21. ハウス・オブ・グッチ
《ネタバレ》 グッチ歴史、お家騒動の悪女(グッチの女帝)を知ることができました。なかなか波瀾万丈な一族だったんですね。映画自体は結構上映時間が長いので、疲れますが、面白くない訳ではないが、面白い訳でもない…そんな感じでした。お家騒動の内容については、映画の後に見たテレ東BIZさんの方がわかりやすかったですね。 [インターネット(吹替)] 5点(2023-11-12 17:19:38) |
22. ゴジラ-1.0
《ネタバレ》 幼少期はゴジラで育ったといっても過言ではないので、新作も初日に見入ってきました。 まず総評から、十分面白かったんだけど、ここ最近のゴジラ作品の中では【ゴジラ キング・オブ・モンスターズ】には届かなかった、というのが正直な感想です。 人間ドラマが私には全く面白く無かったんです。湿っぽく鬱鬱とした展開が続くだけならまだしも、会話劇が面白くない、のに結構比重が置かれています。これはゴジラ映画ならよくある話かもしれませんが、もうちょっとカットできなかったのかな…個人的には人間ドラマが長すぎる…観たいのはゴジラなんだよっ!って感じ。(その中で佐々木蔵之介だけは演技力が一つ抜けていたように思います) 映像美は想像以上に素晴らしく、日本を舞台に暴れてくれる感じがとっても良かったです。やっぱりゴジラは、昭和の街並みが一番マッチするんですよね(思い出補正も入ってますが)。高雄との戦闘前後なんかは、とにかく素晴らしかった。見せ方はハリウッドにも全然負けてませんでしたね!(演出は大分ハリウッドを意識している感じは受けました。) GHQは冷戦下でソ連軍を刺激しないために軍事行動は行わない云々とありましたが、現実では、この問題を口実に内政干渉してくる、と個人的には思うのでこの辺りはちょっとしっくりこなかったです。あと、ゴジラは反戦で全然良いと思うのですが、山崎貴の政治観がスッケスケで見えちゃってるレベルなので、この点も単純なエンタメ映画として楽しみきれなかったかなぁと思います。端的に言えば、「キング・オブ・モンスターズ」のドハティ監督は、もうこれでもか!ってぐらい怪獣愛に溢れていたのが心地よかった、ゴジラを描くことが目的なんだとストレートに伝わってきた。今作の山崎監督作品は、ゴジラはあくまで手段で、その裏のメッセージ性が、監督の思いが伝わってきて、あぁゴジラを描くことが一番(目的)じゃないんだな、と思ちゃったんですよね。 でも舞台設定は本当に良かったので、エンタメ全振りで、昭和の日本を舞台に、久しぶりに日本製の<VSモノ>が見たい!と切に思わせてくれた映画でした、 <地球最大の決戦>みたいな。あっ、あと伊福部昭先生の曲はもっともっとたくさん素晴らしいものがあるので、ふんだんに使って、これぞ日本のゴジラというのが観てみたいです。ゴジラと伊福部昭曲はセットなのです。(個人的は希望をつらつらと失礼しました…) [映画館(邦画)] 6点(2023-11-03 20:02:33)(良:1票) |
23. サイコ・ゴアマン
《ネタバレ》 日本の戦隊ヒーローものをグロくした、みたいな映画でした。こ、これは…かなり癖が強すぎでしょ、、、。シュールな笑いが色々ありますが、きつすぎてついていけなかったですね、主人公のサイコ過ぎる少女の変幻自在の表情変化だけが見どころかな。好きな友達を脳みそマンにしちゃうなんて、クレイジー過ぎるでしょ。 [インターネット(字幕)] 3点(2023-10-19 23:17:59) |
24. さかなのこ
《ネタバレ》 起伏の少ない映画だけど、心温まる感じで、とても楽しめた。なんだろ、ラスト皆んながそれぞれの環境でテレビを見ているシーンはちょっと泣けるんだよなぁ。確かに社会性は無いのかもしれないけど、好きなことがあってそれを一途に突き詰めている感じが、とても素敵でした。好きなことを好きでい続けるって結構、というかかなり難しいよね…。カブトガニも「素人には難しいよね」って見てたら、本当にやっちゃうんだね、しかも人工孵化まで…すごい。あと、こういう系統の人だと、子供の頃にイジメられている描写があることも多いけど、何故か皆んなに好かれる感じ、ほっとけない感じが温かいですね。また、大人になってから、ミー坊に対して様々な人から「変わらねぇなぁ」と何度も言われていたけど、主演の<のん>さん自身も、あまちゃんの頃と変わらず、そこも重なる感じがしてジーンとしました。性別は違うけど、さかなクンの役にピッタリでしたね。イマイチな点としては、もう少しテンポ感が欲しいなぁとは思いましたので、総評として6点寄りなのですが、見終わった後の後味が良かったので7点とします。 [インターネット(邦画)] 7点(2023-10-16 20:50:28)(良:1票) |
25. 犯罪都市 THE ROUNDUP
《ネタバレ》 とあるYou Tubeチャンネルでマ・ドンソク特集なる動画を見て、ちょっと興味を持ち、1作目に引き続き、本作も視聴してみました。残念ながら、1作目と感想は変わらずストーリーもアクションシーンも一昔前、90年代のB級アクション映画を見ている感じ。アクションも目新しいものはなく惹かれるものはなかったです。冒頭の誘拐のつかみは良かったと思うのですが…そこから盛り上がらなかったかなぁ。同じぐらいなのですが、どちらかというと1作目の方が全体的には良かったかなぁと思います。 [インターネット(字幕)] 3点(2023-10-14 22:49:46) |
26. ハケンアニメ!
