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レスポーラーさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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21.  ヒア アフター 《ネタバレ》 
この手のテーマは2分するでしょう・・・。米は100年以上も神霊研究をしている国で、しかもその結果「どうも神様の存在や霊界はあるようだ」と結論付ける研究者もおります。日本人の多くは何の研究もせず「まやかし」と言っているに等しいのでは・・・晩年になりクリント・イーストウッドがこのようなテーマを手掛けていることに共感できます。「古の縁」「因果律」「霊界」「輪廻」と言ったものは果たして唯物主観だけでは絶対に証明できないものだと思う。仮に「俺が死んであの世があったらお前にメッセージを送る」などと約束してもそのメッセージを受けたとしてもそれがその方からのメッセージであるという裏付けは出来ないというかなんだかんだ言って認められないと思う。私も少なからず神秘体験者としてこのようなレビューになってしまいましたが、映画自体はそれぞれがそれぞれの状況で「死後の世界」へ共通的に通じている全く違う3人が不思議な「縁」で最終的に出会いそれぞれがハッピー?!になるというもの。この3人は同じような苦悩を持ちそして3人によってそれぞれの折り合いが付いて行くものだと思います。個人的にはもう少し霊界のことやスピリチュアルな面を掘り下げ深さを出したらとも感じました。ますますこのような世界は明かされて行くことを希望します。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2013-02-25 21:51:03)
22.  007/スカイフォール 《ネタバレ》 
見終わってすぐ「おもしろかった!でもチョット切ない」これが一番最初に感じたことです。  この映画は007として観たときに意見が別れるのではとも感じました。  シリーズの中でお馴染みのサメ男や現実離れした秘密兵器や状況設定などというより、よりリアル感があるように思います。実際出てくる「Q」から受け取る武器も至ってシンプルで実用的なものでした。  そしてやはり50周年記念という記念すべきものになっているのでやはり時代の変化と共に007も進化したと思いたい。  映画の中でもスパイはもう過去の産物的なことで叩かれていますが私はどれだけ時代が進んでもやはり人力を尽くさなければならないものは、ならないものとしてシッカリ見極める必要があると思う。  Mが「見えない脅威への闘いをしている」と発言していたのは印象的である。平和ぼけをした極楽トンボには解らない感覚だと思う。  そして印象的なのは今回は普段あまり出番のないMが全篇を通じて出てくる。鉄の女と言われたサッチャーのように英国の女性もやはり強い!と感じました。 ジェームズ・ボンドが最初理不尽な目に遭い後でそのことでMとのやり取りがあるがお互いのプロ意識というものを感じた。この世界そのような「理不尽」が日常のように起こる世界なのかな・・・と思った。 そしたらその理不尽によって精神が歪んでしまった黒幕が出てくるではないか!  元エージェントと現役エージェントのバトルが繰り広げられて行く。この元エージェントはポリシーもなく利己的でかなり偏った思想の持ち主でしかもメチャメチャ頭がイイ!怖いよ~っ、不気味。 そのバトルはまさにインテリジェンスの闘いで「羊たちの沈黙」を連想してしまった。 それにしてもあの悪役不気味でした。怖~いっ  最後の死闘の場を007の故郷スカイフォールを選ぶ。Mのコカミに銃を突き付けられた時、あの強いMが思わず「キャ!」と短く悲鳴を上げた時、凄く恐怖が伝わって来ました。そして同じ玉で死のうとシルヴァが迫る。まさにこの時の為に生きて来たと言うことが伝わって来た。  結局Mはボンドの腕の中で亡くなって行くのだが、個人的に死んで欲しくなかった・・・ やはりハッピーな終わり方にして欲しかった。 でも観て本当に心から「面白かった!そしてスタイリッシュ」と思いました。私の中ではまた観てみたいと思う数少ない映画の一本になりそうです。
[映画館(字幕)] 8点(2012-12-28 18:24:00)
23.  アメリカン・アサシン 《ネタバレ》 
