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果月さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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21.  トゥモロー・ワールド 《ネタバレ》 
説明過多でないところが私は良かった。説明で深みがでるとは限らないし。「子供が産まれない世界」が描かれているが、別の絶望なら現代にも溢れている。「石油の枯渇」「食料危機」などが原因でいつかやってくる未来かもしれない。恐怖と絶望がへばりついた日常生活は現代のイスラエル・パレスチナのようだった。難民のシーンなどすごく似ている(だから英国が舞台?)世界を覆う絶望感が画面から伝わってくる。個人の苦しみなど狂った世界では塵と同じ。その社会の無感情さが恐ろしい。「希望=赤ん坊」のように描かれているが、単に「象徴」だと思う。人それぞれに「希望」がある。「希望」を失った人間は平気で殺し合う。が、希望は苦しいものでもある。赤ん坊を助けた人がついてこなかったり、赤ん坊がいなくなった途端に銃撃戦が再開するのは、再び希望をもつのが怖いからではないか?私はこの映画は『「生きる」は大切だが、どう生きてどう死ぬかも大切』と言っているような気がした。世界観の表現や脚本、演出も見事だったが「赤ん坊=救世主」「トゥモロー号=シオンの山」を連想させるのは微妙。セオが何度も「大丈夫」と言うのは「信じる者だけが救われる」から?「処女ではない」台詞があるのは否定の意味かもしれないが、どうしても宗教色が見えてしまう。違うアプローチにして欲しかった。
[DVD(吹替)] 6点(2010-10-26 10:57:23)
22.  インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国
インディ・ジョーンズの花道退場作品とみればそれなりにおもしろかったです。ま、途中「●ファイル?」「●ムナプトラ?」と思わないでもありませんでしたがコメディ的御愛嬌という事で(^^;)ケイト様のリフレッシュした演技が素敵。スカルを持ってジープで遠ざかっていくシーンには「おっほっほっほっほ!」なんて擬音語をバックに背負ってるようでした。
[地上波(吹替)] 5点(2010-10-19 14:13:38)
23.  パフューム/ある人殺しの物語 《ネタバレ》 
グルヌイユにとって香りは神だったのかもしれない。香りの為には人殺しも辞さない、罪悪感も迷いもない彼はどこか狂信者っぽいです。求めて孤独に独りで突き進む。彼の身体に「匂いがない」のは「心がない」からかも。彼の誕生は母の死を招き、彼の通った後に次々と人が死んでいく様はまるで悪魔の子のようです(さながらダミアン?;)彼が求めたのは「愛」だったのかも。しかし、心のない者が作った香りによってもたらされるのは愛ではなく、欲望でした。悪魔は人間を誘惑し、堕落させるもの。そういう意味があの「乱交シーン」にあったのかもしれません。香りによって愛も救いも得られず孤独も癒されなかった彼は、最後、最もふさわしい場所に戻っていったのではないでしょうか?悪魔がふさわしい場所は「人間の中」だった…なんて、ちょっと宗教チックに考えてみました;香り(悪臭を含む)が感じられる映像は見ごたえがありましたが、内容は非常に残酷で怖い物語でした(そこらへんのホラーより怖かった;)誰も救われないし…;
[DVD(吹替)] 7点(2010-09-17 14:43:54)
24.  ロフト.(2008) 《ネタバレ》 
殺人事件なんですが、全体に哀しさが漂っている映画でした。人間のエゴも含め、どこか「満たされない思い」があって虚無感を覚える。途中で殺人がなかったような展開になるので、ほっとしたのも束の間…哀しいの結末に…ビンセントはあのロフトでやった事はすべて「遊び」になると思っていたのかな?彼は最初からロフトに熱心でした。他の友人を誘ったのは罪悪感を和らげる為だったのかも?サスペンス部分はありふれているかもしれませんが、丁寧な作りでしたし、群像劇として観ればそれなりに見ごたえはあるかも(小さな突っ込みはあるけど;)まあ、女性の立場から言わせてもらえれば「男って勝手ね~」ですけどね…まったく…( ̄_ ̄;)仏語話してたから仏映画かと思ったらベルギーとは意外でした。