《ネタバレ》 普通に楽しめるドラマでした。ただ新人監督が覇権を狙い、またメディアや世間の大注目を集めているっていうのも無理があるかなぁ。あと、天才:中村監督の方は、天才の片鱗が色々と垣間見えるのだが、新人:吉岡監督は大変そうなんだけど、彼女の凄さがよくわからなかった。ただただ、独りよがりだった新人監督が、周りと仲良くなり、理解し合えることで、いいアニメが作れるということかな?また、劇中の2作のアニメに思い入れがないので、(現実世界との連動されてはいるが)イマイチ凄さが感じられない。アニメを見て感動しているドラマ内の人々を客観的に見ている自分を見て、冷めてしまう感じでした。声優さんがとっても綺麗な人でした、あんな声優いるんですねぇ。 [インターネット(邦画)] 5点(2023-10-08 18:32:01) |
27. 大河への道
《ネタバレ》 面白くないわけではないんだけど、なんかNHKの教養ドラマ見ている感じで起伏のないドラマ。あえて映画にする理由がわからないというのが正直な気持ち。中井貴一は流石、彼が出演していなければ、評価はもう少し下がっていたかも(というか企画したのは中井貴一なのね…)。多分、伊能忠敬にしても、高橋景保にしても地味過ぎて大河ドラマは難しいですね。 [インターネット(邦画)] 4点(2023-10-08 17:58:56) |
28. ベイビーわるきゅーれ
《ネタバレ》 こういう殺し屋系ジャンルの映画が日本で作られると、だいたいコメディっちくになりますよね。 御多分に洩れず. この映画も同様です。でも、世界観は楽しめました。そして、何より驚いたのは、終盤のアクション。<まひろ>こと伊澤彩織さんのアクション、これは本当に素晴らしかった。格闘を交えてのガンアクションは女性版ジョン・ウィックを見ているようでした、キレキレです。惜しむらくは、ラストだけでなくもっとたくさん彼女のアクションシーン見たかったなぁ(中盤のバイトのくだりを短くして、アクションシーン増してくれー)、それぐらい良かったです。 [インターネット(邦画)] 6点(2023-09-26 19:57:28)(良:1票) |
29. ジョン・ウィック:コンセクエンス
《ネタバレ》 ジョン・ウィックシリーズがどの作品も面白かったので、最新作は大きなスクリーンで見たいと思っていました。で、今作ですが正直、4作中の中では一番面白く無かった…、はぁ残念。なんか、至って普通のアクション映画になっちゃったかなぁという印象を受けました。アクション量は過去作に比べて大幅に増えたのですが、目を見張るシーンは殆どないんですよね…ケインのシーン以外は。良かった点は、映画後半の上から視点のアクションは目新しくかなり面白かった。また、ドニーイェンの座頭市キャラがかっこよかった。やり過ぎだなぁと思ったのは、まずは防弾スーツ、ここまでやるともうスパイドラマの道具だよね。あと、凱旋門周辺でのガンバトルや、ラストの長い階段でのバトル。敵が自ら死ににいっているんだもん。ジョンが師範の、銃の合気道(塩田剛三)を見ているようでした。全体的には悪くは無かったけど、ジョン・ウィックシリーズだけに期待し過ぎちゃいました。 [映画館(字幕)] 6点(2023-09-23 19:21:58) |
30. グランツーリスモ
《ネタバレ》 今のところ2013年でNo.1かも。鑑賞後の後味が素晴らしく良い。前半は物語の起伏が少なく「平凡な作品かなぁ」なんて思っていたけど、<GT アカデミー>の勝ち抜きレースあたりからの疾走感抜群だったとおもます。見どころは間違いなくレース描写、「どうやって撮影したの?」というシーンの連続で、また音響も最高で本当に良かった。フェラーリ、ランボルギーニ、ポルシェ、マクラーレン、アストンマーチン…「ひゃー」という感じ。惜しむらくは、もっと1レースをじっくり描いて欲しかった。残念な点はこれだけ、最後の【ル・マン24時間耐久レース】は上映時間が伸びてもいいから、もっとしっかりと描いて欲しかったなぁ。MVPはデヴィッド・ハーバー。あと、グランツーリスモというゲームを作ったSONYは当然すごいんだけど、日産のチャレンジングな精神にただただ驚かされた。<やっちゃえ日産>なんて言って色々やっちゃって良いイメージがあまり無かったのですが、見事にイメージがひっくり返りました。こんなプロジェクトしていたなんて、頭が下がります。もう1回劇場で見たいですね。 [映画館(字幕)] 8点(2023-09-21 21:35:51)(良:1票) |
