21. HANA-BI
ソナチネを見て、よかったのでこれも見てみた。 さらに洗練されてるし絵もすごい。 見せない見せ方、沈黙に語らせる映像、タケシ独特のユーモラス。 テンポもいい。 お笑い芸人の作った映画でもないし、映画監督が作る映画でもない。 タケシの映画。タケシ、というジャンルの映画。北野さんは、天才。 [DVD(邦画)] 7点(2011-07-15 17:47:53) |
22. ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない
映画というよりは、ドラマ。しかも安っぽい。 [DVD(邦画)] 3点(2011-07-15 17:42:33) |
23. インセプション
《ネタバレ》 まず、作品の発想がすごい。よくこんなものを映像にしようと考えたなあと感動。 次に、作品の出来がすごい。入り組んで複雑なものをわかりやすくうまく整理している。 さらに、映像がすごい。映画では表現できないであろうイメージを、映画でなければ表現できない仕方で表現しつくしている。 ラストシーン、コマが倒れる前にエンディング。つまり、あのシーンが夢か現実化は明確にしない余韻の残る終わり方。こころにくし。 こういう作品を見ると、洋画の圧倒的パワーを感じさせられます。 映画を見るというよりは、何かを体験した、という感じのほうがふさわしいかも。 [DVD(吹替)] 8点(2011-07-15 17:01:05) |
24. みんなのいえ
見てていらいらいする。早送りをしたくなるくらい。 舞台だと思って見るならそこまでイラつかないと思うんだけど。。 監督を本当の課映画監督にやってもらえばもっといい作品になったかも。 [DVD(邦画)] 4点(2011-07-14 05:30:23) |
25. ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!
PVとしては秀逸。ストーリーもあるので言うことなし。尺も長いし。 さらには、当時のビートルズの圧倒的な人気振りがよくわかる。おまけに流れる音楽は耳によくなじむものばかり。ということで、ビートルズファンとしては、かなりの高得点。 だけど、ビートルズファン以外の人に「推められるか」と問われると、大いに疑問。 ビートルズのファンなら、8点以上は確実。 それ以外の人なら、6点以下間違いなし。 ということで間を取って、評価を7点にしてみました。 [DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2011-07-14 05:21:29) |
26. インビクタス/負けざる者たち
《ネタバレ》 マンデラ大統領の人間を深彫りするでもなく、試合のプロセスを深く追うわけでもない。 まあ、映画の尺に対して表現するべき内容が多すぎるという、企画そのものが無理な企画だったんですけどね。 視聴者が登場人物やイベントに感情移入するだけの準備がもてないので、作品を深く堪能できないという欠点が残る映画でした。 二部作にして、マンデラ大統領自叙伝編と、ラグビー編とわけたらまだよかったかも。史実がベースだけに、地味な映画にせざるを得ないとは思いますが、そういう映画こそ、登場人物の背景を深堀利する必要がある。 [DVD(字幕)] 5点(2011-07-14 04:55:45)(良:1票) |
27. 幸福の黄色いハンカチ
《ネタバレ》 子供のころ、映画館で見たことがあり、最近DVDが出たので、借りてみました。 みんな、若い。けんさんもてつやもかおりも。 それに面白い。こんなに面白かったっけ。 子供のころには気がつかなかった「にやり」がけっこうてんこ盛りでした。 ちょっとくさいけど、それも含めて、昭和コメディ映画の傑作。 こういうテイストの映画、もっとみたいなあ。 [ビデオ(邦画)] 7点(2011-07-11 03:54:38) |
28. ソナチネ(1993)
「静かな海」を見た後、これを見て確信。 たけしは天才。漫才は余技。本業は監督。 追記 ある日突然、何の脈絡もなく見たくてしょうがなくなる映画。 不思議な魅力のある映画。これは後年気がついた事。 DVDを借りて見たときには気が付かなかった。 なので、点数を数年ぶりに引き上げます。 更に後日の追記 シナリオは平凡、登場人物の演技は素人、カメラワークはおぼつかない。 にもかかわらず、「どうにもやるせない、陰鬱な気分」という、 演技や道具では表現できない「モノ」がきっちりと表現されている。 そしてそれがこの映画の存在価値。 たけしが映画監督として突き抜けてるのはこういう感性を持っっているからなんだろうと改めて思った。 後日作られた別の映画では格段に撮影監督としての腕は上がってるんだけど、 この映画で表現されているような、キラリと光る独特の個性が、見受けられなくなっていた。 その意味でも、この映画はマジで貴重だと思う。 [ビデオ(邦画)] 9点(2011-07-09 20:38:06) |
29. ホームレス中学生
《ネタバレ》 登場人物、いい人過ぎる~ 難波のファンタジー。 でも、こういうの、好きです。 これが邦画のよさかな。 [DVD(邦画)] 6点(2011-07-09 20:34:13) |
30. 逆境ナイン
大げさすぎる表現は心象表現。そこを受け入れられれば面白い映画。 あと、掘北かわいい。めちゃかわいい。 [ビデオ(邦画)] 5点(2011-07-09 16:51:29)(良:1票) |
31. ALLDAYS 二丁目の朝日