[DVD(字幕)] 5点(2010-09-14 09:19:17)
25.  ホースメン
「大人はどうして身勝手なの?」失ってからでないと大切なものが分からないからです。
[DVD(字幕)] 5点(2010-09-11 23:08:52)
26.  ニュームーン/トワイライト・サーガ 《ネタバレ》 
前作で世界観は掴めているので「パラノーマルで味付したラブストーリー」と割り切って観入る。ベラは成長した分さらに美人になっていた。歳で悩んだり一方的に別れを告げられた少女の苦しみがよく出ていたと思う。個人的に好きだったジェイコブが●人間と分かってショック;これであて馬キャラ確定ざんす;シャーマンみたいに「特別な力のある人間」だったら、エドワードが身を引く可能性があったけど同じ異形の者じゃ…;ジェイコブもベラが人間の男を選んでいたら諦めつくだろうけど、宿敵の吸血鬼じゃ納得出来ないのも分かる。ベラの吸血鬼化を拒んでいたエドワードはどうするんだろ?と思ってたけど無理っぽい感じはなかった。次作で完結なんでしょうか?異形キャラが増えたのがちょっと不安要素です。ここまで純愛ロマンスでやってきたんだから単純なバトル色に染まらないで欲しい。最後迄この色で突き進んで下さい。もう一つ不安に思っていることは「実はベラも●●だった」とか笑撃(^^;)の事実が明かされる、なんて展開になる事;それだけはご勘弁を…;ダコタちゃんが大人になっていてびっくり。もう、子役じゃないのね。(追記:ウィキによると5作完結?)
[DVD(字幕)] 7点(2010-09-10 23:36:00)
27.  エスター 《ネタバレ》 
甘かった…エスターが母親を一人占めする為、他の子供に危害を加える話かと思ってた。靴の中にガラスの破片いれるとか飲物に洗剤混ぜるとか…なので、いきなりの殺害シーンに度胆を抜かれる。恐怖で子供を支配したり狡猾に動いたり、万力シーンでは背筋が寒くなった。セクシャル要素があるので「性的虐待の過去でもあるの?」書類偽造では「操っている大人でもいるの?」と思ってたらまさかの真実。疑問が氷解。どうりで母親でなく父親の気を惹こうとした訳だ。化粧をおとす場面はグロテスク度200%;ここまでは高評価でしたがラストで急下降;優しい妹に銃を撃たせたり母親が人を殺すのを目撃させるのは駄目だろ。別エンディングの方が納得出来る。「悪は人を殺すが善は殺さない」という芯が通るから。が、敵には死の報復を与えねば気がすまないのが米国流なのか?;(トンキン湾然り…9.11然り…)相手の「死」によって安心を得ようとする。観客にウケるエンディングにするのが今の映画事情なの?映画は芸術ではなく娯楽になったから?別エンディングをDVDに入れるのは制作側の意地?私は現場から消えたエスターが別の孤児院でにっこり笑っているエンディングかと考えてました。すごく後味悪いな~;
[DVD(字幕)] 4点(2010-09-09 17:14:05)
28.  お買いもの中毒な私!
レンタル屋さんで間違えて借りました;(パッケージと中身が違ってた)家に帰ってから気づき「今さら交換してとも頼めないし…しょうがない、観るか…」が、結構、良作で得した気分にv(間違わなければ絶対借りなかった)レベッカが超キュートvバカやっちゃう姿も可愛いから嫌味がない。買物中毒でなくても、自分を輝かせてくれる何かに依存してるってありそう。その「何か」はお金の力で簡単に手に入るけど、しょせん借り物ですぐ消える。自分を本当に輝かせるのは自分の力だけど難しい。一度、簡単な方法を知ってしまうと、そちらにばかりいってしまう。買物中毒ではないけどその気持ちは分かる。多分レベッカは幼い頃に倹約家の両親に我慢を強いられ、大人になってから反動がドッと出てしまったんでしょうね~でも、もう子供じゃない。欠点を直す努力出来る歳なのです。レベッカは失敗して反省して欠点を克服しました。これは誰でもある成長過程。失敗して人を傷つけて反省して直して、より良い自分になっていく。反省せずに相手のせいにする人はいつまでたっても成長出来ない。レベッカは違いました。自分を磨いた彼女は自分の力で見事に輝きました。えらいぞvブランドに包まれていなくても、中身が輝けばいいのですv誰かのお言葉「自分がブランドになればいいのよ」ですね。ラブコメディの形をとってるけど、良質な成長物語だと思いましたv (吹替で観る方がいいと思います)