無差別テロのシーンで始まり、恋人が殺される。終始この体験が物語の芯を貫いています。 命を削るような体験をした者の凄みが感じ取れます。 また、標的となるテロリストの黒幕が、奇しくもミッチと同じCIAの鬼軍曹に育てられたスペシャリスト。 同じく、命を削るような体験をした者同士がぶつかり合う、緊迫したラストはドキドキさせられました。  主人公ミッチが、経験を積むにつけ、本来持っている人らしい優しさ、人情が現れてくるところもいいですね。  スパイ映画でありながら、かなりサスペンス的な要素が強い仕上がりになっています。 このような視点から、新しいスタイルのスパイ映画とも取れます。  しかし、私の場合は、どうしても007やミッションインポッシブルなどのイメージが強すぎるのか、ちょっと怖いというか、血が出過ぎです。 もともと、血の出る映画は苦手な私には辛いものがありました。 あの程度と思うかもしれませんが、あの程度でちょっと無理です。  やはり、どうしてもスパイ映画では、ハラハラ、ドキドキと共に、痛快なアクションと、小道具と、えっこの人が実はそうだったの的な要素を求めてしまいます。 この映画にも、もちろんあるのですが、どうもあの血が出るシーンが強烈で埋もれてしまいます。  最後の核爆発は、無理がありますね。 本当にあの程度で、収まるのか疑問です。 大体、核がらみの映画は爆発することなく、終わるので、そういう意味では新しい結末ですが、ちょっと「えっ」と思いました。  大体、ああいう自体に備えて、爆発を阻止するためのスペシャルチームも一緒にいるべきだしね。 核爆弾を確保し、海に捨てていっちょ上がりってちょっとね・・・  続編がありそうなので、スパイ映画好きなこともあり、期待を込めて評価を7にしました。
[DVD(字幕)] 7点(2019-09-26 23:47:07)
24.  ダイアナ 《ネタバレ》 
そもそも普段から芸能人や有名人のスキャンダルやゴシップなどあまに気にしていなのですが、それでもダイアナ妃のことはスキャンダルで有名という認識はありました。そんな私でも知っている本当に有名な方ですね。  この映画に対して何の予備知識もなく先入主観も持たず私が抱いていたダイアナ姫を思い描きながら観ました。私の先入主観は地雷撤去を始め様々な慈善事業に積極的に取り組み世界に影響を与えた人物像がありました。スキャンダル的なものに対しては誰でもあるしねという感じでダイアナ姫大変だろうなぐらいの認識でした。  そしてこの映画を観た時に感じたのは率直に「愛にあふれ」「愛を求め」「愛されたい」というのが伝わって来ました。キャスティングがどうとか、ただのスキャンダルの物語じゃないとか世界では酷評された色々賛否両論ある映画としても有名だけど、でもダイアナ姫がどういう人物でどういう生き方をして何を求めていたのかそのようなことを伺い知れました。  そういう意味で映画自体どうこうではなく「ダイアナ」という名台が付いているようにまさしくダイアナ姫をなんとか描こうとした映画なのだと思います。  そしてお亡くなりになる2年前をクローズアップしたのも意図を感じます。  一人の女性としてどう生きたのか、メディアからも伝わるその美貌と気品溢れる雰囲気からましてリアルご本人を目の前にしたら周りの人たちはほっとかないですよね。男性も女性も。 色々な嫉妬や恋愛感情や欲望が集中するし、まして全世界的に有名な人だけに記事を書けば莫大なお金が稼げる。こうなれば自分の力ではない大きな力に翻弄される人生になるのは想像に難くないです。  そんな中で本当に堂々と力強く生きた人物としてそういう意味で尊敬します。私はとにかく人の目が気になるタイプなので自分の意見を通すというより周りにとってこの方がいいのではという判断基準を持ってしまいますがダイアナ姫はあの状況の中で「自分」というものをシッカリ持っている。これって凄いことだと思う。  自分だったらあの状況であんな行動とれないなというシーンがいくつもありました。自分らしく堂々と生きそして散っていった「ダイアナ姫」。私は見終わった後になにか賞賛したい衝動にかられました。  愛がゆえに慈善事業に参入し、愛がゆえに自分も愛されたいと思い、愛がゆえに本当の愛を求め、愛がゆえに信念を通し、そしい愛がゆえに喜びと苦しみを経験していく。そういうテーマを感じました。  世界に影響を与え、そして散って行った時、全世界の多くの方が悲しみご冥福を祈ったという事実はダイアナ姫がいかに全世界に愛を与えたかという証のように感じます。愛って深いな・・・。  今更ながらそんな世界に影響を与えた「元ダイアナ姫」に敬意と感謝を込めて私もご冥福を祈ります。  映画「ダイアナ」は私のような者にも元ダイアナ姫を身近に感じさせてくれ生々しい姿を描いたということで評価させて頂きます。
[DVD(字幕)] 7点(2018-01-21 11:20:38)
25.  ポンペイ 《ネタバレ》 
