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クロリンさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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21.  壬生義士伝 《ネタバレ》 
最初、コントのようなフケたメイクをした佐藤浩市を見たとき、一瞬引いてしまったのだけど、 回想の西本願寺のシーンから一気に引き込まれた。 久石譲の音楽も相まって、本当にかっこよかった。  演じる俳優さんの年齢が高過ぎないか?と、それも気になったけど、 演技力のおかげか気にならなくなった。  実際この映画を初めて見たときは、 いいお話なのにどこかリズム感が悪いというか、 (死ぬ前の中井貴一の非常に長い一人語りといい) いろいろ違和感が残った。  それでも8点なのは、 根底に流れるものに美しさを感じるから(原作からかな?)。  当時、堺雅人という俳優を知らなかったが、 彼が演じた沖田総司には釘付けになった。  少し狂気をはらんだこの沖田総司が、 個人的には一番しっくりくる。
[DVD(邦画)] 8点(2020-02-23 23:48:31)
22.  山桜 《ネタバレ》 
藤沢周平原作の映画の中では、一番好きな映画。  田中麗奈のどこかケロッとした佇まいのおかげで、 嫁ぎ先での苦労も、そんなに重苦しくなく見ていられる。  あえて、これからのハッピーエンドへの予兆だけで終わってるのもいい。  見終わった後に心が温かくなる、そんな映画でした。  それぞれの母親がまた魅力的。
[DVD(邦画)] 7点(2020-02-23 23:07:21)
23.  女王フアナ
テレビから流れていたのをチラ見していた程度だったのに、 フアナがトイレでへその緒を食いちぎるシーンに衝撃を受け、 そこから釘付けになってしまいました。  夫の浮気現場を目撃してヒステリーを起こし、 「狂女」などと言われてしまいますが、 一度でもパートナーに裏切られた経験のある女性なら、 フアナの言動は少なからず理解できるんじゃないでしょうか。  歴史背景やドロドロした政治の裏舞台よりも、 とにかくフアナの情緒不安定さにフォーカスした作品ですが、 それなりに見ごたえがあり、面白かったです。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-02-21 00:21:13)
24.  デトロイト・メタル・シティ
もっと下品でくだらない感じの映画かと思ったら、 いやいや、ほのぼのとかわいく、 笑えました。 面白かったです。
[DVD(邦画)] 7点(2019-10-24 21:33:45)
25.  彼女がその名を知らない鳥たち 《ネタバレ》 
映画の最初から、地味なシーンが淡々と続く割に、 退屈せずに入り込めた。  見ているうちに、あ、なんだ、そうなのかとたかをくくっていたら、 最後の最後でやられました。  陣治のあれが愛なのかどうかは分からない。 でも胸は打たれる。  いい映画かと言われると「?」ですが、 見ごたえはありました。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2019-10-24 21:12:10)
26.  ボヘミアン・ラプソディ 《ネタバレ》 
クイーンの曲は嫌いじゃない。 でもフレディ・マーキュリー(本人)のあのビジュアルがどうも受け付けず、 見るのを敬遠していました。 しかし話題作だしと見始めると、一気に入り込めました。  実際のフレディは分かりませんが、 この映画で描かれるフレディの孤独というのは、胸が痛くなるものでした。  最後のライブシーンも感動したし、 何だかクイーン聞き直してみよう!と思える映画でした。  ロジャーがかっこよかった。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-10-24 21:01:15)
27.  おおかみこどもの雨と雪 《ネタバレ》 
普段アニメは見ないが、WOWWOWで流れていたので何となく見た。 題名から想像していたのとは全く違うストーリーで意表を突かれたが、それなりに面白く観れた。  ただ、どうしても絵空事感が気になった。 それは「おおかみおとこ」という設定のほうではない。 非常に細かいことで恐縮だが、冒頭で花の一人暮らしの様子が流れたとき、お鍋の中身をおたまから小皿に移して味見する、 そのシーンに非常に違和感を持った。 私は女だけど、一人暮らしの自炊で多分あんなことはしないだろうと思ってしまった。 そこで、この映画を見ることを一瞬ためらった。  その他、足踏みミシン?や手作りのワンピースで、この映画の時代設定が分からなくなったり、 そんなに貯金続くんだろうかと気になったり、要らないところでエネルギーを使ってしまった。  しかしどこか郷愁を感じる自然の描写は本当に美しいし、 若い母親の子どもを育てるひたむきさに胸を打たれた。  人間の描写にもう少しリアリティーがあれば、もっと高得点。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2019-05-20 13:55:34)
28.  KUBO/クボ 二本の弦の秘密 《ネタバレ》 
最初、設定がよく分からず(いきなり折り紙が動きだしたり)、そのうち分かるだろうと思って観ているうちに、よく分からないまま終わってしまった印象。でも最初の母子のシーンはじーんとしたし、クボが灯篭に向かって父親に語りかける姿には涙まで出た。ただ物語の緩急のバランスというのか、展開が唐突に感じられ、設定も意味もよく分からないまま観たので、観終わってもどうも腑に落ちなかった。それでネットである程度解説を読んで、もう一度観賞した。そうするとだいぶ内容が理解できた。7点は2度目に観たときの点数。こんな日本的なもの、日本人にしか分からないような根底にある哀しさのようなものを、よく表現できたなと感心した。映像も美しいし、折り紙のハンゾウがとにかくかわいい。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-05-09 15:31:30)(良:1票)