31. エルヴィス
《ネタバレ》 エルヴィス自体は名前は聞いたことあるけど、全然詳しくないレベルで視聴。もっと歌を聞かせてくれる映画だと思っていたのですが、あまり1曲1曲を丁寧に聞かせる感じじゃなかったのがちょっと残念ですね。あと、パーカー大佐がかなりフューチャーされていて、時間が割かれています。ダブル主役みたいになっているので、その分エルヴィスの魅力が描き切れていないと思いました、最初から最後まであまり魅力が伝わらなかったかなぁ、上映時間長い映画なんですけどね…。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2023-08-06 11:57:50) |
32. THE BATMAN-ザ・バットマン-
《ネタバレ》 バットマン自体にはなんの思い入れも無いが、ノーラン版が面白かったので、こちらも視聴。でも、面白みに欠ける作品だったな、クソつまらん、という訳では無いが楽しめたシーンが観賞後に全く思い浮かばない…。ヴィランも全然存在感がない。アクションシーンなんて、何年まえの作品?ってぐらい迫力ないし、このレベルでの焼き直しは厳しいものがある。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2023-08-05 11:18:59) |
33. ブラック・フォン
《ネタバレ》 ホラー映画と思って見たのですが、ジュブナイル映画でしたね。1970年代ぐらい?の時代設定で、当時の空気感が感じれてなかなかエモいです。残虐描写はほぼ無しで、怖さ抑えめ、少年少女(兄弟)の成長ものとなってます。ただ、お兄ちゃんは黒電話の指示に従っているだけなので、成長しているのか?と言われると疑問が残りますが…なので妹の成長物語ですね。それにしても、当時のアメリカのイジメはきついですね、同じ様な描写は色々な映画で観ますが、やっぱりキツイです。鑑賞後の余韻もいいので、ホラー系が苦手な方にもおすすめできる映画でした。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2023-07-30 12:20:38) |
34. ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE
《ネタバレ》 IMAX環境で鑑賞してきました。MIシリーズ過去イチで良かったと思います。良作のアクションやスパイモノ映画は数多ありますが、今作でMIシリーズが私の中で最高峰に君臨ですね。驚きのシーンの連続、特にローマやベネチアでのカーチェイスシーンなんかは、おしゃれ度もMAXで画面に釘付けでした。今作のヒロイン、グレースにあまり魅力がないのが唯一の欠点かな。前半までのレベッカ・ファーガソン演じるイルサがあまりに魅力的なのでその落差が大きすぎる。オリエント急行等でのアクションシーンを見ても全然キレが無いんですよね…、あぁ、イルサロスになりそうです、Part2で一緒になるものとばかり思っていたので…なにも殺さなくても。愚痴ってしまいましたが、映画館でこそ見るべき映画だと思います。約3時間弱の映画、見る前は「長ぇよ!!!」と思ってましたが、本当あっという間でした、3時間見たとは思えない感じ、いやいやむしろ仕事の疲れも吹き飛びました、バイクかっ飛ばして帰りたい気分になりました(マーヴェリックの時と同じだな) [映画館(字幕)] 8点(2023-07-28 18:43:33) |
35. ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密
《ネタバレ》 長いなぁという印象だが、前作よりストーリーはちゃんとまとまっているなと感じた。ハリーポッターシリーズ特別好きなわけでもないのだけど、あの音楽が流れるとハリーポッターの世界観に一気に引き込まれる、そういう意味ではやっぱりすごい作品だったんだなぁと改めて認識。ハリーポッターシリーズと同じでラスボスはいつまでも引っ張るんですね…、ドラマならいいけど映画だと、個人的にはちょっとしんどいなぁ。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2023-07-17 13:09:12) |