[DVD(吹替)] 8点(2010-09-08 11:52:50)
29.  ズーランダー 《ネタバレ》 
私が一番笑ったのは変装後の二人が出てきたシーン。「別人だろ!」当たり前なツッコミを叫んで大笑いしてしまいました。コメディだからと、吹替で観たのは正解でした。昔はよく分からなかったアメリカンコメディ映画を大笑い出来るようになったのは歳をとったから?…一抹の淋しさがよぎる…;いや、目が肥えたのよ!うん、うん(そうしとこう)ベンって中途半端に男前ですね~(失礼;)
[DVD(吹替)] 7点(2010-09-08 11:47:28)
30.  20世紀少年 -最終章- ぼくらの旗 《ネタバレ》 
原作は未読なうえに「1」も「2」も観ていない私にこの映画を語る資格があるのか?;疑問ですが、純粋に「3」だけの感想をちょっと…;これまでのお話は冒頭で説明してくれたので、大体分かりました。 設定は世界規模でちょっとびっくり。日本の中の犯罪的規模かと思っていたので。が、日本でちょこまかやってるだけに見えちゃった;安っぽいとは思うが「独裁者、独裁国家の風刺」と考えればアリかもしれない『独裁者も独裁国家も求めて作り出すのは市民である。一度作り出してしまうと消すのは容易でない』という警告を感じた。独裁者を作り出す芽は大体幼少期に植え付けられる。だから、子供の「聞こえない悲鳴」に気づく必要がある。彼の心の傷の発端は、確かめずに「万引き犯」と決めつけた大人(おばちゃん)である。子供は大人の真似をするので同調した。大人が示した「正義」を否定出来る「力」を子供はもたない。少年犯罪が起きると、一斉に大人社会は叩きまくるが、昨年、日本で67人の幼児が虐待死されたことへの対策の声は上がらない(6日に一人は子供が大人に殺されているのに)親のせいにして終わりである。守ってくれる親をもたない子供は壊れていくしかないという訳だ。わりを食うのはいつも弱者である子供たちだ。社会は大人が作るもの。社会の歪みは大人の心の歪みである。今の世界は歪んでいる。『歪んだ大人に同調するな、同じ弱者同士で傷つけ合うな。でなければ、世界はますます歪んでいく』そういう含みがあるようにも感じた。あくまで「3」を見ただけの感想ですが…それでも、原作を汲みつつ、映画なりの『形』を作りあげるべきだったと思う。原作並に丁寧に描けないことは分かってるんだし。私はCGのレベルは気にしないが、脚本の安っぽさはちょっと…;
[地上波(邦画)] 4点(2010-09-01 11:59:28)
31.  ハリー・ポッターと炎のゴブレット
私にとってこのシリーズが「底の浅い勧善懲悪な話」であるとほぼ決定つけた記念(?)すべき4作品目;何故「超能力」ではなく「魔法」なのか?「精神的な成長=(イコール)高度な魔法が使える」という意味があってこそである。ピノキオの鼻みたいに。だからデヴォルモートにも彼なりの信念と理由があるかもしれん、と思っていた。が、完全に「悪」と判明してがっくりきた;これでは「魔法」が単なる「上手に使いこなせばいい武器のような道具」になり下がってしまうではないか。超能力の方が「異端」という影を背負うだけ深いものがあるんじゃないか;?「私が正義だ!」と画面からわめいているだけの映画は嫌いなのだが、このシリーズはそんな映画になるようだ。何が成長物語なのかね?単に魔法が強くなって「敵を殲滅する力」を身につけとるだけでないの?精神的な成長が皆無なんである。まだ完結していないから、最後の方で盛りかえすかもしれないが、あまり期待は出来ない;これが「世界最大のファンタジー」とは…とほほのほ…レベル低すぎなのよ…;
[地上波(吹替)] 3点(2010-08-30 15:38:58)
32.  パッセンジャーズ 《ネタバレ》 
