称して先生にプレゼントしたり、ネコのフンを手掴みで握ってサッカーで負けた相手チーム選手と握手しまくったり・・・・ハハハ、21世紀の今と違ってあの当時は“まだ”変人扱いでしたよ。 5点(2004-07-13 23:30:21) |
39. 何がジェーンに起ったか?
なんつーか女って年を取るだけで不幸になってしまうっつーか・・。本作に何度もジェーンのドアップが出てくるが兎に角キツイ!。ホント呪術師のような鬼気迫ってる表情だわ、ありゃ。年を取って仕方無くヤバイの顔になってしまったという設定なのだと思うが、それよりも不幸という名の敵から身を守るために顔をヤバイ方向へ発達させたという設定のほうが説得力があったのではなかろうか。まるでサンゴヘビが敵から身を守るために体を毒々しい色に進化させたように。 8点(2004-07-13 23:27:04) |
40. 雨に唄えば
ブラボー!!久々にガツンと来た!。おもしろ過ぎてテンプルにキタ!。この作品はレンタルで済ませるか購入するか迷ったんだけど友人の勧めで購入してよかったよ。これは宝物にしよう。直射日光にあたらない涼しいとこに保管しとこう。もちろん加熱したり凍らせたりなんてしないさ。内容物が膨張して容器が破損したりして危険だからねっ!。 9点(2004-07-13 23:25:18) |