この映画の主題は「天災」だと感じました。これが監督自身が意図したものなのか図らずも結果そうなったのか分からないがそう感じました。先ず先般の「阪神・淡路大震災」と「東日本大震災」を彷彿させます。阪神・淡路大震災の時は「想定外」を連発し特に政府の震災の対応の甘さが露呈されました。そして極めつけが「東日本大震災」。これは2009年に政権が民主党となりその三年後2011年に東日本大震災が発災しました。この布石として政権が不安定になりまさかの政権交代になったわけですが政(まつりごと)乱れると天変地異が起こると昔から言われて来ております。正にこのポンペイもそのように感じます。ローマ皇帝が交代し悪行が横行していくそのスパイラルの中で人為的にはどうすることもできない天変地異が起こっていく。そしてその中で暮らす人々のドラマがあります。  日本で起こった震災も人それぞれにドラマがあったわけです。政治の乱れは民衆の政治への無関心さからもくると感じます。民主主義の弱い一面ですね。民衆が無関心になれば愚衆政治が必然的に行われるわけです。この映画を見て改めてなぜ日本で2009年に政権交代が起こってしまったのか考えさせられました。最近、鳩ポッポさんのスピーチを何度か直接聞いたことがありますがよくもまああんな精神で首相になったわとつくづく感じます。このレビューに直接関係ないかもしれませんがあの時起こった政権交代の要因はマスコミの扇動を凄く感じます。   この映画の時代背景を詳しく分かりませがローマが強靭な力を示しそれに隷属させようとしていたことが伺い知れます。そして殺し合いを見て楽しみむ。これは贅沢の極みのように感じます。住む家も満足になく食べることや飲む水にも困るような状態であればこんなことしないと思います。みんな生きることで必死になると思いますがこのような殺し合いを観覧することが民衆の楽しみになっているような状態では衣食住は満たされているんでしょうね。   「阪神・淡路大震災」を体験した方々は一様に「感謝」の大切さを身に滲みて体験したと説諭されます。それは要約すると感謝がなくなると「当たり前」になるということでした。水があって当たり前、家があって当たり前、食べ物があって当たり前、そして命があって当たり前ということです。しかし被災者はそうではなかったと言います。色々なことに対して感謝が足りなかった。そう語ります。   人と地球は一つのユニティでありその中で不自然な行いが起こると自浄作用が起こるのでは感じずにはいられません。もっと言えば不自然な行いはどこからくるのかと言えば人の思考が行動を促す訳ですからやはり人心の乱れが天変地異を起こしているとも言えます。   太陽が無ければ生態系は保たれません。水や空気が無ければ生命維持は出来ません。いくらテクノロジーが発達しインフラが整備されたと言ってもこの自然の恩恵を使い易くしているに過ぎません。この自然への恩恵を忘れてはいけないと自戒の念のを抱きました。   この映画ではせめて最後にマイロとカッシアは残して欲しかったな。せっかく仇も取って何とか逃げてきたのに死んじゃいましたね。まぁ生きるも地獄、死ぬも地獄の状況でしたけどね。  最後にこのような天変地異で亡くなられ人類に英知を授けて下さった方々に感謝と共にご冥福を祈ります。
[DVD(字幕)] 7点(2017-10-29 12:21:35)
26.  ザ・ウォーク 《ネタバレ》 
 テンポも良く楽しめた作品です。主人公のことはTEDというプレゼン番組で知っていました。なので最初WTCを綱渡りするまで無理やり物語を引っ張ってる映画じゃないのかな、という先入主観がありました。しかし導入部分から最後までどんどん引き込まれ感動までするとは思ってもいませんでした。   なぜ綱渡りを・・・誰しもそう感じるのでは。でも主人公はアートティストとして綱渡りをしている。このポリシーにぶれることなく挑んでいくいく姿に感動しました。自己表現の一つとして極めた姿がWTCでの綱渡りなのだと観終わった後感じたことでした。これはしてやらせました。まさか綱渡りでここまで感動や勇気や元気をもらうとは思いませんでした。いい意味で裏切られましたね。   他人から見て馬鹿げていることでも情熱を持って努力して極めていくその姿は人の心打ち感動させる力があるんですね。見事にアーティストとして綱渡りを芸術の域まで高めたフィリップ氏に私も乾杯したくなりました。
[DVD(吹替)] 7点(2016-12-19 21:05:29)
27.  海賊とよばれた男 《ネタバレ》 
 どうしても「永遠の0」との比較が入ってしまいます。原作、スタッフ、キャスティングの骨格が酷似してますからね。   「永遠の0」はあの原作を見事な脚本でまとめ近年稀に見る感動の名作として私の心の中に刻まれた作品でした。その逸材が立ちはだかる中で期待とあの脚本を描き切れるのだろうかという思いがありました。   「永遠の0」は戦争というテーマに今までにない視点で挑んだ映画でした。今回の「海賊とよばれた男」はビジネスをテーマとした映画です。ビジネスや経営者などを題材として映画は邦画、洋画問わず沢山あります。最近見た映画では「スティーブ・ジョブズ」などとても心に残り本当に凄い人であり変人だったんだなぁということが伝わってくる映画でした。   この「海賊とよばれた男」は原作を読んでおりました。その中でこの映画に感じることはCDアルバム的に言うとベストアルバムやオムニバスアルバム的な感じを受けました。一つ一つが短編のドラマの集積という感じです。終わり方もいかにも日本らしいお涙頂戴的な終わり方でした。何を命題としてどう描きたかったのか一つの芯を感じずらい描き方ではなかったかと思う。  