29.  パンズ・ラビリンス 《ネタバレ》 
何の前知識もなく見たので、ハッピーエンドのファンタジーだと思って見ていた。なので、ラストで「え?」と思い、気持ちのやり場に困った。ペイルマンが出てきたときは、心臓が止まりそうなくらい怖かった。救いがなさ過ぎて、あまりにもやるせない映画。でも世界観や雰囲気は完成されていると思う。
[DVD(字幕)] 6点(2019-04-26 21:19:18)
30.  ワイルド・スピード
年々バージョンアップしているこのシリーズだが、1が一番シンプルで面白いと思う。
[DVD(字幕)] 7点(2019-04-26 20:50:49)
31.  七人の侍 《ネタバレ》 
「偉大な作品」という先入観がどうしてもあるが、やはりそれなりに古い。でも白黒で音声が悪いにかかわらず、ここまで面白いのはすごい。昔は宮口精二演じる久蔵がかっこよくてたまらなかったが、何度も見ているうち、それぞれの侍に魅力を感じるようになった。特に平八のような人は、いてくれると貴重だなと感じた。(最初に死んでしまったけど)
[DVD(邦画)] 7点(2019-03-25 15:06:30)
32.  初恋のきた道 《ネタバレ》 
心洗われるような映画。セリフはあまりないが、流れる静かな音楽の中、風景は美しく、料理もおいしそうで、最後まで見入ってしまった。ただ、チャン・ツイィーがそこまで夢中になった「先生」のルックスが、「あれ?」と思うくらい普通だった。誰もが経験する「初恋」を、優しい気持ちで思い出せる映画。「ストーカーみたい」というレビューはちょっと悲しい。
[DVD(字幕)] 8点(2019-03-25 14:43:18)
33.  クローズZERO 《ネタバレ》 
面白かった。何も考えずに楽しめる。ただ、やぺきょうすけの「いいなあ、おまえらは(あとは失念)一点の曇りもねえ(だったか?)」というセリフの後に、The Birthdayの『Kaminari today』が「忘れたか、あの時を~♪」とかかるシーンに、少しジーンとしてしまった。山田孝之の目と腹の据わった演技もとても良かった。
[DVD(邦画)] 7点(2019-03-25 14:18:14)
34.  ゴッドファーザー 《ネタバレ》 
何度も観ているのに、テレビなどでやっていると、また釘付けになって観ている。飽きるということがない。それだけ完成されているということなのか。よくいわれることだが、最初の頃のアル・パチーノと最後の頃のアル・パチーノが別人のようになっている。特にⅡのほうを見ると、このⅠの最初の頃の爽やか好青年のアル・パチーノと同一人物と思えない。すごい。
[DVD(字幕)] 8点(2019-03-25 13:45:11)
35.  バーレスク 《ネタバレ》 
良かった。最初は何だか『コヨーテ・アグリー』に似てるなー、薄っぺらいなと思って見ていたけど、クリスティーナ・アギレラのことをよく知らなかったので、彼女が歌い出したときはびっくりした。こんなに歌もダンスもうまいとは知りませんでした。ストーリーはとってつけたもののようだけど、ダンスやショーがほんとに楽しめました。何度も見てます。
[DVD(字幕)] 6点(2019-03-25 13:39:55)
36.  キツツキと雨 《ネタバレ》 
しょっぱなから、役所広司の「……はい?」という部分で笑った。体育座りしていたり、正座して洗濯物を畳んでいたり、とにかくかわいい。彼との交流で小栗旬が変わっていく過程も良かった。何度も見たくなる作品。この監督の映画はいつもホッとする。
[DVD(邦画)] 7点(2019-03-25 13:28:42)
37.  かもめ食堂 《ネタバレ》 
何度も見たくなる不思議な映画。とにかく見ていると落ち着く。疲れると引っ張り出して見ています。食べ物がおいしそう。
[DVD(邦画)] 7点(2019-03-25 13:19:55)
38.  ラスト サムライ 《ネタバレ》 
日本の観光PRのような映画だが、サムライスピリットの根っこはきちんと押さえているので、不思議な日本描写にもそれほど不快感はない。今回2度目の観賞で、前回よりもきちんと見てみると、トムクルーズ演じるネイサンのバックボーン、心の傷や葛藤がよく分かり、それがサムライ達と過ごすうちに癒え、洗い流されていく過程がとても良かった。小雪も楚々とした雰囲気がとても魅力的だった。たた渡辺謙は、日本の時代劇で侍を演じているときはとてもしっくりくるのに、この映画では肩をいからせ、早口でまくし立て、それがアメリカ的な演技なのだろうけど、武士の長というよりも山賊のように見えた。
[DVD(字幕)] 6点(2019-03-25 13:14:24)
39.  祈りの幕が下りる時 《ネタバレ》 
薄い映画だった。ほかのレビュワーさんも言われていたけど、逃避行のシーンは『砂の器』を思い出した。しかし比べ物にならないぐらい薄い。とにかく事件の全貌を知るためだけに最後まで観た。薄いなりに退屈はせずに観れるので5点。ただ松嶋菜々子はこういう役がとても似合うと思った。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2019-03-08 22:09:25)
40.  ウインド・リバー 《ネタバレ》 
とてもシンプルなストーリー。しかし1シーンごとに緊迫感があるので、見応えがある。ナタリーの事件は解決したけど、コリーの娘のエミリーがなぜ死んでいたのかは、察するしかない。そこが観終わった後も気になる。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-03-08 22:00:03)
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