《ネタバレ》 三丁目の夕日のコバンザメ企画映画ということで、以前から気になっていました。舞台が赤線で、主人公がホモ。昭和33年ころの雰囲気をどう再現しているか、それだけが興味のポイント。 しかし、普通にいい映画でした。低予算映画のハンデを逆手にとって、イベントの映像をうまく処理してたのは評価ポイント。それから低予算映画のため無名俳優なのですが、逆に映像がリアルに感じられる。これも評価ポイントです。 無名若手なだけに、演技は多少大根(というか舞台っぽいというか)ですが、それも味になるかのような不思議な雰囲気が全体を流れています。 オカマとストリップ劇場という、個人的にはちょっと回避したい設定の作品ですが、そこで演じられているのは、まぎれもなく「人間」の姿でした。 一言で言うならば、「意外な拾い物」です。そこはかとない笑いと、哀しみと、あたたかみと、情けなさがまざりあって、そこそこいい作品に仕上がってました。 ・・・左翼活動家の部分は不要でしたが(汗) 時代の日陰にスポットを当てたこの作品は、もともとは洒落で企画した作品だとは思いますが、それらを抜きにしてもひとつの作品として、十分に成立しているし、楽しめました。 あと、ところどころ微妙に元ネタをパロッってます。ちょっとにやりとします。 ふりかえるに、社会的弱者に対して、一貫してふりそそぐ製作者の温かいまなざしが、作品を心地よいものにしているのかもしれません。 [DVD(邦画)] 6点(2011-07-09 11:34:11) |
32. スクールウォーズ HERO
《ネタバレ》 いい映画と、うわさは聞いてました。 週末に、焼酎を飲みながらDVDで鑑賞しました。 アルコールの力もあるかもしれませんが、後半は、もう涙涙でした。 ちょっとテレビドラマのような安さも感じますが、全体の流れがすごくよかった。 前評判にたがわぬよさでした。まだ見てない人はお勧めです。 ●ここからは蛇足の感想(気分が悪くなる人がいたらごめんなさい) キャストについて言うと サヤカは、ミスキャスト。無名の新人のほうがいい。 照英は、はまり役。モデルになった実在の監督さんと、持ってる雰囲気がよく似てます。 男性マネージャーとその死は不要。2時間の尺では消化不良になるエピソード。 [DVD(邦画)] 8点(2011-07-08 22:37:52) |
33. バブルへGO!! タイムマシンはドラム式
《ネタバレ》 設定が近過去へのタイムマシンと言うトンデモだから、脚本がトンデモであっても当然。 その当然を当然と、ばかばかしさをばかばかしさと引き受けることができれば、 コメディ学芸会をみるつもりでみれば、それなりによくできた作品。 単純にニヤリとできるし、あちらこちらでの小さな時差ネタも効いている。 設定がありえない割には、役者さんは良くこなしてる。 脇役もみんな芸達者なんで、退屈しません。 それに、年配者には懐かしい。 そういえばそんな時代だったなあ、とか感慨にもふけれる。 レンタル店で借りようかどうしようか迷ったけど、結局テレビで拝見。 無料なら良作。100円レンタルでもいいかも。 こんな肩から力を抜いてみることのできる映画は、もっとあってもいいと思う。 特に今回は、深夜に視聴。 週末の深夜向けとしては、うってつけの作品だったと思います。 [地上波(邦画)] 6点(2010-11-07 02:16:20) |
34. 悪い奴ほどよく眠る
《ネタバレ》 深夜に自宅で鑑賞。 ラスト、思わず「終わりかよ」って大声をあげて深夜だったことに気がついてあわてましたw ラストのタイトルが効いています。 しかし、天国と地獄といい、この映画といい、ラストが「静かなのに、衝撃的」ですね。 なんか、おいしいご馳走をたっぷり頂戴した後の満腹感に似た気分です。 ごちそうさまでした。 [DVD(邦画)] 7点(2010-10-31 02:11:16) |
35. ランボー
《ネタバレ》 単なる勧善懲悪ではなく、安易なハッピーエンドでもない。 アクションは思う存分ありつつ、人間としての痛みも抱えている。 最後の最後が銃によらない解決。これがよかった。 単なるどたばたどんぱちものとは一線を画す名作。 続編ができるのも当然。と、納得の内容。 [DVD(字幕)] 8点(2010-10-30 19:55:51) |
36. 容疑者Xの献身
《ネタバレ》 この映画から得たの教訓 人を好きになると、ろくなことがない [DVD(邦画)] 5点(2010-10-30 19:21:45) |
37. ぐるりのこと。
作品との相性が悪うございました。 [DVD(邦画)] 3点(2010-10-30 11:30:11) |
38. ラヂオの時間
みんな良い役者さんだなあ。 密室ネタを書かせるなら、やっぱり三谷さん。 パワフルさに圧倒されました。 評判どおりの作品でした。 [DVD(邦画)] 7点(2010-10-30 11:11:59) |
39. 天国と地獄
《ネタバレ》 衝撃のラスト。いや、みようによっては平凡なんですが、 。。。。私は呆然としました。 まさに娯楽映画ってこういうのを言うんだよなあって思いました。 ただ、せりふはなんか演技臭くてちょっと鼻につきますが、まあお約束みたいなもんで。 [DVD(邦画)] 8点(2010-10-28 00:48:36) |
40. 椿三十郎(1962)
ちょっとなめてました。本編が始まったと思ったら、 あっという間におわっちまった。最初から最後まで、面白かった。 さすが、黒澤監督の名作はあなどれません。 [DVD(邦画)] 8点(2010-10-27 21:52:45) |