短編的に繋がっていくので唐突な部分が多々有る。「永遠の0」は一つの基軸がしっかりしているのでブレずにその積み重ねが最後の感動をさらに盛り上げた。  木田氏が出て来た時、原作を読んでない方と見に行ったのですがあの人ってなんであんなにお金出してくれるの?と鑑賞後質問されました。そりゃそ判らないよな・・・と思いました。   原作自体が結構なボリュームがあるのでこの映画も「青年期」「壮年期」「晩年期」的に3部構成ぐらいにしても十分楽しめるものではないだろうか。むしろその方が無理なくしっかり描けると思う。逆に言えばよくぞこの原作のボリュームをこの1作品にまとめたともいえなくもない。   この手の映画を描く時に邦画のクセというかお決まり的に家族愛や友情、人情的なものを無理に盛り込んでくるように感じます。それは人として共通の「情」なので盛り込めば単純に感動や涙を誘うと思いますが今回のこの作品では最後にそのようなシーンで締めくくってましたが私はなんか冷めてしまいました。映画の中で積み上げて来た集結がラストに来るべきではと感じるからです。鐵造は結局ユキに対して何か無念な思いを抱いたのかな?あそこに秘めた製作者の意図、セッセージをどう捉えるべきなのか・・・国岡氏はやはり木田氏の後ろ盾がなくてはあそこまで行かなかったとも思う。その辺のことがとてもさらっとしておりあまり重要視されていないのもチョット残念。また鐡造氏は晩年かなり社会貢献もしている。  このように人物像しては人材育成や組織のマネジメント、度胸や器量の大きさなどとてもスケールの大きい人物なのにラストがちょっと・・・です。   これが洋画に勝らない部分なのかな・・・こぢんまりした小義ではなく大義をもっと描ければ世界に羽ばたく映画にもなれると思う。
[映画館(字幕)] 7点(2016-12-19 20:47:23)
28.  ジャングル・ブック(2016) 《ネタバレ》 
 CGに圧巻という感じです。実写とCGの境目が解らない本当に凄い技術だと実感しました。しかし話の内容としてはディズニーらしい王道なんですがもう少しありえない設定が欲しかったと感じます。   もう動物たちが言葉をしゃべる時点でありえないんだからその他を忠実に描くよりも、狼に育てられたモーグリが人離れした嗅覚や聴覚を持つとか。風を感じて何かが迫ってくるのが分かるとか、空を見て天気が分かるとかもっと人の知恵が研ぎ澄まされていくとか何かなかったのかなと感じました。   狼と人では人の方が遥かに知恵がある。狼が何年で大人の狼になるか分からないがあの少年が狼を仕切ってもいい年齢なんじゃないかとも思う。とにかくもう一捻り欲しかったと感じる。   それに狼たちが一致団結すればシア・カーン一匹ぐらい何とかならなかったのかなと感じる。それこそ掟で「群れの結束はオオカミの力、オオカミの結束は群れの力」と言っているのを自ら踏み外しているように感じた。そして案の定、長老アキーラが殺されてしまう掟どうりのセオリーになってしまう。   巨大ニシキヘビ、カーが登場した時、もっと物語り関与して面白くなるのではという期待もあっされ裏切られましたね。   モーグリが一旦人里を目指すが、話の展開として人の中に入り更なる知恵を付けてまたジャングルに戻るのではと期待もしましたが火を手に入れただけでした。   シア・カーンに戦いをモーグリが挑み、そして動物達が結束していくが本当にクマよりもトラの方が強いのか?!あそこで負けないと話がつまらなくなるから仕方ないのかとかそういうリアル突っ込みをしたくなるシーンが多々ある。重ねて記載してしまうがやはり有り得ない設定の突っ込みどころがあった方が良かったように最後まで感じました。   そして結論としてやはりCGの凄さ、バーチャルリアリティの凄さに圧巻ということです。やはり映画はどれだけリアルでどれだけ綺麗でということ以前に脚本の面白さありきだと実感します。映像美はその物語りそのものを描くツールであり、その情を圧巻させるには脚本がとても重要なんだと再認識しました。   ジャングル・ブック自体が原作有りきの作品だからこのようにまとまるのも分かりますが時を経て、現代によみがえるジャグル・ブックとしてもす一捻りといった所でしょうか。   とてもレビューとしては辛口ですがここまでやったんだからという欲を綴った感じで映画としては、大人から子供までとても楽しめたので7点です。
[映画館(吹替)] 7点(2016-08-31 22:17:05)
29.  マッドマックス 怒りのデス・ロード 《ネタバレ》 