あんまり期待せずに観賞しました。全体的な雰囲気が良くて、かなり上手い脚本ではないでしょうか。画面から感じられる不安や虚無は「事故で自分だけ生き残ってしまった事への罪悪感」からきているのかと思いました。が「後悔」「もう愛する人に会えない悲しみ」「浮遊感」であると分かりました。途中、エリックだけ●なのかと思いました。一人個別だったし、そういう錯覚をもたせる方向はあったと思います。全員とは意外性がありました。この映画は「驚き」というより「いきなり未来を奪い取られた者の悲しみ」を感じるものではないでしょうか。命あるものの死亡率は100%だけど、誰もいつ死ぬか分からない。よくある「後悔しない生き方をしよう」ではなく「いつか死ぬとしても、それが訪れる瞬間まで生きてきた事が素晴らしい。決して無駄なことなどない」と訴えているような気がしました。そういう意味で「優しい視点」の映画であると思います。DVD特典になっていた予告を観たのですが、あれでは「サスペンス陰謀あばき映画」みたいですね~;期待した人はがっかりしたんじゃないでしょうか?まだ「事故により心に傷を負った人達の悲しみ」を扱った映画として宣伝した方が良かったのでは?違和感のある宣伝はしないで欲しいですね~;
[DVD(字幕)] 7点(2010-07-28 10:48:20)(良:2票)
33.  コール 《ネタバレ》 
「もしかして、この母親は継母で娘を誘拐犯に殺させようとしているのか?」なんて冗談で疑うぐらい無茶な母親の行動ぶり;旦那のところに謎の美女が現れた時「この女は仲間じゃないけど、誘拐を知っていてそれに乗じて父親から金を奪おうとしているのか?」と思ったら違った;何の為に父親のところに?見張るにしても風呂入ったり銃を放って眠ったり…;何やってんだ?旦那も銃を奪ったんなら誘拐犯と「女房と娘を引き換えだ」ぐらい交渉すれば?「もしかして誘拐犯の黒幕は父親か?妻の金である身代金奪って謎の美女と逃避行とか?」こ、これも違う;復讐目的なら前の4件の誘拐の意味は?予行練習?ケイティの治療費?「じゃ、じゃあケイティは実は生きていて、内臓移植が必要で適合者が娘だとか。だから死なれちゃ困るし身代金は手術費用。両親を見張っているのは逃げるまでの時間かせぎとか?」え、違うの?;でも、それじゃあストレートすぎるだろ…ってそのまんまかい~!;私の頭の中が一番忙しかったような気がします…;ことごとく展開の期待を裏切られ、脱力…;三ケ所で1対1という対峙設定を用意しているなら、それを活かした脚本が欲しかったです;(娘が自力で誘拐犯の元から逃げても両親はなかなか気づけない、とか;)疲れる映画でした…;
[DVD(字幕)] 5点(2010-07-27 10:39:26)
34.  ヴィレッジ(2004) 《ネタバレ》 
心に傷を持った大人が作った「平和な村」。それを守る為に作られた「嘘」。観賞後『大人は心を閉ざし、盲目のアイバーが心の目を開いて突き進んだ、って事?』と一瞬思ったのですが、どうも、違和感を覚えました。ルシアスを傷つけたのはノアですが殺してません。そもそも、彼に「殺す」という概念があったのでしょうか?大人達はルシアスを助ける手だてを知りながら、見殺しにしようとしていた。そして、誰かを殺したのは突き進んだアイバーです(身を守る為だったけど、怪物がいないのは知っていた筈)息子を殺されても「平和な村」の為に親は黙っているのでしょう。心の傷を癒す為に作った「村」の筈なのに…一度嘘の世界を作ってしまえば、嘘に嘘を重ねて補修していくしかないのでしょうか?怪物がいない事を知っているアイバーだけれど、黙っていると思う。彼女にとってルシアスが世界の全てだから(外と接触しても、知ろうともしない)あの村は「ごまかしの村」ではないでしょうか?自分の世界だけしか見ていないのは、アイバーも含めて全員同じ気がする。でも、それってこの村じゃなくても起きている事。例えば『隣の家の子供がいつも痣だらけ。虐待かもしれない。でも、やっかいだし怖いから見て見ぬふりをしよう。その方が楽だし…』子供が虐待死したとしても「私は知らなかった。何も見ていないから」といって誤魔化し、「あの時私が話していれば…」なんて思わない。自分の心の平和を守りたいから。この映画の登場人物達にとって大切なのは「自分の世界の平和」でした。何を、誰を犠牲にしようとも…それが言い知れぬ怖さに感じました。