36. 孤狼の血 LEVEL2
《ネタバレ》 前作<孤狼の血>は傑作だと思います。一方、今作はやってやられての普通のヤクザ映画に成り下がった印象です。鈴木亮平の上林は確かにキャラが立っていますが、あまりにも非現実的過ぎる設定のせいでリアリティが完全に無くなってしまって、そういう意味でのストーリーの緊張感がまるでありません。最後のタイマンも「あぁ〜昭和のヤクザ映画見てる」っていう懐かしい感じでした。あと中村梅雀さん火曜サスペンス感強いですね、ちょっと本作には合わないかなぁ、なんて思っちゃいました。十分楽しめる映画でしたが、普通の東映Vシネマみたいになってしまったのが、期待していた分とても残念に感じました。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2023-06-29 20:11:17) |
37. リトル・マーメイド(2023)
《ネタバレ》 全然、<リトル>ではないマーメイドでした…。結構ガタイがいいです。 私の年代だとどうしてもアニメ版を意識してしまいます。ティーンエイジャーに演じてほしかったなぁ、だってリトルマーメイドは青春ドラマなんじゃないの??。アリエル役の方は確かに歌は上手いけど、後半は声が出せない役なのでどうしても魅力は半減してしまう。だってアニメ版はアリエルの表情が豊かで、声が出なくても魅力的なのに(まぁ、この時代のディスニーはリトルマーメイドに限らずどれも表情豊かですが)、実写版は全然表情豊かじゃないんだもん。 海の中の映像は確かにすごいけど、CGが当たり前になった今映像だけでは130分引っ張るのは厳しい。それでいてストーリーは無難な作り。見どころはというと、「アンダー・ザ・シー」「パート・オブ・ユア・ワールド」かな、当然なんだけど…。この2つが序盤で終わってしまうので、中盤以降は正直退屈です。ただ予告等でみたリアルセバスチャン達は予想外に愛嬌があって、ここは良かった。また、アースラも生き生きと演じられているのが画面から伝わってきて、とってもハマっていたと思います。その逆でトリトン王を演じたハビエルバルデムからはあまり伝わってこなかったですね(むしろ嫌々感が伝わってくる)。面白くない訳ではないが、この内容で2時間超えはやっぱりしんどい、原作と同じく80分ぐらいで綺麗にまとめてくれれば加点できたとおもいます。 [映画館(字幕)] 5点(2023-06-27 22:59:53) |
38. 牛首村
《ネタバレ》 村シリーズ第3弾、これで全部見たことになります。どんぐりの背比べだけど、3作の中から1つ選べと言われると、この牛首村かなぁ。ストーリーが一番整理されている気がして、まだ見やすかった。ただ如何せん、ホラー映画なのにどれもあまり怖くないのが致命的かな。それでいて上映時間2時間は長い。85分ぐらいでサクッとまとめてくれるともう少し評価上がると思うんだけどなぁ。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2023-06-25 10:34:28) |
39. 樹海村
《ネタバレ》 うーん、単純に怖くないし面白くない…。ホラーにリアリティを求めてはダメなのはわかっているのだけれど、身近に感じる要素があるからこそ怖いと思うんですよね。もう遠い世界のお話でB級SF見ている感じでした。恐怖演出の部分はそれなりに良かったと思います。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2023-06-18 15:10:19) |
40. ジュラシック・ワールド/新たなる支配者
《ネタバレ》 <ジュラシック・パーク>も<ジュラシック・ワールド>シリーズも、結局1作目だけがワクワクした。2、3作目は期待値を超えられず、ホント3部作にする必要性が無いよね…。 今作は、既視感満載のシーンしかないし、もう途中で「インディージョーンズ」見てるんだっけ?と思うほど当初の世界観は無くなってしまっていた。良い点は、羽毛恐竜が見れたことかな。まぁ、とにかくも3部作お疲れ様でした…。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2023-06-14 23:26:21) |