 核による破壊がもたらしたその代償の大きさを感じる。  最悪の独裁者による悪政や悪業からの脱出劇だが、現代にも多々当てはまる国々があるようでオーバーラップしてしまいます。 人に必要不可欠なものを握ってしまえば民衆をコントロール出来てしまう。独裁者イモータン・ジョー自ら「水に心を奪われるな、禁断症状で生ける屍になるぞ」という言葉に監督の意図を感じる。   法もなくモラルもなにもなく正しさや正義が通用しない世界で何が通用するのか?!信念なのか勇気なのか決断なのか。しかしもっと大きな何かが動くようにも感じる。それは運なのか宿命なのか分からないが、時に人は何かに駆り立てられ無謀とも思われる行動する時がある。  普通に考えたらとても無理と感じられることも、根拠の無い自信を持って何故か無理だと思わない時が自分も生きてて何度か経験した。そしてそれはほぼ間違いなく実現している。   誰か忘れたがある歴史家が「正しさや正義は国を滅ぼし、怠惰は国を衰退させる。そして愛は国を育て救う」と言うようなことを言ってたのを思い出す。   信念や勇気や決断に愛が乗ればそれは奇跡を起こすのだろう。   イモー タンジョーの砦に戻る決心をした時、逃避ではなく現実に立ち向かう覚悟を感じた。信念や勇気、決断これらに必要不可欠なものは「覚悟」なんだと実感します。   正しさや正義の延長上に極端な現れとして「テロ」が存在するように感じる。それぞれがそれぞれの立場や価値観で「良くするため」に行動している。それぞれの正義がぶつかりそれぞれの正しさの衝突が戦争やテロだろう。  そんな思いでこの映画を観てみるととてもリアルな世界に感じてきます。   今、世界情勢は局面に来ているという見方もあるが、物も豊かになり食べ物も美味いしあと何が欲しいんだろう。分からない未来の不安に怯えているより今をより良くする生き方も見直す必要があるのでは。   今、この時にどれだけ感謝や満たされた思いを持っているだろう。  人は満たされると次が欲しくなり、達成すると次を目指し、思い描いた幸せに届くともっと違う幸せを欲しがってしまう。そんな今に生きることを忘れた現代の人びとへの警鐘とも受け取れました。   映画事態は荒涼たる果てしない砂漠の舞台でどれだけ飽きさせず、面白いものに挑戦したようにも感じる。人とマシンとバトルというシンプルな中でその世界観は正しくマッドマックスでした。それにしてもこの映画の主人公はフュリオサ大隊長でよかったのかな。マックスの存在感は役者のせいなのかあまり存在感を感じなかった。シャーリーズ セロンに完全に喰われてしまっている。
[DVD(字幕)] 7点(2016-08-28 21:05:58)
30.  PAN/ネバーランド、夢のはじまり 《ネタバレ》 
 ピーターパンについてはネバーランドに住んでいてずーーっと少年でいるということ、フック船長が宿敵ということこぐらいしか知識はない状態で観ました。それとティンカーベルが可愛くてファンです。   今回ピーターパンがピーターパンになるまでの物語ということで大変興味があり観てみました。   両親がどういう存在なのか、フック船長との出会い、ティンカーベルの登場等々、物語の展開のテンポもよく飽きさせない見せ方や結構意外な展開があったりとファンタジーの良さを盛り込んだ作品だと感じました。   その後フック船長がなぜピーターパンの宿敵になるんだう・・・単純に思いました。
[DVD(吹替)] 7点(2016-05-08 18:07:48)
31.  スター・ウォーズ/フォースの覚醒 《ネタバレ》 
 先ず感じることはもうスターウォーズはジョージ・ルーカスから離れ一人歩きしている巨大な作品になっているというのが実感です。またディズニーに売却した後は宣伝もうまく伝統的なファン層の他、今の多くの子供達にもメチャメチャ人気があります。かつてのスターウォーズを知る者よりやはり新しいファン層を作ろうとしているような感じもする。   本人でしか判らないことではあるがジョージ・ルーカスが監督を辞退したのを察することが少し出来るような気がします。これだけの巨大なシリーズ作成にビートルズメンバーが一人一人ソロになったときビートルズを超えられなかったようにルーカス氏ももうスターウォーズをハンドリングしきれなくなってしまったのでは・・・と感じます。   内容からいうと見終わった率直な感想ですが「軽い」「安っぽい」「浅い」です。そもそもディズニー映画がそうなので当然のことだとは思うが何か全てにおいてなんか「軽い」「安っぽい」「浅い」が随所にある。   まずフォースの扱われ方が全般的に「軽い」。神聖で特別なものなのにホイホイと扱えるようになりルークに鍛えられたカイロレンと対等に戦うレイ。またその中でもライトセーバーはジェダイの騎士が持てる聖なる剣のはずがストームトルーパーだったフィンが軽々しく扱う。これは今後このフィンにも実はフォースが備わっていたという展開なのかなとも取れるがどうも安易すぎる。しかも伝説の騎士「ルーク」のライトセーバーを使っている。最後にあれだけ恭しくルークに渡すライトセーバーをあんな扱いしちゃだめ!  ライトセーバーはフォースによる未来予知能力があればこそ生きるジェダイの騎士しかその威力を充分に発揮できる武器ではない。しかもジェダイになる為の課題として自分のフォースの導きによってライトセーバーを組上げるという課題もある。そのルークが作った伝説のライトセーバーをなんと思っているのか?ジェダイの騎士が伝説となっている設定の中でそのようなことも語り継がれてないことになる。   