[DVD(字幕)] 6点(2010-05-31 17:14:11)
35.  天使と悪魔 《ネタバレ》 
原作を読書後に観賞。これって原作を知らない人にとって「説得力のない映画」じゃないでしょうか?多少の変更はやむを得ないとしても、大切な箇所を変えているのはちょっと…;原作ではカルメレンゴの背景がもっと重かった(最後も悲鳴一つあげなかったのに)彼の目的は「人々に奇跡を見せ信仰心を蘇らせる」でしたが、映画ではまるで「教皇になる為」みたいではないですか。爆発を命がけで回避させたとしても、枢機卿達が教皇に選ぶとは限らないのに…崇められたかったって事?その程度の事にこれだけの事件を仕込むか~?みたいな;あの演説も枢機卿達ではなく、世界に向けてだったからこそ意味がありました。ヴィットリアもただの研究員になっているから、ラングドンと行動させるのは無理がある。あの流れでは爆弾探しの方に協力が自然では?(原作では父が殺されたので、殺し屋を探すのは自然だった)彼女がいなくなると、男ばかりになって画面がむさ苦しくなるからかな~;にしても華のないヒロインでござった;他にいなかったんかい?タイトルの「天使と悪魔」は「誰の中にでも天使と悪魔がいる」と私は解釈しましたが、映画ではそれさえも希薄になっていたように感じました(まるで教皇が天使でカルメレンゴが悪魔みたいで…)教会側からクレームきたのかな~?見とれる程美しい大風呂敷ですが、包まれている中身が薄いんでダボついてますな~って感じでした;残念。
[DVD(字幕)] 6点(2010-05-24 13:13:17)(良:1票)
36.  ゴーストライダー 《ネタバレ》 
え~と…;「こんなもんだろうな」って予想通りに「こんなもん」でした。ある意味、期待を裏切らない?;ニコラス・ケイジとヒロインの再会は「恋人の~」というより「親子の再会」に見えました;差がありすぎだろう!見た目的にも、知名度的にも…;キャストは中途半端に大物そろえてます。が、俳優の撮影はため撮りが多かったんじゃないでしょうか?メフィストとかブラック・ハートは衣裳変えも必要なかったろうし;ニコラス・ケイジにしても半分は骸骨姿なんだから撮影時間は短かったでしょう(ギャラが安く押さえられたかもしれない;)ある意味、上手くやった映画?って言えますでしょうか( ̄▽ ̄;)
[地上波(吹替)] 4点(2010-05-17 14:25:05)(良:1票)
37.  トワイライト~初恋~ 《ネタバレ》 
観賞はDVDレンタルでしかも半額でした。半額クーポンっていいですね~(水野晴夫氏口調でお願いします)「続きもの」だと知っていたので、序章としてはこんなものではないでしょうか?続きが気になります。小説は読んでいないのですが、上手く雰囲気だしてる感じ。日常の中に潜む非現実感の世界観がハマリました。おおげさ感がなくて良かったです。ベースボールは、日頃押さえてる力を発散させる為なんだろうな~(体育の授業って学生の喧嘩を減らす為に考案されたらしいし;)サブタイトル通り見事な純粋っぷりです。大人になるとある程度「損得勘定」が入っちゃうから、素直な純愛が清々しいです。命を狙われたり、足折られても初めて「愛すること」を知ったベラの心は揺らがない。「ずっといっしょにいたい」想いだけから吸血鬼になりたいと思う。それで失うものがあるなんて考えない。命を失っても後悔しないのは本心なのでしょうが、後に残された人の気持ちは考えない。そこが若者の純粋さの怖いところです(強さでもある)ヨーロピアンな雰囲気のベラと、ラテン系のエドワードはアメリカ的に見たら美男美女になるのかな。個人的にはジェイコブの方がタイプvでも、当て馬キャラになりそうで不安ざます;
[DVD(字幕)] 7点(2010-05-17 14:22:05)(良:1票)
38.  アイ・アム・レジェンド 《ネタバレ》 
地上派にて初観賞。ゾンビが出てくる(正確にはゾンビじゃないけど)と聞いていたので感染者が出てきてもがっかり感はなかった(知らなかったら絶対した;)陽が沈んだ後の世界の無気味さ。暗闇の廃虚内と立っているだけの異形の存在は本当に恐ろしかった。主人公の孤独と他の人間に会えても素直に喜べない複雑さが、すごく伝わってきて胸が痛かった。あんなに体温、心拍数高いんじゃ感染者の寿命は10年程ではないか?生殖能力はないだろうから、上手く隠れてれば感染者は絶滅する。血清は新たな感染者を生まない為の予防薬。と観賞しながら思ってたら感染者に対して「救えるんだ!」の言葉。あんな細胞変化を遂げてるのに元に戻れるかな?効いたとしても脳や身体機能に障害は残るのではないか?多くの方のご指摘どおり、前半と後半のストーリー展開の落差に「?」となる。このレビューで結末が差し替えられたと知って納得。銃や医療器具の出てくるハリウッド映画は、武器製造会社や製薬企業が協力している可能性が高いので、この映画もそこからクレームがきたのだろうな~銃は「怪物を倒す正義の道具」じゃないと都合が悪い訳だ。「心」のあるものを「撃つ」のでは困るのよね。ここに「ハリウッド映画が駄目になった」構図を感じる。北野武がハリウッドで映画撮っている時「映画のえの字も分からないような奴らがずっと監視してて口出ししてくる。まともに映画が撮れねえんだよ」とぼやいていた。この映画も、映画に愛情のない企業の宣伝CMぐらいにしか思ってない人達にレベル下げられた可哀想な映画な気がする;そういう裏事情にも胸が痛くなる映画でござった;ウィル・スミスは演技力あると思うんだけど、脚本に恵まれてないかも?(差し替えられるから?;)ヨーロッパ系の映画に出てみてもいいんじゃないかな~?おもしろいかも、とちょっと思った。
[地上波(吹替)] 5点(2010-04-20 08:50:00)
39.  ブロークン(2008) 《ネタバレ》 
B級低予算ホラーサスペンスだろう、とあまり期待せずに観ましたがなかなかの良作でした。低予算だろうに画面が綺麗なのでチープさがなかった。カメラワークも良い。監督がフォトグラファーと知って納得。「映画はお金をかけりゃいいってもんじゃない」がしみじみ感じる映画です。やっぱりセンスが大切ですよね~ 余計な台詞がないし、登場人物のオーバーリアクションもないのでリアリティがありました。謎解きというより感覚的なものが強いお話しです。「姉さんのマンションだ」の台詞を聞いた時は背筋がゾクッとしました。もう、半ひねり欲しかったかな~と思う一方、これ以上何かつけると下世話ぽくなっちゃうような気もするのです。個人的にはこういう雰囲気は嫌いじゃないです。
[DVD(字幕)] 6点(2010-04-02 11:44:41)
40.  ブーリン家の姉妹 《ネタバレ》 
「高級食材を使った高級料理なのにスパイスがイマイチ効いてない」って感じの映画でした。「タイタニック」みたく『史実を舞台設定にした愛憎ドラマ』なのですがドラマ部分が弱いのが残念。撮影、衣裳、役者は水準以上だからチープにはならないと思うので、もっとドロドロさせて欲しかった(ベッドシーンはいらんから;)映画の中ではアンが哀れでした。王を誘惑する時は自信満々だったのに、王妃になってからは常に脅えてかつての堂々とした彼女は見る影もない。結局、王妃キャサリンと同じ運命になるという残酷さ。後ろだてのない彼女は「離婚」ではなく「処刑」される。王妃だった期間は約1000日。男子を産んでも王が飽きれば同じ運命だったように感じる(あらゆる罪状においてアンは無実だった、という説も有るらしい)王は結婚を繰り返して梅毒の悪化で亡くなるんだから、さもありなん;アンの次に王妃になったジェーン・シーモアは世継ぎのエドワードを産んで亡くなる。エドワードは病弱で15才(多分;)で亡くなってしまう。初めに一瞬出てきた王妃キャサリンの娘メアリーが王位に就くが、父王の宗教改革を否定し、国教派300人あまりを処刑して「ブラッディーメアリー」と呼ばれる。その憎しみがこんな中で育っていったのかな~と考えると感慨深いものがある。もしかしたら、歴史性に頼り過ぎた映画なのかもしれません。史実をつきつめないなら、迷わず創作部分を思いきったものにしないと駄目じゃん。皆様おっしゃるように中途半端な印象。丁寧なのにパンチの足りない映画になってしまって惜しい感じ。
[DVD(字幕)] 6点(2010-04-02 10:41:11)(良:1票)
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