そしてその伝説の騎士ルークを探すのを易々と断るレイ。これも「軽い」。人よりも「ミディクロリアン」の濃度が濃いんだからそんな精神じゃないはず。フォースが覚醒する前に予兆としてフォースの予兆のようなものがあってもいいのでは。アナキンがポットレースで勝ったようになんか覚醒する前に人とはチョット違う何かが欲しかった。何か未知の未来を感じルークを探すことに使命を感じるとか。   カイロレンに対して一番「軽い」「安っぽい」「浅い」が当てはまる。安直にマスクを外しそして外したらあれ普通に顔じゃん!マスクかぶる理由が判らない。あれ必要だからかぶってるんじゃないの?もうちょっと謎があってもいいなと感じた。顔にキズがあるわけでもなく色白な青年が出てきて「あれ、あれ、なんで」って正直思いました。   そしてあっさり親父を殺すというやっぱり「軽い」「安っぽい」「浅い」の象徴的なシーンに感じる。カイロレンが尊敬するダースベーダーも息子ルークをダークサイドに引き込み一緒に活動することを提案した。そんなやり取りがないのか・・・・その辺の親子の葛藤を超えてスノークの言う「最後の仕上げ」完了なのでは。  あれではただの親殺しのおバカにしか見えない。まぁそんなおバカだからソロの「お前の力が欲しいだけだ」という言葉も届かなかったんだね。その後の戦いではレイに負けるし。全然仕上がった感がない。   なんかツッコンでばかりで本当になんなんですがR2D2が唐突に蘇ったりするのもね。復活するのに何かきっかけがあるならいいがあれなら最初からBB-8が呼び掛けた時に復活すりゃ良いじゃんと思った。   またかつてのジェダイたちが登場しない。ヨーダやオビワオなどの「声」とかあのオーラみたいな感じで出で欲しかったな・・・それこそアナキンがカイロレンに話しかけたりしたら本当に面白いと思う。というかあるべきだと思う。そこにも不自然さを感じる。尊敬する祖父が死に際には改心してるんだからね。なので親父を殺したシーンは本当に残念。その血縁関係の複雑な絡みがスターウォーズの一つの面白みでもある。それをなんか「軽い」「安っぽい」「浅い」の三拍子を揃えちゃいましたね。   その他往年のキャスト達が出場したのはそれは思わず出て来る度「ファルコン号だ!」とか「おっハン・ソロとチャーバッカ!」とか「レイア姫登場」とか思わず声を出してしまうほど興奮してしまいました。   次回作はジェームス・キャメロン監督で観たい。これが正直な感想です。しかし面白かったのは事実です。長年のスターウォーズファンなのでやはり全般の物語の流れの中で評価した結果上記のようなレビューになったということです。
[映画館(吹替)] 7点(2015-12-29 22:18:19)(良:2票)
32.  セッション 《ネタバレ》 
 当方あまりジャズは知りません。雰囲気が好きな程度で音楽の知識もないのであくまで映画を見たレビューになります。   ジャズの名演奏が誕生した秘話など興味深かったです。決して美しい生まれ方ではないんだな・・・と率直に感じました。屈辱や挫折感の中で良いものは生まれる!そんな信念を持ったフレッチャー教授がジャズを指導するんだから教え方もそれに準じていくのは必然!   でも何か良いものを生み出す時のセオリーは共通的にそうなのかもと認識させられもした。過労による鬱になりメンタルトレーナーになった方や、少年時代にいじめられた経験から格闘家になった方や、被災して色々なものを失いボランティアに目覚めた方など一般的には不条理で嫌な経験はその人を大きくし、自分自身も知らなかった能力のスイッチがONになり開花して行く!   そうそうかのジョージ・ルーカスもデビュー作「アメリカン・グラフィティ」をハリウッドを通し世に出した時にもハリウッド側が勝手に20分ぐらいのシーンをカットされそれに腹を立てたルーカスはそんじゃぁ自分でやっちゃえということで「ルーカスフィルム」を設立した。もしあの時ハリウッドがそんな理不尽なことをしなければ「スターウォーズ」は生まれてないかもしれない・・・ルーカスフィルムは世界最大の自主制作映画会社として世界に君臨することになった。   この世は時空の縛りを必ず受ける。その中で必ず起こる矛盾や不条理。実はそれそのものを経験することこそこの世に生まれ出た理由の一つなのではということまで考えが及んでしまいました。嫌ことや不条理、理不尽は避けるべきもの、または起こってはいけない事という価値を付けてしまいがちだが、実はそうではなくそれこそがその人の価値を上げ育てるものではと思わせられました。でもやはり嫌ですけどね・・・(笑)   そのような点からこの映画の結末は最高の終わり方をしたのではないかと思う。ヒューマンドラマとしてはあの演奏の後の事を描いても良いが決していい終わり方をしないだろう・・・だからあの空間、あのジャズセッションのアブノーマルな空間で意思疎通をし共感を得たフレッチャーとニーマン!さすがアーティスト!ジャズセッションの中ではあらゆるものを超越したのである!
[DVD(字幕)] 7点(2015-11-23 11:14:10)
33.  ワールド・ウォー Z 《ネタバレ》 
何年かに一度は出てくるゾンビ映画。今までのゾンビ映画のセオリーはもう判ってるでしょと言わんばかりに無駄を省いている感じがした。今回のも感染者が世界規模。切り札と思っていたウィルス博士があっけなく死亡・・・えっどうなるのと展開も2転3転して良かった。最後はブラピが博士やイスラエルで得た情報を元にゾンビを負かす方法を発見。この映画にブラピの新天地を観た感じがした。カッコ良かったです。ゾンビ映画ファンは元よりブラピファンにも勧めたい一作です。
[映画館(字幕)] 7点(2013-08-17 00:11:17)
34.  おおかみこどもの雨と雪 《ネタバレ》 
 感動とも違う、恋愛感とも違う、友情とも違う何とも言えない感覚が残る映画でした。幼少期おてんばで強さを感じる姉の雪、そして対照的にどちらかというと臆病で内気な弟の雨が成長し雨が自立するまでを描いているのだが、色々なメッセージを感じた。  先ず、母の花がとてもポジティブで誠実な生き方をして行く、それは花の父親が付けた名前に由来していた。  田舎暮らしを選択して行き、花のとても陽気で誠実な人柄が受け入れられて行く。そして田舎を選んだ理由が子供達が人として成長しても、オオカミとして成長してもいいように選択をして行くのだ。姉の雪はおてんばからやがて女の子を目指し成長して行く。弟の雨は学校には馴染めず山に入り先生と出会う。  このようなものから人は無いものに憧れて行くものを感じた。黒髪が茶髪に憧れたり、何かコンプレックスが人の行動を決定付けたりする。  最後のシーンで亡くなった夫が花の臨死体験のような場面で登場しそして導くシーンがとても印象的で私は良かった。亡き夫が微笑みと安堵の中で言う「雨は大丈夫、自分の居場所をみつけたんだよ」と。雨が山に消える前、花は雨に「あなたはまだ10才でまだ子供なのよ」と言う。  しかし夫は花を「大人なんだ」というニュアンスで導いて行く姿に何とも言えないいい風が心に吹いた感じがした。  今の日本はという表現はあまりしたくないが、子供をあまりにも子供扱いし過ぎ幼い大人を沢山作っているような気がする。そのような中であのような設定は本当にいいと思う。  そして山に消え行こうとする雨に母花は言う「何もしてあげれてない」と・・・苦労をして田舎にまで引っ越し、女で一つで10年間無償の愛を与えて来ても尚「何もしてあげれてない」これが母の母たる所以なんだと印象的でした。そして去って行った雨に「元気でね」と言う。この一言でこの物語を何とも言えない感覚にする決定的な言葉では無かったかと思う。「戻って来てね」とか「なぜ行ってしまうの」的な言葉とか色々あったと思う。でも母として「元気でね」はこれ以上ふさわしい言葉は無いぐらいの素晴らしい一言だったと思う。大和撫子をこの花を通して見事に描いて下さったと思う。  100頭の駄犬よりも1頭の勇敢なオオカミの方が価値があるというのも感じさせられた。一人、山に入ることを決意し行動する雨のその姿にオオカミの血を引く勇敢さがある。
[ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-06-14 23:45:20)(良:2票)
35.  インセプション 《ネタバレ》 
 夢か現実か?良く解らなくなる映画の内容です。このような映画の脚本を描けるのが凄いと関心してしまいました。アイディアとしてはとても面白く、また続くと思われる終わり方に次回作も期待してしまいます。  仮想空間だけども現実と密着している世界でのドラマということで、イメージ的に「マトリックス」となんとなくダブりました。  ディカプリオも大人になりいい味を出してました。しかしながらやはり渡辺謙の存在感は凄いです。さすが世界の渡辺謙という風格がありました。頑張れ日本と応援したくなりました。
[ビデオ(吹替)] 7点(2011-08-03 18:21:55)
36.  レジェンド 狂気の美学 《ネタバレ》 
 「狂気の美学」この邦題に惹かれて鑑賞してみました。率直な感想は「狂気の美学」は感じなかった。クレイ兄弟がすでにある程度の地位を確立している設定で物語が展開しています。なぜギャングとして恐れられその地位を確立したのかが盛り込まれているもののと思っていたのでどうも唐突感が最初からありました。   「美学」という視点でみれば何か透徹したポリシーなりスタンスを感じたいし欲しい。狂気に対する哲学というか「美学」であるいじょう格好良さがそこになければならないのではと思う。ギャングならギャングを貫くポリシーが欲しい。ただの堅気になれなかった暴走男の話になってしまっている。   この手の映画は「ゴット・ファーザー」や「アンタッチャブル」などとどうしても比較してしまう。強いものには強い宿敵が対峙しているもの。そしてその対決が見ものになる。ボスキャラ同士が頭脳戦なりゲリラ戦なり展開する的な要素もあっていいと思う。実話ものでも脚本のピックアップの仕方や描き方のスタンスで何とかなるのではと感じる。剛腕刑事登場でもいいし、手強いビジネスギャグ登場でもいいしなにか見せ場はなかったのかなと感じます。   最後は唐突に殺人鬼に兄弟とも変貌して投獄され終了。   フランシスの葛藤もあまり感情移入出来なかった。なぜだろう。家を出た後レジーとの再開後急に素直になったのでこれはとは思いましたが、それにしても自殺はちょっと唐突感を拭えない。   ダークな世界に限らず色々な世界の描き方はその世界にはその世界のポリシーやスタンスをしっかりすれば「美学」に近づくのでは感じました。
[DVD(字幕)] 6点(2017-04-27 00:48:23)
37.  スパイ・レジェンド 《ネタバレ》 
結構人が死ぬな〜って感じです。バッキャン、バッキュン結構へっちゃらで撃ったり切ったりしますね。主軸となるメンバーは殺すチャンス沢山あるのに死なない。その辺がなんか緊張感を感じなくさせている。剛腕スパイという設定だけどチョット惜しい。ボーンシリーズのようにキレが欲しかったかな。今ひとつカッコよさに欠けてる感じがします。007のような小道具をチョット期待してたけど出てこないですね。でも最後までシッカリ楽しめて観れました。
[DVD(字幕)] 6点(2017-01-14 23:46:50)
38.  ペット 《ネタバレ》 
飼った動物は無闇に捨てたり、放置したり、放したりしちゃダメだよ!と感じました。
[DVD(吹替)] 6点(2016-12-30 22:08:50)
39.  アナと雪の女王 《ネタバレ》 
 必ずハッピーエンドで終わるディズニー映画のお約束。ということで基本的にディズニー映画は安心してというかこれをどうハッピーエンドで終わらせるんだろう・・・と思いながらディズニー映画を私は観てしまう。ある意味期待というかそのスタンスを裏切らないのでいいのだが、今回の終わり方もチョットだけ捻りがあった。この映画のテーマは「姉妹愛」と言っていいと思う。恋愛でもない友情でもない親子愛でもない「姉妹愛」で終わっている。また全く別な視点だけどこの映画で描きたかったのは「氷の世界」だと感じた。その為にこの脚本が出来たのではと思うほどだ。冒頭に流れる氷の世界は本当に見事だと思う。このアニメは「Pixer」ではなくディズニーアニメが作成している。ある意味で消極的になっているPixerに対しての布石ではないかと感じる。ファインディングニモで見事に「水の世界」を描い観せた。その他トイストーリーでおもちゃの世界、カーズでクルマの世界等あり得ない世界を次々と描き続けたPixerに対して氷の世界を描くことによってしてやったりと思わせたのでは・・・いずれにしてもこれらのハイクオリティな映像が無ければ面白さも半減だと思う。多少内容が繁雑でも映像の力で「魅せる」ことが出来る。しかし内容は薄い。この単純明解な内容と長さ約1時間40分、これは子供にもミーハーお姉さんにも優しい長さ。この映画は単純に子供や女性など大衆を取り込んだところに社会現象にまで発展したのだろう。それにしても「ありの、ままで~♪」と歌いながらエルサ女王が化粧も濃くケバくなっていくのはどうなんだろう・・・歌ってることとやってることが違う。それに引き込んでた女王がさらに奥深く氷の世界に引き込んでいく・・・・ん~っある意味今のニーズにあってるのかも。 
[映画館(吹替)] 6点(2014-06-16 13:51:03)
40.  ソルト 《ネタバレ》 
一度見て完全に内容を理解することは出来ませんでした。  映画の内容としては非常に複雑でしっかり観てないと理解できないものです。アクションシーンや緊張するシーンもあり飽きずにみることが出来ました。私自身あまり生々しい「血」の出るようなシーンは苦手なので、実際にはそのようなシーンはあまり無いのですが結構激しい暴力シーンがあるので少し評価を落としてます。しかしながら観て損をしたとか思わせるような映画ではないことは確かです。  諜報の世界というのは複雑で、一人一人の世界観の中で活動しているんだと感じました。二重スパイや裏切りがある。また国家というものを背負いその大儀の中で身命を賭して様々な展開をして行くその世界に身を置く人たちのモチベーションの高さや、志というものは今の特に日本に欠けているものだと感じました。何かの為に使命を持つ、愛するものの為に身命を賭す。このような生き方は充実し、自分を超えるものなんだと教えてくれました。
[DVD(吹替)] 6点(2011-08-03 18:09:59)(良:1票)
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